シリア軍、ロシア軍はダマスカス郊外県、ダルアー県、ラタキア県で反体制武装集団への爆撃、攻撃を続ける(2016年1月10日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、地対地ミサイルと思われる砲弾がダーライヤー市各所に着弾、またシリア軍が同市各所を砲撃、「樽爆弾」20発を投下した。

また西グータ地方のサラーム高速道路一帯では、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がナシャービーヤ村一帯で、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線などの拠点への重点的な攻撃を行うとともに、ドゥーマー市および同市東部、ミスラーバー市で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市を29回にわたり空爆した。

また戦闘機(所属明示せず)がダルアー市内(ダルアー・バラド地区)を2度にわたり空爆したほか、ブスラー・シャーム市も空爆を受けた。

さらにシリア軍はタイバ町、ブスル・ハリール市各所を「樽爆弾」で空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団はシリア軍の第12旅団基地、イズラア市周辺を砲撃した。

一方、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がダルアー市ハマーディーン地区、国立病院東部、電力会社南部などで反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系民兵がシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団とサルマー町一帯で交戦し、ヌスラ戦線側の戦闘員2人が死亡した。

またロシア軍と思われる戦闘機が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(1月10日付)によると、シリア軍が人民防衛隊とともに、県北部の第867地点、ワーディー・ナブア・ミールーを制圧した。

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アレッポ県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がタームーラ村、アナダーン市、マンスーラ村、アレッポ市マイサル地区、バニー・ザイド地区で反体制武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がサラーキブ市、ハーン・シャイフーン市でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がマアルカバ村、ラハーヤー村、ラターミナ町で反体制武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 10, 2016、AP, January 10, 2016、ARA News, January 10, 2016、Champress, January 10, 2016、al-Hayat, January 11, 2016、Iraqi News, January 10, 2016、Kull-na Shuraka’, January 10, 2016、al-Mada Press, January 10, 2016、Naharnet, January 10, 2016、NNA, January 10, 2016、Reuters, January 10, 2016、SANA, January 10, 2016、UPI, January 10, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県、スワイダー県で、石油を密輸するダーイシュ(イスラーム国)のタンクローリー車列を爆撃、破壊(2016年1月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がジャフラ村、マリーイーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マヤーディーン市郊外の高速道路を移動中のダーイシュの密輸用タンクローリー20輌を空爆、破壊した。

この車列はイラク領内からマヤーディーン市に向かっていたという。

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スワイダー県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がシャアフ村東部で、石油を搬送中のダーイシュ(イスラーム国)のタンクローリーの車列を空爆し、16輌を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月10日付)によると、シリア軍がワーディー・アブヤド・ダム一帯、タドムル市郊外柑橘園一帯、マヒーン町東部、カルヤタイン市一帯、シャーイル村などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 10, 2016、AP, January 10, 2016、ARA News, January 10, 2016、Champress, January 10, 2016、al-Hayat, January 11, 2016、Iraqi News, January 10, 2016、Kull-na Shuraka’, January 10, 2016、al-Mada Press, January 10, 2016、Naharnet, January 10, 2016、NNA, January 10, 2016、Reuters, January 10, 2016、SANA, January 10, 2016、UPI, January 10, 2016などをもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団がアレッポ県北部の「安全保障地帯」で有志連合、トルコ軍の支援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)支配下の2カ村を制圧(2016年1月10日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(1月10日付)によると、シリア・ムスリム同胞団系の武装集団シャーム軍団などからなる武装集団がいわゆる「安全地帯」でダーイシュ(イスラーム国)が支配下に置く2カ村(カッラ・クーバル村、ヒルバ村)を、ダーイシュとの戦闘の末に制圧した。

シャーム軍団とともに戦闘に参加したのは、スルターン・ムラード師団、ムウタスィム・ビッラー旅団、ハムザ旅団。

なおダーイシュの通信部門アアマーク通信によると、戦闘では有志連合の無人航空機がシャーム軍団側を航空支援するとともに、トルコ軍もカッラ・クーバル村を攻撃したという。

AFP, January 10, 2016、AP, January 10, 2016、ARA News, January 10, 2016、Champress, January 10, 2016、al-Hayat, January 11, 2016、Iraqi News, January 10, 2016、Kull-na Shuraka’, January 10, 2016、al-Mada Press, January 10, 2016、Naharnet, January 10, 2016、NNA, January 10, 2016、Reuters, January 10, 2016、SANA, January 10, 2016、UPI, January 10, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線が「イスラーム法に反する歌、スローガン」を放送したとして、自らを擁護するメディア活動家のアブドゥッラー氏とラジオ・フレッシュのファーリス社長を一時拘束(2016年1月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団などによると、シャームの民のヌスラ戦線がカフルナブル市にあるラジオ・フラッシュ本部を接収した。

