シリア民主軍のアブディー総司令官がスウェーデンのフルトクヴィスト国防大臣とオンライン会談(2021年4月19日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官が、スウェーデンのペーテル・フルトクヴィスト国防大臣とオンライン会談を行い、シリア北部・東部の治安、経済、人道状況について意見を交わした。

会談には、北・東シリア自治局のバドラーン・ジャイヤー・クルド執行委員会共同副議長も同席した。

ANHA(4月19日付)によると、会談では、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」、難民・国内避難民(IDPs)キャンプ、復興、シリア民主軍や北・東シリア自治局への支援の方途について意見が交わされ、アブディー総司令官はスウェーデンのさらなる支援を要請した。

これに対して、フルトクヴィスト国防大臣はインフラ復旧、住民の生活改善がダーイシュの根絶に繋がるとの見方を示した。

AFP, April 19, 2021、ANHA, April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2021、Reuters, April 19, 2021、SANA, April 19, 2021、SOHR, April 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年4月19日)

ラッカ県では、ANHA(4月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村とM4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 19, 2021、ANHA, April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2021、Reuters, April 19, 2021、SANA, April 19, 2021、SOHR, April 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはヒムス県タドムル市近郊にある「テロリスト」の教練基地を爆撃し、200人あまりを殺害したと発表(2021年4月19日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクサンドル・カルポフ(Alexander Karpov)副センター長(海軍少将)は報道声明を出し、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市近郊の「テロリスト」の教練基地を爆撃し、200人あまりを殺害したと発表した。

声明の内容は以下の通り。

複数のテロ・グループがタドムル市北東に基地を建設し、手製爆弾を製造、テロ・グループを組織し、国内各所にこれを送り届け、テロ作戦を実行しようとしていることを示す十分な情報があった。

テロリストの拠点の存在を示す座標データを確認のうえ、ロシア航空宇宙軍の戦闘機複数機が爆撃を実施し、テロリストの本拠地2カ所を破壊、テロリスト200人あまりを殲滅、重機関銃を装備した四輪駆動車24台を破壊、さらに手製の爆弾製造用の原材料や機材500キロあまりを破壊した。

テロ・グループは複数の大都市においてシリアの国家機関へのテロ作戦や攻撃を行うことを計画し、5月26日に実施される大統領選挙に先立ってその安定を揺るがそうとしていた。

テロリストの教練は、タンフ地区(ヒムス県)を含む国家の支配の外にある複数の基地で行われている。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が過去72時間にヒムス県東部のアブー・ルジュマイン山、スフナ砂漠、タドムル市北東の砂漠地帯を中心に実施した爆撃回数は220回以上に達し、ダーイシュ・メンバー26人が死亡したという。

また、爆撃に遭わせて、ロシア軍地上部隊が、シリア軍第5軍団とともにダイル・ザウル県南部の砂漠地帯からスフナ砂漠に至る地域でダーイシュ・セルに対する掃討作戦を本格化させた。

AFP, April 19, 2021、ANHA, April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2021、Reuters, April 19, 2021、SANA, April 19, 2021、SOHR, April 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民312人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は658,169人に(2021年4月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月19日付)を公開し、4月18日に難民312人(うち女性94人、子供159人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民312人(うち女性94人、子供159人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は658,169人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者262,921人(うち女性78,941人、子ども133,656人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は887,449人(うち女性266,311人、子供452,306人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,191人(うち女性31,537人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,787人(うち女性414,096人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 19, 2021をもとに作成。

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米国の制裁と資源盗奪に対抗するためロシア・イラン・シリア作戦司令室設置、イラン産物資の輸送をロシア軍艦船が護衛(2021年4月18日)

スプートニク・ニュース(4月18日付)は、複数の消息筋の話として、地中海岸のシリアの港湾都市に石油、小麦などの物資を安全且つ安定的に輸送するための「ロシア・イラン・シリア作戦司令室」の設置に向けた協議が三カ国の関係者らによって集中的に行われたと伝えた。

「ロシア・イラン・シリア作戦司令室」の設置は欧米諸国の経済制裁の打破やシリアの天然資源盗奪に対抗するのが目的。

「ロシア・イラン・シリア作戦司令室」の任務は、ロシア軍艦艇がイランからスエズ運河を経由してシリアに石油などの物資を輸送するタンカーや輸送船を護衛することを骨子とし、実施期間は今年末までになる見込み。

