ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュを狙って大規模な爆撃を実施(2021年6月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がビシュリー山一帯の砂漠地帯、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って大規模な爆撃を実施した。

一方、地上では、シリア軍と親政権民兵がダーイシュの残党を掃討するため、4日連続となる大規模な治安維持活動を行った。

これに対して、ダーイシュは、シリア軍第25師団の兵員輸送者を襲撃し、兵士2人を殺害、13人を負傷させた。

AFP, June 11, 2021、ANHA, June 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2021、Reuters, June 11, 2021、SANA, June 11, 2021、SOHR, June 11, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県とアレッポ県各所を砲撃(2021年6月11日)

ラッカ県では、ANHA(6月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊一帯、マアラク村、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプを砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(6月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, June 11, 2021、ANHA, June 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2021、Reuters, June 11, 2021、SANA, June 11, 2021、SOHR, June 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民321人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は673,921人に(2021年6月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月11日付)を公開し、6月10日に難民321人(うち女性96人、子供163人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民321人(うち女性96人、子供163人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は673,921人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者278,673人(うち女性83,760人、子ども141,849人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は903,201人(うち女性271,036人、子供460,340人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,554人(うち女性32,794人、子供31,973人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,357,150人(うち女性415,353人、子供675,739人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 11, 2021をもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃し、シリア軍兵士3人が負傷、シリア国民軍はトルコ占領地の治安維持のため諜報機関を新設(2021年6月10日)

アレッポ県では、ANHA(6月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたマンナグ航空基地に対しても砲撃を行い、シリア軍兵士3人が負傷した。

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シャルク・スーリヤー(6月10日付)は、複数の消息筋の話として、シリア国民軍がトルコの支援を受けて、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域での治安紊乱を画策するテロ細胞を摘発することを目的とした新たな諜報機関を設置したと伝えた。

AFP, June 10, 2021、ANHA, June 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2021、Reuters, June 10, 2021、SANA, June 10, 2021、al-Sharq Suriya, June 10, 2021、SOHR, June 10, 2021などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県への攻撃を激化、シャーム解放機構の軍事部門公式報道官の殺害に成功、民間人4人も犠牲に(2021年6月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(6月10日付)、ザマーン・ワスル(6月10日付)などによると、ロシア軍戦闘機が早朝、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村、ファッティーラ村、マウザラ村、ハルーバ村、フライフィル村、マジュダリヤー村、カンダ村、サーン村に対して12回以上の爆撃を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍もザーウィヤ山地方のバイニーン村、バーラ村、サーン村一帯に対して迫撃砲・ロケット弾40発以上、地対地ミサイル20発以上を打ち込んで攻撃を行った。

シリア人権監視団によると、シリア軍の攻撃は、トルコ軍が「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方やイドリブ市一帯の各所に設置されている基地や拠点から、シリア政府支配下の県南部(カフルナブル市など)やサラーキブ市一帯を砲撃したことを受けて行われた。

シリア軍の反撃を受けて、トルコ軍は県南部、サラーキブ市一帯に対する砲撃を激化、シリア軍もバーラ村に設置されているトルコ軍の拠点一帯を狙って砲撃を行った。

一連の攻撃に関して、SANA(6月10日付)は、「ヌスラ戦線(シャーム解放機構)が率いるテロ組織」がカフルナブル市やサラーキブ市を迫撃砲やロケット弾で攻撃、住宅などに物的被害が出たと伝えた。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシャーム解放機構とシャームの鷹旅団の戦闘員8人と住民4人の合わせて12人が死亡、少なくとも11人が負傷した。

死亡した戦闘員8人のなかには、シャーム解放機構の軍事部門公式報道官のアブー・ハーリド・シャーミー氏、メディア関係局のアブー・マスアブ・ヒムスィー氏とアブー・ターミル・ヒムスィー氏が含まれている。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月10日付)によると、シャーミー報道官は、トルコの記者を含む報道関係者とともに現場を視察中に戦闘に巻き込まれ、イブリーン村に対するシリア軍の砲撃によって負傷した民間人を搬送しようとしていたところを狙われて、死亡した。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(6月10日付)も、シャーミー報道官の死亡を伝え、弔意を示した。

アブー・マスアブ・ヒムスィー氏もこのシャーミー報道官とともに死亡した。

アブー・ターミル・ヒムスィー氏を含む戦闘員6人は、負傷者を収容するために民間の車輌で現場に向かおうとしていたところをシリア軍の地対地ミサイルの攻撃を受け死亡した。

