ロシアと反体制派はヒムス県北部およびハマー県南部での停戦に合意(2017年10月4日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(10月4日付)によると、同県北部およびハマー県南部の代表がダール・カビーラ村でロシア軍使節団と会談し、即時停戦合意と人道回廊設置にかかる合意に署名した。

停戦合意においては、このほかにも逮捕者問題の解決に向けロシア側が真摯に対応することが盛り込まれている。

Kull-na Shuraka’, October 4, 2017
Kull-na Shuraka’, October 4, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県の反体制武装集団はナスィーブ国境通行所の再開に条件付きで同意(2017年10月4日)

クッルナー・シュラカー(10月4日付)は、ヨルダン政府がナスィーブ国境通行所を掌握する反体制武装集団に同通行所のシリア政府への引き渡しとシリア政府下での再開を求めている問題に関して、反体制武装集団の支配下にあるダルアー県内の都市・町・村の代表団がブスラー・シャーム市で初となる会合を開き、対応を協議、条件付きで同通行所の再開に応じることを決定した、と伝えた。

現地の活動家のムハンマド・ミクダード氏によると、会合では、出席者の大多数がナスィーブ国境通行所の再開に同意するとともに、その条件として、①ダルアー県各地を離れている避難民・難民の帰還、②逮捕者の釈放、③ナスィーブ国境通行所の施設に「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を掲揚することを求めることで合意したという。

Kull-na Shuraka’, October 4, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はユーフラテス川左岸で南進を続け、マヤーディーン市から10キロの地点に到達する一方、ロシア軍はアシャーラ市を爆撃し、避難民50人を殺害(2017年10月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南西部のカバージブ村一帯に進行したダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

シリア軍はまた、ユーフラテス川右岸(西岸)の上バクラス村、ジュダイダト・アカイダート村、ブーライル村、マヤーディーン市のダーイシュ拠点を重点的に空爆、ダイル・ザウル市とマヤーディーン市を結ぶ街道を進軍し、ダーイシュと交戦、複数拠点を制圧した。

シリア軍はこのほかにも、フシャーム町、ハトラ村、フサイニーヤ町、サアルー村、ブーライル村、サーリヒーヤ村、ムーハサン市、マヤーディーン市、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、カナーマート地区、アルディー地区、ハサーラート地区でダーイシュと交戦した。

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の支援を受けるシリア軍が、ユーフラテス川左岸(東岸)でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、その支配地域を空爆・砲撃し、マヤーディーン市から10キロの地点に到達した。

ロシア・シリア軍は、バクラス村、ダブラーン村、ジュダイダト・アカイダート村、ブーライル村のダーイシュ拠点を空爆、女性1人が巻き添えとなって死亡したという。

一方、ユーフラテス・ポスト(10月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がマヤーディーン市から南東約15キロの距離に位置するアシャーラ市(ダーイシュ(イスラーム国)支配下)にある渡船場を爆撃し、マヤーディーン市、アシャーラ市からユーフラテス川左岸(東岸)のダルナジュ村方面に避難しようとしていた住民50人以上が死亡した。

ユーフラテス・ポストによると、この渡船場は、ユーフラテス川右岸(西岸)と左岸(東岸)を結ぶ唯一の通行所となっている。

Google, October 4, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、Euphrates Post, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県からダーイシュを完全放逐(2017年10月4日)

ハマー県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のジュッブ・アーイド村、マクサル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はダーイシュ(イスラーム国)支配下にあったサラミーヤ市東部のすべての村を解放し、同地を完全制圧した。

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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イランのボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長がアレッポ市のシーア派モスクなどを視察(2017年10月4日)

イランのアラーッディーン・ボロージェルディー国会国家安全保障外交政策委員長がシリアを訪問し、首都ダマスカスで、ハムーダ・サッバーグ人民議会議長、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と個別に会談し、二国間関係、「テロとの戦い」での連携などについて意見を交わした。

SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017

ボロージェルディー委員長らイラン使節団一行はまた、アレッポ市を移動し、アレッポ県知事公邸でフサイン・ディヤーブ県知事と会談し、同市に対するイランの復興支援について協議した。

SANA, October 4, 2017

ディヤーブ県知事との会談後、ボロージェルディー委員長らは、12イマーム派のヌクタ・モスク(別称イマーム・フサイン・モスク、フサイン廟モスク)、そして旧市街の史跡のウマイヤ・モスクやアレッポ城などを視察した。

