シリア人権監視団は、3月21日にシャームの民のヌスラ戦線などがラタキア県カサブ町一帯に侵攻して以降の同地での戦闘による死者数が1,052人以上に達している、と発表した。
同監視団によると、このうち194人が軍、国防隊、アレキサンドレッタ地方解放シリア抵抗運動、バアス大隊などの将兵・戦闘員で、士官の死者数は27人に達するという。
一方、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団戦闘員の死者数は128人で、そのなかの56人が外国人(アラブ人、EU出身者、アジア人)だという。
負傷者は軍側が500人以上、ヌスラ戦線側が230人以上だという。
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自由シリア軍国内合同司令部のファフド・ミスリー中央広報担当官はパリで声明を出し、反体制勢力が統一司令部結成に失敗し、「革命」を混乱に陥れたと批判し、自由シリア軍メンバーとしての活動を停止することを決意したとのべ、離反を宣言した。
ミスリー氏は今後は「無所属の愛国的反体制活動家」に戻り、「殺戮・犯罪体制への反対運動」を続けるという。
声明の署名欄には「17年間フランスで亡命生活を送る無所属反体制活動家、ジャーナリスト、研究者」と書き添え、シリア国内での活動経験がなかったことを自ら暴露した。
AFP, March 31, 2014、AP, March 31, 2014、ARA News, March 31, 2014、Champress, March 31, 2014、al-Hayat, April 1, 2014、Iraqinews.com, March 31, 2014、Kull-na Shuraka’, March 31, 2014、Naharnet, March 31, 2014、NNA, March 31, 2014、Reuters, March 31, 2014、SANA, March 31, 2014、UPI, March 31, 2014などをもとに作成。
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