一方、住民4人のうち2人が子供、1人が女性。

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ザーウィヤ山地方では、6月6日にロシア軍兵士1人が死亡して以降、シリア軍と「決戦」作戦司令室の戦闘がにわかに激化しており、ザマーン・ワスル(6月10日付)によると、住民が連日数千人単位でより安全な「決戦」作戦支配地域への避難を続けている。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカルクール村近郊の土塁に乗り上げていたトルコ軍の重機1輌と車1台に向かって地対地ミサイルを発射した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 10, 2021、ANHA, June 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 10, 2021、Reuters, June 10, 2021、SANA, June 10, 2021、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, June 10, 2021、SOHR, June 10, 2021、Zaman al-Wasl, June 10, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民316人と国内避難民(IDPs)232人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は673,600人、2019年以降帰還したIDPsは88,554人に(2021年6月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月10日付)を公開し、6月9日に難民316人(うち女性95人、子供161人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民316人(うち女性95人、子供161人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は673,600人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者278,352人(うち女性83,664人、子ども141,686人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は902,880人(うち女性270,940人、子供460,177人)となった。

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一方、国内避難民232人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは232人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,554人(うち女性32,794人、子供31,973人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,357,150人(うち女性415,353人、子供675,739人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 10, 2021をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機4機がシリア領内の砂漠地帯各所でダーイシュを狙って40回あまりの爆撃を実施(2021年6月9日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機4機がシリア領内の砂漠地帯各所で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って40回あまりの爆撃を実施した。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ブサイラ市上空を旋回中の米軍ヘリコプター1機に向けて男性が重火器を発射(2021年6月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市上空を旋回中の米軍ヘリコプター1機に向けて、男性1人が重火器を発射した。

これを受けて、米軍ヘリコプター4機が飛来し、男性の捜索活動を行った。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の使節団がフランス国民議会外交委員会にオンラインで出席(2021年6月9日)

北・東シリア自治局の使節団がフランス国民議会外交委員会にオンラインで出席し、支配地域の政治・経済・社会情勢について演説を行った。

使節団は、執行評議会のハムダーン・アブド執行評議会共同副議長、ラッカ民政評議会のライラー・ムスタファー共同議長、ロジャヴァ大学のクーリースターン・サイドゥー渉外関係局長、アブドゥッサラーム・ムスタファー北・東シリア自治局欧州代表、ハーリド・イーサー同フランス代表から構成されている。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域とトルコの占領地が接するハサカ県アサディーヤ村でロシア軍装甲車が地雷に触れ、兵士1人死亡、3人負傷(2021年6月9日)

ロシア国防省は声明を出し、ハサカ県に停戦監視のために駐留しているロシア軍憲兵隊の装甲車1輌が路上に仕掛けられいた地雷に触れて爆発し、兵士1人が死亡、3人が負傷したと発表した。

ANHA(6月9日付)などによると、爆発はアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のアサディーヤ村にあるシリア国民軍の拠点近くで発生した。

アサディーヤ村はシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域とトルコの占領地の境界に位置する。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民297人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は673,284人に(2021年6月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月9日付)を公開し、6月8日に難民297人(うち女性89人、子供152人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民297人(うち女性89人、子供152人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は673,284人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者278,036人(うち女性83,569人、子ども141,525人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は902,564人(うち女性270,845人、子供460,016人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,322人(うち女性32,687人、子供31,940人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,356,918人(うち女性415,246人、子供675,706人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 9, 2021をもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、シリア領内に向けてミサイル攻撃(2021年6月8日)

SANA(6月8日付)は、6月8日午後11時36分にイスラエル軍戦闘機がレバノン領空を侵犯し、シリア中南部に向けてミサイル攻撃を行ったが、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、ほとんどのミサイルを撃破、被害が物的被害に限定されたと伝えた。

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯、ドゥマイル市近郊の防空大隊基地、ヒムス県南西部、ハマー県、ラタキア県で爆音が複数回にわたって聞こえた。

同監視団は9日、攻撃が、ヒムス県ヒルバト・ティーン・ヌール町にある科学研究センターや同地周辺の軍事拠点複数カ所、ヒムス市南部にあるレバノンのヒズブッラーの武器弾薬庫が標的となり、シリア軍および国防隊の兵士11人(うち准将1人)が死亡したと発表した。

一方、アラビーヤ・チャンネル(6月9日付)は、首都ダマスカス近郊にあるヒズブッラーの武器弾薬庫複数カ所が狙われたとしたうえで、外国人7人を含む10人が死亡したと伝えた。

AFP, June 8, 2021、Alarabia, June 9, 2021、ANHA, June 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2021、Reuters, June 8, 2021、SANA, June 8, 2021、SOHR, June 8, 2021、June 9, 2021などをもとに作成。