これに先立ち、ヌスラ戦線メンバーだという覆面をした武装集団が同本部を襲撃し、コンピュータ、設備などを略奪、ラーイド・ファーリス社長と活動家のハーニー・アブドゥッラー氏を連行した。

ラジオ局に近い複数の情報筋によると、ラジオ・フラッシュが「イスラーム法に反する歌やイスラーム教を侮辱するスローガン」を放送で流したことが、事件の背景にあるという。

ファーリス氏はこれまでにもたびたび、ヌスラ戦線の行為を批判してきたことで知られていたという。

一方、アブドゥッラー氏は、ヌスラ戦線を擁護する姿勢をとっており、ファーリス氏が「イスラーム法に反する素材を流さないこと」を保証していたが、この保証が履行されなかったために連行されたという。

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ARA News(1月10日付)によると、その後、アブー・ハリール・カフルナブル氏を名乗るヌスラ戦線メンバーとファーイス氏が、①アブドゥッラー氏が自身のフェイスブック・アカウントにおいて、ファーリス氏がイスラーム法的に過ちを犯したと明記する、②ヌスラ戦線が、ラジオ・フレッシュ襲撃を行き過ぎた過ちと認める、ことを合意し、ファーリス氏とアブドゥッラー氏はカフルナブル市で釈放された。

ARA News, January 10, 2016
ARA News, January 10, 2016


AFP, January 10, 2016、AP, January 10, 2016、ARA News, January 10, 2016、Champress, January 10, 2016、al-Hayat, January 11, 2016、Iraqi News, January 10, 2016、Kull-na Shuraka’, January 10, 2016、al-Mada Press, January 10, 2016、Naharnet, January 10, 2016、NNA, January 10, 2016、Reuters, January 10, 2016、SANA, January 10, 2016、UPI, January 10, 2016などをもとに作成。

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イラン外相「サウジはシリアの紛争解決に影響を及ぼそうとしている」、サウジ外相「イランとの関係悪化がシリアの紛争解決に向けた取り組みに影響を及ぼすことはない」(2016年1月10日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はリヤド、ダマスカスに続いて、イランの首都テヘランを訪問し、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談、1月25日開催予定のジュネーブ3会議への対応について意見を交わした。

IRNA(1月10日付)によると、会談でザリーフ外務大臣は、ニムル・ニムル師処刑に端を発するイラン・サウジアラビア関係の緊張をシリアの紛争に結びつけ、「危機解決に影響を及ぼそうとしている」と批判した。

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しかし、サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は記者会見で、イランとの関係悪化が、シリアの紛争解決に向けた取り組みに影響を及ぼすことはないと述べた。

AFP, January 10, 2016、AP, January 10, 2016、ARA News, January 10, 2016、Champress, January 10, 2016、al-Hayat, January 11, 2016、Iraqi News, January 10, 2016、IRNA, January 10, 2016、Kull-na Shuraka’, January 10, 2016、al-Mada Press, January 10, 2016、Naharnet, January 10, 2016、NNA, January 10, 2016、Reuters, January 10, 2016、SANA, January 10, 2016、UPI, January 10, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で11回の爆撃を実施(2016年1月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月9日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は11回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンジジュ市近郊(3回)、マーリア市近郊(2回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 10, 2016をもとに作成。

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米軍主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)とシリア民主軍の戦闘が続くアイン・イーサー市郊外を爆撃し、住民5人が死亡するなか、シリア軍、トルコ軍、シリア民主軍がそれぞれダーイシュと交戦(2016年1月9日)

ラッカ県では、ARA News(1月9日付)によると、米軍主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘が続くアイン・イーサー市近郊のシャファーカ農場を空爆し、住民5人が死亡した。

また有志連合はラッカ市内の迎賓館、県庁舎、カフェテリア・スルタナ、農民総連合ビル、スワイディーヤ村(タブカ市郊外)を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はティシュリーン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

他方、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つであるバーブ市、ナッジャーラ村一帯を砲撃した。

一方、ARA News(1月9日付)によると、トルコ軍がラーイー村およびその周辺にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラフジャーン村を砲撃し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍が県東部のラフジャーン村でダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がカスル村南西部でダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して集中的な攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 9, 2016、AP, January 9, 2016、ARA News, January 9, 2016、Champress, January 9, 2016、al-Hayat, January 10, 2016、Iraqi News, January 9, 2016、Kull-na Shuraka’, January 9, 2016、al-Mada Press, January 9, 2016、Naharnet, January 9, 2016、NNA, January 9, 2016、Reuters, January 9, 2016、SANA, January 9, 2016、UPI, January 9, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ県、アレッポ県、ダマスカス郊外県、ダルアー県で激しい爆撃(2016年1月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ファトフ軍の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市内の裁判所、市南部の刑務所に対して4発のミサイルで攻撃を行い、戦闘員、収監者合わせて39人が死亡した。

