スワイダー県で活動を続ける反体制派が、シリア旅団党を名乗る新たな政治組織を結成した。
党の書記長であるマーリク・アブー・ハイイル氏がオリエント・ニュース(7月11日付)に対して明らかにしたところによると、シリア旅団党は、「スワイダー県を治安混乱とアサド体制、およびその民兵によるテロから守り、ドルーズ派の真の姿勢を代表する」ことが目的だという。
また、シリア旅団党の結成に合わせて、スワイダー県の反体制派は、スワイダー県住民を「アサドとイランの民兵」やダーイシュ(イスラーム国)のテロから防衛することを目的とする「テロ撲滅部隊」の名で新たな武装組織を結成したという。
Orient News, July 11, 2021などをもとに作成。
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