シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、ラタキア県各所を砲撃、トルコ軍憲兵隊がイドリブ県北部で農作業中の老人を銃殺(2022年2月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

またシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るサルキーン市近郊のマシュラファイーヤ村では、老人が農作業中にトルコ軍憲兵隊の発砲を受けて死亡した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原各所で砲撃戦を行った。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある区バイナ丘一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東ムライハ町でシリアの司法当局から指名手配を受けていた元反体制武装集団の司令官が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3164513037124764

AFP, February 21, 2022、ANHA, February 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2022、Reuters, February 21, 2022、SANA, February 21, 2022、SOHR, February 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民323人と国内避難民(IDPs)12人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は753,777人、2019年以降帰還したIDPsは105,881人に(2022年2月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月20日に難民323人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは18人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は753,777人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者356,134人(うち女性107,021人、子ども181,330人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,643人(うち女性119,345人、子ども202,812人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,829,838人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は983,057人(うち女性295,024人、子供501,064人)となった。

**

一方、国内避難民12人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは12人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は12人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,881人(うち女性41,475人、子供34,133人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,477人(うち女性424,034人、子供677,899人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3164507683791966

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県内の砂漠地帯でダーイシュがシリア軍の拠点を襲撃し、兵士2人死亡(2022年2月20日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がアレッポ県・ハマー県・ラッカ県の県境の砂漠地帯、ダイル・ザウル県ビシュリー山、ラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県内の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍の拠点を襲撃し、兵士2人が死亡した。

AFP, February 20, 2022、ANHA, February 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2022、Reuters, February 20, 2022、SANA, February 20, 2022、SOHR, February 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民320人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は753,454人に(2022年2月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月19日に難民320人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは6人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は753,454人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,829人(うち女性106,929人、子ども181,175人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,625人(うち女性119,340人、子ども202,803人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,734人(うち女性294,927人、子供500,900人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3163650207211047

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の住民とシリア軍兵士らが村を通過しようとした米軍の装甲車4輌とシリア民主軍の車輌1輌の進行を阻止(2022年2月19日)

ハサカ県では、SANA(2月19日付)やシリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の住民とシリア軍兵士らが、村を通過しようとした米軍の装甲車4輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなる車列の進行を同地の入口に設置されているシリア軍の検問所で阻止し、これを退却させた。


AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍憲兵隊が麻薬を所持していたアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を拘束、両者の戦闘で憲兵隊戦闘員1人負傷(2022年2月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のトゥーハール村でシリア国民軍所属の北部旅団のメンバー1人が何者かの狙撃を受けて死亡した。

一方、カッバースィーン村に近い街道では、シリア国民軍の憲兵隊が麻薬を所持していた同軍所属の武装集団の一つでアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を拘束したが、憲兵隊とシャーム自由人イスラーム運動の間で撃ち合いとなり、憲兵隊の戦闘員1人が負傷した。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊を砲撃(2022年2月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊の穀物サイロ、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民344人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は753,134人に(2022年2月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月18日に難民344人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民336人(うち女性101人、子供171人)、ヨルダンから帰国したのは8人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は753,134人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,515人(うち女性106,835人、子ども181,015人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,619人(うち女性119,338人、子ども202,800人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,414人(うち女性294,831人、子供500,737人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162110130698388

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

兵站物資を積んだ米主導の有志連合の車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2022年2月18日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米主導の有志連合の貨物車輌など約40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、同県およびダイル・ザウル県に設置されている基地に向かった。

AFP, February 19, 2022、ANHA, February 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2022、Reuters, February 19, 2022、SANA, February 19, 2022、SOHR, February 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンのヒズブッラーはイスラエル領内にドローンを進入させたと発表、イスラエル軍はアイアン・ドームで迎撃するも撃墜に失敗(2022年2月18日)

レバノンのヒズブッラーが主導する「レバノン国民抵抗」は声明を出し、同組織が保有する無人航空機(ドローン)「ハッサーン」が占領下パレスチナ(イスラエル北部)上空で4分間にわたり偵察任務を実施、イスラエル軍に迎撃を受けつつも無事帰還したと発表した。

マナール・チャンネル(2月18日付)などが伝えた。

**

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)を通じて、以下の通り発表した。

緊急:レバノンから敵小型ドローンがイスラエル領内に侵入し、ガリラヤ地区の警戒警報が発令され、アイアン・ドーム・システムの迎撃ミサイルが発射され、複数の戦闘機とヘリコプターが発進した。詳細は調査中である。

