レバノンのサラーム首相はイラン・イスラーム革命防衛隊の要員がレバノンで軍事または治安活動を行うことを防止するために必要な措置を講じるよう求める


NNAによると、ナウワーフ・サラーム内閣の閣議後、ポール・ムルクス情報大臣は、以下の通り述べた。

首相は、イラン・イスラーム革命防衛隊の要員がレバノンで軍事または治安活動を行うことを防止するために必要な措置を講じるよう求めた。これは彼らを国外追放するための準備措置である。
首相は昨日、レバノン政府がイスラエルの要求に同調している、あるいはイスラエルの決定を実行していると非難する声を耳にした…。首相は、このような発言を黙って見過ごすことはできないと述べた。
サラーム首相は、過ちを犯したのは、レバノンを本来避けることができたはずの結果に巻き込んだ者たちであると強調した。
また、裏切り者呼ばわりする言説は勇気ではなく、無責任であり、内紛を煽るものだと述べた。

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イスラエル軍はレバノンへの爆撃を続けハマース、ヒズブッラーの指揮官らを殺害:2日以降のレバノンでの死者は102人、負傷者は638人

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、首都ベイルートのブルジュ・バラージナ地区、ハダス地区、ハーラト・フライク地区、シヤーフ地区の住民に対して、レバノン山地方面、あるいは北部県方面に向かって避難するよう警告した。

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アドライ報道官はまた、Xを通じて、ベカーア県のドゥルース村、ブリータール村、マジュダルーン村の住民に対して、直ちに地域を避難するよう警告した。

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イスラエル軍は、Xを通じて、レバノンの北部県トリポリ郡への攻撃により、同区で戦闘員の教練と軍事演習を担当していたハマースの指揮官のワスィーム・アッターッラー・アリーを殺害したと発表した。

イスラエル軍はまた、Xを通じて、首都ベイルートに対する攻撃で、ヒズブッラーの砲兵部門の責任者のザイド・アリー・ジュムアを殺害したと発表した。

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ナハールネットによると、イスラエル軍はこのほかにも、首都ベイルート南部のダーヒヤ地区、レバノン南部および東部に対して爆撃を行い、ベカーア県のザフレ市にいたる高速道路で爆撃により2人が、レバノン南部で無人航空機による攻撃で3人が死亡した。
また、ナハールネットがレバノン保健省などの発表として伝えたところによると、4日夜から5日にかけて少なくとも8人が死亡した。

一方、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)によると、5日にレバノンからイスラエルに向けて210発のミサイルが発射された。

AFP(転載)がレバノン保健省の発表として伝えたところによると、3月2日以降のイスラエル軍の攻撃での死者は102人、負傷者は638人に達した。

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イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)はテレグラムを通じて、5日にイスラエルとの戦闘に関して9件の声明を発表したことを明らかにした。

このうち3番目の声明では、アッカー市南方にあるラファエル社の軍需産業複合施設を、8番目の声明では、ティベリアス湖西方のナフタリ基地をロケット弾で攻撃したと発表された。

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イラク・イスラーム抵抗は過去24時間の間にイラクおよび地域にある敵の基地に対して、無人航空機およびミサイルによる29回の作戦を実行したと発表

イラク・イスラーム抵抗は、テレグラムを通じて声明を発表し、イラクのサラーフッディーン県上空で米軍のMQ-9型無人航空機を適切な兵器によって撃墜したと主張した。

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イラク・イスラーム抵抗は、テレグラムを通じて、米国が一部西欧諸国に、イランに対する軍事攻撃への支援を要請していることを非難、「この戦争に参加するいかなる国も、我々の人民と聖地に対する敵とみなされる」と警告した。

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イラク・イスラーム抵抗は、テレグラムを通じて、過去24時間の間に、イラクおよび地域にある敵の基地に対して、無人航空機およびミサイルによる29回の作戦を実行したと発表した。

 

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ハッラーブ・ジール村にある米主導の有志連合の基地が無人航空機の攻撃を受ける:シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスはシャッダーディー市攻撃時の映像を公開

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県ハッラーブ・ジール村に設置されている米主導の有志連合の基地が、イラン製と見られる無人航空機1機による攻撃を受けた。