SANA(10月4日付)が伝えた。

SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017
SANA, October 4, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年10月4日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月4日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ダルアー県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは5件(アレッポ県1件、イドリブ県1件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,241市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月3日、ラッカ市などに対して34回の爆撃を実施(2017年10月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月3日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して39回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は34回で、ブーカマール市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(30回)で実施された。

CENTCOM, October 3, 2017をもとに作成。

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ロシア軍はシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党の拠点アブー・ズフール航空基地に近いアブー・ズフール町を爆撃(2017年10月3日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、ロシア軍がシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党が拠点化しているアブー・ズフール航空基地に近いアブー・ズフール町を爆撃し、少なくとも8人が死亡した。

爆撃は町内の裁判所一帯に集中し、施設内にいた裁判官らが犠牲になったという。

一方、クッルナー・シュラカー(10月4日付)によると、シャーム解放機構の幹部の一人アブー・イリヤース・ラーズカーニー氏がイドリブ市のサラースィーン通りで何者かに撃たれて死亡した。

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、October 4, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュは2日の首都ダマスカスのマイダーン警察署に対する自爆テロへの関与を認める(2017年10月3日)

ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州は声明を出し、2日にダマスカス県マイダーン区の警察署で発生した自爆テロに関して、3人のメンバーが攻撃に参加、うち2人が施設内に突入し、1人が現場に駆けつけた応援部隊に対して自爆攻撃を行ったと発表、関与を認めた。

SANA, October 2, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県で捕捉したロシア軍兵士2人の映像を公開(2017年10月3日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(10月3日付)は、ダイル・ザウル県シューラー村での戦闘でダーイシュが捕捉したというロシア軍兵士捕虜2人の映像(https://youtu.be/fyh8DxhhAuI)をインターネットを通じて公開した。

映像のなかで、ロシア軍兵士とされる2人は、氏名、生年、出身地、そしてシューラー村で捕捉されたと述べている。

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県ハーブール川・ユーフラテス川の3カ村、4農場をダーイシュから解放(2017年10月3日)

ラッカ県では、ANHA(10月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市の中心街(フィルドゥース地区、国立病院、鉄道駅、県立競技場一帯)でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

AFP(10月4日付)によると、シリア民主軍はラッカ市の90%を制圧、ダーイシュ(イスラーム国)は中心街の一部を支配するのみだという。

シリア民主軍はまた、ダーイシュの司令部、武器庫などの重要施設があるナフダ地区に進軍、その半分を制圧したという。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(10月3日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)がユーフラテス川・ハーブール川間の地域で「ジャズィーラの嵐」作戦を続行し、ラッジャ村、アースィヤー村、カッバーダ村の3カ村と同地一帯の4つの農園を制圧した。

syria.liveuamap.com, October 3, 2017

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県東部のアブー・ハナーヤー村などをダーイシュから解放(2017年10月3日)

ハマー県では、SANA(10月3日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに包囲を続ける県東部のダーイシュ(イスラーム国)の孤立地帯で掃討作戦を継続し、アブー・ハナーヤー村、ハマーディー・ウマル村など4カ村を制圧した。

syria.liveuamap.com, October 3, 2017

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ヒムス県では、SANA(10月3日付)によると、シリア軍が県東部のジュッブ・ジャラーフ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ブラーク・ナシュマ村、ジャービリーヤ村を完全制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月3日付)によると、シリア軍はユーフラテス川西岸(右岸)で、ダイル・ザウル市とマヤーディーン市を結ぶ街道沿いのダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所を制圧した。

またユーフラテス川東岸(左岸)では、フシャーム町、上ハトラ村一帯でダーイシュと交戦した。

一方、シリア軍航空部隊は、ジュナイナ村、フサイニーヤ町、ハトラ村、ムーハサン市、サアルー村、タイバ村、ブーライル村、サーリヒーヤ村、ダイル・ザウル市、カナーマート地区、ハミーディーヤ地区、アルディー地区、ハサーラート地区、シャイフ・ヤースィーン地区のダーイシュ拠点を空爆した。

また、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍は、マヤーディーン市、バクラス村、ザバーリー村、トゥーブ村、ブーライル村、サアルー村を数十回にわたり空爆した。

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年10月3日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月3日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県1件、ダルアー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)確認した。

トルコ側の監視チームは2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,241市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

