アレッポ市、ダイル・ハーフィル市、ティシュリーン・ダム一帯でシャルア移行期政権の軍部隊とシリア民主軍、アサーイシュが激しく交戦(2026年1月6日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、アフマド・シャルア移行期政権に属する「アムシャート」(スルターン・スライマーン・シャー師団)諸派は、ダイル・ハーフィル郡の中心部とティシュリーン・ダム周辺を、迫撃砲弾、重火器、ならびに自爆型無人航空機によって攻撃していると発表した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する諸派が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を狙って発射した砲弾が、隣接する移行期政権支配下のミーダーン地区に着弾したと発表した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、総司令部メンバーのシャイバーン・ハンムー氏はトルコの『オズギュル・ポリティカ』に対していかなる発言も行っていないことを確認すると発表、シャルア移行期政権との会合に関して、同氏の発言として流布している内容は、すべて完全に虚偽であると発表した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する諸派がアレッポ市アシュラフィーヤ地区およびシャルキー・モスク一帯を戦車で砲撃したと発表した。

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する諸派がアレッポ市スィリヤーン地区で狙撃兵を展開させ、戦車を配備したのと並行して、同地区の住民を強制的に追放したと発表した。

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北・東シリア地域民主自治局のアレッポ内務治安部隊(アサーイシュ)はフェイスブックを通じて、本日朝にアレッポ市のシャイフ・マクスード地区がシャルア移行期政権に所属する武装勢力の偵察無人航空機の攻撃を受け、民間人2人が負傷したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する武装勢力の偵察無人航空機がシャイフ・マクスード地区に対して2度目の攻撃を行い、住民1人が死亡したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて声明を出し、シャイフ・マクスード地区への攻撃が4回に及び、これによって民間人1人が死亡し、2人が負傷、これに対して反撃を実施し、武装勢力の拠点2ヵ所を標的としたと発表した。

アレッポ・アサーイシュはフェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する武装勢力が、シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の住宅地を、重火器およびグラード・ロケット弾で再び攻撃したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への無差別攻撃による民間人の犠牲者は、初期集計として、死者3人(うち女性2人)、負傷者11人に達したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する諸派がアシュラフィーヤ地区およびシャルキー・モスク周辺を戦車で砲撃したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、シャルア移行期政権に所属する諸派の砲撃で、シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、バニー・ザイド地区で女性2人を含む民間人3人が死亡し、26人が負傷、これに対してアサーイシュは三地区を防衛、諸派の潜入を5度にわたって阻止したと発表した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、夕刻にシャルア移行期政権に所属する武装勢力との交戦が再開され、アサーイシュの隊員2人が負傷した。

アレッポ・アサーイシュは、フェイスブックを通じて、シャイフ・マクスード地区への侵入を試みたシャルア移行期政権に所属する諸派がアサーイシュの反撃を受け、後退および撤退を余儀なくされたと発表した。

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SANAによると、シリア民主軍が無人航空機でシャイフ・マクスード地区周辺(シャイハーン交差点付近)に展開するシリア軍(シャルア移行期政権国防省部隊)の陣地を攻撃、兵士1人が死亡し、数人が負傷した。

SANAによると、シリア軍がシャイフ・マクスード地区でシリア民主軍の無人航空機の発射拠点を攻撃した。

SANAによると、シリア民主軍がアレッポ市ミーダーン地区の住宅建物を砲撃し、民間人2人が死亡し、子ども1人を含む複数の住民が負傷した。

SANAによると、アレッポ市ミーダーン地区に対する砲撃による犠牲者数は、女性2人を含む民間人3人に増加した。

SANAによると、シリア民主軍が発射した砲弾が県農業局庁舎に着弾し、職員9人が負傷した。

SANAによると、シリア民主軍がアレッポ市内の住宅地を攻撃、子どもを含む複数の負傷者がラージー病院に搬送された。

SANAによると、アレッポ市のナイル通り地区の住宅街がシリア民主軍の攻撃を受け、住民が避難を余儀なくされた。

SANAによると、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区からのシリア民主軍の砲撃により、アレッポ市内の周辺地区での負傷者数が15人に増加した。

