カーミシュリー市近郊のハームー村の住民がM4高速道路を通過しようとした米軍パトロール部隊を撃退(2021年10月19日)

ハサカ県では、SANA(10月19日付)、シリア人権監視団などによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村の住民が、村の近くを通過しようとした米軍パトロール部隊の進路を妨害し、退却させた。

パトロール部隊は装甲車4輌とハンヴィー(HMMWV)1輌からなり、M4高速道路を通ってカーミシュリー市南部を通過しようとしたが、住民がハームー村の近くで投石などを行って、これを撃退したという。

https://www.youtube.com/watch?v=grQiEoLwC2Q

https://twitter.com/jamlyyyyy_/status/1450484956116013056

AFP, October 19, 2021、ANHA, October 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2021、Reuters, October 19, 2021、SANA, October 19, 2021、SOHR, October 19, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方バーラ村にあるトルコ軍の拠点一帯を3回にわたって爆撃(2021年10月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村にあるトルコ軍の拠点一帯を3回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も、サルジャ村、クークフィーン村を砲撃し、クークフィーン村で戦闘員1人が死亡、4人が負傷した。

また、シャーム解放機構の戦闘員1人が、バスラトゥーン村近郊のシリア政府支配地との境界地帯で地雷に触れて爆死した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県3件、ラタキア県3件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3069704579938944

AFP, October 19, 2021、ANHA, October 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 19, 2021、Reuters, October 19, 2021、SANA, October 19, 2021、SOHR, October 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民317人と国内避難民(IDPs)236人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は714,342人、2019年以降帰還したIDPsは103,177人に(2021年10月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月18日に難民317人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民285人(うち女性85人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは32人(うち女性10人、子供16人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は714,342人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者318,263人(うち女性95,645人、子ども162,032人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,079人(うち女性118,870人、子ども201,994人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は943,622人(うち女性283,173人、子供480,948人)となった。

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一方、国内避難民236人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は103,177人(うち女性40,044人、子供33,740人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,773人(うち女性422,603人、子供677,506人)となった。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3068949483347787

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 19, 2021をもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局長らが英国シリア問題担当特使一行と会談、ダーイシュ英国人メンバーの遺児3人を引き渡す(2021年10月18日)

北・東シリア自治局渉外関係局(外務省に相当)のアブドゥルカリーム・ウマル共同局、ハバート・ムハンマド国境通行所局長、女性防衛隊(YPJ)のズーザーン・アナス渉外代表がハサカ県カーミシュリー市にある同局本部で、英国のジョナサン・ハーグリーヴス・シリア問題担当特使を代表とする使節団と会談し、難民・国内避難民(IDPs)の状況、トルコによるシリア北部の占領への対応などについて意見を交わした。

会談では、ダーイシュ(イスラーム国)の英国人メンバーの遺児3人の身柄の引き渡しが行われた。

https://www.facebook.com/smensyria/
ANHA(10月19日付)が伝えた。

AFP, October 19, 2021、ANHA, October 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 19, 2021、Reuters, October 19, 2021、SANA, October 19, 2021、SOHR, October 19, 2021などをもとに作成。

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イスラエル国防省の匿名士官は13日のT4航空基地一帯への爆撃時に民間機は飛行していなかったと主張(2021年10月18日)

スプートニク・ニュース(10月18日付)は、イスラエル国防省の匿名士官の話として、13日のイスラエル軍戦闘機によるヒムス県タドムル郡(T4航空基地一帯)に対するミサイル攻撃に関して、攻撃時にシリア軍の防空システムの射程圏内に民間機は飛行していなかったと述べ、フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍のヴァディム・クリト副司令官(海軍少将)の14日の発言を否定した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021、Sputnik News, October 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年10月18日)

ハサカ県では、ANHA(10月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県、ダイル・ザウル県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して25回以上の爆撃を実施(2021年10月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機6機がハマー県東部の砂漠地帯、ダイル・ザウル県ビシュリー山、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して25回以上の爆撃を実施した。