標的となった施設はいずれもシャームの民のヌスラ戦線の管理下にあったという。

ロシア軍と思われる戦闘機はまた、サラーキブ市、アリーハー市、アウラム・ジャウズ村などに対しても行われた。

またシリア軍は、ヌスラ戦線などの包囲下にあるフーア市に隣接するビンニシュ市各所を砲撃した。

このほか、ロシア軍と思われる戦闘機がサラーキブ市一帯を空爆し、男性1人が死亡した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がサラーキブ市、マアッルディブサ村でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたマアッラト・ヌウマーン市でシャー布民のヌスラ戦線と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がヌッブル市、ザフラー町、バーシュカウィー村を砲撃した。

これに対し、シリア軍はバヤーヌーン村・ハイヤーン町間の街道各所を砲撃した。

またアレッポ市スッカリー地区・アーミリーヤ地区間のアッバース・モスク近くに戦闘機(所属明示せず)が空爆し、一家4人を含む8人が死亡した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、カルム・ジャズマーティー地区、ザフラー協会地区一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対してヌスラ戦線側は、ヌッブル市、ザフラー町を迫撃砲で攻撃した。

このほか、ARA News(1月9日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を砲撃し、3人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサクバー市各所を砲撃した。

またナシャービーヤ町一帯では、シリア軍がジハード主義武装集団と交戦するなか、ロシア軍と思われる戦闘機は、同地一帯を空爆した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯及び同村東部のビラーリーヤ村近郊、ドゥーマー市一帯でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまたザブディーン村で反体制武装集団の拠点を激しく攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系民兵が、ナビー・ユーヌス峰一帯などで交戦した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のルワイサト・カームーア村およびその周辺の丘陵地帯、マギーリーヤ村、フーシュ・マギーリーヤ村、ルワイサト・ブン・ジャーズィー村、カディーン村、第1014地点を制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティールマアッラ村に「樽爆弾」6発を投下した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラハーヤー村を砲撃、また戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町を空爆した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がタッル・ワースィト村、カルクール村、マンスーラ村、カフルズィーター市、ムーリク市で、ジュンド・アクサー機構、シャーム自由人イスラーム運動の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がジャウバル区を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市、イブタア町、ブスラー・シャーム市を砲撃、空爆する一方、ロシア軍と思われる戦闘機もシャイフ・マスキーン市各所を12回にわたり空爆した。

一方、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区各所、マンシヤ地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 9, 2016、AP, January 9, 2016、ARA News, January 9, 2016、Champress, January 9, 2016、al-Hayat, January 10, 2016、Iraqi News, January 9, 2016、Kull-na Shuraka’, January 9, 2016、al-Mada Press, January 9, 2016、Naharnet, January 9, 2016、NNA, January 9, 2016、Reuters, January 9, 2016、SANA, January 9, 2016、UPI, January 9, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団24組織はリヤドでの反体制派合同会合最高交渉委員会への支持を表明(2016年1月9日)

24の反体制武装集団が共同声明を出し、リヤドでの反体制派合同会合で設置された、反体制派統一代表団人選のための最高交渉委員会に支持を表明し、「革命の基礎に対して…国際社会、地域社会が押しつけようとしている譲歩」に抗するよう呼びかけた。

共同声明を出したのは以下の組織:イスラーム軍、フルカーン旅団、山地の鷹旅団、第16歩兵師団、シャーム戦線、サラーフッディーン師団、ヒムス解放運動、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、北部師団、タウヒード軍、アンサール・シャーム戦線、シャーム軍団、ムジャーヒディーン軍、第2沿岸師団、第312師団、ヤルムーク軍、第1沿岸師団、アルバイーン大隊、ナスル軍、スルターン・ムラード師団、「命じられるがまま進め」連合、第24歩兵師団、中部師団、海岸第10旅団。

AFP, January 9, 2016、AP, January 9, 2016、ARA News, January 9, 2016、Champress, January 9, 2016、al-Hayat, January 10, 2016、Iraqi News, January 9, 2016、Kull-na Shuraka’, January 9, 2016、al-Mada Press, January 9, 2016、Naharnet, January 9, 2016、NNA, January 9, 2016、Reuters, January 9, 2016、SANA, January 9, 2016、UPI, January 9, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がシリアを訪問、ムアッリム外相は、交渉に参加する反体制派の名簿と「テロ組織」のリストの開示を要求(2016年1月9日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表はシリアの首都ダマスカスを訪問し、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)と会談し、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議への対応などについて意見を意見を交わした。

SANA(1月9日付)によると、会談でムアッリム外務在外居住者大臣は、「テロとの戦い」に関する国連での一連の安保理決議の遵守を通じて、シリア人どうしの対話を促す必要があると改めて伝え、デミストゥラ氏が発表した日程(1月25日開催)に沿ってジュネーブ3会議に臨む用意があると強調した。