基地内の防空システムが警報発令前に無人航空機を迎撃・撃墜し、残骸は空港敷地内に落下した。

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一方、シリア・イスラーム抵抗戦線ウーリー・バアスは、テレグラムを通じて、シャッダーディー市にある(旧)米軍基地を攻撃した際の映像を公開した。

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カーミシュリー市の国連事務所前でイランによるイラク・クルディスタン地域への攻撃を非難する抗議集会

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市の国連事務所前でイランによるイラク・クルディスタン地域への攻撃を非難する抗議集会が、「国境なきクルド人」(Kurd Without Borders)」財団の呼びかけで行われた。

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ラッカ市で国際NGOのブルモントの職員として人道活動にあたるクルド人4人が武装グループの襲撃を受ける

ラッカ県では、シリア人権監視団によと、4日夜から5日未明にかけて、ラッカ市西入口のサバーヒーヤ地区で、内務治安局と武装グループが交戦、内務治安局は4人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ラッカ市で国際NGOのブルモントの職員が武装グループの襲撃を受け、給与を強奪された。

襲撃を受けたのは、いずれもアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市出身のクルド人(技師、弁護士、農業技師、政治学卒業者)であり、タッル・サマン村の国内避難民(IDPs)キャンプで人道活動に従事していた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市になるアフマド・アウダ氏(旧シリア軍第5軍団第8旅団司令官)の自宅が正体不明の武装グループの襲撃を受けた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、タイイブ・ファール村一帯の砂漠などで、地元住民からなる武装グループどうしが油井の支配を巡って激しく交戦した。

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アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)郡の74ヵ村がシャルア移行期政権の進攻によって盗難や略奪の被害を受ける

ANHAは、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)郡の74ヵ村が、1月初めに始まったアフマド・シャルア移行期政権の進攻によって、同政権の部隊やこれに準じる武装勢力によって掌握され、盗難や略奪の被害を受けたと伝えた。

これらの村のうち約10ヵ村は、今も移行期政権諸派の支配下にとどまっている。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ市の検問所で4日、ハサカ県からアレッポ県アフリーン郡に帰還しようとしたクルド系住民が暴行や言葉による侮辱を受けた。

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イスラエル軍はクナイトラ県で家畜を放牧していた子ども2人を一時拘束

クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が西アフマル丘近くで家畜を放牧していたイッシャ村出身の子ども2人を拘束した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍は3日にクードナ村で拘束していた若者1人を釈放した。

また、シリア人権監視団によると、イッシャ村出身の子供2人も釈放した。

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シャルア移行期政権はドゥルーズ派の支配下にあるスワイダー県マジュダル村を無人航空機で攻撃

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マズラア町に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊とこれを支持する武装勢力が、国民防衛部隊が展開するマジュダル村に向けて爆弾搭載型無人航空機を発射、マジュダル村の民家を攻撃し、民間人1人が負傷した。

また、国民防衛部隊はマジュダル村で無人航空機1機を撃墜した。

シリア人権監視団によると、移行期政権側の爆弾搭載型無人航空機が、カナーキル村にいたる分岐点近くに設置されている国民防衛部隊の拠点一帯を攻撃した。

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これに関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを発表し、移行期政権の「テロ部隊」がマジュダル村を標的として、二段階にわたり無人航空機2機による攻撃を実施、うちうち1機の撃墜に成功したが、もう1機は住宅付近に墜落し、その結果、軽傷者1名が発生したことを明らかにした。

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ドゥルーズ派支配下のスワイダー県にイラン製の無人航空機が墜落:シリア領内でのミサイル・無人航空機の落下は20件以上に

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、米・イスラエルとイランの攻撃の応酬が続くなか、シャヒード238型の自爆型無人航空機が、サーリー村近郊のザフル・ジャバル地区の農地に墜落した。

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ダルアー県では、SANAによると、県西部のアジャミー村に、イスラエルによって迎撃されたイランの無人航空機が墜落した。

また、シリア人権監視団によると、インヒル市にもイラン製の無人航空機1機が墜落した。

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シリア人権監視団によると、米・イスラエルによるイスラエルへの先制攻撃が始まった2月28日以降、イラン製ミサイルおよび無人航空機の残骸がシリア領内に落下した事例は、少なくとも23件確認されている。

