ロシア軍憲兵隊とシリア民主軍がカーミシュリー市の一時停戦を4月25日午前10時まで延長(2021年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、ロシア軍憲兵隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、前日に合意した一時停戦を4月25日午前10時まで延長することを合意した。

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シリア人権監視団によると、内務治安部隊は、国営のシリア・テレビの記者でハサカ県放送テレビ・センター局長のハーディル・ハンマード氏をカーミシュリー市のハサカ通り近くにある自宅で拘束した。

これを受けて、その後、ロシア軍憲兵隊と地元名士の仲介によって、内務治安部隊は数時間後に釈放した。

同地では、4月20日から国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)がタイ地区などで激しく交戦していた。

シリア人権監視団によると、4月20日に始まった戦闘での死者は、国防隊メンバー6人、内務治安部隊2人、住民2人(子供、部族長)。

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ANHA(4月24日付)によると、内務治安部隊は前日までの戦闘で殺害した国防隊メンバーの遺体3隊を、一時停戦の保障者であるロシア軍憲兵隊に引き渡した。

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シリア人権監視団が複数の情報筋から得たとして発表したところによると、持続的な停戦に向けて、ロシア軍憲兵隊の仲介のもとに協議が行われているが、内務治安部隊、シリア民主軍は今回の戦闘で制圧したタイ地区とハルクー地区の支配地の維持を要求、政府側がこれを拒否しているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月24日付)は、シリア民主軍が、シリア政府に対して、タイ地区の割譲と、内務治安部隊に発砲し、今回の戦闘の原因を作り出した国防隊メンバーの身柄引き渡しを求めているとしたうえで、シリア民主軍が政府の支配下にあるカーミシュリー国際空港など市内の要衝を掌握しようとしていると政府側が疑っていると伝えた。

一方、ANHAは、国防隊の増援部隊が、一時停戦に乗じて、カーミシュリー市の南西に位置する大ダムヒーヤ村、市内のアッバース・アッラーウィー学校およびタイ地区給水塔近くに集結、タイ地区内の支配地回復、市の環状道路南部一帯のほか、アブー・ラースィーン町近郊への勢力拡大を狙っていると伝えた。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2021年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、タウィーラ村、タッル・ラバン村を砲撃した。

一方、SANA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアルーク村の揚水所からの飲料水供給を停止してから16日となる4月23日、ハサカ県水道公社が復旧作業を完了し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市への水道水供給が再開した。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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イランの石油を運んで寄港していた石油タンカーがバーニヤース市沖で無人航空機(ドローン)の攻撃を受け火災に(2021年4月24日)

SANA(4月24日付)によると、タルトゥース県バーニヤース市沖に停泊中の石油タンカーのタンクで火災が発生した。

火災発生を受けて、消防隊が消火作業にあたり、1時間ほどで鎮火した。


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石油鉱物資源省は声明を出し、レバノン領海から飛来した無人航空機(ドローン)の攻撃によって火災が発生したと思われると発表した。

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イランのアーラム・チャンネル(4月24日付)は、複数の消息筋の話として、攻撃を受けたタンカーが、バーニヤース市の給油港に寄港していたイランの石油タンカー3籍のうちの1籍だった伝えた。

タンカーは船首部分と甲板に2発被弾し、物的被害が出たという。

攻撃時にタンカーは、パナマの国旗を掲揚していたが、積んでいた石油はイラン産だったという。

一方、RT(4月24日付)は、バーニヤース市沖に停泊しているイランの石油タンカーが狙われたと伝えた。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表もAFP(4月24日付)に対して、「攻撃がイスラエルによるものかを確認していないが、タンカーはイランからやって来た」と述べた。

シリア人権監視団によると、この攻撃で乗組員2人を含む少なくとも3人が死亡した。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-‘Alam, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、RT, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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中国製の新型コロナウイルス感染症ウィルス・シノファームを積んだシリア・アラブ航空のチャーター便がシリアに到着(2021年4月24日)