アドライ報道官のツイートによると、ドローンはその後レバノン領内に引き返したという。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Qanat al-Manar, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機複数機がヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュに対して70回あまりの爆撃を実施(2022年2月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯、ハマー県・アレッポ県・ラッカ県の県境の砂漠地帯、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して70回あまりの爆撃を実施した。

AFP, February 18, 2022、ANHA, February 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2022、Reuters, February 18, 2022、SANA, February 18, 2022、SOHR, February 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民349人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は752,790人に(2022年2月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月17日に難民354人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民349人(うち女性105人、子供178人)、ヨルダンから帰国したのは5人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は752,790人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者355,179人(うち女性106,734人、子ども180,844人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,611人(うち女性119,336人、子ども202,796人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は982,070人(うち女性294,728人、子供500,562人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,869人(うち女性41,473人、子供34,127人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,465人(うち女性424,032人、子供677,893人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3162110130698388

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が武装ドローンでハサカ県タッル・タムル町にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数人が負傷(2022年2月17日)

ハサカ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍が武装した無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊にあるロシア軍基地一帯を爆撃し、基地の近くにいた複数の住民が負傷した。

これに関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は声明を出し、爆撃の詳細を明らかにした。

それによると、トルコ軍のドローンは午後3時半、タッル・タムル町近郊にあるロシア軍の基地の20メートルしか離れていない場所を爆撃、これによってタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が負傷した。

またこの爆撃と合わせて、トルコ軍はタッル・タムル町近郊のタッル・シャンナーン村を砲撃したという。

Liveuamap(2月17日付)によると、トルコ軍のドローンが爆撃を行ったのは、トルコ占領地(「平和の泉」地域)の南東の端に面するカムシャト・ザルカーン村(タッル・タムル町北東)に設置されているロシア軍基地近く。

**

ラッカ県では、ANHA(2月17日付)、SANA(2月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がトルコ占領下のタッル・アブヤド市南西のヒルバト・バカル村、アリーダ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市のファーティマ・ザフラー・モスク近くで、シリア国民軍に所属するイスラーム軍のアブー・ラーティブ・マフシーを名乗るメンバー(シューラ評議会メンバー)の車で爆発が発生し、乗っていたマフシー氏が即死した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

革命特殊任務軍が米軍の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で米軍と合同軍事演習を実施(2022年2月16日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍は声明を出し、米軍と合同軍事演習を行ったと発表した。

AFP, February 17, 2022、ANHA, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2022、Reuters, February 17, 2022、SANA, February 17, 2022、SOHR, February 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がダーイシュ拠点に対して集中的な爆撃を実施、ダーイシュ・メンバー少なくとも6人が死亡、11人が負傷(2022年2月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯、ラッカ県ラサーファ砂漠、ヒムス県東部の砂漠地帯、ビシュリー山でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な爆撃を実施、ダーイシュ・メンバー少なくとも6人が死亡、11人が負傷した。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年2月16日)

アレッポ県では、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、ハズワーン村、ニーラービーヤ村を砲撃した。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2022年2月16日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(2月16日付)によると、会談では国内各地での和解プロセスの拡大の動き、政治プロセスの進捗などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3199925023627936

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民330人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は752,076人に(2022年2月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月15日に難民330人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民318人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは12人(うち女性4人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は752,076人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者354,483人(うち女性106,525人、子ども180,489人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,593人(うち女性119,330人、子ども202,786人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は981,356人(うち女性294,513人、子供500,197人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,864人(うち女性41,472人、子供34,123人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,460人(うち女性424,031人、子供677,889人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3160687427507325

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合が制空権を握るシリア東部をロシア軍機が通過、米軍機がこれを誘導(2022年2月15日)

CNN(2月15日付)は、米高官2人の話として、米主導の有志連合が制空権を握るシリア東部のユーフラテス川東岸上空にロシア軍3機が進入し、有志連合所属の戦闘機がこれを誘導する対応をとったと伝えた。

進入したのはロシア軍の貨物機1機とこれを護衛していたTu-22超音速爆撃機2機。

有志連合に事前の通知を行わず、イラク上空を経由し、シリア東部の「非紛争地帯」(de-confliction zone)に進入した。

米国がロシア側に事前通知が不十分だと警告したところ、ロシア側はそのまま飛行を継続すると返答したため、米空軍のF-16戦闘機などからなる有志連合の航空機が対応し、ロシア軍機が非紛争地帯を出るまで並行して飛行したという。

非紛争地帯を出たロシア軍機は、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県ノフマイミーム航空基地に着陸した。