すでに数日前に、天然ガスを積んだイランの輸送船4隻がロシア艦船の護衛を受けてシリアに到着したという。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ハマー県、ラッカ県などの砂漠地帯でダーイシュを狙って70回以上の爆撃を実施(2021年4月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ハマー県イスリヤー村一帯、ラッカ県ラサーファ砂漠一帯、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って70回以上の爆撃を実施した。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はダーイシュのロシア人メンバーの孤児34人の身柄をロシア政府に引き渡す(2021年4月18日)

北・東シリア自治局は、ダーイシュ(イスラーム国)のロシア人メンバーの孤児34人の身柄をロシア政府に引き渡した。

身柄引き渡しは、ロシア子供の権利連邦大統領全権代表のアンナ・クズネツォワ氏を代表とする使節団の訪問に合わせて行われたもの。

使節団は、北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)のアブドゥルカリーム・ウマル共同局長らと会談し、引き渡しにかかる正式な協定書に署名した。

ANHA(4月18日付)が伝えた。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年4月18日)

ラッカ県では、ANHA(4月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

一方、ANHA(4月19日付)、SANA(4月18日付)によると、トルコ軍の支援を受けるシリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしが、トルコ占領下のラアス・アイン市で密輸監視用の検問所の管理をめぐって交戦し、複数人が死傷した。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌24輌からなる車列が兵站物資などを積んでイラクからシリア領内に(2021年4月18日)

ハサカ県では、SANA(4月18日付)によると、米主導の有志連合の車輌24輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、シャッダーディー市に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハワーイジュ村で強制捜査を行い、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる5人を拘束した。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民292人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は657,857人に(2021年4月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月18日付)を公開し、4月17日に難民292人(うち女性88人、子供149人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民292人(うち女性88人、子供149人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は657,857人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者262,609人(うち女性78,941人、子ども133,656人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は887,137人(うち女性266,217人、子供452,147人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,189人(うち女性31,536人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,785人(うち女性414,095人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 18, 2021をもとに作成。

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アアマーク通信はヒムス県スフナ市に近い砂漠地帯でダーイシュがロシア軍の兵士2人を殺害したと伝える(2021年4月17日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(4月17日付)は、シリアのヒムス県スフナ市に近い砂漠地帯(スフナ砂漠)で、ダーイシュがロシア軍の兵士2人を殺害したと伝えた。

アアマーク通信が軍事筋の話として伝えたところによると、ロシア軍ヘリコプター1機がスフナ砂漠内のダーイシュの戦闘員が活動地域に対して空挺作戦を試みたが、ダーイシュ戦闘員がヘリコプターに向けて機関銃を発砲、また降下したロシア軍部隊と交戦し、兵士2人を殺害、複数を負傷させたという。

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ダイル・ザウル24(4月19日付)によると、この攻撃で、ダイル・ザウル県カバージブ村に設置されている検問所に駐留するシリア軍が、ダマスカス県とダイル・ザウル県を結ぶ幹線道路を封鎖した。

AFP, April 18, 2021、ANHA, April 18, 2021、Dayr al-Zawr 24, April 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 18, 2021、Reuters, April 18, 2021、SANA, April 18, 2021、SOHR, April 18, 2021などをもとに作成。

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ヨルダンのハサーウナ首相はジャービル国境通行所(ナスィーブ国境通行所)を再開したと発表(2021年4月17日)

ヨルダンのビシャル・ハサーウナ首相は報道声明を出し、ジャービル国境通行所(シリア側はダルアー県のナスィーブ国境通行所)を4月15日に再開したと発表した。

ヨルダン政府は2020年8月に新型コロナウイルス感染症対策としてすべての国境通行所を閉鎖した。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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ラッカ市で西欧諸国の支援を受け住宅の修繕にあたっている組織職員への不満が広まる(2021年4月17日)

シリア人権監視団は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県ラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と米主導の有志連合の攻撃で被害を受けた住宅の修繕にあたっている組織の職員の振る舞いや行動に対して、住民の間で不満が広まっていると発表した。

この組織は、西欧のある国の支援を受けており、とりわけブスターン広場地区の住宅を住民自身が修繕することを禁止し、反発に遭っているという。








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なお、反体制派系サイトの一つイクティサード(2020年2月5日付)は、複数の西欧諸国から支援を受ける「People in Need Raqqa」を名乗る組織が、ラッカ市での住宅修繕プロジェクトを立ち上げたと伝えていた。

それによると、ラッカ市内(タムウィーン交差点、ダッラ交差点、西はナイーム交差点、東は水道通り、ナイーム通り、マラーヒー公園通り、鉄道通りに囲まれた街区)で半壊、一部破損した住宅を対象とした修繕プロジェクトを行う旨、北・東シリア自治局が告知を出し、希望者に対して2020年2月4日から13日までの間に申請を行うよう呼びかけていた。