中国製の新型コロナウイルス感染症ウィルス・シノファームを積んだシリア・アラブ航空のチャーター便がダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)に到着、ハサン・ガッバーシュ保健大臣と冯飚(Feng Biao)駐シリア中国大使が引き渡しの調印式を行った。

中国からは15万本のワクチンが提供される予定。

SANA(4月24日付)が伝えた。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線に位置するイドリブ県ジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村に新たな拠点を設置、国境で密入国しようとした男性を射殺(2021年4月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線に位置するジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村に新たな拠点を設置した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

トルコ軍はまた、国境警備隊がトルコ領内に密入国しようとしたジスル・シュグール市出身の男性を射殺した。

一方、ルワイハ村一帯では、シリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサフワ村で空軍情報部の隊員3人が何者かの襲撃を受け、2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(イドリブ県12件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は23件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民277人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,614人に(2021年4月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月24日付)を公開し、4月23日に難民277人(うち女性83人、子供142人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民277人(うち女性83人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,614人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者264,366人(うち女性79,468人、子ども134,552人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,894人(うち女性266,744人、子供452,043人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 24, 2021をもとに作成。

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ロシアとウクライナの緊張関係が増すなか、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団がウクライナに派兵するための傭兵を募集(2021年4月23日)

ハーブール(4月23日付)は、ロシアとウクライナの緊張関係が増すなか、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団がラッカ県出身者を傭兵として募集し、ウクライナ方面に派遣しようとしていると伝えた。

ウクライナ方面に派遣が検討されているという傭兵には毎月350米ドルの給与が支払われる予定で、約200人が登録を済ませ、軍事教練を修了後に現地に派遣される見込みだという。

AFP, April 25, 2021、ANHA, April 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2021、al-Khabur, April 23, 2021、Reuters, April 25, 2021、SANA, April 25, 2021、SOHR, April 25, 2021などをもとに作成。

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マッケンジー米中央軍司令官「対話を通じたカーミシュリー市の問題の解決を望んでいる」(2021年4月23日)

バスニュース(4月23日付)は、ハサカ県カーミシュリー市で続く国防隊と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の戦闘に関して、ケネス・マッケンジー米中央軍(CENTCOM)司令官(海兵隊大将)が事態を収束させるためにできることすべてをすると述べたと伝えた。

同サイトによると、マッケンジー司令官は「シリア民主軍は我々にとって非常に重要なパートナーであり、我が軍を守ってくれている…。我々は事態をできることすべてをする。我々は対話を通じた問題解決を望んでいる」と述べたという。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、Basnews, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市近郊での爆発でトルコ軍兵士、シリア国民軍戦闘員多数負傷(2021年4月23日)

アレッポ県では、SANA(4月23日付)、ANHA(4月23日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊(ラーイー村に至る街道)沿いにあるシリア国民軍所属の東部自由人連合の基地近くで、トルコ軍とシリア国民軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士とシリア国民軍戦闘員多数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区で、住民数十人が、市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯および同市近郊のマンスーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍も砲撃で応戦した。

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ハサカ県では、SANA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアルーク村の揚水所からの飲料水供給を停止してから15日が経ち、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市の水不足が深刻化、シリア赤新月社が給水車で飲料水を輸送した。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民301人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,337人に(2021年4月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月23日付)を公開し、4月22日に難民301人(うち女性90人、子供153人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民301人(うち女性90人、子供153人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,337人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者264,089人(うち女性79,385人、子ども134,410人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,617人(うち女性266,661人、子供452,901人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 23, 2021をもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がイドリブ県の国境地帯IDPsの女性を銃殺、ラッカ県で拘束していた若者が暴行を受けて死亡(2021年4月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍憲兵隊がカーフ村の近郊にあるカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプで家族と避難生活を送っていた女性を国境近くで銃殺した。

