情報省はジャーナリストのムハンマド・ヒーティー氏が行方不明となっていることに対し、深い懸念を表明(2025年5月16日)

SANAによると、情報省は、ジャーナリストのムハンマド・ヒーティー氏が行方不明となっていることに対し、深い懸念を表明し、同氏が無事に帰還するまで全力を尽くす決意を改めて強調した。

シャーム・ニュース・ネットワークによると、ヒーティー氏(アブー・フアード)は、ダマスカス郊外県ドゥーマ市出身の36歳で、旧反体制派の支配地域に関する報道や、現地の課題を扱った討論番組などで知られていたが、5月8日の夕方、首都ダマスカス、あるいは同郊外で最後に目撃されて以来、行方が分からなくなっている。

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イスラエル軍地上部隊が占領下ゴラン高原の境界に設置されている「ドラム缶ライン」への接近を阻止する目的でクナイトラ県クードナ村近郊の農地を焼き払う(2025年5月15日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、アフマル丘の前哨基地に駐留するイスラエル軍地上部隊が、占領下ゴラン高原の境界に設置されている「ドラム缶ライン」への接近を阻止する目的で、クードナ村近郊の農地を焼き払った。

一方、戦車6輌からなるイスラエル軍部隊が占領下ゴラン高原に撤退した。

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シャルア移行期政権の内務省とトルコ内務省の両麻薬撲滅局はトルコ領内に密輸されているとされるカプタゴン900万錠以上のうち、約500万錠を押収(2025年5月15日)

SANAは、アフマド・シャルア移行期政権の内務省とトルコ内務省の両麻薬撲滅局は、トルコ領内に密輸されているとされるカプタゴン900万錠以上のうち、約500万錠を押収したと伝えた。

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ラタキア県では、SANAによると、県治安局がブハムラ村で、即席爆弾などが隠されていた大規模倉庫を発見、押収した。

SANAによると、県治安局がラタキア県

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区で国防省が設置した検問所の要員がジャーナリスト1人に暴行を加え、拘束した。

このジャーナリストは死去した父の埋葬場所に向かう途中だった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市タッブ・ジャウラ地区で内務省総合治安局が治安作戦を実施し、「ズアイティル」と呼ばれ、麻薬密売人とされる部族軍の元メンバーを逮捕した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタダームン区での虐殺に関与したとされる国防隊元司令官のサーリフ・イブラーヒーム・ラース容疑者(アブー・ムンタジブ)を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で若い男性1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市で「シャッビーハ」とされる男性1人がオートバイに乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ村近郊に迫撃砲弾多数が着弾した。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍がダーイシュのスリーパーセルの襲撃を受け、兵士1人が死亡、3人が負傷(2025年5月15日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍のパトロール部隊がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの襲撃を受け、兵士1人が死亡、3人が負傷したと発表した。

シリア人権監視団によると、襲撃事件はアブー・ハマーム市で発生した。

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トルコの支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県シュユーフ・ファウカーニー村の揚水施設の保守点検に向かおうとしていた作業チームを狙って砲撃、作業を阻止(2025年5月15日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコの支援を受けるシリア国民軍がシュユーフ・ファウカーニー村の揚水施設の保守点検に向かおうとしていた作業チームを狙って砲撃、作業を阻止した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市ラアス・アイン市でスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)の戦闘員1人が何者かによって撃たれて死亡し、遺体で発見された。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県、ハサカ県でダーイシュのメンバーら10人を逮捕(2025年5月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とともにシュハイル村で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと見られる5人を逮捕した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、県農村地帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー5人を逮捕した。

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ヒムス県各所で前日に続いてシャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が県西部の農村地帯各所を強襲し、20人を逮捕(2025年5月14日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市一帯で13日深夜から14日未明にかけて、23ミリ機関砲の銃声とともに大きな爆発音が複数回にわたって確認された。

