ダイル・ザウル県、ヒムス県とイドリブ県を結ぶ街道などで、ダーイシュが検問所を設置(2025年12月23日)

シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県、ヒムス県とイドリブ県を結ぶ街道などで、ダーイシュ(イスラーム国)に所属すると見られる武装グループが検問所を設置するなどの動きが確認されていると発表した。

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シリア人権監視団
「イスラーム国」の細胞がダイル・ザウル、サフナ、イドリブで活動を確認
…ハマー=イドリブ間の道路での検問と拘束が組織の存続を示唆
2025年12月23日掲載
シリア人権監視団は、「イスラーム国」(IS)への所属が疑われる武装集団が、ダイル・ザウル県とサフナ、およびハマーとイドリブを結ぶ道路沿いのイドリブ県など複数の地域で活動を行ったと報告した。集団は主要道路に臨時の「流動的」検問所を設置し、市民を停止させるなど、ISに典型的な支配・威圧手法を用いた。
同団体によれば、武装集団は車輛を検査し、ハマーとイドリブを結ぶ道路で少なくとも1人を拘束。これは、標的となる治安作戦が繰り返されているにもかかわらず、ISの細胞がこうした地域に存続し、活動する能力を保持している証拠だとしている。
同団体は、治安の空白地帯におけるISの活動継続に警戒を呼びかけ、こうした事件が市民や主要道路の交通に対する脅威となると強調。関係治安機関に対し、監視強化と治安部隊の展開増強を要請し、地域におけるISや休眠細胞の動きを抑制するよう求めた。
以下は、同団体が記録したISの具体的な活動例である。
• 12月3日:シリア人権監視団の情報筋によれば、アレッポ県南部ザルバ町付近で、車輛に乗った武装集団が税関職員のパトロール隊を武装襲撃。ハーン・シャイフーン町出身の隊員2名が死亡、2名が負傷し、病院に搬送された。
• 12月14日:道路治安パトロール隊が、マアッラト・ヌウマーン地域の南橋付近(アル・ダルウィーシュ洗車場近く)で武装待ち伏せ攻撃を受けた。これにより隊員4名が死亡、他数名が負傷した。
• 12月15日:アレッポ県とダイル・ザウル県の郊外に臨時の「流動的」検問所が設置され、軍服にISの徽章を付けた武装要員が立った。一つはマンビジ近郊の「アル・アリーマ」地区、もう一つはダイル・ザウル県郊外のマイアディーン地区で確認され、同時に「バーディヤ線」(第2高速道路)にも検問所が設けられた。要員らは通行人を停止させ、軍人や治安要員を探して身分証明書を入念に検査した。
• 12月18日:ハマー県北部郊外で、ISの細胞とみられる武装要員4名が「流動的検問所」を設置。同県アル・ルバイン村の若者1名を停止させ、かつて「自由シリア軍」に所属していたか尋ねた。地元情報によると、要員らは若者を数分間拘束した後その場を去り、内務省系武装部隊が現場に向かった。
これらの活動は、一部の農村地域やハマー=イドリブ間の国際道路で治安が相対的に欠如している状況下で発生しており、ISが再編成を行い、地域に影響力を行使する能力を保持していることを示している。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊が外国人戦闘員への市民権の付与を主唱し、同政権の有志連合参加を非難し、米国人イスラーム主義ジャーナリストを拘束(2025年12月23日)

ロイターが関係者2人の話として伝えたところによると、内務治安部隊が米国人イスラーム主義ジャーナリストを拘束したと伝えた。

逮捕されたのは、2012年からシリアに住む元スタンダップ・コメディアンで戦争ジャーナリストのビラール・アブドゥルカリーム氏で、22日にアレッポ県バーブ市で拘束されたという。

同氏は、アサド政権崩壊後に、反体制派に参加していた外国人ジハード主義者に市民権を与えるようアフマド・シャルア移行期政権に請願し、最近では同政権が米主導の有志連合に参加したことを批判していた。
アメリカ
シリア人権監視団
الثانية خلال اليوم.. هبوط طائرة شحن تحمل معدات عسكرية بريف الحسكة一日で二度目…ハサカ県郊外に軍事装備を搭載した輸送機が着陸
2025年12月23日掲載
ハサカ県:月曜日から火曜日にかけての深夜過ぎ、「国際連合軍」に属する輸送機が、ハサカ北東、ラミラン郊外にある「クラーブ・アル・ジール基地」に着陸した。
情報によると、この輸送機は同日二度目となるもので、同日昼に同基地に到着したプラットフォームと武器の輸送を完了させるためのものである。この間、地域の上空では攻撃ヘリコプター2機が飛行した。
また本日、米軍の輸送機が、ハサカ北東のラミラン市郊外にある「クラーブ・アル・ジール基地」に着陸した。この輸送機は重火器、弾薬、プラットフォームを搭載した車輛を運んでおり、その間、地域の空では国際連合軍の軍用機が集中的に飛行していた。

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『ワシントン・ポスト』:イスラエルはシリア民主軍とともにドゥルーズ派の武装勢力をアサド政権期から支援(2025年12月23日)