また、4月17日にトルコに密入国を試みて、ラッカ県タッル・アブヤド市近くの国境地帯で憲兵隊に拘束されていたラッカ市出身の青年が、憲兵隊の暴行により死亡した。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使がハサカ市を訪問し、北・東シリア自治局執行評議会共同議長と会談(2021年4月22日)

デヴィッド・ブラウンタイン米国務省シリア問題担当副特使は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県のハサカ市を訪れ、北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・マフバーシュ両共同議長と会談した。

ANHA(4月22日付)によると、会談では、農作物の確保など、福祉、経済、治安、生活面の状況改善の方途について意見が交わされた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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ポリティコ:ロシア軍がシリアに駐留する米軍に指向性エネルギー兵器で攻撃か?(2021年4月22日)

米政治サイトのポリティコ(4月22日付)は、ロシア軍がシリアに駐留する米軍に指向性エネルギー兵器で攻撃を行った疑いがあると伝えた。

同サイトによると、国外の米国人に対してロシアが指向性エネルギー兵器で攻撃を行ったと思われる事件の調査内容について、米国防総省の高官が今年に入って少なくとも2回、議員に対して報告を行っているという。

そのなかには、2020年秋にシリア領内に駐留する複数の米軍兵士が、インフルエンザのような症状を発症した事件の調査内容も含まれているという。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Politico, April 22, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年4月22日)

ラッカ県では、ANHA(4月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、ハーリディーヤ村、サクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

一方、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市近郊のハマーム・トゥルクマーン村の市場で、シリア国民軍がタワービラ部族の住民が口論の末に発砲し、1人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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カーミシュリー市で国防隊とアサーイシュが戦闘再開、子供1人が死亡、アサーイシュは国防隊の拠点を新たに制圧(2021年4月22日)

ハサカ県では、ANHA(4月22日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で4月21日午後11時45分頃、国防隊と内務治安部隊(アサーイシュ)が戦闘を再開した。

両者は4月20日、国防隊がワフダ通りにある内務治安部隊の検問所複数カ所を攻撃したこときっかけに衝突、内務治安部隊の隊員複数人が負傷していた。

21日深夜に再開した戦闘は、国防隊がタイ地区にある内務治安部隊の拠点を襲撃したことがきっかけだったという。

内務治安部隊は応戦し、「マフラザト・ライルー」の名で知られるタイ地区北部の国防隊の拠点を制圧した。

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戦闘再開を受けて、カーミシュリー国際空港に駐留するロシア軍憲兵隊と北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)職員からなる合同使節団がタイ地区を訪れ、ロシア軍憲兵隊が国防隊の代理として、内務治安部隊と戦闘を停止することを合意し、午前2時半頃までには事態は収束した。

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しかし、午前10時頃、両者は再び戦闘を再開した。

ANHAによると、国防隊が無差別に発砲したことで、戦闘が再開したという。

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2度目の戦闘再開を受けて、ロシア軍憲兵隊とシリア軍士官3人(少将、准将、大佐)からなる合同使節団がワフダ交差点を訪れ、内務治安部隊の司令官と会談、戦闘停止に向けた協議を行った。

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しかし、戦闘は止まず、国防隊が撃った銃弾で14才と10才の男の子2人(アフマド・ハンムード・ハンムードくん、マフムード・マフムードくん)と12才の女の子(アフド・ウスマーンちゃん)が負傷し、コルニーシュ地区にあるシャヒード・ハッバート病院に搬送された。

このうち10才の子供(マフムードくん)はその後病院で死亡した。

国防隊はさらに、内務治安部隊が管理するハルクー検問所を攻撃、住宅などに砲撃を行い、住民3人が負傷した。

内務治安部隊は、タイ地区、ハルクー学校一帯で国防隊を迎撃し、2人を拘束した。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約38輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に進入(2021年4月22日)

