イスラエル軍がゴラン高原の兵力引き離し地域内に侵入し、新たな舗装道路の建設を推進(2023年1月10日)

イナブ・バラディー(1月9日付)は、イスラエル軍がゴラン高原の兵力引き離し地域内に侵入し、新たな舗装道路の建設を推し進めていると伝えた。

同サイトによると、イスラエルは2022年半ば頃から、シリア領内にメルガバ戦車6輌、重機2輌、兵士多数からなる部隊を占領下のゴラン高原から、兵力引き離し地域内に駐留させ、道路の舗装作業を続けているという。

道路は、イスラエル占領地と兵力引き離し地域を隔てる境界線(ラインA)から、100メートルほどの兵力引き離し地域の内側を通っており、一部はラインAから1キロも兵力引き離し地域を浸食しているという。

イスラエル軍はこの道路を「スーファー53」と名づけているという。

AFP, January 10, 2023、ANHA, January 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2023、‘Inab Baladi, January 10, 2023、Reuters, January 10, 2023、SANA, January 10, 2023、SOHR, January 10, 2023などをもとに作成。

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