【トルコ・シリア大地震】シリア人権監視団はトルコ占領地での救援物資が「避難民」(戦闘員とその家族)に集中し、地元住民が阻害されていると発表(2023年2月16日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域のタルミーシャー村(シャイフ・ハディード村近郊)で、イラクのバールザーニー慈善財団が移送した救援物資をめぐって、シリア軍との和解を拒否し、同地域に逃れてきた避難民(戦闘員とその家族)にテント29張が配給される一方、トルコによる占領以前からの住民にはテントは1張も配給されず、不満が高まっていると発表した。

地元住民は、人道状況を政治利用せずに、物資を公平に配分するよう求めているという。

AFP, February 16, 2023、ANHA, February 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2023、Reuters, February 16, 2023、SANA, February 16, 2023、SOHR, February 16, 2023などをもとに作成。

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