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一方、イナブ・バラディーによると、イランのミサイル・無人航空機の残骸はこれまでにシリア国内の18ヵ所に落下している。

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ダマスカス郊外県の内務治安局は、イスラーム国系組織のセルによる首都ダマスカスを標的としたテロ計画を阻止し3人を逮捕

ダマスカス郊外県では、内務省(テレグラム)によると、内務治安局は、総合情報機関およびトルコの諜報機関との協力・連携のもとで、精密治安作戦を実施し、イスラーム国系組織のセルによる首都ダマスカスを標的としたテロ計画を阻止、ウマル・ハーシム、ムハンマド・ハマド、フサイン・ハラフの3人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、4日夜から5日未明にかけて、イスラーム国のセルと見られる正体不明の武装グループが、ジュダイド・アカイダート村とタービヤト・ジャズィーラ村を結ぶ道路に設置されている内務治安局の検問所を自動小銃で攻撃した。

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シャルア暫定大統領はヨルダンのアブドゥッラー2世国王と電話会談:外務在外居住者省はイランによるトルコ、アゼルバイジャンへの攻撃を非難

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王と電話会談を行い、地域における緊張激化の動向について協議した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を発表し、イランから発射されたと見られる弾道ミサイルや無人航空機がトルコおよびアゼルバイジャンに落下したとの報道や発表について、もっともも強い表現で非難すると発表した。

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ヒズブッラーはイスラエル航空宇宙産業(IAI)などを攻撃したと発表:イスラエル軍はレバノン南部住民にリーターニー川以北に避難するよう勧告

イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)は、テレグラムを通じて、4日にイスラエルとの戦闘に関して23件の声明を発表したことを明らかにした。

このうち5番目の声明では、イスラエル航空宇宙産業(IAI)本部を、14時00分、11番目と14番目の声明では、首都テルアビブ南東のテル・ハショメル基地(参謀本部司令部)を、12番目の声明では、ハイファ海軍基地を自爆型無人航空機群によって攻撃したと発表された。

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AFP(転載)が国連平和維持部隊(UNIFIL)の関係者の話として伝えたところによると、イスラエル軍は、ナバティーヤ県のカファル・キーラー村、フーラ村、カファル・シューバー村、ヤールーン村、ヒヤーム村などに展開した。

AFP(転載)によると、レバノン南部でヒズブッラーが戦車2両を攻撃、イスラエル軍兵士2人が負傷した。

AFP(転載)によると、レバノン保健省は、ベイルート近郊での車両を標的としたイスラエルによる2回の爆撃により3人が死亡したと発表した。

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一方、レバノン軍は、公式サイトを通じて声明を発表し、ナウワーフ・サラーム内閣の閣議決定を受けて、同軍は過去2日間に、武器および弾薬を不法に所持していたとして27人を逮捕したと発表した。

逮捕したのは、レバノン人26人とパレスチナ人1人。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、リーターニー川以南の住民に対して避難するよう勧告した。

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ヒズブッラーのナイーム・カースィム書記長は、マナールを通じてテレビ演説を行い、そのなかで、「我々は侵略に直面している…。我々の選択は、究極の犠牲に至るまでこれに立ち向かうことであり、決して降伏することはない」と述べた。

カースィム書記長はまた、イスラエルの攻撃について、ヒズブッラーによるイスラエル北部への攻撃への報復ではなく、「事前に準備されていた侵略である」と主張、ヒズブッラーが「イスラエル・米国の侵略に対峙しており、これは正当な権利…、我々にとって存在を守るための防衛である」と主張した。

一方、サラーム内閣がヒズブッラーの軍事活動と武器保有を禁止する閣議決定を下したことについては、「イスラエル・米国の侵略を非難し、対抗手段を探る代わりに、抵抗に矛先を向け、自らの誤りを重ね、イスラエルの要求に歩調を合わせた」と非難した。

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アサーイシュはハサカ県に通じる主要な入口に、シャルア移行期政権の内務治安局との合同検問所を設置する作業を開始したと発表

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、公式サイトを通じて、ハサカ県に通じる主要な入口に、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安局との合同検問所を設置する作業を開始したと発表した。

