トルコ軍兵士3人がタッル・アブヤド国境通行所での爆発で死亡、トルコ軍は報復としてラッカ県、アレッポ県各所を激しく砲撃し、1人死亡、15人以上負傷(2022年1月8日)

ラッカ県では、ANHA(1月8日付)によると、タッル・アブヤド市一帯の占領地に展開するトルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にある同近郊のジャラン村、アリーダ村、スーラーン村、ビール・アラブ村、ハーニー村などを砲撃し、1人が死亡、女性と子供を含む11人が負傷した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、ムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月8日付)によると、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯の占領地に展開するトルコ軍とシリア国民軍が、アイン・アラブ(コバネ)市、カラ・ムーグ村、タッル・ハージブ村、ウライシャール、サルズーリー村、クールタッバ村を砲撃し、女性1人を含む住民5人が負傷した。






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トルコ国防省はツイッターのアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、トルコ国境に近いシリア北部での爆発で兵士3人が戦死したと発表した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士3人が死亡したのは、ラッカ県タッル・アブヤド市とトルコを結ぶタッル・アブヤド国境通行所。

トルコ軍装甲車1輌が通行所を通ってシリア領内に入ろうとしたところ、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発したという。

実行犯の所属は不明。

AFP, January 8, 2022、ANHA, January 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2022、Reuters, January 8, 2022、SANA, January 8, 2022、SOHR, January 8, 2022などをもとに作成。

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