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ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、10月2日と3日の2日間でのロシア軍によるダイル・ザウル県ユーフラテス川左岸(東岸)に対する空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員304人を殲滅したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 3, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月2日、ラッカ市などに対して10回の爆撃を実施(2017年10月3日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月2日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(6回)で実施された。

CENTCOM, October 3, 2017をもとに作成。

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ロジャヴァ(アフリーン地区)は捕捉していたイスラーム軍の戦闘員8人を釈放(2017年10月2日)

アレッポ県では、イスラーム軍は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(アフリーン地区)によって拘束されていたメンバー8人が釈放されたと発表した。

クッルナー・シュラカー(10月3日付)が伝えた。

AFP, October 3, 2017、ANHA, October 3, 2017、AP, October 3, 2017、ARA News, October 3, 2017、Champress, October 3, 2017、al-Hayat, October 4, 2017、Kull-na Shuraka’, October 3, 2017、al-Mada Press, October 3, 2017、Naharnet, October 3, 2017、NNA, October 3, 2017、Reuters, October 3, 2017、SANA, October 3, 2017、UPI, October 3, 2017などをもとに作成。

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首都ダマスカスのマイダーン警察署で自爆テロが発生、警官8人を含む17人が死亡(2017年10月2日)

ダマスカス県では、SANA(10月2日付)によると、県南部のマイダーン区にある警察署を狙った自爆テロが発生し、警官、治安部隊要員、市民多数が死傷した。

事件現場を視察したムハンマド・シャッアール内務大臣によると、テロの実行犯は2人で、うマイダーン警察署の守衛を狙って爆弾を投げ、多数の守衛を殺害した後、1人が身につけていた自爆ベルトを施設の入口付近で爆発させた。

またもう1人は、施設の2階に突入し、警官が射殺、その際に身につけていた自爆ベルトが爆発したという。

SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017
SANA, October 2, 2017

クッルナー・シュラカー(10月2日付)が複数の親政権筋の話として伝えたところによると、警察署前で発生した最初の爆発は、爆弾を仕掛けた車によるもの。

ディマシュク・アーン(10月2日付)によると、このテロで警官8人を含む17人が死亡、多数が負傷した。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、Dimashq al-An, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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ヨルダンは反体制武装集団にナスィーブ国境通行所のシリア政府への引き渡しを要請、拒否した場合人道支援を停止すると圧力(2017年10月2日)

親政府系の日刊紙『ワタン』(10月2日付)は、ダルアー県南部のナスィーブ国境通行所の再開をめぐって、同地一帯を支配する反体制武装集団間で意見の相違が深まっていると伝えた。

ナスィーブ国境通行所の再開をめぐっては、反体制武装集団に対して、ヨルダン政府が通行所をシリア政府に引き渡すよう求め、これを拒否すればダルアー県南部への人道支援物資の搬入を停止すると圧力をかけているという。

同地を支配している反体制武装集団の大多数は、現地の利益を考慮し、ナスィーブ国境通行所の再開を望んでいるが、依然として意見の相違が見られるという。

複数の反体制派筋によると、ヨルダン政府は、いわゆる「ダルアー自由県議会」に対して、ナスィーブ国境通行所のシリア政府への引き渡しを求め、これを拒否した場合は、反体制武装集団支配地域とヨルダン領を繋ぐナスィーブ国境通行所に加えて、タッル・シハーブ通行所、ダルアー旧通行所を封鎖し、人道支援物資の搬入を停止するとしている。

この要請に対して、スンナ青年軍団、ヤルムーク軍、スンナの獅子師団は応じる意思を示しているが、ファッルージャト・ハウラーン師団、3月18日師団を拒否しているという。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017、al-Watan , October 2, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は、米国の支援を受ける反体制武装集団と交戦の末、ヨルダン国境に面する国境監視所5カ所を新たに制圧(2017年10月2日)

ダマスカス郊外県では、米国の支援を受ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団のサイード・サイフ報道官によると、同軍団を含む反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)が、ヨルダンとの国境地帯に進軍したシリア軍と激しく交戦した。

シリア軍の戦争局によると、この戦闘により、シリア軍は、第186国境監視所から第190国境監視所に至る5カ所を制圧した。

クッルナー・シュラカー(10月2日付)が伝えた。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァ傘下のダイル・ザウル文民評議会が各委員会の委員長を選出(2017年10月2日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(10月2日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)によって制圧された地域の自治を担うため、ダイル・ザウル民政評議会の議長府委員会会合がダイル・ザウル市東部のフシャーム町で開催された。