AFP, October 18, 2021、ANHA, October 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2021、Reuters, October 18, 2021、SANA, October 18, 2021、SOHR, October 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民313人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は714,025人に(2021年10月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月17日に難民313人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民298人(うち女性90人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは15人(うち女性5人、子供8人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は714,025人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者317,910人(うち女性95,560人、子ども161,887人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,047人(うち女性118,860人、子ども201,978人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は943,305人(うち女性283,078人、子供480,787人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,929人(うち女性39,925人、子供33,714人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,525人(うち女性422,484人、子供677,480人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3068949483347787

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 18, 2021をもとに作成。

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米軍パトロール部隊がシリア政府支配下のハサカ市治安厳戒地区に接近(2021年10月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配(部活統治)下にあるハサカ市内を米軍パトロール部隊が巡回した。

パトロール部隊は、北・東シリア自治局の管理下にあるタッル・ハジャル地区を巡回、シリア政府の支配下にある市中心街のいわゆる治安厳戒地区から数メートルの地点にまで接近したという。

米軍パトロール部隊は10月16日にも北・東シリア自治局の管理下にある市内のサーリヒーヤ地区を巡回し、物品を購入するなどして、地元住民の生活状況を視察していた。

米軍はまた装甲車5輌からなるパトロール部隊が、カスラク村に違法に設置されている基地からM4高速道路を通ってシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町方面に向かい、同地一帯を巡回した。

パトロール部隊には米軍のヘリコプター1機が同行し、護衛任務にあたった。

一方、SANA(10月17日付)がヤアルビーヤ町近郊の複数の地元筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合の貨物車輌など約70輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県南部に違法に設置されている米軍基地に向かった。

AFP, October 17, 2021、ANHA, October 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2021、Reuters, October 17, 2021、SANA, October 17, 2021、SOHR, October 17, 2021などをもとに作成。

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グランディ国連難民高等弁務官を代表とするUNHCR使節団がシリアを訪問し、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2021年10月17日)

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官を代表とするUNHCR使節団がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。

SANA(10月17日付)によると、ミクダード外務在外居住者大臣は会談のなかで、UNHCRとの協力を継続強化することが重要だとしたうえで、難民、国内避難民(IDPs)の帰還促進に向けてシリア政府が実施している政策を説明した。

また、欧米諸国の一方的制裁が経済にもたらしている悪影響が難民、IDPsの帰還を阻害し、機関希望者のニーズに対応しようとする国家や人道機関の足枷となっていると述べた。

これに対して、グランディ国連難民高等弁務官は引き続き、難民、IDPsの帰還支援に向けて、外国のアジェンダを排除し、シリア政府と協力する意思を示した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/3109684139318692

AFP, October 17, 2021、ANHA, October 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2021、Reuters, October 17, 2021、SANA, October 17, 2021、SOHR, October 17, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使とヴェルシニン外務副大臣と会談(2021年10月17日)

アサド大統領はロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使とセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣を代表とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

ロシア使節団は10月16日にシリア入りしていた。

SANA(10月17日付)によると、会談では、「テロとの戦い」、経済通商分野での両国の協力関係について意見を交わした。

ラヴレンティフ特使とヴェルシニン副大臣は、会談で、今回の訪問が、ヴラジーミル・プーチン大統領の指示によるもので、あらゆる分野、あらゆるレベルにおいてシリアとの協力拡大と協業拡大を目的としているとしたうえで、テロから解放された地域における復興、インフラ復旧に功績し、エネルギーおよび農業分野への投資を促進すると述べた。

会談では、シリア国内戦況、中東情勢、交際情勢の進捗をめぐって協議し、アサド大統領は、米軍のアフガニスタン撤退などの変化が、米国とその同盟国の役割低下を示すもので、中東諸国、近隣諸国は治安と平和の強化に向けた行動、外国の干渉を排除して国民の意思に沿った地域の未来像を描き出すことを求められいているとの見方を示した。