機関銃の掃射と爆発の原因は不明。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市内の旧国防隊本部近くで爆発が発生し、子ども1人が死亡、5人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、前日に続いてアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が県西部の農村地帯各所を強襲し、20人を逮捕した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダーナー市で12日前に誘拐され消息を絶っていた住民1人が遺体で発見された。

遺体には拷問の跡が見られたという。

また、フーア市で、何者かによって銃で撃たれて死亡した女性1人が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブーカマール市で、社会復帰プロセスに応じることを拒否していた、親イランの旧シリア軍第47中隊の兵士3人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市で前政権の協力者と見られる住民1人がオートバイに乗った正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、サフィーラ市近郊のアズィーズィーヤ村で家族4人が自宅の井戸に遺棄されているのが発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイカ村で、ドナルド・トランプ米大統領のシリアへの制裁解除宣言を祝う空砲により、若い男性1人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市で正体不明の武装グループが住民1人を銃で撃ち殺害した。

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クナイトラ県アフマル丘に駐留するイスラエル軍地上部隊が基地近くの井戸の揚水用のソーラーパネルを激しく攻撃し、これを利用不能(2025年5月13日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、アフマル丘に前哨基地を設置し、駐留するイスラエル軍地上部隊が、同基地近くの井戸の揚水用のソーラーパネルを激しく攻撃し、これを利用不能とした。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市で、シーア派の若い男性2人が何者かによって即決処刑される:ヒムス県各所でシャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局が民家を襲撃し、16人を逮捕(2025年5月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市で、シーア派が居住するアレッポ県ザフラー村出身の若い男性2人が何者かによって即決処刑され、遺体で発見された。

また、カナーキル村で、国防省所属の兵士が若い男性1人を所持していた銃で撃ち、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フィキーア村北の街道で、女性が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アンサーリー地区で、前政権の協力者とされる男性が正体不明の武装グループによって殺害された。

また、シリア人権監視団によると、アレッポ市内でオートバイに乗った武装グループが内務省総合治安局の隊員を銃で攻撃し、1人が死亡、2人が負傷した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ムジャイミル村が12日深夜から13日未明にかけて正体不明の武装グループの砲撃を受けた。

また、イラー村近くにある民家内に蓄えられていた機関砲の銃弾が爆発し、子ども2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市各所(ムハージリーン地区、バイト・タウィール街道、ムハマド・タッルー街道、アルメニア地区など)と県東部のサービティーヤ村で武装集団(アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局)が民家を襲撃し、女性1人が負傷、また16人が逮捕された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、マイダーン村で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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トルコの支援を受けるシリア国民軍は、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ県シュユーフ・ファウカーニー村の給水施設の修繕チームを襲撃し(2025年5月13日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコの支援を受けるシリア国民軍は、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシュユーフ・ファウカーニー村の給水施設の修繕チームを襲撃した。

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ヒムス県ウンム・ジャーミア村で、内務省総合治安局が住民に向けた発砲したことを受けて、住民らが発砲した隊員の処罰を求めて抗議デモ(2025年5月12日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・ジャーミア村で、内務省総合治安局が住民に向けた発砲したことを受けて、住民らが発砲した隊員の処罰を求めて抗議デモを行った。

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ラタキア県、ハマー県、ダマスカス郊外県、イドリブ県、タルトゥース県で、住民の殺害、襲撃、逮捕が相次ぐ(2025年5月12日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ハッファ市近くのサラーフッディーン城に至る街道で、4月15日から行方が分からなくなっていた住民1人が遺体で発見された。

また、5月2日に内務省総合治安局によってアイン・バイダー村で逮捕された旧シリア軍第25特殊任務師団所属のムハンマド・ジャウダト・シハーダ容疑者が収容施設内で死亡した。