『ワシントン・ポスト』は、イスラエルの現職・元高官やドゥルーズ派高官らの話として、イスラエルがドゥルーズ派に防弾チョッキや医療品などの非殺傷性の軍用装備を秘密裡に提供し続けていると伝えた。

イスラエルはまた、約3,000人のドゥルーズ派民兵に対し、月額100ドルから200ドルを支給した。

イスラエル元高官の1人によると、イスラエルは、アサド政権期にスワイダー県で軍務経験のある20人を選び、階級と任務を与え、スワイダー軍事評議会の設置に向けた取り組みを行い、軍事教練などをしばしば行ったほか、シリア民主軍を経由して、その司令官であるターリク・シューフィー司令官に24,000ドルを送金するなどの支援を行ったという。

また、ほぼ同時期、シリア民主軍は同評議会に最大50万ドルを送金したほか、ドゥルーズ派(女性を含む)に対してシリア北東部で訓練を行い、この関係は今も続いているという。
アサド政権が崩壊すると、イスラエルは支援を強化、ライフル、現金、人道的物資をドゥルーズ派に供与し、この支援は、4月下旬にピークに達したという。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県で米主導の有志連合、シリア民主軍、アサーイシュがダーイシュのセルを攻撃(2025年12月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると、同軍所属の作戦司令室師団(TOL)が米主導の有志連合の支援を受け、ズィーバーン町で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞を解体、3人を殺害、5人を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュのセルがタヤーナ村にある北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃した。

また、シリア人権監視団によると、スブハ村で、ダーイシュのセルの攻撃によりシリア民主軍の兵士1人が死亡した。
ダイル・ザウル県:ダイル・ザウル東部地方サブハ町で、「クルド人民防衛隊(SDF)」の要員1名が、「イスラーム国」(IS)細胞組織の武装分子による複数発の銃撃を受けて死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の特殊部隊とともに、ジュダイダト・クハイト村で空挺作戦を実施、ダーイシュの細胞と交戦、メンバー2人(兄弟)とその母親が死亡した。
イスラエルはクナイトラ県各所への侵入を繰り返す(2025年12月23日) #シリア #イスラエル
クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、7台の軍用車輛からなるいスラエル軍の部隊が、サイダー・ハーヌート村に侵入し、マクラズ・ムラに到達、その後撤退した。

シリア人権監視団によると、5台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が、ブライカ村およびビイル・アジャム町方面に、3台の軍用車輛からなる別の部隊が西アフマル丘からブライカ村とクードナ村の間にある青少年宿舎住宅地区方面の侵入した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍は青少年宿舎住宅地区で男性2人を拘束した。

さらに、シリア人権監視団によると、ジュバーター・ハシャブ村周辺およびクナイトラ市周辺に向けて照明弾を発射、同時に無人航空機機が飛行した。

これと並行して、軍用車輛6台からなるイスラエル軍部隊がトゥルナジャ村一帯に侵入し、2ヵ所に検問所を設置した。

一方、シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)がラフィード町に展開した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、県西部にイスラエル軍所属と見られるヘリコプターが飛来した。

一方、シリア人権監視団によると、4台の車輛からなるイスラエル軍部隊が、UNDOFが管轄する境界線の門から進入、サイダー・ジャウラーン村方面に向かった。

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アルバーバー内務省報道官はシリア民主軍がアレッポ市のラーズィー病院を砲撃したと非難、アレッポ内務治安部隊はこれを否定(2025年12月23日)

SANAが23日に伝えたところによると、内務省のヌールッディーン・アルバーバー報道官は22日、アレッポ県アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区一帯での戦闘に関して、シリア民主軍が組織的な攻撃を行い、人口密集地区やラーズィー病院を直接標的とし、民間人2人が死亡し、民間防衛機構のボランティア数人を含む他の人々が負傷したと発表、3月10日合意を破棄しようとする試みの一環だと非難した。

また、SANAによると、保健省はラーズィー病院近くの住宅地域をシリア民主軍が標的としたことにより、民間人4人が死亡し、14人が負傷したと発表した。

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一方、アレッポ内務治安部隊はフェイスブックを通じて声明を発表し、同部隊が停戦を完全に遵守し続けていると反論した。

また、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、アレッポ市ジュマイリーヤ地区、ラーズィー地区に対するロケット弾の発射は、アフマド・シャルア移行期政権の部隊によるものだと反論した。

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ANHAによると、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤに対するシャルア移行期政権の攻撃による負傷者数は19人に増加した。

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ANHAによると、ハサカ県のマーリキーヤ(ダイリーク)市、マアバダ(カルキールキー)町、ラッカ県各所で、シャイフ・マクスード地区地区とアシュラフィーヤ地区を標的としたシャルア移行期政権の攻撃を非難しする抗議デモが行われ、住民らが参加した

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ANHAシリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の国防省に所属する部隊が、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への道路を閉鎖し、両地区への包囲を強化した。

シリア人権監視団によると、これによろ、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区の住民と家族が自宅の帰還が阻止された。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘での死者は5人、負傷者は23人となった。