会談ではまた、10月18日にスイスのジュネーブで開幕する制憲委員会(憲法制定委員会)の第6ラウンドの小委員会会合についても意見が交わされ、シリア国民の共通項、主権と領土維持を原則としたコンセンサスに至るための政治トラックを継続することの重要性が確認された。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4675222209188241

AFP, October 17, 2021、ANHA, October 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2021、Reuters, October 17, 2021、SANA, October 17, 2021、SOHR, October 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠、ダイル・ザウル県ビシュリー山でダーイシュを爆撃(2021年10月17日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠、ダイル・ザウル県ビシュリー山でダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を実施した。

爆撃は過去48時間で55回に上った。

AFP, October 17, 2021、ANHA, October 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2021、Reuters, October 17, 2021、SANA, October 17, 2021、SOHR, October 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民322人と国内避難民(IDPs)308人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は713,712人、2019年以降帰還したIDPsは102,929人に(2021年10月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月16日に難民322人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民303人(うち女性91人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは19人(うち女性6人、子供10人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は713,712人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者317,712人(うち女性95,470人、子ども161,735人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,032人(うち女性118,855人、子ども201,970人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,808,246人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,992人(うち女性282,983人、子供480,627人)となった。

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一方、国内避難民308人が新たに帰宅した。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,929人(うち女性39,925人、子供33,714人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,525人(うち女性422,484人、子供677,480人)となった。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3068115666764502

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 17, 2021をもとに作成。

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シリア軍がトルコ国境に近いイドリブ県サルマダー市一帯を砲撃、シャーム解放機構のメンバー4人を殺害、ザーウィヤ山地方ではシリア軍とトルコ軍が砲撃戦(2021年10月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バーラ村、フライフィル村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、同地各所に拠点を設置しているトルコ軍も、シリア政府支配下のマアッラト・ヌウマーン市一帯、カフルルーマー村を砲撃した。

シリア軍はまた、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るサルマダー市一帯を激しく攻撃を受け、同市内にあるシャーム解放機構傘下の警察組織の分所が被弾し、分所長1人、警官3人が死亡した。

シリア軍がトルコ国境に近いサルマダー市一帯への砲撃を行うのは異例。

シリア軍の砲撃は、登記所、国内避難民(IDPs)キャンプ、バーブ・ハワー国境通行所に至る街道、救援物資を運ぶ貨物車輌の車列などにも及び、17人以上が負傷した。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=131900135845736&id=104403058595444

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=131999432502473&id=104403058595444

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/1236711426795479

https://www.facebook.com/SYRMMC/videos/1222097144949491/

なお、この攻撃に先立って、シリア軍は、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ザーウィヤ山地方、サラーキブ市などに増援部隊を派遣し、攻撃を激化させる動きを見せていた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア軍によるイドリブ県サルマダー市一帯への砲撃を受けて、シリア政府支配下の第46中隊基地、ハイル・ダルカル村一帯、アージル村を砲撃した。

また、シリア軍第4師団などからなる部隊が、マンナグ航空基地に増派された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県2件、ラタキア県2件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3067288746847194

AFP, October 16, 2021、ANHA, October 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 16, 2021、Reuters, October 16, 2021、SANA, October 16, 2021、SOHR, October 16, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍が交戦(2021年10月16日)

アレッポ県では、ANHA(10月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の県北部に潜入し、アアザーズ市とアフリーン市を結ぶ街道で車1台を襲撃、アアザーズ市西のシャット検問所地点で街道を遮断した。

AFP, October 16, 2021、ANHA, October 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2021、Reuters, October 16, 2021、SANA, October 16, 2021、SOHR, October 16, 2021などをもとに作成。

