【トルコ・シリア大地震】アルヌース内閣は定例閣議で干ばつ自然災害被害軽減基金の2023年度予算の見積額を500億シリア・ポンドとすることを了承(2023年2月21日)

フサイン・アルヌース内閣は定例閣議を開催し、トルコ・シリア大地震の被害に対する各省庁、関連機関の対応についての報告を行うとともに、被害に対応するため計画案やプロジェクト案について審議、各部門における被害状況についての詳細なデータベースを早急に作成し、被害に対して、体系的且つ経済社会活動にかかる優先順位に沿って対処すること、被災者への支援を継続することを確認した。

内閣はまた、干ばつ自然災害被害軽減基金の2023年度予算の見積額を500億シリア・ポンドとし、基金の技術面および物資面での行動計画を了承、経済委員会に対して、輸入のための資金調達、財政支援を受ける物資の優先順位の確定、国内市場のニーズを確保するうえで生じる障害の排除を行うため政策実施の現状を見直すよう要請した。

SANA(2月21日付)が伝えた。

AFP, February 21, 2023、ANHA, February 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2023、Reuters, February 21, 2023、SANA, February 21, 2023、SOHR, February 21, 2023などをもとに作成。

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