そのうえで、ジュネーブ3会議に参加するシリアの反体制派の代表者の氏名を記したリストと、「テロとの戦い」の対象となるテロ組織を記したリストを受け取りたい旨、要請した。

SANA, January 9, 2016
SANA, January 9, 2016

AFP, January 9, 2016、AP, January 9, 2016、ARA News, January 9, 2016、Champress, January 9, 2016、al-Hayat, January 10, 2016、Iraqi News, January 9, 2016、Kull-na Shuraka’, January 9, 2016、al-Mada Press, January 9, 2016、Naharnet, January 9, 2016、NNA, January 9, 2016、Reuters, January 9, 2016、SANA, January 9, 2016、UPI, January 9, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はラッカ市郊外のダーイシュ(イスラーム国)支配下の村を爆撃し、子供8人、女性3人が死亡(2016年1月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるラッカ市北部にあるハズィーマ村を空爆し、子供8人、女性3人の合わせて11人が死亡した。

また西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アイン・イーサー市に潜入したダーイシュと同市南部一帯など交戦を続けた。

有志連合は、アイン・イーサー市近郊およびアレッポ県マンビジュ市内の拠点を2回にわたり空爆した。

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ハサカ県では、『ハヤート』(1月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市南部のマフルーム地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ティシュリーン・ダム一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が、同ダム一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

これに対し、ダーイシュはアイン・アラブ市郊外のタッル・イブル村を砲撃した。

一方、シリア民主軍の複数の消息筋は、シリア人権監視団に対して、ティシュリーン・ダムに米軍が駐留しているとの報道を否定した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が国防隊とともにカルヤタイン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯、シャーイル村一帯、マルヒターン村北部、ジャラム・カスル村、ジュッブ・ジャッラーフ村東部、でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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NNA(1月8日付)によると、レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村一帯に潜伏するダーイシュ(イスラーム国)およびシャームの民のヌスラ戦線の武装集団が同村内で内務治安軍総局の隊員であるザーヒル・イッズッディーン氏を自宅前で銃で撃ち殺した。

AFP, January 8, 2016、AP, January 8, 2016、ARA News, January 8, 2016、Champress, January 8, 2016、al-Hayat, January 9, 2016、Iraqi News, January 8, 2016、Kull-na Shuraka’, January 8, 2016、al-Mada Press, January 8, 2016、Naharnet, January 8, 2016、NNA, January 8, 2016、Reuters, January 8, 2016、SANA, January 8, 2016、UPI, January 8, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ県、ダルアー県、ダマスカス郊外県を爆撃(2016年1月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がタッル・リフアト市、ダイル・ジャマール村を空爆した。

これに対し、ジハード主義武装集団はヌッブル市各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市各所を8回にわたり空爆、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、バジャージバ地区、バドウ地区、旧税関地区、バハール地区で反体制武装集団と交戦、戦闘員37人を殲滅した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がドゥーマー市各所を2回にわたり空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフーシュ・ハッジュー村、サアン・アスワド村でジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が同地を砲撃した。

一方、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がフーシュ・ハッジュー村、サアン・アスワドで、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム戦線、ヒムス軍団、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサルマーニーヤ村、ムーリク市を砲撃した。

一方、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がタッル・ワースィト村、マンスーラ村、カーヒラ村、ズィヤーラ町でファトフ軍を攻撃し、戦闘員30人を殺害した。

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ラタキア県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のヒルバト・ジュバ丘、第1023地点、タハーン村を制圧した。

シリア軍はまた、対トルコ国境地帯で反体制武装集団の拠点に対して空爆を実施した。

AFP, January 8, 2016、AP, January 8, 2016、ARA News, January 8, 2016、Champress, January 8, 2016、al-Hayat, January 9, 2016、Iraqi News, January 8, 2016、Kull-na Shuraka’, January 8, 2016、al-Mada Press, January 8, 2016、Naharnet, January 8, 2016、NNA, January 8, 2016、Reuters, January 8, 2016、SANA, January 8, 2016、UPI, January 8, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で13回の爆撃を実施(2016年1月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月8日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は13回で、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンジジュ市近郊(12回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 9, 2016をもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局を主導するPYDなど3組織は民主的変革諸勢力国民調整委員会としての活動を中止(2016年1月8日)

西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党は、クルド・シリア民主党、スィルヤーニー連合党と共同声明を出し、民主的変革諸勢力国民調整委員会への参加組織としての活動を中止すると発表した。

声明によると、活動中止は「民主的変革諸勢力国民調整委員会の執行部メンバーが人民防衛隊をテロ組織のリストに加えようとしている」ことが原因で、「執行部の一部のメンバーが常に、シリアの愛国的な逃走にふさわしくない姿勢に固執してきたことで意見の相違があった」という。