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捕虜逮捕者支援委員会の代表を務めるミドハト・サーリフ・サーリフ元人民議会議員がクナイトラ県でイスラエル軍の銃撃を受けて死亡(2021年10月16日)

SANA(10月16日付)は、捕虜逮捕者支援委員会の代表を務めるミドハト・サーリフ・サーリフ元人民議会議員がクナイトラ県でイスラエル軍の銃撃を受けて死亡したと伝えた。

サーリフ元議員は1967年、クナイトラ県マジュダル・シャムス村生まれ。

1983年にイスラエル軍によって逮捕され、釈放されたものの、1985年に再逮捕され、イスラエル国内で12年にわたって投獄されていた。

1997年に釈放された後は、捕虜逮捕者支援委員会を設立、1998年には人民議会議員に選出され、内閣のゴラン占領地局長を務めた。

サーリフ元議員は、アイン・ティーナ村の自宅にいるところを、マジュダル・シャムス村のイスラエル占領地側からイスラエル軍の発砲を受けて死亡した。

サーリフ元議員は2011年以降、アイン・ティーナ村の自宅で度々イスラエル軍の発砲を受け、暗殺未遂に遭っていた。

AFP, October 16, 2021、ANHA, October 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 16, 2021、Reuters, October 16, 2021、SANA, October 16, 2021、SOHR, October 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民311人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は713,390人に(2021年10月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月15日に難民311人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民294人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは17人(うち女性5人、子供9人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は713,390人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者317,377人(うち女性95,379人、子ども161,580人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,013人(うち女性118,849人、子ども201,960人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,359人(うち女性282,793人、子供480,303人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,621人(うち女性39,757人、子供33,694人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,217人(うち女性422,316人、子供677,460人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3067284866847582

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 16, 2021をもとに作成。

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イドリブ県でアンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊がトルコ軍の車列を攻撃、兵士2人を殺害、4人を負傷させる(2021年10月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団やANHA(10月15日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカファルヤー町とマアッラトミスリーン市を結ぶ街道で、トルコ軍の車列の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、装甲車1輌が大破し、トルコ軍兵士2人が死亡、4人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア人権監視団によると、またトルコ軍部隊に随行していた反体制武装集団のメンバー少なくとも3人も負傷した。

この攻撃に関して、アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊が声明を出し、関与を認めた。

声明の内容は以下の通り。

アンサール・アビー・バクル・スィッディーク連隊の一分隊が、イドリブ県北部のカファルヤー・マアッラトミスリーン市交差点で爆弾を仕掛けた車によって「NATOトルコ」軍の軍用車列を標的とした。アッラーのおかげで、これによって、装甲車1輌を破壊、中にいた者たちが死傷させた。

https://twitter.com/IdlibEn/status/1449109067964821508

シリア人権監視団によると、重傷を負っていたトルコ軍兵士1人がその後12月9日に死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(イドリブ県2件、ラタキア県2件、アレッポ県5件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3066458026930266

AFP, October 15, 2021、ANHA, October 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2021、Reuters, October 15, 2021、SANA, October 15, 2021、SOHR, October 15, 2021、December 9, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のイラク国境近くでイラク人民動員隊がドローンを迎撃か?(2021年10月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマール市に近い国境地帯に展開するイラク人民動員隊部隊が、地対地ミサイルなどを発射する音が複数回にわたって聞こえた。

同地上空に飛来した無人航空機(ドローン)を迎撃したものと見られるという。

AFP, October 15, 2021、ANHA, October 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2021、Reuters, October 15, 2021、SANA, October 15, 2021、SOHR, October 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2021年10月15日)

ラッカ県では、ANHA(10月15日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のウンム・バラーミール村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(10月15日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村、マルアナーズ村を砲撃した。

