米軍がトルコとの国境に近いラアス・アイン市(ハサカ県)に新たなヘリコプター用航空基地を建設(2019年8月13日)

ハーブール(8月12日付)は、複数の情報筋の話として、北・東シリア自治局の支配地域に部隊を駐留させている米軍が、トルコ国境に面するハサカ県ラアス・アイン市(スィリー・カーニヤ)に新たなヘリコプター用の航空基地を建設していると伝えた。

同サイトによると、米軍の専門家複数人がラアス・アイン市の南に位置するタッル・アルカム村に設置されている米軍の陣地から、基地建設の監督を行っており、同地周辺には人民防衛部隊(YPG)が展開し、厳戒態勢が敷かれているという。

同地をめぐっては、米国とトルコが国境地帯に「安全地帯」を設置するための合同作戦センターを開設することで合意、米軍の使節団がトルコのシャンルウルファ市を訪問している。

AFP, August 13, 2019、ANHA, August 13, 2019、AP, August 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2019、al-Khabour, August 13, 2019、Reuters, August 13, 2019、SANA, August 13, 2019、SOHR, August 13, 2019、UPI, August 13, 2019などをもとに作成。

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