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スワイダー県でシャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が交戦し、双方に多数の死者(2025年12月23日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する「テロ部隊」が、迫撃砲、重機関銃、無人航空機を用いて、23日深夜から23日今日の未明にかけて、リーマト・ハースィム村とマンスーラ村からアティール村を無差別に攻撃、これにより2人が死亡、8人が負傷、またスワイダー市の民間刑務所と運輸検問所一帯を攻撃、国民防衛部隊がこれに応戦したと発表した。

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スワイダー24によると、戦闘激化を受けて、国民防衛部隊がマズラア町に向けて発砲、また4機の無人航空機を同地に発射した。

また、スワイダー24によると、リーマト・ハーズィム村に対する国民防衛部隊の砲撃や無人航空機による攻撃で、シャルア移行期政権の内務治安部隊の隊員2人が死亡した。

シリア人権監視団によると、前日の県北西部での戦闘で、シャルア移行期政権の兵士および支援部隊の隊員3人が死亡、3人が負傷、国防隊の隊員2人も死亡し、7人が負傷した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はシャルア移行期政権によるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への攻撃を非難(2025年12月23日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権が、トルコの体制のアジェンダに沿って、アレッポ県アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区を攻撃したことを批判、連邦制の樹立を改めて主唱した。

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イドリブ県のタルマーニーン村とダーナー市を結ぶ街道に何者かが設置した検問所で住民が発砲を受け、女性1人が死亡、子供1人が負傷(2025年12月23日)

ダマスカス県では、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬対策局は、麻薬密輸ネットワークを解体するための治安作戦を実施、そのリーダーとメンバー5人を逮捕、約16万2千錠のカプタゴン錠剤を押収した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団
野菜を積んだトラックの運転手が、ヒムス・タルトゥース高速道路でオートバイに乗った身元不明の武装グループの襲撃を受け、死亡した。

また、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省に所属する兵士が、ジャンダル村北部の鉄道線路上で銃撃を受け、死亡、遺体で発見された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タルマーニーン村とダーナー市を結ぶ街道に何者かが設置した検問所で住民が発砲を受け、女性1人が死亡、子供1人が負傷した。

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日本の大西洋平外務大臣政務官がシリアを訪問し、関係再開と二国間協力の新たなページの開始を宣言(2025年12月23日)

シリアの外務在外居住者省は、フェイスブックを通じてシリアと日本が関係再開と二国間協力の新たなページの開始を宣言したと伝えた。


在シリア日本大使館もフェイスブックを通じて、大西洋平外務大臣政務官がシリアを訪問したとして以下の通り発表した。

大西外務大臣政務官のシリア・アラブ共和国訪問
12月22日(現地時間、以下同じ)、大西洋平外務大臣政務官は、シリア・アラブ共和国を訪問し、ムハンマド・ヤーセル・バルニーヤ・シリア財務大臣(H.E. Mr. Mohammed Yasser Barnieh, Minister of Finance, Syrian Arab Republic)と会談したほか、外務省関係者(参考)とも会談した。
なお、この訪問には、国際協力機構(JICA)関係者も同行した。概要は以下のとおり。
1 大西政務官は、日本からの要人訪問は約15年ぶりであり、日本としては、歴史的な変化を経験したシリア政府による包摂的、平和的かつ安定した移行を支えていく、今日は日・シリア関係の新たなページの始まりである旨述べた。
2 また、大西政務官から、我が国として、これまでにシリアに対して実施している国際機関やNGO経由の支援に加えて、シリアへの二国間経済協力を随時再開することにした旨及び本年度補正予算において、新たに総額5,300万米ドルの対シリア支援を決定したことを伝達するとともに、これまで培われてきた両国間の人的つながりや日本ならではの知見や経験を活かし、シリアの復興を支援していきたい旨述べた。
3 同行したJICA関係者からは、研修等を通じた人材育成や能力構築に貢献できる、こうした取組を通じて両国間の絆を深めていきたいとの発言があった。
4 これを受け、シリア側からは、大西政務官が、日本のハイレベルとして約15年ぶりにダマスカスを訪問したことを心から歓迎する旨の発言があり、日本がこれまで一貫してシリアの人々に寄り添ってきたことへの謝意が表明されるとともに、二国間経済協力の再開を歓迎するとの発言があった。
5 また、シリア側からは、2024年12月に新政権が発足して以降の安定化に向けた取組について説明があったほか、今後の復興プロセスにおける日本の役割への強い期待が表明された。
6 双方は、往来を活性化させながら引き続き緊密に連携していくことで一致した。
(参考)シリア外務省関係者
ラバービディー・シリア外務省アジア局長(Mr. Zakaria Lababidi, Director of Director of the Afro-Asian and Oceanian Affairs Department, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)、カナアーン同国際協力局長(Mr. Talal Kanaan, Director of International Cooperation, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)及びバルード同国際機関・会議局長(Mr. Saad Baroud, Director of International Organizations and Conferences, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)