会合では、評議会参加の福祉委員会、人権組織委員会、養育教育委員会の委員長選出が行われた。

ANHA, October 2, 2017

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アレッポ県では、ANHA(10月2日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のアフリーン市で、9月22日の選挙で選出された北シリア民主連邦アフリーン地方のコミューン首長の宣誓式が行われた。

一方、アレッポ市シャイフ・マクスード地区では、学校での母語教育を訴えるデモが行われ、数十人が参加し、クルド語による学校教育を訴えた。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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反体制組織「シリア国民評議会」幹部でキリスト教徒のダルービー氏はサッバーグ人民議会議長就任に祝意(2017年10月2日)

シリア革命反体制勢力国民連立を主導するシリア国民評議会の幹部ムルヒム・ダルービー氏は、マヤーディーン(10月1日付)の電話取材(https://youtu.be/CZpw3YTcpPc)に応じ、そのなかで9月28日に人民議会の議長に就任したハムーダ・サッバーグ氏に祝意を表した。

ダルービー氏は「ハムーダ(・サッバーグ)氏が(議長に)選出されたことに祝意を表する。彼が可能であるというのであれば、自らの任務を全うし、(人民議会での)宣誓に忠実に従い、すべてのシリア国民に奉仕し、国民の要求を写し出す鏡となり、真実を述べることを恐れないで欲しいと呼びかけたい」と述べた。

クッルナー・シュラカー(10月1日付)によると、ダルービー氏はサッバーグ議長と同じキリスト教徒。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Qanat al-Mayadin, October 1, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はシャーム解放機構が活動を続けるイドリブ県、ハマー県各所を激しく爆撃(2017年10月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍の戦闘機およびヘリコプターが、ジスル・シュグール市郊外のシュグル・ダム一帯、ガッサーニーヤ村、ルージュ平原、サラーキブ市、シャイフ・スィンドヤーン村、ビダーマー町、ヤアクービーヤ村、サルマーニーヤ村、ガッサーニーヤ村、サルジャ村、スィンジャール町、マアッルズィーター村、ファッティーラ村、カルサア村、アブー・ズフール町、タッル・マルディーフ村、タマーニア町、フバイト村、スカイク村、マアッル・ハッタート村、ジャルジャナーズ町、ハーミディーヤ村、タッル・マンス村、ワーディー・ダイフ村、ハーン・シャイフーン市、カフルナブル市、バーラ村、クファイル村、シュグル市、ハッルーズ村、サルミーン市、タルマラ村、ナイラブ村、カフルルーマ村、マアッル・シャマーリーン村、タフタナーズ市、トゥウーム村、カフルルーヒーン村、バザーブール村、イドリブ市、サルマダー市、ハーリム市、アルマナーズ市を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍がラターミナ町、ムーリク市、ジャナービラ村、カフルズィーター市、マアーン村一帯、アトシャーン村、ウンム・ハーラタイン村、ラフジャーン村、カルアト・マディーク町、ラトミーン村、タッル・フワーシュ村を空爆した。

SANA, October 2, 2017

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ダマスカス県、ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月2日付)によると、シリア軍がハラスター市、ジャウバル区一帯を空爆した。

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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(10月2日付)によると、シャーム解放機構の特殊部隊がアレッポ市北西部のカースティールー工場地区のシリア軍拠点に対して特殊作戦を敢行し、兵士16人を殺害した。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュの反転攻勢が激化するなか、ヒムス県東部のT3にあるヒズブッラーの拠点を所属不明の無人航空機が爆撃(2017年10月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団やロイター通信(10月2日付)によると、所属不明の無人航空機が県東部タドムル市近郊の第3石油輸送ステーション(T3)にあるヒズブッラーの拠点に対して空爆を実施し、ヒズブッラーのメンバー少なくとも7人が死亡、多数が負傷した。

同県では、T3、に近いカルヤタイン市一帯でダーイシュが反転攻勢を強め、1日にはカルヤタイン市を再制圧している。

この空爆に関して、複数の消息筋は「友好国であるロシア軍の誤爆の可能性がある」とする一方、米主導の有志連合は空爆が「作戦対象地域外」だとして関与を否定している。

なお、シリア人権監視団によると、28日以降の同地一帯での戦闘で、シリア軍および親政権武装勢力の兵士172人、ヒズブッラー戦闘員26人、親政権外国人戦闘員72人、ダーイシュ戦闘員133人が死亡しているという。