民主的変革諸勢力国民調整委員会はサウジアラビアの首都リヤドで開催された反体制派統一会合に参加したが、同会合および反体制派統一代表団人選のための最高交渉委員会は、人民防衛隊、西クルディスタン移行期民政局を排除する方針で活動を行っている。

民主統一党ら3組織は、この会合に対抗するかたちでシリア民主軍参加組織・支持組織がハサカ県で開いた総会を主導、同総会はシリア民主評議会の名で新たな政治連合体を結成していた。

今回の声明で、3組織はシリア民主評議会の枠内での共同活動への参加を呼びかけている。

AFP, January 8, 2016、AP, January 8, 2016、ARA News, January 8, 2016、Champress, January 8, 2016、al-Hayat, January 9, 2016、Iraqi News, January 8, 2016、Kull-na Shuraka’, January 8, 2016、al-Mada Press, January 8, 2016、Naharnet, January 8, 2016、NNA, January 8, 2016、Reuters, January 8, 2016、SANA, January 8, 2016、UPI, January 8, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合のハウジャ議長「中国は安保理常任理事国であり、シリア政府と反体制派と等距離を保とうとしている」(2016年1月7日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ議長は中国を訪問し、王毅外交部長と会談した。

会談後、ハウジャ議長は「中国は安保理常任理事国であり、シリア政府と反体制派と等距離を保とうとしている」と述べた。

AFP, January 8, 2016、AP, January 8, 2016、ARA News, January 8, 2016、Champress, January 8, 2016、al-Hayat, January 9, 2016、Iraqi News, January 8, 2016、Kull-na Shuraka’, January 8, 2016、al-Mada Press, January 8, 2016、Naharnet, January 8, 2016、NNA, January 8, 2016、Reuters, January 8, 2016、SANA, January 8, 2016、UPI, January 8, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のジュンド・アクサー機構は、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動によるダーイシュ(イスラーム国)細胞の処刑に反発しファトフ軍としての活動中止を宣言(2016年1月7日)

アル=カーイダ系組織のジュンド・アクサー機構は、ファトフ軍の作戦司令室のもとでの活動を中止すると発表した。

ジュンド・アクサー機構の声明によると、活動中止は、ファトフ軍執行部メンバーのシャーム自由人イスラーム運動のアブー・ユースフ氏が、執行部長(アミール)のアブー・キターダ氏の許可を得ず、ダーイシュ(イスラーム国)のために活動していたとされる細胞のメンバー(投獄中)を公開処刑したことを受けたもの。

ジュンド・アクサー機構は声明で、処刑を「個人的振る舞い」「行き過ぎ」と非難している。

なお、ファトフ軍加盟組織で活動停止を宣言したのは、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団についで2組織目。

Kull-na Shuraka', January 8, 2016
Kull-na Shuraka’, January 8, 2016

AFP, January 8, 2016、AP, January 8, 2016、ARA News, January 8, 2016、Champress, January 8, 2016、al-Hayat, January 9, 2016、Iraqi News, January 8, 2016、Kull-na Shuraka’, January 8, 2016、al-Mada Press, January 8, 2016、Naharnet, January 8, 2016、NNA, January 8, 2016、Reuters, January 8, 2016、SANA, January 8, 2016、UPI, January 8, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年1月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月7日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、アイン・イーサー市近郊(2回)、マンジジュ市近郊(1回)のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 8, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍がアレッポ県西部でヌスラ戦線などと戦うシリア民主軍を爆撃支援する一方、米軍は県東部のティシュリーン・ダムに駐留との情報(2016年1月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室諸派が交戦するマーリキーヤ村、カシュタアール村、マンナグ航空基地一帯をロシア軍と思われる戦闘機が空爆した。

一方、シリア民主軍は県東部のティシュリーン・ダム一帯のユーフラテス川西岸地域でダーイシュと交戦を続け、有志連合と思われる戦闘機が航空支援を行った。

このほか、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がナッジャーラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同村おおよびその周辺の丘2カ所を制圧した。

他方、アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(1月8日付)によると、県北部のいわゆる「安全地帯」内で活動するスルターン・ムラード旅団が、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある12カ村を軍事地区に指定、住民に退去を求めた。

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こうしたなか、地元調整委員会は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したアレッポ県ユーフラテス河畔のティシュリーン・ダムに関して、シリア民主軍ではなく、米軍が制圧・駐留しており、同地の北西部に位置するダーイシュの主要拠点の一つマンビジュ市攻略の準備を行っていると発表した。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、January 8, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県、ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2016年1月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市郊外でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃した。

またシリア軍はダーイシュの支配下にあるタドムル市を「樽爆弾」で空爆した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラッカ市各所を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(1月7日付)は、ダーイシュがラッカ市で郵便局に勤める女性をシリア政府に内通していたとして処刑した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市工業地区、ハウィーカ地区、労働者住宅地区、ラサーファ地区、フワイジャト・サクルを空爆した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)は、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃した。