ハサカ県では、SANA(4月22日付)によると、米主導の有志連合の車輌約38輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県カーミシュリー市一帯に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令部を、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団が襲撃し、兵士1人を殺害、2人を負傷させた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がシリア領内にミサイル攻撃、シリア軍が迎撃のために発射した地対空ミサイルがイスラエル領内の原子力開発施設近くに着弾(2021年4月22日)

SANA(4月22日付)は、イスラエル軍が午前1時38分頃、占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス一帯に向けてミサイル多数を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、そのほとんどを撃破したと伝えた。

SANAが攻撃を最初に報じたのは現地時間の午前2時30分頃。

イスラエル軍のミサイル攻撃で、シリア軍兵士4人が負傷したという。

これを受けて、外務在外居住者省は声明を出し、イスラエル軍の攻撃に関して、1974年の兵力引き離し協定への違反と非難、国連に対して攻撃を非難するよう求めるとともに、イスラエル、米国、そしてトルコによる占領とこれらの国によるシリアへの攻撃を黙認することは、シリア国内でのテロ行為に荷担することに等しいと警鐘を鳴らした。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2977178672569240

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、シリアから発射された地対空ミサイル1発がイスラエル領空に飛来し、南部のディモナ市南東にあるシモン・ペレス・ネゲブ原子力研究センターの近くで大音量の爆発が複数回発生したと発表した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/508473943869021

アドライ報道官は現地時間の午前2時50分頃、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

速報。防空部隊は、シリアからイスラエル領内に向けて地対空ミサイル1発が発射され、ネゲブ地方に着弾したことを捕捉した。これに対して、我が部隊は、シリアからミサイルを発射した防空ミサイル発射台、さらにはシリア領内の地対空ミサイル発射台複数機を攻撃した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1385018890242113540

シリアから発射された地対空ミサイル1発が、目標を反れて、イスラエルに向かって落下し、イスラエル国内の特定の地域を狙ったものではないという話が出ている。これに対して、我が部隊は、シリアからミサイルを発射した発射台、さらにはシリア領内の地対空ミサイル発射台を砲撃した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1385019800695549955

アドライ報道官はその後、ツイッターで以下の通り発表した。

イスラエル領内に向かって落下するシリアのミサイルに対して迎撃ミサイル1発が実際に発射されたということを明らかにしたい。今のところ、迎撃が成功したかは明らかになっていない。詳細は調査中である。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1385041349905461252

シリアからイスラエルへの地対空ミサイルの発射についての一次調査によると、同ミサイルは迎撃されなかったことが明らかとなっている。

なお、アドライ報道官によると、この爆発による人的、物的被害は確認されていないという。

この発表に先立ち、イスラエル軍はアブクレナ村一帯に攻撃警報のサイレンを鳴らしていた。

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ロイター通信(4月22日付)がイスラエル軍報道官の話として伝えたところによると、着弾したミサイルはS-200(SA-5)。

https://twitter.com/michaelh992/status/1385110058514661377?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1385110058514661377%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.enabbaladi.net%2Farchives%2F475921

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、ダマスカス郊外県のドゥマイル市に設置されている防空基地などに及び、シリア軍士官(中尉)1人が死亡、3人が重傷を負った。

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ドゥラル・シャーミーヤ(4月22日付)は、占領下パレスチナ南部にあるディモナ市の原子力研究施設の近くにミサイルが着弾したことへの対抗措置として、イスラエル占領軍は未明に、首都ダマスカス一帯のアサド軍の拠点複数カ所を狙ったと伝えた。

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アラビー・ジャディード(4月22日付)はシモン・ペレス・ネゲブ原子力研究センターへの地対空ミサイル着弾に関して、複数の専門家の意見として、イランがミサイル発射の背後にいるとしたうえで、ナタンズの原子力開発施設へのイスラエルの攻撃への報復で、イランはシリアをイスラエルへの「郵便箱」として利用した、と伝えた。