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オナル外務大臣補を代表とするトルコ使節団がモスクワでボグダノフ外務副大臣らと会談、シリア情勢について協議(2021年6月8日)

トルコのセダト・オナル外務大臣補を代表とするトルコの使節団が、ロシアの首都モスクワにあるロシア外務省でミハエル・ボグダノフ外務副大臣らと会談した。

ロシア外務省の声明によると、会談では、シリアの主権、領土の一体性を維持し、これまでの合意に基づいた取り組みを続けることが確認された。

一方、ムドン(6月9日付)は、トルコの専門家の話として、会談ではシリア情勢の包括的な解決策について意見が交わされたと伝えた。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、al-Mudun, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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米軍がハサカ県内で盗奪した小麦をトレーラー20輌に積んでイラク領内に持ち出す(2021年6月8日)

ハサカ県では、SANA(6月9日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、県内で盗奪した小麦をトレーラー20輌に積んで、ワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

AFP, June 9, 2021、ANHA, June 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2021、Reuters, June 9, 2021、SANA, June 9, 2021、SOHR, June 9, 2021などをもとに作成。

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国防隊、パレスチナ人民兵のクドス旅団が、ロシア軍の航空支援を受けてダイル・ザウル県でダーイシュに対する新たな掃討作戦を開始(2021年6月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、国防隊、パレスチナ人民兵のクドス旅団が、ロシア軍の航空支援を受けて、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)に対する新たな掃討作戦を開始した。

AFP, June 8, 2021、ANHA, June 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2021、Reuters, June 8, 2021、SANA, June 8, 2021、SOHR, June 8, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民309人と国内避難民(IDPs)252人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は672,987人、2019年以降帰還したIDPsは88,322人に(2021年6月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月8日付)を公開し、6月7日に難民309人(うち女性93人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民309人(うち女性93人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は672,987人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者277,739人(うち女性83,480人、子ども141,373人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は902,267人(うち女性270,756人、子供459,864人)となった。

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一方、国内避難民252人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは248人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,322人(うち女性32,687人、子供31,940人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,356,918人(うち女性415,246人、子供675,706人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 8, 2021をもとに作成。

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『クドス・アラビー』:2017年のシリアでの化学兵器攻撃にスハイル・ハサン准将、ジュムア・ジャースィム大佐、アイユーブ国防大臣、マーヒル・アサド少将、アサド大統領が関与(2021年6月7日)

『クドス・アラビー』(6月7日付)は、2017年春のハマー県ラターミナ町やイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器使用に関与したとされるシリア軍士官の氏名を特定したと伝えた。

オランダの軍情報保安局(MIVD)のヤンス・スリンズ長官は6日、NPOラジオ1チャンネルの番組(Angros)のなかで、両地でのサリン・ガス使用に関与したシリア軍の士官5人を特定したと述べたが、氏名は明らかにしていなかった。

ベルギーで活動する反体制派系NGOの「シリア化学兵器違反記録センター」​(CVDCS)のアフマド・アフマド報道官は『クドス・アラビー』の取材に対して、以下のように述べた。

当時、あの地域(ハマー県北部)での体制側の作戦を指揮していたのは、スハイル・ハサン大佐(現准将)が率いる民兵、通称「トラ」部隊だった。また、体制軍の第5師団に所属するジュムア・ジャースィム大佐指揮下の民兵「砂漠の獅子」も加わっていた。

アフマド報道官はまた、体制の攻防大臣であるアリー・アイユーブ(一等)准将も関与していたとしたうえで、こう続けた。

伝統的兵器、あるいは化学兵器による攻撃の決定は、これらの部隊が駐屯する作戦司令室、さらにはアイユーブ国防大臣によってはされているはずだ。化学兵器による攻撃は、その政治的性格ゆえに、いかなる階級であれ、1人の士官によって決定されることなどあり得ない。だから、決定は上層部、すなわち体制そのものによって行われねばならない。アサドと弟のマーヒル・アサド(少将)もこうした攻撃に関与していることがほとんどだ。

AFP, June 8, 2021、ANHA, June 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2021、al-Quds al-‘Arabi, June 7, 2021、Reuters, June 8, 2021、SANA, June 8, 2021、SOHR, June 8, 2021などをもとに作成。

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ブリンケン米国務長官「シリアからの脅威がなくなるまでゴラン高原の現状(占領)は維持されるべき」(2021年6月7日)

