シリアからの化学兵器関連物質の搬出を担当する化学兵器禁止機関・国連合同派遣団のサイモン・ルディー氏は、シャームのヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団のラタキア県カサブ町一帯への侵攻に伴い3月下旬から中断していた搬出プロセスが再開されたことを明らかにした。
ルディー氏によると、「治安状況はかなり良好」で、4月4日にデンマーク船籍によって14コンテナが搬出された。
「搬出プロセスは日程通り行われているが、猶予期間(6月30日)が遵守されるには、治安状況が重要な役割を果たすだろう」と付言した。
『ハヤート』(4月12日付)などが伝えた。
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トルコ人権機構は声明を出し、カタール、クウェート、南アフリカ、リビア、オーストラリアのイスラーム系団体30組織が集めた人道支援物資(食糧、医薬品、毛布など)約4トンが、シリア・トルコ間の国境通行所3カ所を経由して、134輌の貨物車輌で搬入されたと発表した。
AFP(4月11日付)が報じた。
AFP, April 11, 2014、AP, April 11, 2014、ARA News, April 11, 2014、Champress, April 11, 2014、al-Hayat, April 12, 2014、Iraqinews.com, April 11, 2014、Kull-na Shuraka’, April 11, 2014、Naharnet, April 11, 2014、NNA, April 11, 2014、Reuters, April 11, 2014、SANA, April 11, 2014、UPI, April 11, 2014などをもとに作成。
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