SANAによると、県の内務治安部隊は、クルド民主軍による住宅街への砲撃が続くなか、アレッポ市ナイル通り地区の民間人を安全な地域へ避難させる措置を講じた。

SANAによると、シリア民主軍による住宅街への砲撃で複数の犠牲者が出て、ラージー病院に搬送された。

SANAによると、国防省の報道連絡局はシリア民主軍が3日連続でアレッポ県で軍および住民に対する攻撃を継続しているとしたうえで、シャイフ・マクスード地区周辺の軍の拠点が攻撃を受け、1人が死亡、5人が負傷、アレッポ市内の複数の住宅地区に対する攻撃で民間人3人が死亡、12人以上が負傷したことを明らかにした。

これに対して、シリア軍はシリア民主軍の砲撃拠点および無人航空機の発射拠点を攻撃し、その一部と弾薬庫1ヵ所を無力化したと付言した。

SANAによると、シリア民主軍がアレッポ市のブスタン・バーシャー地区にある保健局所属のザーヒー・アズラク病院を砲撃した。

SANAによると、内務治安部隊の隊員が、シリア民主軍の狙撃手に撃たれて負傷した少女を救護し、ラージー病院へ搬送した。

SANAによると、アレッポ県広報局はシリア民主軍がアシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区からの民間人の退避を妨害していると発表した。

SANAによると、内務治安部隊は、シリア民主軍による住宅街への砲撃を受け、アレッポ市シャイハーン交差点地区から民間人を避難させた。

SANAによると、シリア軍は、シリア民主軍による攻撃を受けたアレッポ内科病院の職員の安全を確保し、装甲車でラージー病院まで搬送した。

SANAによると、アシュラフィーヤ地区とシャイフ・マクスード地区の住民が、シリア民主軍による住宅街への攻撃を受け、自宅から避難、スィリヤーン地区に集まった。

SANAによると、シリアが、スィルヤーン・ジャディーダ地区およびシャイハーン交差点地区を攻撃したシリア民主軍の砲撃拠点に対して反撃を行った。

SANAによると、シリア民主軍がアレッポ市ナイル通り地区を砲撃した。

SANAによると、アレッポ県のアッザーム・ガリーブ知事知事は、シリア民主軍による攻撃を受け、翌日水曜日の公式業務を停止すると発表した。

SANAによると、シリア民主軍によるアレッポ市ナイル通り地区への砲撃で、住宅などに物的被害が発生した。

SANAによると、シリア民主軍が自爆型無人航空機でスライマーニーヤ地区にあるガソリン・スタンドを攻撃した。

SANAによると、シリア民主軍がマイダーン地区をロケット弾で砲撃し、子ども1人が死亡、1人が負傷した。

SANAによると、シリア民主軍が発射した砲弾がアレッポ市内の住宅に着弾し、子ども1人が死亡し、兄弟2人が負傷した。

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ANHAによると、シャルア移行期政権に所属する諸派の攻撃により、女性2人と子ども1人を含む民間人4人が死亡、子どもを含む35人が負傷した

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シリア人権監視団は、フェイスブックを通じてシャルア移行期政権に所属する諸派による攻撃の映像を公開(転載)した。

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北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて声明を発表し、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に対するアフマド・シャルア移行期政権の包囲に対し、深い懸念と強い非難を表明、また同地区に対する攻撃で多数の民間人が死亡・負傷したことを非難した。

民主人民党(PYD)は、公式サイトを通じて声明を発表し、シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に対する継続的な侵害行為、包囲、殺害、強制移住を非難した。

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シリア民主評議会は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区を標的とした砲撃について、もっとも強い言葉で非難した。

 