アントニー・ブリンケン米国務長官は、米下院下院歳出委員会の小委員会会合に先だって、イスラエル、ヨルダンを含む中東の同盟国への資金援助、パレスチナ人への人道支援を行うことを明らかにした。

https://english.aawsat.com/sites/default/files/2021/06/08/us_secretary_of_state_antony_blinken._afp.jpg

ブリンケン国務長官は、防空システム「アイアンドーム」強化のための10億ドルの緊急支援を求めるイスラエルの要請に応じる一方、ハマースを「テロ組織」と断じ、イスラエルの自衛権を支持した。

一方、ドナルド・トランプ前大統領がイスラエルの主権を承認したゴラン高原の処遇については、法的地位のいかんにかかわらずイスラエルが支配していると述べたうえで、こう続けた。

シリア、そしてシリアから行われるあらゆる活動がイスラエルに脅威を及ぼさなくなるまで、ゴラン高原の現状は維持されねばならないだろう。我々はそうした状況にはまったく至っていない。

『シャルク・アウサト』(6月8日付)が伝えた。

AFP, June 8, 2021、ANHA, June 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2021、Reuters, June 8, 2021、SANA, June 8, 2021、al-Sharq al-Awsat, June 8, 2021、SOHR, June 8, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県ラーイー村の市場に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、9人が負傷(2021年6月7日)

アレッポ県では、ANHA(6月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、6月1日から3日にかけて、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市やアアザーズ市一帯各所で、トルコ軍兵士8人を殺害したと発表した。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラーイー村の市場に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、9人が負傷した。

AFP, June 7, 2021、ANHA, June 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 7, 2021、Reuters, June 7, 2021、SANA, June 7, 2021、SOHR, June 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民327人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は672,678人に(2021年6月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月7日付)を公開し、6月6日に難民327人(うち女性98人、子供167人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民327人(うち女性98人、子供167人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は672,678人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者277,430人(うち女性83,387人、子ども141,216人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は901,958人(うち女性270,663人、子供459,707人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,070人(うち女性32,580人、子供31,904人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,356,666人(うち女性415,139人、子供675,670人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 7, 2021をもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードがイドリブ県のシリア軍拠点への砲撃で大型ロケット弾「ズィルザール」を初めて使用(2021年6月6日)

トルコのイスタンブールを拠点とする反体制派系サイトのシリア・テレビ(6月6日付)は、新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・タウヒードがイドリブ県ハッザーリーン村のシリア軍拠点に対する攻撃で、自作の大型ロケット弾「ズィルザール」を初めて使用したと伝えた。

「ズィルザール」は重量1.5トンで、同じく自作のロケット弾で2016年から実践投入されていた「ハミーム」、そして2019年末からハマー県での戦闘に投入されていた「ブルカーン」の改良型。

アンサール・タウヒードは、2018年3月初めに、アブー・ズィヤーブ・サルミーンを名乗る人物がジュンド・アクサー機構の離反者とともに結成した組織。

同じく新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーン機構と共闘関係にあり、「信者を煽れ」作戦司令室に参加していた。

AFP, June 12, 2021、ANHA, June 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2021、Reuters, June 12, 2021、SANA, June 12, 2021、SOHR, June 12, 2021、Syria TV, June 6, 2021などをもとに作成。

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オランダの軍情報保安局(MIVD)長官は2017年春のイドリブ県ハーン・シャイフーン市とハマー県ラターミナ町でのサリン・ガス使用に関与したシリア軍士官5人を特定したと主張(2021年6月6日)

オランダの軍情報保安局(MIVD)のヤンス・スリンズ長官は、NPOラジオ1チャンネルの番組(Angros)のなかで、2017年春のイドリブ県ハーン・シャイフーン市とハマー県ラターミナ町でのサリン・ガス使用に関与したシリア軍の士官5人を特定したと述べた。

スリンズ長官は、サリン・ガス攻撃の標的については明言しなかった。

AFP, June 6, 2021、ANHA, June 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2021、NPO Radio 1, June 6, 2021、Reuters, June 6, 2021、SANA, June 6, 2021、SOHR, June 6, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県ではシリア民主軍がトルコ占領地に潜入し、シリア国民軍所属のハムザ師団の戦闘員3人を殺害(2021年6月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市東のトルコ占領下に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に潜入し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域との境界線に設置されているシリア国民軍所属のハムザ師団の拠点を攻撃、戦闘員3人を殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(6月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, June 6, 2021、ANHA, June 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2021、Reuters, June 6, 2021、SANA, June 6, 2021、SOHR, June 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはイドリブ県ルワイハ村に対するヌスラ戦線の攻撃でロシア軍兵士1人死亡、2人負傷と発表する一方、イドリブ県へのシリア軍の砲撃で反体制派戦闘員2人死亡(2021年6月6日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは報道声明を出し、イドリブ県ルワイハ村に展開するシリア軍の拠点複数カ所が4回にわたってシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)の攻撃を受け、駐留していたロシア兵士1人が死亡し、2人が負傷したと発表した。