対象となるのは、ラッカ県、ダイル・ザウル県とハサカ県を結ぶの道路、ハサカ市とタッル・ブラーク町を結ぶ道路。

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ANHAによると、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯地域の自治を担うコバネ自治局のファルハーン・ハーッジ・イーサー共同議長らが、同市南東部のジャラビーヤ村に設置されたアサーイシュと移行期政権の軍の共同検問所を視察した。

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ANHAによると、アイン・アラブ市一帯で活動する10の政治組織は声明を発表し、アイン・アラブ郡の郡長に同郡出資者でではない人物を任命しようとするシャルア移行期政権のアレッポ県議会の決定を拒否すると表明した。

声明に署名した政治組織は以下の通り:

1. 民主統一党(PYD)
2. シリア・クルド民主統一党
3. シリア・クルド民主党
4. クルド進歩民主党
5. シリア・ムスタクバル党
6. シリア・クルド左翼党
7. シリア・クルディスタン・アザーディー運動
8. シリア・クルド民主党(パールティ)
9. クルド・シリア合意党
10. クルディスタン民主平和党

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ラッカ県では、SOHRによると、アイン・イーサ市の入口にアフマド・シャルア移行期政権の警察が設置していた検問所が撤去された。

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ジュダイダト・ヤーブース国境通行所は、イスラエル軍による攻撃の噂が広まるなか一時業務を停止

ヒムス県では、SANAによると、陸路海路出入国管理総局のクタイバ・バダウィー総局長が、イスラエル軍とヒズブッラーの戦闘再開を受けてレバノンからのシリア人の帰還が急増している事態を受けて、ジュースィーヤ国境通行所を訪れ、入管手続きを監督した。

SANAによると、同通行所では、非常事態災害省の民間防衛部隊(ホワイト・ヘルメット)が帰還したシリア人に対して、必要な医療および救急サービスを提供した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア人を載せてレバノンから入国したバス数台がクサイル市に到着すると、一部の住民の間で「車内にシーア派の乗客がいる」という噂が広まり、住民の一部は道路を封鎖するなどして混乱が発生した。

短時間後、すべての乗客の身元確認が行われ、彼らがすべてシリア人であることが判明したため、事態は収拾した。

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シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所に面するレバノンのマスナア国境通行所(ベカーア県)で、イスラエル軍による爆撃の可能性があるとの噂が広まった。

シリア人権監視団によると、これを受けて、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所は一時業務を停止したが、約1時間後に通常どおり通行が再開された。

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アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長と会談


SANAによると、ムスタファー・アブドゥッラッザーク公共事業住宅大臣は、国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長と会談し、住宅および復興分野における相互協力の強化について協議した。

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タルトゥース県のリン鉱石・鉱山公社は112人以上の労働者の解雇を決定、その大半はアラウィー派

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、リン鉱石・鉱山公社が県の貯蔵・積込管理局で働く112人以上の労働者を解雇する決定を下した。

解雇の対象となった労働者の大半はアラウィー派だという。

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ハマー県では、イナブ・バラディーが5日に伝えたところによると、

サラミーヤ市裁判所で勤務する女性職員が、ラマダーン月中に「公然と飲食した」疑いで当局に一時拘束され、その後司法の介入によって釈放された

一時拘束された女性は、断食者への配慮から水を飲まずに薬を服用していたところを、ガムを噛んでいると誤解され、通報されたという。

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ダマスカス郊外県では、SANAによると、アイン・タルマー村で住民2人に暴行を加えたとして、県の内務治安局が内務省の職員2人を拘束した。

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ダルアー県、ダマスカス郊外県、ハサカ県にイラン製と見られるミサイル・無人航空機の残骸が落下


SANAによると、ダルアー県のムサイフラ町とダマスカス郊外県のサイドナーヤー市に、米国とイスラエルによるイランへの攻撃と、これに対するイランのイスラエルやアラブ諸国への報復攻撃で、撃墜されたミサイルや無人航空機の残骸が落下、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)が対応した。