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ダーイシュがダイル・ザウル県シュハイル村にあるアサーイシュの検問所を襲撃、女性1人が負傷(2026年1月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシュハイル村にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃、女性1人が足を負傷した。

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イスラエルがクナイトラ市に侵入し、同市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴だったゴラン高原の廃墟を爆破・破壊(2026年1月6日)

クナイトラ県では、イナブ・バラディーシリア人権監視団などによると、イスラエル軍部隊がクナイトラ市に侵入し、同市にあるゴラン病院の廃墟を高性能爆薬で爆破・破壊した。
によると、
イスラエル軍は2026年1月6日(火)、クナイトラ市内にある「旧ゴラン病院(石造)」を破壊・爆破した。

ゴラン病院は、1967年から1974年にかけてクナイトラ市が被った破壊とシリア軍による同地奪還の象徴として保存されていた。

第三次中東戦争において、シリア軍司令拠点として転用された同病院は、1967年6月10日にイスラエルによって占領されたのち、第4次中東戦争でシリア軍によって奪還されていた。

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SANAシリア人権監視団によると、ハイラックス車2両とハマー車1両からなるイスラエル軍部隊は、県南部のビイル・アジャム村からブライカ村、クードナ村方面に侵入、またハマー車およびハイラックス車を含む計12両の軍用車両からなる別の部隊も、アブー・ギーサール丘検問所を経由して、サイダー・ハーヌート村、ラッザーニーヤ村、サイダー・ジャウラーン村に侵入、サイダー・ジャウラーン村西側の交差点に一時検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がハミーディーヤ村に向けて発砲、住民の接近を阻止した。

さらに、シリア人権監視団によると、軍用車両2台からなるイスラエル軍部隊が、無人航空機を伴い、ラフィード町西に侵入した。

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国民防衛部隊はスワイダー県マジュダル村でシャルア移行期政権所属の無人航空機2機を撃墜(2026年1月6日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、マジュダル村に展開している同部隊が、アフマド・シャルア移行期政権所属の部隊が発射した無人航空機2機を撃墜することに成功した。

国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じてSNSなどで拡散されている不正確な軍事・治安関連の映像や音声記録を注視していると発表した。

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一方、SANAによると、国民防衛部隊が記者のマルハフ・シャーイル氏を銃撃して両脚を負傷させたうえに拉致した。

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タルトゥース県で内務治安部隊が抗議デモに参加したとされる若者、老人、障がい者らを逮捕(2026年1月6日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊が5日深夜から6日未明にかけて、アナーザ町で大規模な治安作戦を実施し、アラウィー派のシャイフ・アフマド・イーサー師とその兄弟を逮捕した。

作戦に際して、イーサー師の妻が暴行を受けた。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊は、県内各所で治安作戦を実施し、サフサーファ村およびカルトゥー村で抗議デモに参加したとされる若者8人と高齢男性1人を、タルトゥース市で若者3人と障がい者1人を逮捕した。

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イドリブ県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がイドリブ市で前政権の総合情報部イドリブ支部の上級補佐官を務めていたハーリド・ムハンマド・フサイン容疑者を逮捕した。

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ハマー県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がミスヤーフ市郊外のワーディー・ウユーン村で違法武装グループに対する精密治安作戦を実施、メンバー全員を逮捕した。

作戦中の戦闘で、内務治安部隊の隊員数名が負傷した。

また、内務省(フェイスブック)によると、麻薬対策部隊がハマー市の内務治安部隊と連携して、麻薬密売グループを摘発、首謀者らメンバー複数を逮捕、約50万錠(総重量約86キログラム)のカプタゴンを押収した。

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ダマスカス県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査局が、車両の窃盗、書類の偽造、密売に関与していた犯罪ネットワークを摘発し、メンバー13人全員を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務治安部隊がダイル・ザウル市、マヤーディーン市、ブーカマール市で治安作戦を実施し、麻薬密売人や前政権時代の軍関係者ら5人を逮捕した。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊が展開したスワイダー県シュアーブ村近くで激しい銃声(2026年1月5日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、県東部のマラフ町の東側に国民防衛部隊が土塁の設置作業を行っていたのと前後し、同町と、最近になってアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が展開したシュアーブ村の間の地域で激しい銃声が確認された。