ロシアのズヴェズダ・テレビ(6月6日付)が伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方のマシューン村を砲撃し、反体制派戦闘員2人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、イフスィム町、バルシューン村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村周辺、カンスフラ村を砲撃した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るマアッラトミスリーン市近くでは、住民が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のガーブ平原のズィヤーラ町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のカッバーナ村を砲撃した。

3県に対するシリア軍の砲撃は95発以上にのぼった。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアトマーン村で、軍事情報局が同村議長の殺害に関与したと思われる容疑者8人を拘束した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県21件、ラタキア県12件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, June 6, 2021、ANHA, June 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 6, 2021、Reuters, June 6, 2021、SANA, June 6, 2021、SOHR, June 6, 2021、TV Zvezda, June 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民214人と国内避難民(IDPs)301人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は672,350人、2019年以降帰還したIDPsは88,070人に(2021年6月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月6日付)を公開し、6月5日に難民314人(うち女性94人、子供160人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民314人(うち女性94人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は672,350人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者277,102人(うち女性83,289人、子ども141,049人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,755,749人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は901,360人(うち女性270,565人、子供459,540人)となった。

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一方、国内避難民301人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは299人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は88,070人(うち女性32,580人、子供31,904人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,356,666人(うち女性415,139人、子供675,670人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 6, 2021をもとに作成。

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カタール政府は声明を出し、同国がヌスラ戦線への数億ドルの供与において中心的役割を果たしてきたとの英『タイムズ』紙報道を否定(2021年6月5日)

カタール政府の連絡局は声明を出し、2021年6月4日付の英『タイムズ』紙の記事に関して「深刻かつ根拠のない主張」と非難し、その内容を否定した。

『タイムズ』紙は、カタール政府がシリアのアル=カーイダであるシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)への数億米ドルにおよぶ資金供与とマネーロンダリングにおいて中心的な役割を果たしてきたとの追及を受けていると」報じていた。

同紙によると、匿名のシリア人9人が、英国ロンドンの高等法院に対して、カタールの2つの銀行、複数の慈善団体、ビジネスマン、政治家、公務員などに対して、「カタール王室の個人事務所」がヌスラ戦線への違法な送金システムの中心を担っていたとして訴えを起こした。

訴えられているのは、ハマド・ビン・ジャースィム・サーニー前首相、ロンドンのリッツ・ホテルのオーナーであるマーニア・アブドゥルハーディー・ハージリー氏ら。

AFP, June 5, 2021、ANHA, June 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2021、Reuters, June 5, 2021、SANA, June 5, 2021、SOHR, June 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年6月5日)

ラッカ県では、ANHA(6月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、アイン・イーサー・キャンプ一帯、同地近くのM4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, June 5, 2021、ANHA, June 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2021、Reuters, June 5, 2021、SANA, June 5, 2021、SOHR, June 5, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのオランダ人メンバーの妻1人と子供3人をオランダ政府に引き渡す(2021年6月5日)

北・東シリア自治局は、ハサカ県マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のロジュ・キャンプに収容しているダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族のうち、オランダ人戦闘員の妻1人と子供3人の身柄を、オランダ政府に引き渡した。

ANHA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2021、ANHA, June 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2021、Reuters, June 5, 2021、SANA, June 5, 2021、SOHR, June 5, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はアルメニアのサルキシャン大統領、スリランカのラジャパクサ大統領から大統領再選を祝う祝電を受け取る(2021年6月5日)

アサド大統領はアルメニアのアルメン・サルキシャン大統領、スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領から大統領再選を祝う祝電を受け取った。

SANA(6月5日付)が伝えた。

AFP, June 5, 2021、ANHA, June 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2021、Reuters, June 5, 2021、SANA, June 5, 2021、SOHR, June 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民217人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は672,036人に(2021年6月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月5日付)を公開し、6月4日に難民217人(うち女性65人、子供110人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民217人(うち女性65人、子供110人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は672,036人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者276,788人(うち女性83,195人、子ども140,889人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,754,006人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は901,316人(うち女性270,471人、子供459,380人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は87,769人(うち女性32,492人、子供31,856人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,356,365人(うち女性415,051人、子供675,622人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 5, 2021をもとに作成。

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