パレスチナ人民兵組織のクドス旅団はヒムス県東部でダーイシュの包囲を受けていたシリア軍部隊を救出(2019年4月20日)

パレスチナ人民兵組織のクドス旅団はフェイスブックのアカウントを通じて声明を出し、ヒムス県スフナ市東の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に包囲されていたシリア軍2個大隊約500人の解囲に成功したと発表した。

クドス旅団が救出されたシリア軍部隊は、ヒムス県スフナ市近郊のクーム村で18日にダーイシュの攻撃を受けて消息を絶ったナーディル・サクル大佐率いる第18師団所属部隊を捜索するために、砂漠地帯に展開していたが、クーム村近郊のワアラ地区(バシャリー山近く)でダーイシュの要撃を受け、将兵20人を殺害され、ダーイシュに包囲されていた。

AFP, April 20, 2019、ANHA, April 20, 2019、AP, April 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2019、al-Hayat, April 21, 2019、Reuters, April 20, 2019、SANA, April 20, 2019、UPI, April 20, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.