また、SANAによると、ダルアー県のシャイフ・マスキーン市南東部の平原に無人航空機の残骸が落下、民間防衛機構がこれに対応した。

一方、シリア人権監視団によると、イラン製とみられるミサイルの残骸がダマスカス郊外県バイト・ジン村周辺に落下した。

さらに、ハサカ県のカーミシュリー市でも大きな爆発が響き、市南方の農地などにイラン製と見られるミサイルが落下したことによるものであることが確認された。

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿でメディア関係者および市民社会の活動家らと会談

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスの人民宮殿で、メディア関係者および市民社会の活動家らと会談、公共意識の強化および国民としての責任の定着におけるメディアの役割、ならびに社会的イニシアティブの役割について議論した。

国内情勢における主要な課題や問題点、さらに現在の地域情勢の進展について説明したシャルア暫定大統領は、出席者の発言や提案に耳を傾け、国益に資し、安定と発展の道筋を強化するため、努力を結集し、チームワークの精神をもって取り組む必要があると強調した。

イナブ・バラディーによると、会談に参加した3人の情報筋の話として、シャルア暫定大統領は、2025年3月に自身が組閣した移行期内閣の閣僚に対する評価作業が進行中であることを明らかにした。


SANAが5日に伝えたところによると、会談でのシャルア暫定大統領の主な発言は以下の通り。

より大きな目標ではなく、細かな事柄に気を取られることは、方向感覚を失うことにつながる。したがって、特に危機の時期には、高次の目標への集中を維持する必要がある…。細部に関して意見の相違があったとしても、社会が戦略的課題について合意するために鍛錬する必要がある。
これまで達成された成果についてあまり語りたくはない…。なぜなら、それは直面している課題の規模と比較すればまだ少ないからだ。
ダマスカス到達時に政府が二つの選択肢に直面した。一つは国家の完全な崩壊、もう一つは再建が始まるまで国家の象徴として制度を維持することである。
再建には長い時間が必要であり、そのため当初の優先事項はエネルギー部門の改革、国際関係の回復、制約や制裁の解除に置かれた…。また、経済活性化のためには投資に依拠する必要がある…。さらに、治安機関および軍事機関の再建も大きな課題であった…。安全は経済復興のための基本条件だからだ。
銀行部門改革は極めて複雑で、古い構造、汚職、シリア・ポンドの為替レートでの変動により、実際の資金供給能力は極めて弱くなっている…。それゆえ、改革は長期で複雑な過程になる。
電力供給の再稼働は最も複雑な課題の一つであった。発電所は整備とガス供給を必要とし、さらに輸入、制裁、そして損傷したインフラの問題があった…。この1年間で電力供給時間は改善し、場合によっては1日16~20時間に達するようになった…。これは多くの専門家も予想していなかっただ。
現在のシリアにおける表現の自由の水準は、地域の他国と比べれば良好である…。しかし同時に、明確な規制の欠如によりメディアの混乱状態が存在している。
自由の実践には社会文化とそれを規制する法律が必要である…。。
人民議会が設立された後、将来政党法が制定される予定であり、それは法専門家によってシリア社会の現実に適合する形で作成される…。
自由はそれ自体が目的ではなく、国家のパフォーマンスを是正し、成功した考えを伝えるための手段である…。自由が嘲笑の手段や宗派間対立を煽る手段、または無秩序を広める手段になることに警戒すべきだ…。
国家は二つの並行したルートで再建を進めている…。第1のルートは村や町を対象とし、インフラの修復、瓦礫の撤去、学校や病院の再稼働を行うことで、住民が徐々に帰還できるようにすることである…。一方、破壊率が90%または100%に達している都市については、国家単独での完全な再建は巨額の費用のためほぼ不可能だ…。そのため、より現実的な解決策は投資モデルを採用し、国内外の企業が参加する形で再建を進めることである。

 

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はリビアのアブドゥルハミード・ドゥバイバ首相と電話会談を行い、地域情勢について協議した。

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シリア軍は、ヒズブッラーやその他の武装勢力がシリア領内に浸透するのを阻止するためとして、レバノンとイラクの国境地帯に展開

SANAによると、シリア軍作戦局は4日未明、同軍部隊がレバノン、イラクとの国境全域における展開を強化したと発表した。

この増強は、米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とこれに対するイランのアラブ諸国、イスラエルへの報復攻撃の激化を受けたもの。

