シリア人権監視団は、5月27日晩に大統領選挙でのアサド大統領の再選が発表されて以降、各地でのデモや祝典で祝砲として撃たれた機関銃や小銃の弾丸で、少なくとも子供1人を含む2人が死亡、14人が重軽傷を負ったと発表した。
内訳は、アレッポ市で子供1人を含む2人が死亡、8人が負傷、ラタキア県ジャブラ市で医師1人が負傷、ハマー県ミスヤーフ市近郊では女児1人が負傷、サラミーヤ市では子供1人を含む2人が負傷、ダルアー県ダルアー市ダルアー・バラド地区では子供1人が負傷、ヒムス県ヒムス市では女性1人が負傷した。
AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.