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ロイター通信:前政権時代に利用されていた少なくとも28の刑務所、収容所、拘禁施設がシャルア移行期政権のもとで再稼働、少なくとも800人以上を収監(2025年12月22日)

ロイター通信は、前政権時代に利用されていた少なくとも28の刑務所、収容所、拘禁施設は、アフマド・シャルア移行期政権のもとで稼働を続け、暴行、恐喝、その他の虐待が再発していると伝えた。

これらの施設に収容されているのは、旧シリア軍の将兵、アラウィー派、ドゥルーズ派、キリスト教徒、シーア派などで、同通信は、アサド政権崩壊後に拘束された829人の氏名を、家族や元拘禁者への取材、家族面会を組織した人々が作成した名簿などから確認しているという。

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米主導の有志連合の貨物機がハッラーブ・ジール村にある基地に重火器、弾薬、発射装置などを輸送(2025年12月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物機がハッラーブ・ジール村にある基地に重火器、弾薬、発射装置などを輸送した。

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「侵略抑止」の戦いを描いたドキュメンタリーが各地で上演(2025年12月22日)

SANAによると、ダマスカス郊外県にある外務在外居住者省政治問題総局の庁舎で、ドキュメンタリー映画「侵略抑止」が上映され、アーミル・シャイフ県知事ら要人、宗教関係者、有識者らが観覧した。

上映会は、他県でも同時並行で行われた。

2時間を超える本作は、放送テレビ制作公社が制作したもので、アサド前政権を崩壊へと追い込んだ「侵略抑止」の戦いの舞台裏を初めて明らかにしたもので、作戦実施に至る詳細、アレッポ市、ハマー市、首都ダマスカスの解放といった成果にいたる経過を追ったもので、SANAは「シリア史における偉大な国民的叙事詩」と形容している。

上映会では、シャイフ県知事が演説を行い、映画を絶賛、革命の価値感を定着させ、指導部のもとで結束するため、すべてのシリア人に本作を鑑賞し、子どもたちにも見せるよう呼びかけた。

上映会の最後には、「侵略抑止」の戦いに参加したシャイフ県知事、県内務治安司令官のアフマド・ダラーティー准将、第44師団参謀長のバッシャール・ハサン大佐、政治問題総局のムハンマド・ヤースィル・カハーラ長官が表彰された。

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イスラエル軍はシリア領内に侵入した極右グループのメンバーを逮捕(2025年12月22日)

イスラエル軍は、Xを通じて、以下の通り発表した。

先ほど、ゴラン高原地域において、複数のイスラエル市民が国境を突破し、シリア領内に侵入したとの通報が入った。
イスラエル国防軍部隊は直ちに現場へ急行し、当該市民を発見して安全にイスラエル領内へ戻した。
拘束された容疑者らは、今後の対応のためイスラエル警察に引き渡される予定である。
イスラエル軍は本件を強く非難し、これは市民および同部隊の安全を危険にさらす、刑事犯罪に該当する重大な事件であると強調する。

マアレヴによると、シリア領内に侵入したのは、「丘の若者たち」を名乗る極右グループの若者7人。

警察が一度拘束したものの、釈放後、再びフェンスを切断してシリア領内に侵入したという。

シリア人権監視団によると、シリア領内に侵入したのは8人。

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クナイトラ県では、SANAによると、ハイラックス車2台と軍用ハンヴィー1台からなるイスラエル軍部隊が、県南部のビイル・アジャム村に侵入し、ブライカ村に到達、同村にある旧シリア軍の連隊基地に向けて発煙弾を発射した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がウンム・バーティナ村と東サムダーニーヤ村を結ぶ道路上に臨時検問所を設置し、通行人に対して取り調べを行った。
ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、県西部のマアリーヤ村とアービディーン村の間の地域に侵入し、臨時の検問所を設置した。

ダイル・ザウル県ブーカマール市でオートバイに仕掛けられていた即席爆発装置が爆発し、1人が死亡(2025年12月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ズフール航空空港で、23ミリ機関銃の銃弾が爆発、アフマド・シャルア移行期政権の国防省所属の兵士1人が死亡し、1人が負傷した。

爆発は、兵士らが基地内で焚火をしていた際に発生した。

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ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、ブーカマール郡の内務治安部隊に、国外への密輸のために住宅内に防空ミサイルが隠されているとの情報が寄せられ、同部隊が家宅捜索を実施され、SAM-7型のミサイルを押収、同部隊は武器密輸業者のメンバーらの追跡を開始した。

一方、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で21日深夜、県内務治安部隊が治安作戦を実施し、武器密輸業者を逮捕した。

さらに、SANAによると、ブーカマール市で、オートバイに仕掛けられていた即席爆発装置が爆発し、1人が死亡した。

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ラタキア県では、SANAによると、県内務治安部隊が、ジャブラ市郊外の発電所から電力変圧器を盗んだ容疑で3人を逮捕した。

スワイダー県でシャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が重火器、無人航空機を使って激しく交戦、多数死傷(2025年12月22日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村とマズラア町の戦線で、未明から夜明け前にかけて、アフマド・シャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が重機関銃などを使用して交戦した。