イランの原子力当局は4月11日、ナタンズの原子力開発施設が「破壊工作」にあっていると発表した。

これに対して、イスラエル公共放送のIBA(4月12日付)は情報機関筋の話として、イスラエルによるサイバー攻撃の結果だと報じた。

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ロイター通信(4月22日付)は、西側の諜報機関高官やシリア軍筋の話として、イラン関連の施設を標的としたイスラエル軍の攻撃が頻発化していることに関して、一部の武器・ミサイル製造用の複合施設が深さ10キロの地下にあるため、イスラエル軍が保有するバンガー・バスターでも完全に破壊することができないと伝えた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-‘Arabi al-Jadid, April 22, 2021、BBC, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、IBA, April 12, 2021, Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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ガッバーシュ保健大臣は新型コロナウイルス感染症ワクチン20万3000回分をCOVAXから受け取ったと発表(2021年4月22日)

ハサン・ガッバーシュ保健大臣は保健省内で記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症ワクチン20万3000回分をCOVAXから受け取ったと発表した。

COVAXは、新型コロナウイルス感染症ワクチンへの公平なアクセスを目的としたグローバルな取り組み。

世界保健機関(WHO)、国連児童基金(UNICEF)、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)、GAVIアライアンスなどが主導する。

SANA(4月22日付)が伝えた。

AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。

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シリア軍とトルコ軍・シリア国民軍がアレッポ県北部で砲撃戦、トルコ軍ドローンが爆撃(2021年4月21日)

アレッポ県では、ANHA(4月21日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村を爆撃した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市の北西に位置する小アラブ・ハサン村とシャイフ・ナースィル村に違法に設置している基地から大アイン・ハサン村、ヤーランリー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域とトルコ占領地の境界に位置するサージュール川(マンビジュ市北)沿いの接触線でシリア軍とトルコ軍・国民軍が砲撃戦を行った。

また、トルコの占領下にあるジャラーブルス市近郊のアマーリナ村にシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるユーフラテス川東岸から発射された砲弾複数発が着弾した。

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ラッカ県では、ANHA(4月21日、4月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、サイダー村、M4高速道路沿線、トゥラード石油配給所、ハーリディーヤ村を砲撃した。

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021などをもとに作成。

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米英仏、日本などはOPCW締約国会議でシリアの議決権を剥奪、シリア外務在外居住者省はもっとも強い調子で非難(2021年4月21日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、オランダのハーグで、化学兵器禁止条約(CWC)の実施を監督する第25回締約国会議を開催し、シリアの議決権を剥奪することを定めた決議(C-25/DEC.9)を賛成多数で可決した。

会議には、締約国193カ国のうち136カ国が出席し、米英仏など46カ国が決議案を提出、欧米諸国、日本など87カ国が賛成票を投じた。

これに対して、ロシア、中国、イラン、カザフスタン、タジキスタン、キルギスタン、アルメニア、ベラルーシ、ニカラグア、ボリビア、ミャンマー、ジンバブエ、パキスタン、パレスチナ、シリアの15カ国が反対票を投じ、34カ国が棄権した。

OPCW加盟国が議決権を剥奪されるのは、1997年の設立以来初めて。

シリアは議決権を失うが、発言権は維持される。

ロイター通信(4月21日付)などが伝えた。

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外務在外居住者省は声明を出し、OPCW第25回締約国会議での議決権剥奪をもっとも強い調子で非難すると発表した。

声明は「もっとも凶悪な恐喝、脅迫、嫌がらせ、圧力をもって…決議を採択させようとする米国、英国、フランスといった西側諸国の敵対的な手法をもっとも強い表現で避難する」としたうえで、加盟国(193国)の45%しか賛成していない決議は無効だと主張した。

そのうえで、この決議がCWC遵守のプロセスに資せず、OPCWの活動に甚大な損害を与え、それを政治化するものだと指弾した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2976650769288697

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021などをもとに作成。

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UAEはシリア政府支配地域に、WHOはアル=カーイダ支配地に新型コロナウイルス感染症ワクチンを輸送(2021年4月21日)

