マンビジュ市立法評議会は、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会への合流を可決(2017年8月2日)

アレッポ県では、ARA News(8月2日付)によると、マンビジュ市立法評議会が、ナズィーファ・ハッルー共同議長、ファールーク・マーシー共同議長、カースィム・ランムー副議長、アッザーブ・アッブード副議長ら評議員ほぼ全員が出席した会合で、シリア民主評議会への合流を賛成多数で可決した。

マンビジュ市立法評議会は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるマンビジュ市制圧後、同地の立法を司る機関として設置された機関。

一方、シリア民主評議会は、シリア民主軍の政治母体として2015年末にハサカ県ルマイラーン市で発足した意思決定機関。

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同じく、アレッポ県では、ARA News(8月2日付)によると、赤十字国際委員会が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市に人道支援物資(貨物トレーラー27台分)を搬入した。

AFP, August 2, 2017、AP, August 2, 2017、ARA News, August 2, 2017、Champress, August 2, 2017、al-Hayat, August 3, 2017、Kull-na Shuraka’, August 2, 2017、al-Mada Press, August 2, 2017、Naharnet, August 2, 2017、NNA, August 2, 2017、Reuters, August 2, 2017、SANA, August 2, 2017、UPI, August 2, 2017などをもとに作成。

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