他方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍のダイル・ザウル航空基地守備隊が、飛行場北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がダマスカス郊外県を爆撃・砲撃する一方、反体制派もダマスカス郊外県、ダマスカス県を砲撃(2016年1月7日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市各所に対して「樽爆弾」40発を、ムウダミーヤト・シャーム市各所に「樽爆弾」8発を投下した。

ダーライヤー市ではまた、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。

さらに、ロシア軍と思われる戦闘機が、ザマルカー町を空爆し、子供3人を含む10人が死亡、数十人が負傷した。

一方、SANA(1月7日付)によると、東グータ地方を拠点とする反体制武装集団がハラスター市郊外の住宅地を砲撃し、6人が死傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アブー・ルンマーナ地区、シャアラーン地区(ダール・サラーム女学校周辺)、ハムラー地区、ウマウィーイーン広場近くに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾した。

また、SANA(1月7日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方を拠点とする反体制武装集団が中心街を砲撃し、迫撃砲弾複数発が着弾した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマスハラ村各所を砲撃した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がマスハラ村東部、クナイトラ市一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がダルアー市マンシヤ地区一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機がシャイフ・マスキーン市を少なくとも12回にわたり空爆、ジハード主義武装集団戦闘員4人がシリア軍との戦闘で死亡した。

シリア軍側も戦闘で2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がラスタン市一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、県北部のトルクメン山、クルド山一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、シャーム自由人イスラーム運動、アンシャール・シャーム、第1沿岸師団、第2沿岸師団などからなる反体制武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地を空爆した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ハーラ山、バイト・ファーリス山、サッラーフ村、バイト・ファーリス村、ダグダガーン農場および県北部の山岳地帯複数カ所(ルサイサト・アブー・ガマーム、ルサイサト・シャイフ・サルマーン、第292地点、第296地点、第387地点、第465地点、第342地点、第489地点)を、反体制武装集団と交戦の末に制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、ズィルバ村、ハーン・トゥーマーン村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、シリア政府支配下のヌッブル市、ザフラー町各所に対してジハード主義武装集団(シャーム戦線とシャームの民のヌスラ戦線)が砲撃を加え、複数の住民が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダイル・ジャマール村一帯、ブザーア村一帯を空爆した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がシャワーヤー丘、アレッポ市ライラムーン地区、ジャズマーティー地区、ラーシディーン地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアリーハー市を空爆する一方、ファトフ軍はイドリブ市で男性5人を銃殺刑に処した。

一方、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がアリーハー市でファトフ軍の拠点を攻撃し、少なくとも戦闘員5人を殺害した。

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ハマー県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がアトシャーン村でシャーム自由人イスラーム運動の拠点に対して特殊作戦を行う一方、ムーリク市一帯でジュンド・アクサー機構を攻撃し、戦闘員30人以上を殲滅した。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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UNHCRは反体制武装集団が籠城するダマスカス郊外県マダーヤー町への人道支援物資搬入をシリア政府が受諾したことを歓迎(2016年1月7日)

UNHCRは声明を出し、シリア政府が反体制武装集団が籠城するダマスカス郊外県マダーヤー町と、シリア政府支配下イドリブ県フーア市、カファルヤー町への人道支援物資搬入に同意したとして歓迎の意を表明した。

しかし、マダーヤー町の活動家によると、国連からの人道支援物資は7日現在も届いておらず、シリア軍による包囲は続いている、という。

『ハヤート』(12月8日付)が伝えた。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動がイドリブ県でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルを摘発(2016年1月7日)

イドリブ県では、ARA News(1月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動がマアッラト・ヌウマーン市内で大規模な捜索活動を行い、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルを摘発した。

このセルは1月2日のジャルジャナーズ町でのシャーム自由人イスラーム運動所属のスンナの兵旅団司令官のアブドゥルカーディル・ダブアーン氏(アブー・タミーム)暗殺に関与しているという。

AFP, January 7, 2016、AP, January 7, 2016、ARA News, January 7, 2016、Champress, January 7, 2016、al-Hayat, January 8, 2016、Iraqi News, January 7, 2016、Kull-na Shuraka’, January 7, 2016、al-Mada Press, January 7, 2016、Naharnet, January 7, 2016、NNA, January 7, 2016、Reuters, January 7, 2016、SANA, January 7, 2016、UPI, January 7, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で14回の爆撃を実施(2016年1月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月6日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して36回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は14回で、マンビジュ市近郊のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 7, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がダマスカス郊外県東グータ地方を激しく爆撃・砲撃する一方、反体制派は首都ダマスカスを砲撃、アレッポ市ではYPGとヌスラ戦線が交戦(2016年1月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市に対して過去24時間で20回にわたり「樽爆弾」で空爆、またザブディーン村、ドゥーマー市、ハッザ町・ザマルカー町間などに対して地対地ミサイルなどで攻撃し、少なくとも4人が死亡、多数が負傷した。

