ヨルダンのムーマニー内閣報道官「国境地帯への宗派主義的民兵の存在を拒否する」(2017年8月14日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー内閣報道官(メディア担当大臣)はシリア軍がスワイダー県南東部の国境地帯を制圧したことに関して、記者会見で「王国国境におけるいかなる宗派主義的民兵の存在も拒否されることであり、決して受け入れられない」と述べた。

ムーマニー報道官はまた、シリア軍と親政権武装勢力の進駐に関して「こうした駐留は戦略的な脅威であり、国境地帯の安全と安定を確保するために必要な措置を講じる」と付言した。

ムーマニー報道官はさらに「シリア・ヨルダン国境の再開は両国共通の国益になる。我々は国境通行所に限らず、シリア全体の治安状況が正しい方向に向かうことを確認したいと考えている」と述べ、ダルアー県ナスィーブ国境通行所再開に前向きな姿勢を示した。

ARA News(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2017、AP, August 14, 2017、ARA News, August 14, 2017、Champress, August 14, 2017、al-Hayat, August 15, 2017、Kull-na Shuraka’, August 14, 2017、al-Mada Press, August 14, 2017、Naharnet, August 14, 2017、NNA, August 14, 2017、Reuters, August 14, 2017、SANA, August 14, 2017、UPI, August 14, 2017などをもとに作成。

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