ロシア軍はまた、約6時間後にも同様の行動を繰り返し、別の貨物機と軍用機が同じ空域を通過した。

非紛争地帯は、2015年10月に米国とロシアがシリア国内での「テロとの戦い」にかかる航空作戦での偶発的な衝突を回避するためとして、ユーフラテス川東岸地帯に設置された。

当時、米国はトルコが「分離主義テロリスト」と位置づけるクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の民兵である人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに、ユーフラテス川東岸でダーイシュに対する軍事作戦を行っていた。

一方、ロシアは、シリア政府、「イランの民兵」とともに、ユーフラテス川西岸で、ダーイシュ、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)が主導する反体制派に対する掃討戦を行っていた。

なお、ユーフラテス川東岸での有志連合の軍事作戦は、シリア政府の同意を得たものではなく、国際法上違法。だが、米国はシリア政府の正統性を一方的に否定し、現在も「テロとの戦い」、油田地域の防衛を口実に同地とヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(通称55キロ地帯)の27カ所に基地を設置、900人から3,000人と言われる将兵を違法に駐留させている。

AFP, February 16, 2022、ANHA, February 16, 2022、CNN, February 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2022、Reuters, February 16, 2022、SANA, February 16, 2022、SOHR, February 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのショイグ国防大臣がシリアを訪問、タルトゥース港沖での海軍軍事演習、フマイミーム航空基地を視察後、アサド大統領と会談(2022年2月15日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣を代表とする軍事使節団がシリアを訪問した。

ロシア国防省によると、使節団は地中海東部でのロシア海軍の軍事演習を航空視察し、続いてシリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県フマイミーム航空基地を視察した。

https://www.facebook.com/watch/?v=7783642278328390

https://www.facebook.com/watch/?v=656355355568588

https://www.facebook.com/watch/?v=3104407689827847

その後、ショイグ国防大臣らは、首都ダマスカスに移動し、アサド大統領と会談、地中海東部でのロシア海軍の演習の状況について報告するとともに、「テロとの戦い」における両国の軍事技術協力にかかる諸問題、ロシアからの人道支援、欧米諸国によるシリアへの一方的制裁への対応などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/watch/?v=519196226189506

ロシア国防省はまた、ショイグ国防大臣の訪問と合わせて、Tu-22M中距離爆撃機、MiG-31迎撃戦闘機を地中海東部での軍事演習に参加させるためにフマイミーム航空基地に配備したと発表した。

ロイター通信(2月15日付)によると、キンジャール極超音速ミサイルも併せて配備された。

**

SANA(2月15日)も、アサド大統領がショイグ国防大臣と会談し、タルトゥース港(タルトゥース県タルトゥース市)を出港したロシア海軍の演習についての報告を受けたのち、「テロとの戦い」における両国軍の協力関係について意見を交わしたと伝えた。

会談でショイグ国防大臣は、テロを支援する諸外国がテロ組織を再生しようと試みているなか、シリアが全土で主権を回復するまで、ロシアが「テロとの戦い」でシリアとの協力を続けるとともに、シリア国民が制裁や封鎖の影響を克服するのを支援すると改めて強調したという。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/315528253946828

AFP, February 15, 2022、ANHA, February 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2022、Reuters, February 15, 2022、SANA, February 15, 2022、SOHR, February 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市を砲撃し、女性1人と子供5人が死亡する一方、トルコ占領下のアアザーズ市も砲撃を受け、3人死亡(2022年2月15日)

アレッポ県では、ANHA(2月15日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市を砲撃し、女性1人と子供5人の合わせて6人が負傷し、民家などが被害を受けた。

トルコ軍はまた、シリア国民軍と、タッル・リフアト市内の総合情報部の拠点を砲撃、シリア軍兵士2人が負傷した。



トルコ軍とシリア国民軍はさらにタッル・アブヤド市近郊のタッル・ジブリーン村、スムーキーヤ村、シャフバー・ダム、シャッアーラ村、シャイフ・イーサー村、アフリーン郡からの避難民が身を寄せているアフリーン・キャンプ一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市の国立病院近くや住宅街に迫撃砲複数発が着弾し、警察官(いわゆる自由警察)1人を含む3人が死亡、少なくとも7人が負傷した。

国立病院はトルコ軍部隊が駐留する拠点の一つ。

迫撃砲は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域から発射されたが、シリア軍、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のいずれによる攻撃かは不明。