一方、SANA(10月2日付)によると、シリア軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ジュッブ・ジャッラーフ町近郊の3カ村(北カースィミーヤ村、ルバイア村、マギーズィール村)を制圧した。

シリア軍はまた、スフナ市一帯の拠点に対するダーイシュの攻撃に応戦し、これを撃退、航空部隊も同地のダーイシュ拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月2日付)によると、シリア軍がムーハサン市、マヤーディーン市、下バクラス村、タイバト・シャーミヤ村、フィーダト・ブン・ムワイニア村のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を実施した。

一方、ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(10月2日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)支配下のブーカマール市を空爆し、民間人14人が死亡した。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、Euphrates Post, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアの通商使節団と会談(2017年10月2日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のロシアのキリル・モロゾフ(Kirill Morodtsov)資源副大臣を団長とする政府経済関係者および企業代表からなる使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(10月2日付)によると、会談では、復興に向けたシリア・ロシア両国の戦略的関係の強化、通商、経済、投資部門、とりわけ石油・ガス・リン酸などの鉱物資源、運輸、製薬、水利などでの関係強化に向けて意見が交わされた。

SANA, October 2, 2017

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは2件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年10月2日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県1件、イドリブ県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、イドリブ県1件、ハマー県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,240市町村、武装組織の数は234組織。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、過去24時間でアル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動所属の武装集団の代表16人が武器を棄てたと発表した。

また、ヒムス県ウンム・シャルシューフ村の武装集団が緊張緩和地帯設置にかかる覚書に沿って停戦に応じた。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 2, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月29~10月1日の3日間で、ラッカ市近郊などに103回の爆撃を実施(2017年10月2日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月29~10月1日の3日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

9月29日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は28回で、ブーカマール市近郊(3回)、ラッカ市近郊(25回)に対して行われた。

9月30日と10月1日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して69回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は30回で、ブーカマール市近郊(3カ所)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(29回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, October 2, 2017をもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍はダイル・ザウル県での戦闘に参加する部族の分断を画策(2017年10月1日)

ハーブール(10月1日付)は、複数の地元消息筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の軍事諜報機関が5日、ハサカ県シャッダーディー市でバカーラ部族の民兵組織「バカーラ大隊」の司令官ヤースィル・ダフラ氏とその補佐官4人を逮捕したと伝えた。

バカーラ大隊は、ダイル・ザウル市東部からのダーイシュ(イスラーム国)の掃討を目的にシリア民主軍が継続中の「ジャズィーラの嵐」作戦を主導するダイル・ザウル軍事評議会に所属する部隊。

Alkhaour, October 1, 2017

ダフラ司令官ら5人は、ダイル・ザウル県北部の戦況について協議するための会合を呼びかけた直後に逮捕されたという。

逮捕は、ダフラ司令官率いるバカーラ大隊が、フジャイフ丘および同地にある第113旅団基地、消防隊施設、工場地区など、ダイル・ザウル県北東部の広範な地域をダーイシュ(イスラーム国)掃討後に支配下に置いたことを背景としているという。

また、ダフラ司令官は、ダイル・ザウル軍事評議会司令部を通じて出される命令を無視しており、そのことが逮捕の契機になったという。

なお、ハーブールによると、シリア民主軍の主体である人民防衛隊は、ダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・アブー・ハウラ議長を通じて、ダイル・ザウル県の二大部族であるバカーラ部族とアカイダート部族の対立を煽る一方、ダフラ司令官の支持者に対して、同司令官の釈放の見返りとして武器を引き渡すよう要求、バカーラ部族の戦闘員は戦闘地域から撤退し、同司令官釈放を求め対抗しているという。

AFP, October 5, 2017、Alkhabour, October 1, 2017、ANHA, October 5, 2017、AP, October 5, 2017、ARA News, October 5, 2017、Champress, October 5, 2017、al-Hayat, October 6, 2017、Kull-na Shuraka’, October 5, 2017、al-Mada Press, October 5, 2017、Naharnet, October 5, 2017、NNA, October 5, 2017、Reuters, October 5, 2017、SANA, October 5, 2017、UPI, October 5, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー最高指導者は最高司令官を兼務、元シャーム自由人イスラーム運動幹部のアブー・ジャービル氏は最高司令官からシューラー評議会議長に(2017年10月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構は、アブー・ジャービル・シャイフ氏の総司令官を受理し、最高指導者のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏を総司令官兼務とすることをシューラー評議会が決定したと発表した。

