「安全地帯」設置の米国との取り組みの一環として、トルコ軍無人航空機がシリア北部での飛行を開始(2019年8月14日)

トルコ国防省は声明を出し、トルコ軍無人航空機が北・東シリア自治局支配下のシリア北東部の国境地帯上空の飛行を開始したと発表した。

国防省は「米政府との相互理解に基づいた「安全地帯」設置の取り組みの一環として、シリア北部での無人航空機の飛行を開始した…。米国との連携のもとに進められている「安全地帯」設置計画の一環として、シャンルウルファ県で開設された合同作戦センター活性化に向けた取り組みを継続する」と表明している。

アナトリア通信(8月14日付)が伝えた。

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アレッポ県では、アフリーン解放戦線が声明を出し、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村でトルコの支援を受ける反体制武装集団を攻撃し、戦闘員2人を殺害したと発表した。

ANHA(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2019、Anadolu Ajansı, August 14, 2019、ANHA, August 14, 2019、AP, August 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2019、Reuters, August 14, 2019、SANA, August 14, 2019、SOHR, August 14, 2019、UPI, August 14, 2019などをもとに作成。

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