イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月18日付)によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市、カッリー町で金曜日の集団礼拝後に抗議デモが発生し、アサド政権の打倒、逮捕者釈放、爆撃停止、そしてトルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)支持が表明された。
一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市のスィナーア地区で爆発が発生し、シャーム解放機構のメンバー複数が死傷した。
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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月18日付)によると、トルコ占領下にあるジャラーブルス市、バーブ市で金曜日の集団礼拝後に抗議デモが発生し、トルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)支持、マンビジュ市奪還が表明された。
AFP, October 18, 2019、ANHA, October 18, 2019、AP, October 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2019、Reuters, October 18, 2019、SANA, October 18, 2019、SOHR, October 18, 2019、UPI, October 18, 2019などをもとに作成。
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