AFP, October 15, 2021、ANHA, October 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2021、Reuters, October 15, 2021、SANA, October 15, 2021、SOHR, October 15, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民338人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は713,089人に(2021年10月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月14日に難民338人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは27人(うち女性8人、子供14人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は713,089人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者317,083人(うち女性95,291人、子ども161,430人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,996人(うち女性118,844人、子ども201,951人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,359人(うち女性282,793人、子供480,303人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,617人(うち女性39,685人、子供33,671人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,213人(うち女性422,315人、子供677,458人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3066464300262972

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2021をもとに作成。

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フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍副司令官は、13日のイスラエル軍によるT4航空基地一帯への爆撃にシリア軍が迎撃しなかったのは民間機が飛行していたためと説明(2021年10月14日)

ラタキア県のフマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍のヴァディム・クリト副司令官(海軍少将)は、13日のイスラエル軍戦闘機によるヒムス県タドムル郡(T4航空基地一帯)に対するミサイル攻撃に関して、シリア軍防空部隊が迎撃を行わなかった理由を明らかにした。

クリト副司令官によると、「シリア軍司令部は、イスラエルの爆撃時、防空システムの射程圏内を民間航空機2機が飛行中だったため、システムの作動しないことを決定した」という。

スプートニク・ニュース(10月14日付)が伝えた。

AFP, October 14, 2021、ANHA, October 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2021、Reuters, October 14, 2021、SANA, October 14, 2021、SOHR, October 14, 2021、Sputnik News, October 14, 2021などをもとに作成。

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クウェート破棄院はもっとも著名な「シリア革命」支援者であるクウェート大学教授のシャーフィー・アジャミーに懲役7年、罰金7億ディーナールの有罪判決を下し、資産68万6000ディーナールを没収(2021年10月14日)

クウェートの破棄院は、クウェート大学シャリーア学部の教授に対して、テロへの資金援助の罪で懲役7年、罰金7億ディーナール(232万米ドル)の有罪判決を下し、資産68万6000ディーナール(227万米ドル)を没収した。

また、この教授のほか複数名も同様の罰金刑を宣告され、資産を没収された。

この大学教授らは、テロへの資金援助と違法なテロ組織の支援を目的として、資金を集め、シリアに送金していた。

クウェートのメディアはこの大学教授の氏名を公開していないが、ハリージュ・オンライン(10月14日付)は、有罪判決を受けたのは、2014年に米財務省が制裁対象に指定したハーミド・アリー氏だと伝えた。

米財務省は、アリー氏が主にクウェートで数万ドルの資金を集め、シリアのアル=カーイダであるシャームの民のヌスラ戦線(現在のシャーム解放機構)に供与していると疑っていた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月17日付)は、有罪判決を受けたのは、クウェートでもっとも著名な「シリア革命」支援者であるシャーフィー・アジャミー氏だと伝えた。

同サイトによると、クウェートの刑事裁判所は、2020年10月、アジャミー氏とその兄弟のテロ組織への資金援助や資金洗浄の容疑に対して無罪判決を下していたが、破棄院は「米国の圧力に屈するかたちで」判決内容を覆したという。

AFP, October 17, 2021、Alkhaleej Online, October 14, 2021、ANHA, October 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2021、Reuters, October 17, 2021、SANA, October 17, 2021、SOHR, October 17, 2021などをもとに作成。

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ラッカ市近郊のラサーファ市でシリア軍とダーイシュが激しく交戦(2021年10月14日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県ラッカ市近郊のラサーファ市一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦し、ラッカ市一帯で爆音が聞こえたと発表した。

これに関して、シリア人権監視団は、戦闘と前後して、ロシア軍戦闘機が砂漠地帯各所に対して20回の爆撃を実施したと発表した。

AFP, October 14, 2021、ANHA, October 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2021、Reuters, October 14, 2021、SANA, October 14, 2021、SOHR, October 14, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍所属と見られるドローンがラッカ市北のハッターシュ村一帯を爆撃(2021年10月14日)

ラッカ県では、ANHA(10月14日付)が地元筋の話として伝えたところによると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市北のハッターシュ村一帯を爆撃し、標的となった地点が物的被害を受けた。