シャルア移行期政権の部隊武装した無人航空機数機で攻撃を行ったという。

これに関して、スワイダー24</aは、国民防衛部隊が新たに停戦に違反し、マズラア町の民家を重機関銃で攻撃、またアティール村の住宅地に、迫撃砲弾3発が着弾したと伝えた。

スワイダー24によると、アティール村の砲撃で1人が死亡し、4人が負傷、またマジュダル村上空では、国民防衛部隊が発射したと見られる爆弾を搭載した無人航空機4機が確認された。

さらに、スワイダー24によると、リーマト・ハーズィム村で、シャルア移行期政権の県内務治安部隊の隊員2人が、国民防衛部隊の砲撃と無人航空機による攻撃で死亡した。

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一方、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、マンスーラ村に展開するシャルア移行期政権の「テロ部隊」が19時15分、迫撃砲でアティール村を砲撃し、国民防衛部隊が応戦したと発表した。

国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて別の声明を出し、22日深夜から23日未明にかけて、リーマト・ハーズィム村とマンスーラ村からアティール村に対して無差別砲撃があり、2人が死亡、8人が負傷したと発表した。

また、シャルア移行期政権の部隊は、スワイダー市の民間刑務所および輸送軸線に対して砲撃を加えたが、国民防衛部隊が応戦し、23ミリ機関銃を搭載した車輛2台を無力化したほか、迫撃砲発射装置1基を直接攻撃した。

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高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて、住民に対して、「アンクード」アプリを通じて個人情報を登録するよう呼び掛けた。

呼びかけは、住民の権利を守り、生活上の諸事を把握し、サービスを向上させるためだという。

北・東シリア地域民主自治局は声明でシャルア移行期政権によるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への攻撃を非難(2025年12月22日)

アレッポ県では、ANHAによると、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区地区とアシュラフィーヤ地区に対するアフマド・シャルア移行期政権の武装勢力の攻撃により、民間人(うち女児1人)が負傷した。
女児とその母親を含む5人に上った。


また、ANHAによると、この攻撃で、女性1人が死亡し、別の民間人1人が負傷した。

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ANHAによると、ハサカ県のカーミシュリー市とアレッポ県のコバネ(アイン・アラブ)市の住民が、シャイフ・マクスード地区地区とアシュラフィーヤ地区の抵抗を支持する抗議デモを行った。

また、ANHAによると、は札建のカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、アームーダー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、マアバダ(カルキールキー)町、ハサカ市でも同様のデモが行われた。

ANHAによると、ラッカ県タブカ市でもアレッポ県アフリーン郡とシャハバー地区からの避難民が抗議デモを行った。

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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、同軍がアレッポ市のラーズィー病院を攻撃したとするシャルア移行期政権側の報道について、虚偽のニュースをでっち上げ、流布することで、意図的に露骨な欺瞞工作を行い、事実を捻じ曲げようとしていると否定、これを批判した。

北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、移行期政権側の攻撃を非難した。

その後、フェイスブックを通じて別の声明を出し、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がシャルア移行期政権の部隊の攻撃への反撃を停止するよう指示を発出したことを明らかにした。

アレッポ市でシリア民主軍・アサーイシュとシャルア移行期政権の軍・内務治安部隊が激しく交戦、多数が死傷(2025年12月22日)


アレッポ県では、民主軍(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省とつながりのある諸派が、アレッポ市シーハーン交差点にある北・東シリア地域民主自治局内務治安司令官(アサーイシュ)の検問所を攻撃、これにより隊員2人が負傷した。

これに関して、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャルア移行期政権側の砲撃を非難した。

また、シリア民主軍(フェイスブック)によると、シャルア移行期政権の部隊は、その後も攻撃を続け、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に対してロケット弾と戦車砲によって砲撃を行い、57歳の女性1人が死亡、民間人17人が負傷した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、両地区に対するシャルア移行期政権の部隊の砲撃を「国際人道法に対する重大な違反」と非難した。

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一方、内務省(フェイスブック)によると、両地区に展開するシリア民主軍の部隊が、共同検問所から突如撤退し、移行期政権側の県内務治安部隊の要員に向けて発砲、これにより隊員1人と軍兵士1人が負傷、民間防衛機構隊員や民間人にも多数の負傷者が出た。

内務省(フェイスブック)によると、シリア民主軍による無差別砲撃により、子ども1人とその母親が死亡し、女性や子どもなど15人が負傷した。

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国防省・広報連絡局は、SANAの取材に対して、シリア民主軍のメディアが流布している主張は事実無根であると反論、実際には、シリア民主軍が突如として、アシュラフィーヤ地区周辺に展開する県内務治安部隊と軍の拠点を攻撃したと主張した。

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SANAによると、シリア民主軍は、アシュラフィーヤ地区にある拠点から、シーハーン環状交差点およびライラムーン環状交差点付近に配置された件内務治安部隊の拠点を攻撃、これによりガジアンテプ・アレッポ街道が遮断された。