また、スワイダー24によると、サルハド市のセラミック倉庫(ゼノビア倉庫)で盗難・略奪行為が発生したのを受け、国民防衛部隊に所属する武装グループどうし(ラーイフ・ジャウハリー氏が率いるグループ、バースィル・ジャルマカーニー氏とラアファト・バーリー氏が指揮するウルヤー部隊)が交戦した。

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一方、シリア人権監視団によると、国連世界保健機関(WFP)が支援する車列がスワイダー県に製粉所向けの小麦粉約402トンを搬入した。

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イスラエル軍部隊がダルアー県マアリーヤ村に侵入し、ヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収(2026年1月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がマアリーヤ村に侵入し、村の住民が所有するヤギ約250頭からなる家畜の群れを押収した。

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シャルア移行期政権はシリア民主軍がアレッポ県東部にある憲兵隊検問所を無人航空機で攻撃したと主張(2026年1月5日)


アレッポ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊(シリア軍)は、シリア民主軍が無人航空機の発射地点を特定、県東部のダイル・ハーフィル市一帯の同地に対する攻撃を開始した。

シリア軍による攻撃は、ダイル・ハーフィル市近郊に対するシリア民主軍の無人航空機による攻撃で住民や憲兵隊員6人以上が負傷したのを受けたもの。

また、SANAによると、これに先立ち、シリア民主軍の無人航空機は、ダイル・ハーフィル市近郊の憲兵隊の検問所を無人航空機で攻撃、し兵士3人が負傷し、車両2台が損傷した。

一方、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて以下の通り反論した。

シリア民主軍は、国防省内のいわゆる広報連絡局が発表した声明に含まれる、アレッポ東部ダイル・ハーフィル市近郊で憲兵隊の検問所が攻撃されたとする主張を、断固として否定する。
我々の部隊は、本日、この地域においていかなる活動、移動、軍事行動も一切行っていないことを確認しており、これらの主張は完全に捏造された疑わしいもので、根拠のないエスカレーションを正当化し、口実を作り出すことを目的としている。我々は、この声明を発表した側に対し、その結果として生ダイルすべての責任を負わせるものである。
シリア民主軍は、自制を守り、現在存在する枠組みとプロセスを順守することに引き続きコミットしている。

シリア民主軍はまた、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

追跡および精査の結果、先の声明で言及した、いわゆる我々の部隊が国防省の車両を標的にしたと同省が非難する事件は、いかなる軍事行動とも無関係であることが判明した。
当該事案は、ダマスカス諸派に属する憲兵隊の車両と民間車両との間で発生した交通事故であり、これが意図的に誇張され、誤解を招く形で描写されたもので、根拠のない治安上の物語を捏造しようとする露骨な試みである。
シリア民主軍は、自制の維持、既存の枠組みの順守、そして人為的に作り出されたエスカレーションの試みに巻き込まれない姿勢を改めて強調する。

シリア民主軍はさらに、フェイスブックを通じて以下の通り発表した。

我々の部隊は、現在、国際制裁リストに掲載されているダマスカス政府配下の「アムシャート」および「ハムザート」諸派がダイル・ハーフィル市に対し無差別砲撃を継続している状況のもとで、戦闘員および自らの人民を防衛する完全かつ正当な権利を有していることを改めて確認する。
これらの砲撃は、民間人の住宅を直接標的とし、住民の生命を重大な危険にさらしている。我々の部隊においては、いかなる人的・物的損害も発生していないが、我々は、これらの犯罪行為および侵害、その結果として生じるすべての影響について、攻撃を行った側に全面的な責任を負わせる。

シリア人権監視団も、シリア民主軍による攻撃は確認されていないと発表した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市において北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が6人からなるセルを摘発した。

