シリアの喜劇俳優ドゥライド・ラッハーム氏「シリアに戻りたいというのであれば、どんな芸術家でも車で国境まで行って出迎え、私の家であれ、刑務所であれ、一緒に戻ってきたい」(2017年9月27日)

シリアの喜劇俳優ドゥライド・ラッハーム氏は、エジプトのサイト、ヤウム・サービア(9月27日付)のインタビューに応じ、そのなかで、「シリアに戻りたいというのであれば、どんな芸術家でも車で国境まで行って出迎え、私の家であれ、刑務所であれ、一緒に戻ってきたい」と述べた。

ラッハーム氏は、カイロ・プラットフォーム(カイロ宣言グループ)の指導者の一人でカイロで活動を続ける俳優ジャマール・スライマーン氏を訪れたことを明らかにするとともに、「私こそ権力に反対する一人だが、外国から異議を申し立てることを拒否する…。「国民は体制転換を望む」というスローガンには反対だ。なぜなら、混乱を主唱するものだからだ」と述べた。

一方、自由については、「私は自由や民主主義を尊重している…。しかし彼ら(反体制活動家)の一部はそれを歪め、米国がイメージしたように…政権が1、2ヶ月で倒れ、革命家として勝利の馬に乗って帰国できると思っていた」と批判した。

Youm7, September 27, 2017

AFP, September 27, 2017、ANHA, September 27, 2017、AP, September 27, 2017、ARA News, September 27, 2017、Champress, September 27, 2017、al-Hayat, September 28, 2017、Kull-na Shuraka’, September 27, 2017、al-Mada Press, September 27, 2017、Naharnet, September 27, 2017、NNA, September 27, 2017、Reuters, September 27, 2017、SANA, September 27, 2017、UPI, September 27, 2017、Youm7, September 27, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.