SANAによると、これにより、ライラムーン地区の住民や工業労働者が退避を余儀なくされた。

SANAによると、この攻撃で、民間防衛機構の隊員2人と多数の市民が負傷し市内の病院に搬送された。

SANAによると、シリア民主軍はさらに、迫撃砲および多連装ロケット砲を用いて、キリスト教徒が多く住むアレッポ市のジュマイリーヤ地区、スィルヤーン地区を含む複数の地区を無差別に砲撃した。

SANAによると、これによって、民間人1人が死亡した。

また、SANAによると、これにより、複数の民間人が負傷し、病院に搬送された。

SANAによると、ジュマイリーヤ地区およびシャイフ・ターハー地区では火災が発生した。

SANAによると、シリア民主軍はアレッポ市のラージー病院に対しても砲撃を行った。

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SANAによると、保健省は声明を発表し、ラージー病院一帯への砲撃を「国際人道法と倫理的価値に対する重大な侵害」と非難した。

SANAによると、アレッポ県アッザーム・ガリーブ知事は、キリスト教徒がクリスマスの祝祭を行っている地区に無差別砲撃を行ったとして、民間人の安全と生命に対する直接的な侵害だと非難した。

国防省・広報連絡局は、SANAに対して、シリア民主軍の発砲源の一部を無力化した後、同発砲源への攻撃を停止する命令を出し、交戦範囲を住民から遠ざけるかたちで限定していることを明らかにした。

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シリア人権監視団によると、
アレッポで暫定政府軍と「アサーイシュ」との間で武装衝突が発生
2025年12月22日
アレッポ県では本日、**重火器(「ドゥシュカ」機関銃を含む)**が使用される武装衝突が、暫定政府に属する部隊と、**内務治安部隊「アサーイシュ」**との間で発生した。衝突は、シェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区にあるジャジーラ交差点周辺で起き、双方による攻撃の応酬が行われたとの情報がある。
その後の展開として、夕刻には、アレッポ市内のシーハーン交差点に設置されていたアサーイシュおよび治安部隊の合同検問所が、暫定政府国防省に属する部隊による武装攻撃を受けた。この攻撃により、内務治安部隊の隊員2名が程度の異なる負傷を負った。
地元情報筋によれば、アサーイシュ部隊は即座に反撃し、同時に地域一帯で大規模な治安警戒態勢が敷かれたが、本記事作成時点では、攻撃側に死傷者が出たかどうかについての確証は得られていない。
現在も地域の緊張状態は続いており、今後の現地情勢の推移が注視されている。

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シリア人権監視団によると、
重火器および迫撃砲弾がシェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区に着弾――衝突が継続
2025年12月22日
アレッポ市のシェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区では、本日夕方、**暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」**との間で、激しい武装衝突が再燃した。現地では、重火器および迫撃砲が使用される顕著な軍事的エスカレーションが確認されている。
地元筋によると、暫定政府側の部隊は、「ドゥシュカ」重機関銃および迫撃砲を用いて両地区を攻撃し、同時に複数の軸線で直接的な戦闘が行われたことで、民間人の間に深刻な恐怖と混乱が広がった。
また、ラージー病院には負傷者7名が搬送され、その中には民間防衛隊員2名が含まれているという。
さらに、ガズィアンテプ-アレッポ間道路は、リールムーン交差点方面で封鎖された。これは、シリア民主軍(QSD)に属する狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことによるものであり、地域では治安部隊の展開と警戒態勢が強化されている。
監視団の情報によれば、以下の主要道路も閉鎖された。
• アレッポ市内-リールムーン
• リールムーン-工業都市
• スルヤーン-アシュラフィーヤ
• 工業都市-ジャンドゥール
また、衝突が続く中で道路が遮断されていることから、住民に対し現時点でハンダラート難民キャンプ方面へ向かわないよう警告が出されている。
記事作成時点でも、砲撃と衝突は継続中であり、今後さらなる拡大と死傷者数の増加が懸念されている。

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シリア人権監視団によると、
シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤで民間人9人負傷(うち少女1人)――負傷者数は計16人に増加
2025年12月22日
シリア人権監視団の情報によれば、アレッポ市のシェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区で続く相互砲撃および武装衝突により、少女1人を含む民間人9人が負傷した。
砲撃は現在も継続しており、重火器の使用によって、住民の間には深刻な恐怖と動揺が広がっている。
これに関連して、ハルディーヤ地区、アル=ハラク地区、ブスタン・アル=バシャー地区では、戦闘拡大への懸念から、住民がより安全な地域へと避難する動きが確認されている。
現時点では、物的被害の正確な規模は把握されていないが、治安警戒態勢は続いており、情勢が悪化すれば、負傷者数がさらに増加する可能性がある。
なお、ラージー病院に搬送された7人の負傷者(うち民間防衛隊員2名)を含め、負傷者の総数は16人に達した。
監視団はまた、先ほど、暫定政府軍とアサーイシュ部隊との間で、両地区において重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再発したことを伝えている。