6人は、ヌスラ戦線の旗(イスラーム過激派を象徴する旗)の掲揚、公共サービス施設や軍事拠点の壁に挑発的な落書、空中発砲などといった行為を行い、それらを撮影した映像をイスラーム国が使用するジハード主義的な歌に載せてSNSで拡散し、住民の恐怖を煽ろうとしていた

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ダマスカス郊外県でシャルア移行期政権の内務治安部隊がダーイシュのメンバー1人を逮捕(2026年1月5日)

ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が総合諜報機関の協力のもと、県南部のアーディリーヤ村で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの1人を逮捕、所持していた自爆ベルト、消音器、手榴弾、武器、弾薬を押収した。

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米主導の有志連合はラッカ市でダーイシュのメンバー4人を拘束(2026年1月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合との調整および協力のもとラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)のセルを標的とした治安作戦を実施し、4人を拘束した。

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英仏空軍はヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群北の山岳地帯にあるダーイシュの地下施設を爆撃(2026年1月4日)

英国政府は、公式サイトを通じて、同国空軍がフランスと共同作戦を行い、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を成功させたと発表した。

発表によると、給油機ボイジャーの支援を受けた英空軍のタイフーンFGR4戦闘機が3日夜、フランス空軍機と合流し、ヒムス県タドムル市のパルミラ遺跡群の北数マイルに位置する山岳地帯にダーイシュの地下施設があることを特定、これに対して爆撃を実施した。

英国空軍機はペイブウェイIV誘導爆弾を使用して、施設へ通じる複数のアクセス用トンネルを標的とした。

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アサーイシュはラッカ市で治安紊乱を画策したセルのメンバー複数人を逮捕(2026年1月4日)

北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、公式サイトを通じて、ラッカ県ラッカ市で治安紊乱を画策したセルのメンバー複数人を逮捕したと発表した。

彼らは、市内で「ヌスラ戦線の旗」(イスラーム過激派を象徴する旗)を掲げ、空砲を放ち、アサーイシュや公共サービス機関を標的とした扇動的な文言を壁に落書きするなどの行為を行い、これらを撮影した映像をダーイシュ(イスラーム国)によるものとの情報を拡散しようとしていた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アサーイシュがフール・キャンプからダーイシュ(イスラーム国)の家族5人(女性3人、子ども2人)が逃走を試みたのを阻止した。

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イスラエル軍はクナイトラ県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射(2026年1月4日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、4日深夜から5日未明にかけて、イスラエル軍が県東部の東アフマル丘上空で、照明弾を複数発射し、各地で爆発音が確認された。

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ラタキア県の内務治安部隊は抗議デモに関連して前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕(2026年1月4日)

内務省(フェイスブック)によると、ラタキア県の内務治安部隊は、12月27日にラタキア県などで発生した抗議デモに関連して、宗派的扇動、社会平和への脅威、ならびに内務治安部隊への攻撃に関与した者に対する治安作戦の一環として、ジャブラ郡出身で前政権の国防隊の隊員だったアズドシール・カーミル・イブラーヒームと名乗る人物を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区でオートバイに乗った武装した2人組が住民に発砲し、アラウィー派2人(若者1人、女性1人)が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、タッルカルフ市近郊のウンム・ジャーミウ村で、県の内務治安部隊と国境警備隊が激しく交戦した。

交戦は両者の連携部族によるもので、前者の隊員1人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、ヒムス市の建設・建築部門において、約400人の職員を解雇する決定がアフマド・シャルア移行期政権当局によって下された。

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シリア人権ネットワーク:2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数は1,108件(2026年1月3日)

シリア人権ネットワークは、公式サイトで、2025年に記録された恣意的逮捕・拘束の件数が1,108件に上ったと明らかにした。
同ネットワークによると、1,108件の逮捕の中には子ども73人、女性26人が含まれている。