プロジェクトでは、柱、基礎、梁などが破損している住居の修繕は対象外としていた。

地元の活動家の1人フラース・ファフド氏によると、同様のプロジェクトはノルウェーの組織によってタブカ市で既に実施されていたという。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Iqtisad, February 5, 2020、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュを狙って爆撃を実施(2021年4月17日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプでイラク人難民が何者かによってサイレンサー付小銃で撃たれて死亡(2021年4月17日)

ハサカ県では、ANHA(4月17日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、イラク人難民が、何者かによってサイレンサー付小銃で撃たれて死亡した。

シリア人権監視団によると、事件が起きたのは第1区。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカラーマ村近郊のジュダイダト・クハイト村で、4月16日に内務治安部隊(アサーイシュ)が住民の若者を銃殺したことを受けてデモが発生、住民が街道を封鎖するなどして、抗議の意思を示した。

アサーイシュは、新型コロナウイルス感染拡大を抑止するための全面的な外出・移動規制措置に違反し、外出していた若者と口論の末に射殺したという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でオートバイに乗った2人組が車を襲撃し、乗っていた男女2人が死亡した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、シリア政府支配地域との密輸の経路になっていたとされるユーフラテス川東岸のヒサーン村にある通行所を急襲し、これを閉鎖した。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県、アレッポ県でトルコの支援を受けるシリア国民軍の戦闘員どうしが交戦(2021年4月17日)

ハサカ県では、SANA(4月17日付)によると、トルコ軍の支援を受けるシリア国民軍に所属する北の鷹旅団とスルターン・ムラード師団の戦闘員どうしが、トルコ占領下のラアス・アイン市で密輸監視用の検問所の管理をめぐって交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊でシリア国民軍に所属するシャーム軍団の戦闘員どうしが交戦し、ガザーウィーヤ村に至る街道が通行できなくなった。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、4月8日から14日までの1週間で、トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡各所で、トルコとの戦闘で戦闘員1人が死亡する一方、シリア国民軍の戦闘員8人を殺害、19人を負傷させたと発表した。

ANHA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、April 18, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はアルヌース首相、マフルーフ地方行政環境大臣、ラフムーン内務大臣らと新消費者保護法の実施にかかる行政上の仕組みについて協議、ロシア、PAなどから独立75周年の祝電を受け取る(2021年4月17日)

アサド大統領は、フサイン・アルヌース首相、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、マフムード・ハーリド・ラフムーン内務大臣、タラール・バラーズィー国内通商消費者保護大臣、アフマド・アワド・サイイド法務大臣と会合を開き、4月12日に施行された2021年政令第8号(新消費者保護法)の実施にかかる行政上の仕組みについて協議した。

SANA(4月17日付)によると、アサド大統領は閣僚らに対して、市場の監督、価格統制、違反摘発にあたる各委員会の権限と責任を明確化し、政府当局と地元社会がそれぞれの役割を保管し合い、法律を有効に適切且つ過不足なく適用するよう指示した。

また、地元評議会、自治体の役割と行政上の責任を明確化するための事細かな仕組みを確立し、国内通商消費者保護省と内務省による価格管理・統制の役割を保管するよう合わせて指示した。

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一方、アサド大統領は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、UAEのハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領、アブハジアのアスラン・ブジャニヤ大統領、マレーシアのアブドゥラ・スルターン・アフマド・シャー国王から、独立(1946年4月17日)75周年を祝う祝電を受け取った。

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2021、ANHA, April 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2021、Reuters, April 17, 2021、SANA, April 17, 2021、SOHR, April 17, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県ビシュリー山一帯でダーイシュを狙って35回以上の爆撃を実施(2021年4月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がビシュリー山一帯でダーイシュ(イスラーム国)を狙って35回以上の爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県とダイル・ザウル県を結ぶハラーフィー街道でダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の幹部が乗った車が何者かの発砲を受け、幹部1人が死亡した。

これに関して、SANA(4月17日付)はスワル町近郊のハラーフィー街道で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官1人が何者かの発砲を受けて死亡したと伝えた。

AFP, April 16, 2021、ANHA, April 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2021、Reuters, April 16, 2021、SANA, April 16, 2021、April 17, 2021、SOHR, April 16, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがオジャランPKK指導者がかつて利用していたアレッポ県アイン・アラブ市近郊の民家を爆撃(2021年4月16日)

アレッポ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、ユーフラテス川西岸からシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のブーラーズ村に向けて砲撃、砲弾4発が村に着弾した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)は、アイン・アラブ市の西に位置するアルブルール村にある民家を爆撃した。