また、これと合わせて、アブー・ジャービル氏をシューラー評議会議長に任命したことを明らかにした。

Kull-na Shuraka’, October 2, 2017

アブー・ジャービル氏は2014年からシャーム自由人イスラーム運動の指導者として活動、その後2017年初めに離反し、シャーム解放機構の結成に加わった。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県ダーラト・イッザ市を拠点とするイブン・タイミーヤ大隊はアル=カーイダ系のシャーム解放機構を離反(2017年10月1日)

クッルナー・シュラカー(10月1日付)は、アレッポ県西部(ダーラト・イッザ市一帯)で活動を続けるイブン・タイミーヤ大隊の「特別な消息筋」の話として、同大隊がアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構を離反したと伝えた。

同消息筋によると、離反は、シャーム解放機構がイブン・タイミーヤ大隊が拠点を置くダーラト・イッザ市にたびたび部隊を派遣し、大隊のメンバーを拘束してきたことを受けたもの。

最近では、大隊の事務局長であるウサーマ・シャンナークが拘束され、住民の抗議デモの末、釈放された経緯があるという。

シャーム解放機構はまた、大隊総司令官のアブー・アブドゥッラフマーン氏の14歳の息子(カースィム・カースィム氏)もダーラト・イッザ市近郊の自宅で逮捕しているという。

Kull-na Shuraka’, October 1, 2017

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これに対して、シャーム解放機構に近いイバー通信(10月2日付)は、委員会幹部イブラーヒーム・アブー・アブド氏の話として、イブン・タイミーヤ大隊が委員会の事務的な調整に従わなかったために、シャンナーク氏を呼び出し事情を聴取したが、大隊に所属している元ハズム運動のメンバーがこの一件に乗じて内乱を画策したため、ダーラト・イッザ市への部隊派遣を行ったと伝えた。

AFP, October 2, 2017、ANHA, October 2, 2017、AP, October 2, 2017、ARA News, October 2, 2017、Champress, October 2, 2017、al-Hayat, October 3, 2017、Kull-na Shuraka’, October 1, 2017、October 2, 2017、al-Mada Press, October 2, 2017、Naharnet, October 2, 2017、NNA, October 2, 2017、Reuters, October 2, 2017、SANA, October 2, 2017、UPI, October 2, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, October 2, 2017などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラーは対ヨルダン国境の国境監視所9カ所を新たに制圧(2017年10月1日)

ダマスカス郊外県では、ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、シリア軍および同盟部隊が対ヨルダン国境に設置されている監視所9カ所を新たに制圧した。

シリア軍が制圧したのは、ウンム・ウズン丘からザルフ・ダムに至る地域に点在する第177国境監視所から第185国境監視所までの9カ所。

シリア軍は先月にも、第173国境監視所から第176国境監視所を制圧した。

同地では、米主導の有志連合の支援を受ける反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室」が活動していた。

AFP, October 1, 2017、ANHA, October 1, 2017、AP, October 1, 2017、ARA News, October 1, 2017、Champress, October 1, 2017、al-Hayat, October 2, 2017、Kull-na Shuraka’, October 1, 2017、al-Mada Press, October 1, 2017、Naharnet, October 1, 2017、NNA, October 1, 2017、Reuters, October 1, 2017、SANA, October 1, 2017、UPI, October 1, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は、2007年にイスラエルの爆撃を受けた核開発疑惑施設を擁するキバル村(ダイル・ザウル県)でダーイシュの浄化を完了(2017年10月1日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(10月1日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会主導のもと「ジャズィーラの嵐」作戦を遂行するシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)は、ダイル・ザウル市北部のユーフラテス川左岸(東岸)に位置するキバル村でダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員2人を殺害、同地の浄化を完了した。

キバル村郊外には、2007年9月にイスラエルが核開発施設だとして越境爆撃した施設群がある。

ANHA, October 1, 2017

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ラッカ県では、ANHA(10月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市中心街でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

AFP, October 1, 2017、ANHA, October 1, 2017、AP, October 1, 2017、ARA News, October 1, 2017、Champress, October 1, 2017、al-Hayat, October 2, 2017、Kull-na Shuraka’, October 1, 2017、al-Mada Press, October 1, 2017、Naharnet, October 1, 2017、NNA, October 1, 2017、Reuters, October 1, 2017、SANA, October 1, 2017、UPI, October 1, 2017などをもとに作成。

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