内訳は、アフマド・シャルア移行期政権の軍部隊によるものが252件(子ども1人、女性5人)、シリア民主軍によるものが768件(子ども72人、女性14人)、旧シリア国民軍諸派などの武装組織によるものが88件(女性7人)**であった。
県別では、ダイル・ザウル県が恣意的逮捕・拘束が最多で、アレッポ県、ラッカ県、ヒムス県と続いている。
だが、シリア人権ネットワークによると、シャルア移行期政権の軍部隊が刑務所・拘禁施設からの釈放件数は、同軍による恣意的拘束件数を上回っている。

これは、前政権との関係を理由に拘束されていた数百人がヒムス中央刑務所から釈放されたことによるものである。

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ラタキア市に装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が展開(2026年1月3日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市内にアフマド・シャルア移行期政権の所属の装甲車両多数が配備され、迷彩服を着用し完全装備の武装要員が市展開した。

一方、シリア人権監視団によると、抗議デモを主導したとして12月30日に拘束されていた活動家のアクサム・ディーブの父親が深い悲しみと強い精神的衝撃の影響で死去した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団が5日に発表したところによると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力が、1月3日、アフリーン市を訪れていた青年を拉致した。

この青年はシャイフ・ハディード郡出身で、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に居住しており、所持していた携帯電話内からクルド民族主義の象徴を示す画像が見つかったことが理由で拘束されたという。

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シャルア移行期政権の部隊がラッカ県サウラ油田近く設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃(2026年1月3日)

ラッカ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊に所属する諸派がサウラ油田近くに設置されているシリア民主軍の拠点を2機の自爆型無人航空機と重火器で攻撃した。

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ダマスカス県メッザ区に砲弾が撃ち込まれ、ムハンマディー・モスクなどが被弾(2026年1月3日)

SANAによると、ダマスカス県の広報局は、マッザ区に砲弾3発が無差別に打ち込まれ、うち1発はムハンマディー・モスク(マッザ・ヴィーラート地区)のドームに、2発目は通信局の建物に命中し、3発目はマッゼ航空空港近くに着弾した。

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シリア人権監視団によると、3発目の砲弾は、マッザ86地区を見下ろす丘の頂上に設置されているアフマド・シャルア移行期政権の部隊の施設付近に着弾した。

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イスラエル軍がクナイトラ県各所に侵入を繰り返す(2026年1月3日)

クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、8両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県南部のビイル・アジャム村からブライカ村方向に侵入した。

また、a href=”https://www.facebook.com/sana.gov/posts/pfbid02wKK6E1H1G8pUAQ82Lg64Ns37GJK27Zzvf2xmsXecSfGWpi3qWpBsFoFyybvoUJTnl” target=”_blank”>SANA、シリア人権監視団によると、5両の軍用車両からなる別の部隊が、アブー・ラジャム検問所を通過し、県南部のアイン・カーディー村に侵入、住宅1軒を捜索した。

さらに、SANAによると、5両の軍用車両からなる部隊が西アフマル丘から県南部のアイン・ザイワーン村方面に侵入し、同村とクードナ村を結ぶ道路に検問所を設置した。

このほか、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が、アブー・クバイス農場に侵入した。

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シリア民主軍は米主導の有志連合とともにラッカ市で精密治安作戦を実施、ダーイシュのメンバー4人を拘束(2026年1月3日)

ラッカ県では、シリア民主軍(フェイスブック)によると同軍の作戦指令室部隊(TOL)が米主導の有志連合と連携し、ラッカ市内で精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(ダーイシュ)」のメンバー4人を拘束した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)はタブカ市で麻薬密輸業者2人を逮捕した。

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スワイダー県で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の部隊が激しく戦闘し、7人負傷(2026年1月3日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、2日深夜から3日未明にかけて、国民防衛部隊とアフマド・シャルア移行期政権の部隊との間で激しい戦闘が勃発した。

