シャーム解放機構の幹部アブー・ヤマーン・ヒムスィー氏はデモ参加者を皆殺しにするよう呼びかけるとともに、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者をカリフと呼ぶ(2019年11月10日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の幹部の一人アブー・ヤマーン・ヒムスィー氏は音声声明を出し、同組織が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県で、組織の政策への抗議やアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者退任要求を行う抗議デモへの参加者を皆殺しにするよう呼びかけた。

声明でヒムスィー氏は以下のように述べた。

「シャーム解放機構に抗議するデモに参加した者どもはアサドのブタだ。デモ参加者を皆殺しにすることは、たとえ彼らがシリア国民だとしても「ハラール」だ。シリアはシャーム解放機構のものだ。ラーフィディーン(シーア派のこと)はそれゆえに、シリアから出て行かねばならない。イスラーム教徒のカリフはアブー・ムハンマド・ジャウラーニーだ。すべてのシリア人がいなくなっても、我々には問題ではない。シャーム解放機構が残る」。

AFP, November 10, 2019、ANHA, November 10, 2019、AP, November 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2019、Reuters, November 10, 2019、SANA, November 10, 2019、SOHR, November 10, 2019、UPI, November 10, 2019などをもとに作成。

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