ハマー県で「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織が東グータでの戦闘を側方支援するために攻勢強化(2018年3月14日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、イッザ軍、アフラール軍、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)、第二軍、シャームの民連合、救国戦線、第111連隊、第一歩兵師団、ハムザ旅団が「グータの怒り」と銘打った新たな作戦を開始し、ダマスカス郊外県東グータ地方で抗戦を続けるイスラーム軍、ラフマーン軍団、シリア解放戦線、シャーム解放機構を側方支援すべく、カルナーズ町、ハマーミーヤート村のシリア軍拠点に対する攻撃を開始した。

al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

これに関して、SANA(3月14日付)は、シリア軍が予備部隊とともに、ハマーミーヤート村、カルナーズ町に進攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を撃退したと伝えた。

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.