戦闘は、ラサース村、カナーキル村(ダマスカス郊外県)、マジュダル村ぽよびマズラア町の戦線で激しく行われ、リーマト・ハーズィム村とマジュダル街を結ぶ戦線、運輸検問所一帯、マンスーラ村に及んだ。
シリア人権監視団によると、この戦闘で、国民防衛部隊の戦闘員4人を含む計7人が負傷した。

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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャルア移行期政権の部隊がスワイダー市西に向けて重機関銃による射撃や砲撃を行い、同部隊がこれに応戦したと発表した。

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イドリブ県でシャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)に所属するアブー・アシュバールと呼ばれるチュニジア人が銃撃を受け死亡(2026年1月2日)(2026年1月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルタハーリーム町とアルマナーズ市を結ぶ道路上で、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(シリア軍)に所属するアブー・アシュバールと呼ばれるチュニジア人が何者かの銃撃を受けて殺害された。

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イスラエル軍部隊がダルアー県の旧シリア軍ジュムラ連隊基地に一時侵入(2026年1月2日)

ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、約20人の兵士と4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がヤルムーク川河畔のジャムラ村に近い旧シリア軍の放棄されたジュムラ連隊基地方面に一時侵入、その後撤退した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が県中部のウンム・アザーム村とムシャイリファ村を結ぶ道路上に臨時の検問所を設置し、通行人を停止させて身体検査を行い、その後撤退した。

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ラタキア県で内務治安部隊が抗議デモに参加したとして障害者を逮捕(2026年1月2日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権内務省の内務治安部隊が、生まれつきの障害を抱え、杖を使わなければ立ち上がり移動できない民間人職員のバッサーム・マフラズ氏が12月28日の抗議デモに参加していたとして逮捕した。

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タルトゥース県では、内務省(フェイスブック)によると、サーフィーター郡で内務治安部隊が精密治安作戦を実施し、旧シリア軍第25特殊任務師団とつながりがあった民兵組織「タラーミーフ」傘下の武装グループのリーダーであるシュジャーウ・イブラーヒーム容疑者を逮捕した。

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アレッポ県では、ANHAによると、タッル・ハースィル村で、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装グループが弁護士のアラーッディーン・カールー氏を拘束した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マアッル・シュフール村で、60代の男性が、自宅に侵入した武装グループに銃撃され死亡した。

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シャルア移行期政権の部隊が装甲車4両と軍用車輛約15台を投入してラタキア県フィドユー村で大規模な治安作戦を実施、少なくとも10人を逮捕(2026年1月1日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、12月26日にヒムス市ワーディー・ザハブ地区のイマーム・アリー・ブン・アビー・ターリブ・モスクで発生した爆破テロ事件で重傷を負っていた負傷者1人が死亡した。

これにより、同テロ爆破事件の犠牲者数は9人となった。

また、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワリード地区で正体不明の武装グループによる銃撃により、シーア派の男性1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ディーマース町で、旧シリア軍に所属していたアラウィー派の准将の自宅に正体不明の武装グループが侵入、この元准将を銃で撃ち殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が装甲車4両と軍用車輛約15台を投入してフィドユー村で大規模な治安作戦を実施、少なくとも10人を逮捕した。

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人権ネットワーク:2025年を通じて、シリア国内で3,338人の死亡を確認(2026年1月1日)

シリア人権ネットワークは、公式サイトを通じて2025年を通じて、シリア国内で3,338人の死亡を確認したと発表した。

このうち、子どもは328人、女性は312人、拷問による死亡者は32人で、アフマド・シャルア移行期政権の部隊による虐殺も2件確認され、同部隊によって民間人14人(うち子ども9人、女性1人)が殺害された。

一方、シリア民主軍によって殺害された民間人は73人(子ども15人、女性14人、拷問死12人)であり、シリア国民軍は民間人5人(子ども2人、女性1人、拷問死1人)、v米主導の有志連合は民間人2人(うち1人は子ども)。