シリア人権監視団によると、ドローンはトルコ軍所属機で、同地の国内避難民(IDPs)キャンプ一帯が爆撃を受けた。

AFP, October 14, 2021、ANHA, October 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2021、Reuters, October 14, 2021、SANA, October 14, 2021、SOHR, October 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民338人と国内避難民(IDPs)157人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は712,741人、2019年以降帰還したIDPsは102,617人に(2021年10月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月13日に難民338人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民318人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは20人(うち女性6人、子供10人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は712,441人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者316,772人(うち女性95,198人、子ども161,272人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,969人(うち女性118,836人、子ども201,937人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,021人(うち女性282,692人、子供480,131人)となった。

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一方、国内避難民157人が新たに帰宅した。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,617人(うち女性39,685人、子供33,671人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,213人(うち女性422,315人、子供677,458人)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3065618463680889

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 14, 2021をもとに作成。

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『ニューズウィーク』は2021年10月22日号表紙にアサド大統領の顔写真を「彼は戻ってきた」との大見出しとともに掲載(2021年10月13日)

『ニューズウィーク』は2021年10月22日号の表紙にアサド大統領の顔写真を、「彼は戻ってきた:米国に対する勝利によりシリアの指導者バッシャール・アサドは国際社会における地位を改めて要求している」との大見出しとともにを掲載した。

10月22日号はまた、「シリアのバッシャール・アサドは米国の敗北と、その敵の勝利により、世界の舞台に舞い戻る」とする特集記事を掲載した。

AFP, October 13, 2021、ANHA, October 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2021、Reuters, October 13, 2021、SANA, October 13, 2021、SOHR, October 13, 2021などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣:YPG/PKKの攻撃の責任はロシアと米国にあり、トルコはシリア北部でテロ掃討のため必要なあらゆることを行う」(2021年10月13日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は人民防衛隊(YPG)/クルディスタン労働者党(PKK)による攻撃の責任はロシアと米国にあるとしたうえで、シリア北部から「テロリストを掃討するために必要なあらゆることを行う」と述べた。

発言はニカラグアのデニス・モンカダ・コリンドレス外務大臣との会談後の共同記者会見で行われた。

アナトリア通信(10月12日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2021、Anadolu Ajansı, October 13, 2021、ANHA, October 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2021、Reuters, October 13, 2021、SANA, October 13, 2021、SOHR, October 13, 2021などをもとに作成。

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フェイスブックは反体制武装集団のアカウントの利用を制限(2021年10月13日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月12日付)は、フェイスブックが自由シリア軍、シャーム戦線、ハサカの兵たち、アブー・アマーラ特殊任務大隊、自由イドリブ軍、ウンマ軍、ラッカ革命家旅団、イッザ軍、アンサール旅団、アフマド・ラッハール准将(離反士官)のアカウントを利用制限の対象に追加したと伝えた。

AFP, October 13, 2021、ANHA, October 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2021、Reuters, October 13, 2021、SANA, October 13, 2021、SOHR, October 13, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍が米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域上空から同県中部タドムル郡を攻撃(2021年10月13日)

SANA(10月14日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍が10月13日午後11時34分、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)上空から同県中部のタドムル郡方面に向かって攻撃を行い、シリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷したと伝えた。

同筋によると、攻撃は通信塔とその一帯の拠点に対して行われ、物的被害も出たという。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/622124852503929

シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃は、県中部のT4航空基地(タイフール航空基地)の「イランの民兵」の無人航空機(ドローン)操作教練用のキャンプなど複数の拠点に対してミサイル攻撃を行われ、シリア人4人と身元不明者5人が死亡したという。

AFP, October 13, 2021、ANHA, October 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2021、Reuters, October 13, 2021、SANA, October 13, 2021、SOHR, October 13, 2021、October 14, 2021などをもとに作成。

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