さらにロシア軍と思われる戦闘機がマルジュ・スルターン村一帯、ミスラーバー市を空爆し、子供1人、女性1人を含む12人が死亡した。

マルジュ・スルターン村一帯ではまた、シリア軍、国防隊が、ジハード主義武装集団と交戦を続けた。

このほか、治安機関の拘置所で4年前から拘留されていたザバダーニー市出身の男性が、拷問を受け死亡した。

一方、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村北房部一帯、ナシャービーヤ町一帯、ドゥーマー市一帯、ミスラーバー市、ハラスター市郊外農場地帯でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦し、ナシャービーヤ町周辺の複数の農場と建物群を制圧した。

これに対して、ダーライヤー市を支配下に置く反体制武装集団は、ムウダミーヤト・シャーム市北部を砲撃し、4人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(1月6日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動する反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が住宅地に着弾し、8人が死亡、25人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、中心街のバグダード通り一帯などに迫撃砲弾が着弾し、複数人が死傷したと発表した。

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アレッポ県では、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がハイヤーン町、アレッポ市ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、バアナーイー公園、ライラムーン地区、アシュラフィーヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対し、アレッポ市バニー・ザイド地区を支配下に置く反体制武装集団が、ナイル通り地区を砲撃し、4人が負傷した。

一方、ARA News(1月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、シャームの民のヌスラ戦線と交戦し、戦闘員3人を殺害した。

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ダルアー県では、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市北部一帯でイスラーム・ムサンナー運動などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, January 6, 2016、AP, January 6, 2016、ARA News, January 6, 2016、Champress, January 6, 2016、al-Hayat, January 7, 2016、Iraqi News, January 6, 2016、Kull-na Shuraka’, January 6, 2016、al-Mada Press, January 6, 2016、Naharnet, January 6, 2016、NNA, January 6, 2016、Reuters, January 6, 2016、SANA, January 6, 2016、UPI, January 6, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がダマスカス郊外県ジャイルード市からダーイシュ(イスラーム国)を放逐する一方、同地の武装集団を第2歩兵師団が吸収合併(2016年1月6日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(1月6日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が、東カラムーン地方のジャイルード市を、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末に制圧したと発表した。

またこれと時を同じくして、東カラムーン地方で活動を続けてきたジャイルード殉教者大隊がビデオ声明を発表し、大隊を解体し、ハーニー・ジャーウール准将が率いる第2歩兵師団がこれを編入・統合すると発表した。

第2歩兵師団は2015年11月に、シャームの民旅団、スィッディーク旅団、カラムーンの兵旅団、カラムーンの火山が統合して、結成した組織。

AFP, January 6, 2016、AP, January 6, 2016、ARA News, January 6, 2016、Champress, January 6, 2016、al-Hayat, January 7, 2016、Iraqi News, January 6, 2016、Kull-na Shuraka’, January 6, 2016、al-Mada Press, January 6, 2016、Naharnet, January 6, 2016、NNA, January 6, 2016、Reuters, January 6, 2016、SANA, January 6, 2016、UPI, January 6, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県各所で、ダーイシュ(イスラーム国)がYPG主体のシリア民主軍、「穏健な反体制派」、シリア軍と交戦(2016年1月6日)

アレッポ県では、ARA News(1月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって制圧されたユーフラテス川のティシュリーン・ダム一帯をマンビジュ市西方から攻撃、これに対して有志連合がダム一帯を空爆し、ダーイシュの車輌などを破壊した。

また、県北部のいわゆる「安全地帯」内の主要都市マーリア市に隣接するハルバル村、タラーリーン村でも、ダーイシュが進軍を試み、シャーム戦線やマーリア作戦司令室と交戦した。

このほか、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がタッル・ハッターバート村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がタドムル市西部ドゥーワ地区、果樹園一帯、カルヤタイン市郊外、ジュッブ・ジャッラーフ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、『ハヤート』(1月8日付)によると、トルコ軍が、西クルディスタン移行期民政局の支配下にある国境の町タッル・アブヤド市を砲撃した。

AFP, January 6, 2016、AP, January 6, 2016、ARA News, January 6, 2016、Champress, January 6, 2016、al-Hayat, January 7, 2016、January 8, 2016、Iraqi News, January 6, 2016、Kull-na Shuraka’, January 6, 2016、al-Mada Press, January 6, 2016、Naharnet, January 6, 2016、NNA, January 6, 2016、Reuters, January 6, 2016、SANA, January 6, 2016、UPI, January 6, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で1回の爆撃を実施(2016年1月5日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月5日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、ラッカ市近郊のダーイシュの施設に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, January 6, 2016などをもとに作成。