イスラエル軍の攻撃により死亡した民間人は62人(子ども3人、女性3人)、トルコ軍によって死亡した民間人は35人(子ども14人、女性5人、医療従事者3人)。

なお、加害主体を特定できなかった勢力による死亡者は1,365人にのぼり、その中には子ども177人、女性119人が含まれる。

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超正統派ユダヤ教徒(ハレディ)からなるハシュモナイム旅団がシリア南部での任務を完了(2026年1月1日)

イスラエル軍は、公式サイトを通じて以下の通り発表した。

第52大隊の指揮下にあるハシュモナイム旅団の部隊は、第474旅団と連携し、シリア南部での一連の訓練を経て、同地での初の作戦活動を完了した。
この活動の一環として、部隊は特定地域における重点的な捜索活動を実施し、脅威の排除およびイスラエルの民間人、特にゴラン高原の住民の安全確保を目的として、情報収集を行った。
第210師団の部隊は、引き続き同地域に展開している。
ハシュモナイム旅団は、すべての戦域において活動を継続すると同時に、超正統派兵士が自身の生活様式を維持できるよう配慮しながら任務を遂行していく。

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イナブ・バラディーによると、ハシュモナイム旅団は超正統派ユダヤ教徒(ハレディ)からなる部隊。

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クナイトラ県では、SANAシリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がラフィード町近郊でキノコ採りをしていた市民らに向けて発砲し、羊数頭が殺害された。

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内務省はダーイシュが年末年始の祝賀行事を標的とした自爆作戦や攻撃を、複数の県、とりわけにアレッポ市で実行する意図を有しているとの情報を把握(2026年1月1日)

SANAによると、内務省は、ダーイシュ(イスラーム国)が年末年始の祝賀行事を標的とした自爆作戦や攻撃を、複数の県、とりわけにアレッポ市で実行する意図を有しているとの情報を把握したと発表した。

これを受け、内務省は教会周辺の警備やパトロールの配置、市内各地での検問所設置など、厳重な治安措置を講じた。

また、アレッポ市バーブファラジュ地区での不審者の自爆は、ダーイシュのメンバーによるもので、こうした厳戒態勢のなかで発生したものだという。

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スワイダー県マジュダル村一帯でシャルア移行期政権の部隊が爆薬を搭載した無人航空機と迫撃砲で国民防衛部隊の拠点を攻撃(2026年1月1日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村において停戦違反が発生、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が爆薬を搭載した無人航空機と迫撃砲で国民防衛部隊の拠点を攻撃した。

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シリア人権監視団:2025年を通じて9,272人が死亡、うち7,087人は民間人(子ども504人を含む)(2025年12月31日)

シリア人権監視団は、2025年を通じて9,272人が死亡、そのうち7,087人は民間人(子ども504人を含む)だったと発表した。

内訳は以下の通り:

• 無差別銃撃・衝突:426人(子ども86人、女性30人)
• 軍事作戦管理機関による銃撃:922人
• 戦争残存物:599人
• 現場処刑:2,939人
• 殺人事件:629人
• 車輛爆弾:55人
• イスラエルの砲撃・銃撃:27人
• トルコ軍の砲撃:87人
• 不明主体による銃撃:690人
• 「SDF」による拘束・殺害:26人
• ほか多数

一方、非民間人死者は2,185人にのぼる。

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シリア人権監視団は、2025年を通じて民間人61人が、アフマド・シャルア移行期政権の刑務所での拷問によって死亡したと発表した。

月別の内訳は以下の通り:

• 1月:8人
• 2月:13人
• 3月:4人
• 4月:6人
• 5月:民間人2人
• 6月:3人
• 7月:民間人9人
• 8月:10人
• 9月:3人
• 10月:3人

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シリア人権監視団は、2025年に1,201人(うち子ども23人、女性41人)が宗派的・政治的帰属を理由として殺害されたと発表した。

1,201人のうち宗派的帰属を理由とする殺害は623件におよび、宗派別の内訳は以下の通りだった。

• アラウィー派:554人
• シーア派:50人
• ドゥルーズ派:19人

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