レバノンのイスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)は、テレグラムを通じて、2日にレバノンの数十の都市および町、ベイルート南部郊外がイスラエルの爆撃を受けたことに対抗して、3日にイスラエルとの戦闘に関して13件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち、3番目、6番目、7番目の声明においては、イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原内のナファフ基地(第210ハブシャン師団司令部)、ラーウィヤ(ラヴァヤ)基地、キーラア(ケラ・アロン)兵舎を大型ロケット弾で攻撃したことが発表された。
また、11番目の声明においては、イスラエル北部のハイファー海軍基地を高性能ミサイルで攻撃したことが発表された。
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一方、イスラエル軍は、Xを通じて、過去24時間の間に、数百機の戦闘機および航空機がイランおよびレバノンの数百の目標を同時に攻撃したと発表した。
イスラエル軍はまた、Xを通じて、ヒズブッラー関連の目標約60ヵ所を爆撃したと発表した。
標的としたのは、南部県のティール郡、サイダー郡にある武器貯蔵施設、ミサイル発射装置、指揮所ー、ヒズブッラーとハマースのテロ・インフラなど。
ナハールネットによると、イスラエル軍が爆撃では、サイダー市にあるイスラーム集団の本部も標的となった。
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『エルサレム・ポスト』によると、イスラエル軍は、2024年11月以降にレバノン南部で維持してきた5ヵ所の拠点に加えて、同地における安全地帯を若干拡大したと発表した。
この措置は、ヒズブッラーによる差し迫った侵攻の可能性を抑止するのが目的で、現時点においては、2024年9月に行ったような大規模侵攻を意図するものではないという。
AFP(転載)によると、イスラエル軍は緩衝地帯を構築するため、レバノン南部のナバティーヤ県カフル・キラー村、ヒヤーム村の平原に侵攻した。
ナハールネットによると、これを受けて、ヒズブッラーはカフル・キラー村郊外でイスラエル軍戦車を迎撃した。
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ナハールネットによると、ヒズブッラーのマフムード・クマーティ0政治評議会副議長は、レバノン南部住民に向けた声明を発表し、「忍耐の時代は終わった。我々には抵抗に戻る以外の選択肢はない」、「「敵は全面戦争を望んでいる。停戦合意以来それを止めていない。ならば全面戦争にしよう。アッラーは我々の支えであり、勝利は祖国と人民、そして抵抗に属する」と表明した。
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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、イランの首都テヘランに対する爆撃で、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団に所属するレバノン軍団ダウード・アリー・ザーデ司令官と呼ばれる人物を殺害したと発表した。
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