AFP, February 15, 2022、ANHA, February 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2022、Reuters, February 15, 2022、SANA, February 15, 2022、SOHR, February 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民321人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は751,746人に(2022年2月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月14日に難民321人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民306人(うち女性92人、子供156人)、ヨルダンから帰国したのは15人(うち女性5人、子供8人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は751,746人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者354,165人(うち女性106,430人、子ども180,327人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,581人(うち女性119,326人、子ども202,780人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は981,026人(うち女性294,317人、子供499,865人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,864人(うち女性41,472人、子供34,123人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,460人(うち女性424,031人、子供677,889人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3159945070914894

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 15, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はダイル・ザウル県シュハイル村でダーイシュのスリーパーセルに内通していると見られる男性1人を拘束(2022年2月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米主導の有志連合のヘリコプターの支援を受け、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルに内通していると見られる男性1人を拘束した。

男性は、ブーライル村からの国内避難民(IDPs)。

AFP, February 14, 2022、ANHA, February 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2022、Reuters, February 14, 2022、SANA, February 14, 2022、SOHR, February 14, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年2月14日)

アレッポ県では、ANHA(2月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、バイルーニーヤ村、スムーカ村、シャッアーラ村、シャフバー・ダム、マルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, February 14, 2022、ANHA, February 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2022、Reuters, February 14, 2022、SANA, February 14, 2022、SOHR, February 14, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民306人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は751,425人に(2022年2月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月13日に難民306人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民295人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは11人(うち女性3人、子供6人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は751,425人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者353,859人(うち女性106,338人、子ども180,171人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,566人(うち女性119,321人、子ども202,772人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は980,705人(うち女性294,317人、子供499,865人)となった。

**

一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,864人(うち女性41,472人、子供34,123人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,460人(うち女性424,031人、子供677,889人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3159210837654984

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 14, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県カーミシュリー市近郊で住民とシリア軍が米軍の車列の通過を阻止、退却させる(2022年2月13日)

ハサカ県では、SANA(2月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市近郊のタッル・ザハブ村の住民とシリア軍兵士らが、村を通過しようとした米軍の装甲車6輌と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌からなる車列の進行を同地の入口に設置されているシリア軍の検問所で阻止し、これを退却させた。

AFP, February 13, 2022、ANHA, February 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2022、Reuters, February 13, 2022、SANA, February 13, 2022、SOHR, February 13, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県、アレッポ県を砲撃し、複数が死傷(2022年2月13日)

ラッカ県では、ANHA(2月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプ、ジャディーダ村、ハイマル村、ヌアイト村、ナヒール休憩所、穀物サイロ、M4高速道路沿線を砲撃し、M4高速道路で住民1人が死亡、複数が負傷した。

シリア人権監視団によると、この砲撃により、マアラク村一帯でシリア民主軍の兵士1人が死亡、3人が負傷した。

トルコ軍はまた、トルコ占領下のタッル・アブヤド市西のアリーダ村、クール・ハサン村、ヒルバト・バカル村、ズィヌービヤー村、サワーン村、ウンム・フワイシュ村を砲撃した。

**

アレッポ県では、ANHA(2月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ市、シャワーリガ村、アルカミーヤ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

AFP, February 13, 2022、ANHA, February 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2022、Reuters, February 13, 2022、SANA, February 13, 2022、SOHR, February 13, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民306人と国内避難民(IDPs)3人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は751,119人、2019年以降帰還したIDPsは105,864人に(2022年2月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月12日に難民309人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民289人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは8人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は751,119人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者353,564人(うち女性106,250人、子ども180,021人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,555人(うち女性119,318人、子ども202,766人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は980,399人(うち女性294,226人、子供499,709人)となった。

**

一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は3人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,864人(うち女性41,472人、子供34,123人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,460人(うち女性424,031人、子供677,889人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3157788224463912

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県、ラッカ県、ハマー県の砂漠地帯でダーイシュに対して20回以上の爆撃を実施(2022年2月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県ビシュリー山、ラッカ県ラサーファ砂漠、ハマー県のイスリヤー村一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して20回以上の爆撃を実施した。

AFP, February 12, 2022、ANHA, February 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2022、Reuters, February 12, 2022、SANA, February 12, 2022、SOHR, February 12, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がハサカ県アームーダー市西のパン製造所近くをドローンで爆撃し、住民1人負傷(2022年2月12日)

ハサカ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアームーダー市西のパン製造所近くを無人航空機(ドローン)で爆撃し、住民1人が負傷した。

**

ラッカ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊にあるアイン・イーサー・キャンプ、M4構想道路沿線を砲撃した。

AFP, February 12, 2022、ANHA, February 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2022、Reuters, February 12, 2022、SANA, February 12, 2022、SOHR, February 12, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.