トルコ軍が狙ったのは、クルディスタン労働者党(PKK)の指導者であるアブドゥッラ・オジャラン氏が40年以上前にトルコからシリアに逃れてきた時に隠れ家として使っていた民家。

爆撃時に民家には人はいなかった。

このほか、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区では、住民数十人が市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ラッカ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, April 16, 2021、ANHA, April 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2021、Reuters, April 16, 2021、SANA, April 16, 2021、SOHR, April 16, 2021などをもとに作成。

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シリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地でシリア独立周年の記念祝典が催される(2021年4月16日)

ラタキア県では、SANA(4月16日付)によると、シリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地で、シリア独立(1946年4月17日)75週年に合わせて記念祝典が催され、ロシア軍関係者、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣兼軍武装部隊副司令官、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣、ラタキア県知事、タルトゥース県知事、バアス党ラタキア、タルトゥース両支部幹部、シリア軍高官らが参列した。

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アサド大統領は、オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王、モーリタニアのムハンマド・ワルド・シャイフ・ガズワーニー大統領から独立75周年を祝う祝電を受け取った。

SANA(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 16, 2021、ANHA, April 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2021、Reuters, April 16, 2021、SANA, April 16, 2021、SOHR, April 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民286人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は657,292人に(2021年4月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月16日付)を公開し、4月15日に難民286人(うち女性86人、子供146人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民286人(うち女性86人、子供146人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は657,292人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者262,044人(うち女性78,771人、子ども133,367人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は886,572人(うち女性266,047人、子供451,858人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,189人(うち女性31,536人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,785人(うち女性414,095人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 16, 2021をもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県バーブ市で警官2人が相次いで殺害される(2021年4月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、「警察総合治安部隊」の隊員1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

また同市では、その後、アフリーン警察(自由警察)の警察官が何者かによって殺害された。

AFP, April 15, 2021、ANHA, April 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2021、Reuters, April 15, 2021、SANA, April 15, 2021、SOHR, April 15, 2021などをもとに作成。

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ロシアのザハロワ報道官はOPCWのIIT第2報告書発表を「偏向し、政治化した偽りの結論が導き出された」と非難(2021年4月15日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は記者会見を行い、化学兵器禁止機関(OPCW)が4月12日に発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、「偏向し、政治化した偽りの結論を得るため、気象観測、毒性学、兵器、地理的ポイントの特定、デジタル技術の分野など、想定されていた調査プロセスに対応できない多くの人々が参加していた」、「幸いなことに、OPCWの信頼でき、偏りのないスタッフのおかげで、こうした疑惑の報告書作成に際して行われる捏造プロセスのものを皆が承知している」と非難した。

AFP, April 15, 2021、ANHA, April 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2021、Reuters, April 15, 2021、SANA, April 15, 2021、SOHR, April 15, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合所属と思われるドローンがシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市西を爆撃(2021年4月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市西を、米主導の有志連合所属と思われる無人航空機(ドローン)が爆撃した。

爆撃は、同地で活動する武装集団の車輌を狙ったもので、物的被害をもたらしたが、死傷者の有無は不明だという。

また、イドリブ市のコルニーシュ街道では、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

このほか、バーラ村近郊で「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)の戦闘員2人が地雷に触れ、爆死した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市で、軍事治安局の兵士2人が、車に乗った正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

また、ウンム・マヤーズィン町とヌアイマ村を結ぶ街道で、シリア政府との和解に応じ、第4師団の主力部隊である「ガイス部隊」に従軍する元反体制武装集団戦闘員が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

死亡したのは、反体制武装集団司令官の1人だったヤースィル・アッブード中佐の弟。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタドムル市に近いワーディー・アブヤド・ダム一帯でカムア(トリュフの一種)を採取していた住民が地雷に触れて負傷、女性複数人を含む12人が病院に搬送された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県12件、ラタキア県4件、アレッポ県1件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は19件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 15, 2021、ANHA, April 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 15, 2021、Reuters, April 15, 2021、SANA, April 15, 2021、SOHR, April 15, 2021、April 16, 2021などをもとに作成。

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プライス米国務省報道官はOPCWのIIT第2報告書発表を受け「アサド体制が新たな化学兵器を開発するのに十分な化学物質を保有していると見ている」と断じる(2021年4月14日)

米国務省のネッド・プライス報道官は、化学兵器禁止機関(OPCW)が4月12日に発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、その内容に同意し、「誰にとっても驚くべき結果ではない」「アサド体制には無数の残虐行為の責任があり、その一部は戦争犯罪、人道に対する罪のレベルに達している」と非難する一方、「アサド体制がサリンを使用し、塩素系兵器を製造・配備し、新たな化学兵器を開発するのに十分な化学物質を保有していると見ている」と断じた。