展開している部隊は、国境警備隊および偵察大隊に所属しており、国境活動の監視および密輸対策を任務としている。

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ロイター通信は3日、シリアとレバノンの8人(シリア軍士官5人と治安当局者1人、レバノンの治安当局者2人)の関係筋の話として、シャルア移行期政権の部隊が、レバノン国境にロケット弾部隊と数千人の兵士を増派したと伝えた。

増派はイスラエル軍とヒズブッラーの戦闘再開を受けた措置。

増派そのものは2月に開始されたが、ここ数日で大きく加速、武器や麻薬の密輸を防ぐとともに、ヒズブッラーやその他の武装勢力がシリア領内に浸透するのを阻止することが目的だという。

増派されたのは、シリア軍の第52師団、第84師団などで、ヒムス県やタルトゥース県南部の国境地帯に配置された。

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シリア人権監視団によると、シリア軍部隊は、ダマスカス郊外県、ヒムス県、タルトゥース県の対レバノン国境地帯に加えて、イスラエルが占領するゴラン高原に面するクネイトラ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県、ハサカ県の対イラク国境に配置されたという。

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米主導の有志連合はハサカ県ハッラーブ・ジール村の基地を攻撃しようとした無人航空機を迎撃、複数機を撃墜

ハサカ県では、イナブ・バラディーが4日に伝えたところによると、米主導の有志連合は3日夕方、ハッラーブ・ジール村の基地を攻撃しようとした無人航空機を迎撃、複数機を撃墜した。

ハサカのイナブ・バラディー特派員によると、3月3日火曜日の夕方、国際連合軍はカーミシュリー市東方ルメイランにある「ハラーブ・ジール基地」を標的とした無人機攻撃を迎撃し、目標に到達する前に複数の無人機を撃墜した。

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イスラーム国のセルと見られる武装グループのがラッカ市内の内務治安局拠点を襲撃

ラッカ県では、シリア人権監視団が4日に発表したところによると、ラッカ市のヒシャーム・ビン・アブドゥルマリク通りにある青年会館の建物内の内務治安局の拠点がイスラーム国のセルと見られる武装グループの襲撃を受け、戦闘で、内務治安局の隊員1人が負傷した。

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イスラエル軍はレバノン南部への爆撃を続けるとともに、同地に侵攻、安全地帯を拡大:ヒズブッラーもイスラエル北部を攻撃

レバノンのイスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)は、テレグラムを通じて、2日にレバノンの数十の都市および町、ベイルート南部郊外がイスラエルの爆撃を受けたことに対抗して、3日にイスラエルとの戦闘に関して13件の声明を発表したことを明らかにした。

このうち、3番目、6番目、7番目の声明においては、イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原内のナファフ基地(第210ハブシャン師団司令部)、ラーウィヤ(ラヴァヤ)基地、キーラア(ケラ・アロン)兵舎を大型ロケット弾で攻撃したことが発表された。

また、11番目の声明においては、イスラエル北部のハイファー海軍基地を高性能ミサイルで攻撃したことが発表された。

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一方、イスラエル軍は、Xを通じて、過去24時間の間に、数百機の戦闘機および航空機がイランおよびレバノンの数百の目標を同時に攻撃したと発表した。

イスラエル軍はまた、Xを通じて、ヒズブッラー関連の目標約60ヵ所を爆撃したと発表した。

標的としたのは、南部県のティール郡、サイダー郡にある武器貯蔵施設、ミサイル発射装置、指揮所ー、ヒズブッラーとハマースのテロ・インフラなど。

ナハールネットによると、イスラエル軍が爆撃では、サイダー市にあるイスラーム集団の本部も標的となった。

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『エルサレム・ポスト』によると、イスラエル軍は、2024年11月以降にレバノン南部で維持してきた5ヵ所の拠点に加えて、同地における安全地帯を若干拡大したと発表した。