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シリア人権監視団によると、
激しい砲撃と通信遮断――シェイフ・マクスードで政府側増援と同時進行
(2025年12月22日公開)
アレッポ県において、監視団の情報筋は、暫定政府に属する戦車、軍用車輛、重火器がシェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の周辺に到着したことを確認した。両地区は集中的な砲撃を受け、人道状況が悪化している。
同時に、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区で通信・サービスが完全に遮断された。砲撃の継続と治安当局の警戒態勢の中、今後数時間で状況がさらに悪化する恐れがある。
本稿作成直前、相互砲撃と継続する衝突により、少女1人を含む民間人9人が負傷したとの報告があった。重火器の使用が続いており、住民の間では恐怖と混乱が拡大している。
また、ハルディーヤ、アル=ハラク、ブスタン・アル=バシャーの各地区では、衝突拡大への懸念から、より安全な地域への避難が発生している。物的被害の正確な規模は未把握だが、警戒態勢は継続中で、負傷者数が増える可能性がある。
さらに、ラージー病院に負傷者7人(うち民間防衛隊員2人)が搬送されたことで、負傷者総数は16人に達した。
直近では、暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」の間で、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区において重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再燃した。地元筋によれば、暫定政府側は迫撃砲および「ドゥシュカ」重機関銃で両地区を攻撃し、複数軸線で直接戦闘が生起、民間人に強い恐怖をもたらした。
同時に、ガズィアンテプ―アレッポ間道路は、シリア民主軍(QSD)所属の狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことを受け、リールムーン交差点側で封鎖された。市内では以下の主要道路も閉鎖された。
• アレッポ市内―リールムーン
• リールムーン―工業都市
• スルヤーン―アシュラフィーヤ
• 工業都市―ジャンドゥール
地元筋は、現時点でハンダラート難民キャンプ方面へ向かわないよう住民に警告している。砲撃と衝突は本稿作成時点でも継続しており、更なるエスカレーションと死傷者増加が懸念される。

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シリア人権監視団によると、
民間人の新たな負傷7人(少女1人含む)――総数23人に増加
(2025年12月22日公開)
監視団の情報筋は、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区での相互砲撃と継続する衝突により、新たに民間人7人(少女1人を含む)が負傷したと伝えた。これに先立ち、重傷を負っていた女性1人が死亡しており、負傷者総数は23人に達している。衝突が続いているため、今後さらに増加する可能性がある。
この状況は民間人の恐怖を一層深め、ハルディーヤ、アル=ハラク、ブスタン・アル=バシャーでは、安全な地域への避難が続いている。物的被害の規模は未確定で、警戒態勢は継続中である。
直近でも、暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」の間で、重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再燃した。地元筋によれば、暫定政府側は迫撃砲および「ドゥシュカ」重機関銃で両地区を攻撃し、複数の軸線で直接戦闘が起きた。
同時に、ラージー病院に負傷者7人(民間防衛隊員2人を含む)が搬送された。さらに、QSD所属の狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことを受け、ガズィアンテプ―アレッポ間道路(リールムーン側)が封鎖され、市内の主要道路も閉鎖された。住民にはハンダラート難民キャンプ方面への移動を控えるよう警告が出されている。

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トルコのフィダン外務大臣、ギュレル国防大臣、カルン国家情報機関長官がシリアを訪問し、シャルア暫定大統領と会談(2025年12月22日)

大統領府(フェイスブック)などによると、トルコのハカン・フィダン外務大臣、ヤシャル・ギュレル国防大臣、イブラヒム・カルン国家情報機関(MiT)長官からなるトルコ代表団がシリアを訪れ、アフマド・シャルア暫定大統領が首都ダマスカスの人民宮殿で彼らを迎えた。

会談では、両国間の二国間関係について協議が行われるとともに、最新の地域情勢について意見交換がなされた。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、フサイン・サラーマ国家諜報機関長官が同席した。

イスラエルのモサドはシリアのシリアの外務在外居住者省が公開した占領下ゴラン高原を含まないシリアの地図についてコメント(2025年12月21日)

イスラエルのモサドは、Xで、シリアの外務在外居住者省がフェイスブックなどで公開したインフォグラフィックスに描かれているシリアの地図について以下の通り発表した。

史上初めて、シリアの新たな外務省は、ゴラン高原を含まない公式のシリア地図を公開した。

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有志連合に所属する戦闘機がラッカ県上空を低空で飛行:ハサカ県に物資を搬入(2025年12月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、大型の軍用車輛を含む計24台のトラックからなる米主導の有志連合の車列が、ワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラクからシリアに入り、カスラク村の基地に到着した。

また、シリア人権監視団によると、軍事装備および兵站物資を積載した国際有志連合所属の軍用輸送機1機が軍用ヘリコプターの護衛を伴い、シャッダーディー市にある基地に着陸した。
ていた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合に所属する戦闘機が県上空を低空で飛行する様子が確認された。

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内務治安部隊が総合諜報機関と連携し、ダマスカス郊外県ダーライヤー郡でダーイシュのテロ細胞のアジトに対する治安作戦を実施:アレッポ県アンジャーラ村でダーイシュの存在を誇示する落書き(2025年12月21日)

ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が、総合諜報機関と連携し、ダーライヤー郡でダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞のアジトに対する治安作戦を実施し、セルのリーダーを含む6人を逮捕、武器および弾薬が押収、セルを解体した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンジャーラ村の住宅の壁にダーイシュ(イスラーム国)の存在を誇示する落書きが書かれているのが発見された。

落書きには、「イスラーム国が戻って来る」「イスラーム国アンジャーラ州」などと書かれていた。

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ヒムス県タドムル郡でクルド人2人が逮捕され、レバノン国境でシーア派1人が殺害される(2025年12月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ジュナイナ村の検問所付近で男性の遺体が発見された。遺体はアル=フラート病院に搬送されたが、すでに死亡していた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市東の砂漠地帯に設置された内務治安部隊の検問所で、ハサカ県カーミシュリー市出身のクルド人2人が拘束された。

2人はクウェート人とヨルダン人らからなる狩猟グループに同行し、観光ガイドを務めていたという。

また、シリア人権監視団によると、アレッポ県ヌッブル市出身のシーア派男性1人が、レバノン領内に入ろうとしたところを、アフマド・シャルア移行期政権の国防隊兵士によって撃たれて死亡した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査局がタッル郡の内務治安部隊と連携して、誘拐犯2人を逮捕した。

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米主導の有志連合の地上部隊および航空部隊がシリア民主軍と協力し、ダイル・ザウル県ズィーバーン町で空挺作戦を実施、指名手配者らと激しく交戦、2人を殺害(2025年12月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の地上部隊および航空部隊が未明に、シリア民主軍と協力し、ズィーバーン町で空挺作戦を実施、指名手配者らと激しく交戦、2人を殺害した。

一方、シリア人権監視団によると、ブーライル村で、身元不明の女性の遺体が発見された。

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シリア民主軍は、公式サイトを通じて、作戦司令室師団(TOL)が7日に拘束したダーイシュ(イスラーム国)幹部のサーヒル・アフマド・ハラフ・アブドゥッラー容疑者の証言映像を公開した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入(2025年12月21日)

クナイトラ県では、SANAによると、軍用車輛2台からなるイスラエル軍部隊が県北部のアドナーニーヤ村から侵入し、ウンム・アザーム村の交差点に検問所を設置、また別の回隊が県南部のラフィード町西側に侵入、その際空に向けた無差別発砲を行った。

一方、シリア人権監視団によると、装甲車5両からなるイスラエル軍部隊がサイダー・ハーヌート村に至る分岐点に侵入、その後撤退した。

また、シリア人権監視団によると、軍用車輛7台からなるイスラエル軍部隊がムシャイリファ村に侵入、その後撤退した。

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トランプ米大統領がシーザー法撤廃を盛り込んだ2026会計年度の国防権限法(NDAA)を署名したのを受けて、共和党議員134人がシリアに対する米国の監視強化を求める声明に署名(2025年12月20日)

マヤーディーンムラースィルーンなどによると、シーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の撤廃を盛り込んだ2026会計年度の国防権限法(NDAA)がドナルド・トランプ米大統領によって署名されたのを受けて、マーレン・ストゥツマン下院議員(共和党、インディアナ州)およびジョシュ・ブレシーン下院議員(共和党、オクラホマ州)が主導し、134人の共和党議員が、シリアに対する米国の監視強化を求める声明を発表した。

NDAAは、今後4年間にわたり、180日ごとにシリア情勢を定期的に評価することを米政府に義務づけている。この評価は、以下の項目に基づいて行われる。

●米国と協力して「イスラーム国(IS)」を根絶し、その復活を防止すること。
●外国人戦闘員を政府および治安機関の要職から排除すること。
●宗教的・民族的少数派を保護し、公平な政治的代表を保障すること。
●近隣諸国に対して不当な軍事行動を行わないこと。
●2025年3月10日にシリア民主軍と締結した合意を履行し、治安および政治面での措置を実施すること。
●資金洗浄、テロ資金供与、ならびに拡散活動を防止すること。
●2024年12月8日(アサド政権崩壊日)以降に行われた重大な人権侵害について、責任者を訴追すること。
●カプタゴンを含む麻薬の生産および密輸の停止に向け、検証可能な措置を講じること。

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スワイダー市のカラーマ広場で、拘束者および強制失踪者の解放を求める抗議集会(2025年12月20日)

スワイダー県では、スワイダー24シリア人権監視団によると、スワイダー市のカラーマ広場で、拘束者および強制失踪者の解放を求める抗議集会が行われた。

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ハサカ県アブー・ハシャブ難民キャンプに身を寄せていた難民が3日連続で帰村、その数は155世帯、約840人に(2025年12月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるアブー・ハシャブ難民キャンプに身を寄せていた難民が3日連続で帰村、その数は155世帯、約840人となった。

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シリア民主軍は米主導の有志連合による「鷹の目打撃」作戦に深い謝意を表明(2025年12月20日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、米主導の有志連合による「鷹の目打撃」作戦に対して深い謝意を表明し、ダーイシュ(イスラーム国)を完全に根絶するまで、共同作戦を継続することの重要性を改めて強調した。

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