エミレーツ通信社(WAM、4月21日付)は、新型コロナウイルス感染症ワクチンを積んだUAE赤新月社のチャーター機が4月20日夜にダマスカス国際空港に到着したと伝えた。

シリアへのワクチンの輸送は、4月8日に続いて今回が2回目で、シリア赤新月社との連携のもとに行われているという。

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世界保健機関(WHO)のトルコ・ガジアンテップ事務所のマフムード・ダーヒル氏はAFP(4月21日付)の取材に対して、アストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン約53,800回分を、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県に輸送したことを明らかにした。

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021、WAM, April 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民269人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は658,745人に(2021年4月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月21日付)を公開し、4月20日に難民269人(うち女性80人、子供137人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民269人(うち女性80人、子供137人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は658,745人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者263,497人(うち女性79,207人、子ども134,109人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,025人(うち女性266,483人、子供452,600人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,191人(うち女性31,537人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,787人(うち女性414,096人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 21, 2021をもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「シリアの体制が行う大統領選挙に正統性はない」(2021年4月20日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ハベル・トゥルク(4月20日付)のインタビューに応じ、そのなかで、5月26日に投票が予定されているシリアの大統領選挙に正統性はなく、シリア政府は政治的解決を望んでいないと批判した。

チャヴシュオール外務大臣は「シリアの体制が行う大統領選挙に正統性はない、誰も承認しない。正統性のない選挙を支持することは我々の原則に反する」などと述べた。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に関しては、「シリア民主軍をシリア軍と統合しようとしている国が数多く存在する」と述べる一方、「米国はシリア民主軍を支援し、これをPKK(クルディスタン労働者党)と分離しようとしているが、それは不可能なことだ」と批判した。

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Haber Turk, April 20, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021などをもとに作成。

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プライス米国務省報道官:シリアの大統領選挙にはいかなる正統性もないと述べる(2021年4月20日)

米国務省のネッド・プライス報道官はフッラ・チャンネル(4月20日付)のインタビューに応じ、そのなかで、5月26日に投票が予定されているシリアの大統領選挙にはいかなる正統性もないと述べた。

プライス報道官は「現状においてアサド体制が大統領選挙の実施を呼びかけても、何ら信頼できない」などと述べた。

AFP, April 20, 2021、ANHA, April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Alhurra, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ外務省が駐トルコ・スウェーデン大使を呼び出し、フルトクヴィスト国防大臣とシリア民主軍のアブディー総司令官のオンライン会談を厳しく非難(2021年4月20日)

アナトリア通信(4月20日付)は、トルコ外務省が、スタファン・ヘレストロム(Staffan Herrstrom)駐トルコ・スウェーデン大使を呼び出し、ペーテル・フルトクヴィスト国防大臣が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とオンライン会談を行ったことに関して、スウェーデンの一部閣僚がテロリストの指導者たちと会談したことを厳しく非難したと伝えた。

AFP, April 20, 2021、Anadolu Ajansı, April 20, 2021、ANHA, April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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在ダマスカス米大使館は新型コロナウイルス感染症で死亡したミシェル・キールー氏に弔意を示す(2021年4月20日)

在ダマスカス米大使館はフェイスブックの公式アカウントを通じて、19日に新型コロナウイルス感染症で死亡したミシェル・キールー氏に弔意を示した。

弔文のなかで、大使館は、シリア国民と国際社会とともに、国連安保理決議第2254号に沿った政治的解決に向けて特別の努力を払い続けると主張した。

https://www.facebook.com/syria.usembassy/posts/10159109967332649

AFP, April 20, 2021、ANHA, April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ウマル油田近くで、米主導の有志連合とシリア民主軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発(2021年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているウマル油田近くで、兵站物資を輸送する米主導の有志連合と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、ズィーバーン町ではダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装グループが、若者1人を銃で撃ち、死亡させた。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って35回あまりの爆撃を実施した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県南部のディブスィー・ディブスィー・アフナーン村近郊で、羊飼いの住民が放牧中に何者かの襲撃を受け、子供1人が死亡した。