AFP, April 15, 2021、ANHA, April 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2021、Reuters, April 15, 2021、SANA, April 15, 2021、SOHR, April 15, 2021などをもとに作成。

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トルコ外務省はOPCWのIIT第2報告書発表を受け、アサド政権の処罰に向けた取り組みへの支援を継続すると表明(2021年4月14日)

トルコ外務省は声明を出し、化学兵器禁止機関(OPCW)が4月12日に発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、アサド政権の関与が改めて示されたとしたうえで、攻撃を人道に対する罪、戦争犯罪、化学兵器禁止条約(CWC)へのあからさまな違反と非難、責任者処罰に向けた取り組みをトルコ政府として支援し続けると強調した。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍はラッカ県マアダーン・アティーク村にヘリポート基地、拠点を新たに設置(2021年4月14日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマアダーン・アティーク村とその一帯に新たな基地や拠点の設置を開始した。

基地や拠点が設置されているのは、シリア政府の影響力が強い地域で、マアダーン・アティーク村にはヘリポートも建設されたという。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市に「イランの民兵」とロシア軍が展開、トルコはビラを散布し住民を威嚇(2021年4月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市とカシュタアール村にロシア軍部隊が再展開した。

ロシア軍は前日に、同地の拠点複数カ所から撤退し、これに合わせて「イランの民兵」の車列が14日早朝に展開していた。

「イランの民兵」の展開とロシア軍の再展開は、シーア派(12イマーム派)住民が暮らすヌッブル市、ザフラー町の防衛を強化するのが目的。

こうした動きを受けて、これに対してトルコ軍は、偵察機からタッル・リフアト市一帯にビラを散布し、同地で避難生活を送っているアフリーン市一帯地域からの国内避難民(IDPs)や住民に対して、シリア民主軍を排斥するよう呼びかけ、威嚇した。

一方、SANA(4月14日付)、ANHA(4月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦、アイン・ダクナ村を砲撃した。


ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンナグ村を砲撃した。

また、バイナ村には、前日に続いて、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が墜落した。

このほか、トルコの占領下にあるブルブル町では、シリア国民軍に所属するムハンマド・ファーティフ旅団の本部に何者かが手榴弾を投げ込み、戦闘員2人が死亡、2人が負傷した。

また、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のマイダーニカ村でシリア国民軍に所属するシャーム軍団のメンバーどうしが交戦し、戦闘員1人が死亡した。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021、April 15, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュ・メンバーを収容するシャッダーディー市近郊のクバイバ油田の刑務所が襲撃を受け、シリア民主軍兵士2人負傷(2021年4月14日)

ハサカ県では、SANA(4月14日付)によると、米軍が違法に駐留を続けるシャッダーディー市近郊のクバイバ油田にある、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーを収容している刑務所が武装集団の襲撃を受け、刑務所の警備にあたっていたシリア民主軍の兵士2人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(4月14日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊が、米主導の有志連合の地上部隊と航空部隊の支援を受け、北・東シリア自治局の支配下にある県北東部のワーディー・アジージュ渓谷でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討活動を行った。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

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外務在外居住者省はOPCWのIIT第2回報告書の内容を否定(2021年4月14日)

外務在外居住者省は声明を出し、化学兵器禁止機関(OPCW)が4月12日に発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、「米国とその西側同盟国が化学兵器禁止条約(CWC)の規定を改ざんして設置し、シリアおよび多くのCWC加盟国が違法で非公認だと主張するチーム」による「虚偽報告」と断じた。

声明は、報告書が、テロ組織「ホワイト・ヘルメット」、シリアに敵対する一部諸外国の諜報機関が提出した偽の証拠に基づいて、捏造された結論を導出し、シリア政府に有毒ガスを使用した嫌疑をかけるものだと批判した。

また、調査チームは現地で実地調査を行わないまま、客観的な手順を踏まずに調査を行ったと非難した。

そのうえで、報告の内容をその詳細にいたるまで全面的に否定、シリア軍がサラーキブ市を含むいかなる場所においても化学兵器を使用したことはないと改めて主張した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2971534723133635

SANA(4月14日付)が伝えた。

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣もイフバーリーヤ(4月14日付)に出演し、報告書の内容を否定した。

AFP, April 14, 2021、ANHA, April 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2021、al-Ikhbariya, April 14, 2021、Reuters, April 14, 2021、SANA, April 14, 2021、SOHR, April 14, 2021などをもとに作成。

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