ロシアのプーチン大統領「ロシアの介入によって、シリア人は平和な生活を回復できるようになっている」(2017年9月1日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、来週月曜日に予定されているBRICs首脳会議を前に、大統領府のホームページを通じてロシアの外交姿勢を説明、そのなかでシリア情勢について、ロシアの軍事介入によって「シリアのテロは深刻な打撃を受け…、シリア人が平和な生活を回復できるようになっている」と評価した。

一方、セルゲイ・ラブロフ外務大臣は、最近訪問したカタールに関して、シリアの正常化に関する基本原則で合意しているとしたうえで、同国が、シリア国内での戦闘の終息、そして世俗国家の維持という点に同意したことを明らかにした。

また、今月14~15日に予定されているアスタナ6会議について、サウジアラビアが支持していると述べる一方、緊張緩和地帯がイスラエルの安全保障に脅威を及ぼすものではないと強調した。

AFP, September 1, 2017、AP, September 1, 2017、ARA News, September 1, 2017、Champress, September 1, 2017、al-Hayat, September 2, 2017、Kull-na Shuraka’, September 1, 2017、al-Mada Press, September 1, 2017、Naharnet, September 1, 2017、NNA, September 1, 2017、Reuters, September 1, 2017、SANA, September 1, 2017、UPI, September 1, 2017などをもとに作成。

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