AFP, April 20, 2021、ANHA, April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、イドリブ県を150回以上砲撃(2021年4月20日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村、ヒルバト・ナークース村、カーヒラ村、クライディーン村一帯、アンカーウィー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、サルジャ村、ダイル・サンバル村、マウザラ村、バーラ村一帯、カンスフラ村、カフル・ウワイド村、バザーブール村を砲撃した。

なお、イドリブ県、ハマー県に対するシリア軍の砲撃は150回以上に達した。

一方、シャーム解放機構の治安部隊が、ダルクーシュ町で外国人(アラブ人)1人を拘束した。

拘束されたこの外国人は、シャーム解放機構がシャームの民のヌスラ戦線を名乗っていた頃のメンバーだったという。

このほか、トルコ軍憲兵隊が、領内に違法に入国しようとしたバザーブール村出身の青年を国境地帯で射殺した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムサイフラ町で正体不明の武装集団が、シリア政府との和解に応じ、第5軍団に従軍していた元シャームの民のヌスラ戦線の司令官(アミール)を銃で撃ち殺害した。

また、ナワー市とシャイフ・マスキーン市を結ぶ街道では税関職員が何者かの襲撃を受けて死亡した。

さらに、ジャースィム市では、総合情報部職員の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、職員1人が死亡した。

このほか、インヒル市で爆弾が爆発し、子供1人が重傷を負い、その後死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるガディール・ブスターン村でシリア軍第112旅団の兵士2人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を44件(イドリブ県28件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は40件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を32件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 20, 2021、ANHA, April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民307人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は658,476人に(2021年4月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月20日付)を公開し、4月19日に難民307人(うち女性92人、子供157人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民307人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は658,476人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者263,228人(うち女性79,127人、子ども133,972人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は887,756人(うち女性266,403人、子供452,463人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,191人(うち女性31,537人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,787人(うち女性414,096人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 20, 2021をもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で続くシリア国民軍の戦闘員どうしの衝突にトルコ軍が介入、100人を逮捕し、トルコに連行(2021年4月19日)

ハサカ県では、ANHA(4月20日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で4月17日から続いているシリア国民軍戦闘員どうしの衝突に、トルコ軍が介入し、シリア国民軍の戦闘員と家族、そして支持者100人以上を逮捕、トルコ領内に連行した。

複数の消息筋によると、2019年のトルコによる占領以降、ラアス・アイン市で治安警察活動に従事しているといういわゆる「軍規市民警察」が、トルコ軍の装甲車50輌と四輪駆動車20輌の支援を受けて、大規模な摘発を行ったという。

逮捕された戦闘員の多くは、東部自由人連合のメンバーとその家族。

一方、シリア人権監視団によると、逮捕されたのは数十人で、スルターン・ムラード師団、ハムザ師団、東部自由人連合のメンバー。

逮捕に先だって、市内に 外出禁止令が発出されていたという。

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SANA(4月17日付)によると、戦闘は4月17日に密輸監視用の検問所の管理をめぐってシリア国民軍に所属する北の鷹旅団とスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしの間で始まった。

SANA(4月18日付)によると、戦闘は4月18日にも続き、複数人が死傷した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘はスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしによって始められた。東部自由人連合、ハムザ師団が介入したことで激化したという。

ANHA(4月19日付)も当初、スルターン・ムラード師団の戦闘員の戦闘と伝えていた。

だが、ANHA(4月20日付)は、東部自由人連合がラアス・アイン市内で、ハサカの盾旅団に所属する女性メンバーに対して検問を行ったことが戦闘のきっかけだったと伝えた。

AFP, April 20, 2021、ANHA, April 19, 2021、April 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2021、Reuters, April 20, 2021、SANA, April 17, 2021、April 18, 2021、April 20, 2021、SOHR, April 20, 2021などをもとに作成。

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