ロシア当事者和解調整センターは4月に反体制武装集団がフマイミーム航空基地に対し12機の無人航空機で8回の爆撃を試みたと発表(2019年5月1日)

ロシア当事者和解調整センターのヴィクトール・クプチシン(Viktor Kupchishin)司令官(少将)は、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンで活動を続ける反体制武装集団が4月の1ヶ月間で、シリア駐留ロシア軍司令部のあるラタキア県フマイミーム航空基地および同地一帯のシリア軍拠点に対して12機の無人航空機(ドローン)を使用して8回の攻撃を試みていたことを明らかにした。

クプチシン少将によると、これらの攻撃による被害はなく、ロシア・シリア両軍は12機すべてを撃破したという。

AFP, May 1, 2019、ANHA, May 1, 2019、AP, May 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, May 1, 2019、SANA, May 1, 2019、UPI, May 1, 2019などをもとに作成。

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