反体制系ウェブサイト「スーリーヤ・ネット」などによると、シャーム解放機構の民生部門「シリア救国政府」の支配下にあるイドリブ県で電力価格の高騰が発生した。
同地では家庭用電力のキロワットあたり料金が1.40から1.98トルコ・リラまで高騰し、業務用電力がキロワットあたり1.60から2.40トルコ・リラまで高騰したという。
同地における電力供給は2021年5月以来、自称民間企業「グリーン・エナジー」社が担っているとされ、開通当時のキロワットあたりの価格はわずか80トルコ・キルシュであったという。
電力価格の高騰に関しては、シリア民主軍支配下のアレッポ県北部郊外(バーブ市、アアザーズ市、バザーア市)などでも同様の問題が発生しているという。
Al-Souria.net, January 8, 2022、Anadolu Agency.com, May 25, 2021などをもとに作成。
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