この措置は、ヒズブッラーによる差し迫った侵攻の可能性を抑止するのが目的で、現時点においては、2024年9月に行ったような大規模侵攻を意図するものではないという。

AFP(転載)によると、イスラエル軍は緩衝地帯を構築するため、レバノン南部のナバティーヤ県カフル・キラー村、ヒヤーム村の平原に侵攻した。

ナハールネットによると、これを受けて、ヒズブッラーはカフル・キラー村郊外でイスラエル軍戦車を迎撃した。

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ナハールネットによると、ヒズブッラーのマフムード・クマーティ0政治評議会副議長は、レバノン南部住民に向けた声明を発表し、「忍耐の時代は終わった。我々には抵抗に戻る以外の選択肢はない」、「「敵は全面戦争を望んでいる。停戦合意以来それを止めていない。ならば全面戦争にしよう。アッラーは我々の支えであり、勝利は祖国と人民、そして抵抗に属する」と表明した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、イランの首都テヘランに対する爆撃で、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団に所属するレバノン軍団ダウード・アリー・ザーデ司令官と呼ばれる人物を殺害したと発表した。

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エネルギー省はエネルギー供給が影響を受ける可能性があるとの噂を否定

エネルギー省は、米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とこれに対するイランのアラブ諸国、イスラエルへの報復攻撃に伴いエネルギー供給が影響を受ける可能性があるとの噂が広まるなか、フェイスブックを通じて、これをを否定した。

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民間航空総局はシリア北部の空域を開放し、ダマスカス国際空港の運用を4日午前0時から再開すると発表

民間航空総局は、フェイスブックを通じて、シリア北部の空域における一部の航空回廊をトルコ方面に向けて開放し、ダマスカス国際空港の運用を4日午前0時から再開すると発表した。

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人民議会選挙高等委員会はラッカ県の住民に2日までに選挙人団の名簿案への異議申し立てを提出するよう改めて呼びかける

人民議会選挙高等委員会は、テレグラムを通じて、ラッカ県の住民に対し、2日までに選挙人団の名簿案への異議申し立てを提出するよう改めて呼びかけた。

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イスラエル軍関係者はシャルア移行期政権の部隊がシリア側のゴラン高原の丘陵地帯に武器と兵力を移送していると指摘


イスラエルのワッラは、イスラエル軍北部司令部の関係者の話として、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が、シリア側のゴラン高原の丘陵地帯に武器と兵力を移送していると伝えた。

この軍事行動は、国境地域における部隊配置について、イスラエルとシリアの間で事前に交わされていた合意に反したものだという。

事態を受けて、イスラエル側は、シャルア移行期政権に対して、イランおよびヒズブッラーとの戦闘状況に乗じて、シリア南部のドゥルーズ派に危害を加えることは許さないとのメッセージを伝えるとともに、シリア領を通過して、イラクの民兵が移動するのを防ぐよう求めた。

これらの民兵は現在、イラクで米軍部隊に対して攻撃を行っているとされる。

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トルコの実効支配下にある「平和の泉」地域の境界地域の軍事基地に駐留するトルコ軍部隊が東部自由人運動のメンバー300人以上を解任

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの実効支配下にある「平和の泉」地域の拠点都市ラアス・アイン市近郊のマアシャバ村、ダーウーディーヤ村、カースィミーヤ村、バーブ・ハイル村一帯のシリア民主軍諸派の支配地に接する地域の複数ヵ所に設置されていた軍事基地に駐留するトルコ軍部隊が、東部自由人運動のメンバー300人以上を解任した。

解雇されたメンバーの多くはダイル・ザウル県とラッカ県の出身者で、トルコ軍と共に基地の警備・防護任務を担当していた。

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ダマスカス郊外県アイン・タルマー町で指名手配者の家族が警察官の暴行や恐喝を受けたとして、警察署を襲撃

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団ムラースィルーンによると、アイン・タルマー町で、指名手配者の家族が警察官の暴行や恐喝を受けたとして、警察署を襲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スィッリーン町近郊のヒルバト・ハドラ村東の農地で、正体不明の武装グループの銃撃を受けて、若者1人が死亡し、1人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安局がアブー・ハマーム市など2ヵ所で簡易原油精製炉を押収、焼却した。

また、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町でも内務治安局が精製施設を焼却した。

一方、シリア人権監視団によると、内務治安局がムハイミーダ村でシリア民主軍の元司令官の1人ハーリド・アブー・アンタル氏を住民に対する人権侵害の疑いで拘束した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で武装グループが「旧体制残党との戦い」を口実に、地元住民に金銭的な上納金を課し始めた。

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