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南部戦線(自由シリア軍)の主力武装集団が相次いで離反(2016年1月6日)

クッルナー・シュラカー(1月6日付)は、2015年半ば以降衰退が顕著な南部戦線(自由シリア軍)から、サブティーン旅団が離反を宣言したと伝えた。

サブティーン旅団はクナイトラ県で活動する武装集団の一つ。

インターネットを通じて発表した声明のなかで、サブティーン旅団は、南部戦線所属組織からなるクナイトラ県軍事評議会からの支援不足を離反の理由として挙げている。

また、これに先立ち、ハウラーン・ムジャーヒディーン旅団も南部戦線第1軍からの離反を宣言した。

クッルナー・シュラカーによると、サブティーン旅団はクナイトラ県軍事評議会内で最大の組織で、ハウラーン・ムジャーヒディーン旅団も南部戦線第1軍内で最大の組織だという。

Kull-na Shuraka', January 6, 2016
Kull-na Shuraka’, January 6, 2016
Kull-na Shuraka', January 6, 2016
Kull-na Shuraka’, January 6, 2016

 

AFP, January 6, 2016、AP, January 6, 2016、ARA News, January 6, 2016、Champress, January 6, 2016、al-Hayat, January 7, 2016、Iraqi News, January 6, 2016、Kull-na Shuraka’, January 6, 2016、al-Mada Press, January 6, 2016、Naharnet, January 6, 2016、NNA, January 6, 2016、Reuters, January 6, 2016、SANA, January 6, 2016、UPI, January 6, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県南部への包囲強化をめざしてクナイトラ県で戦闘を激化(2016年1月5日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクナイトラ市郊外のバアス市近郊でジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ハミーディーヤ村、西サムダーニーヤ村一帯を砲撃したほか、クナイトラ市南部の・ナースィリーヤ村の森林地帯ではまた、反体制武装集団司令官が乗った車を正体不明の武装集団が襲撃した。

クッルナー・シュラカー(1月5日付)によると、襲撃を受けたのはシリア革命家戦線司令官のアブー・ハムザ・ナイーミー氏。

シリア人権監視団によると、シリア軍によるこの攻勢は、ダマスカス郊外県のムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市への包囲強化が目的だという。

一方、SANA(1月5日付)によると、シリア軍がクナイトラ市一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団とジャウバル区一帯で交戦、シリア軍が同地を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市一帯で、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(1月5日付)によると、シリ軍がシャイフ・マスキーン市でイスラーム・ムサンナー運動などからなる反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(1月5日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動の幹部司令官でシューラー評議会メンバーのアブー・ラーティブ氏がファルハーニーヤ村で車で移動中に何者かに撃たれ、即死した。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍がタルビーサ市各所を砲撃、また同市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

Kull-na Shuraka', January 5, 2016
Kull-na Shuraka’, January 5, 2016

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がサルマー町各所を空爆した。

またクルド山、トルクメン山一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第1海外師団、第2海外師団、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍支配下のサラーキブ市内で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らがダマスカス郊外県マダーヤー町に対して続けている包囲解除と、ファトフ軍が包囲を続けるフーア市・カファルヤー町への攻撃を求めるデモが発生した。

クッルナー・シュラカー(1月5日付)によると、イドリブ市などファトフ軍支配下のイドリブ県各地でも4、5日に同様のデモが行われたという。

AFP, January 5, 2016、AP, January 5, 2016、ARA News, January 5, 2016、Champress, January 5, 2016、al-Hayat, January 6, 2016、Iraqi News, January 5, 2016、Kull-na Shuraka’, January 5, 2016、al-Mada Press, January 5, 2016、Naharnet, January 5, 2016、NNA, January 5, 2016、Reuters, January 5, 2016、SANA, January 5, 2016、UPI, January 5, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ県、アレッポ県で、シリア軍はハマー県でダーイシュ(イスラーム国)支配下の村・農村を奪還(2016年1月5日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアイン・イーサー市北西部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、6つの村・農場を制圧した。

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アレッポ県では、ARA News(1月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、ユーフラテス川西岸(ティシュリーン・ダム西部)の1カ村を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

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ハマー県では、SANA(1月5日付)によると、シリア軍が県東部のマブウージャ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月5日付)によると、シリア軍のダイル・ザウル航空基地守備隊が、飛行場東部のサルダ山、カルーム丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, January 5, 2016、AP, January 5, 2016、ARA News, January 5, 2016、Champress, January 5, 2016、al-Hayat, January 6, 2016、Iraqi News, January 5, 2016、Kull-na Shuraka’, January 5, 2016、al-Mada Press, January 5, 2016、Naharnet, January 5, 2016、NNA, January 5, 2016、Reuters, January 5, 2016、SANA, January 5, 2016、UPI, January 5, 2016などをもとに作成。

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