2014年3月26日のシリア情勢:諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はAFP(3月26日付)に対し「トルコは国の安全を守るのに必要だと考えるあらゆる措置を躊躇なく講じる強い国家だ…。シリアのあらゆる運動、そしてダマスカスの政府に対して、トルコの力を試すようなことをしないよう忠告する」と述べた。

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サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ副首相はリヤドでEUのクリスティナ・ゲオルギエヴァ国際協力・人道援助・危機対応担当委員と会談し、シリア人避難民への人道支援などについて協議した。

『ハヤート』(3月27日付)などが伝えた。

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フランス警察は、カンヌ近郊のマンドリュー・ラ・ナ・ナプール市内の建物で、約900グラムの爆発物を押収した。

これに関して、AFP(3月26日付)は、治安筋の話として、シリアから帰国したジハード主義者がテロを計画していたと報じた。

AFP, March 26, 2014、AP, March 26, 2014、ARA News, March 26, 2014、Champress, March 26, 2014、al-Hayat, March 27, 2014、Iraqinews.com, March 26, 2014、Kull-na Shuraka’, March 26, 2014、Naharnet, March 26, 2014、NNA, March 26, 2014、Reuters, March 26, 2014、SANA, March 26, 2014、UPI, March 26, 2014などをもとに作成。

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