一方、ラタキア市のダアトゥール地区で、内務省総合治安局の部隊が若い男性2人を逮捕、連行した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・ジン村近郊の街道で黒いジープに乗った正体不明の武装グループが若い男性を銃で撃ち、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ニウマーン市で若い男性が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、国防省予備部隊と内務省総合治安局がハリースーン村を強襲し、住民に向けて無差別に発砲した。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘で新たな死者が確認され、死者総数は137人に(2025年5月11日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市で数日前にアフマド・シャルア移行期政権の国防省と内務省による治安作戦によって逮捕されていたドゥルーズ派の若者2人が即決処刑され、遺体で発見された。

これにより、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘での死者総数は137人となった。

このうち、戦闘行為により死亡した者は121人であり、内訳は国防省予備部隊の兵士、内務省総合治安局の要員、ドゥルーズ派戦闘員および民間人を含む。

さらに、即決処刑されたドゥルーズ派住民は17人に上り、その中には遺体が焼かれるなど、残虐な扱いを受けたケースも含まれている。

内訳は以下の通り

内務省総合治安局隊員:32人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市:21人
ジャルマーナー市:11人
スワイダー県:1人

ドゥルーズ派武装勢力メンバーおよび民間人:103人

ダマスカス郊外県:45人
武装勢力メンバー:31人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市:24人
ジャルマーナー市:7人

民間人:16人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での(即決)処刑:13人
サフナーヤー市での砲撃:1人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘:1人(子ども)

スワイダー県:58人(ドゥルーズ派)
武装勢力メンバー:57人
民間人1人

武装勢力メンバー
ダマスカス・スワイダー街道:48人
大スワル村:5人
カナーキル村での所属不明の無人航空機の攻撃:4人

民間人
ラッサース村での砲撃:1人

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ラタキア県ジャブラ市近郊のイスタームー村でアラウィー派の若者3人が内務省総合治安局によって逮捕(2025年5月11日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市で10日深夜から11日未明にかけて、23ミリ対空砲による激しい機銃掃射と前後し、大きな爆発が3回にわたって発生した。

機銃掃射と爆発発生の理由・原因は不明。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市近郊のイスタームー村でアラウィー派の若者3人が内務省総合治安局によって逮捕された。

逮捕の理由は不明。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・ジャマージマ村で協同組合の代表が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マフフーラ村近郊で、前日に内務省総合治安局によって逮捕された若い男性が殺害され、遺体で発見された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の2人組グループがハマー市で、前政権の協力者と見られる男性1人を銃で撃ち殺害した。

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イスラエル軍戦車部隊がクナイトラ県サイダー・ジャウラーン村に侵攻、2人を一時拘束(2025年5月10日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の戦車6輌が9日深夜から10日未明にかけて、無人航空機複数機の護衛を受けて、サイダー・ジャウラーン村に侵攻、2人を一時拘束した。

また、イスラエル軍戦闘機3機がダルアー県とダマスカス県上空に音速で飛来した。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、ダイル・ザウル県でダーイシュのスリーパーセルのメンバー3人を逮捕(2025年5月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、県農村地帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー3人を逮捕した。

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正体不明の武装グループがラタキア県ザーマー村近くでアラウィー派住民に向けて発砲し、子ども1人を含む4人を殺害(2025年5月10日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スワル町に至る街道で、身元不明の男性の他殺体が発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アイスーン村で住民1人が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、ヒムス市のカラム・シムシム地区でも乗り合いタクシーの運転手が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがザーマー村近くでアラウィー派住民に向けて発砲し、子ども1人を含む4人を殺害した。

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ダルアー県では、SANAによると、県治安局が国際幹線道路(ダマスカス・ダルアー間)を封鎖したグループのメンバー4人を逮捕した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県のルワイヒーナ村、ドナーニーヤ村方面に侵攻(2025年5月9日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊が多数の車輛とともにルワイヒーナ村に侵攻した。

イスラエル軍はまた、戦車6輌からなる部隊をクナイトラ市の通行所から侵入させ、同部隊はアドナーニーヤ村方面に向かった。

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ハマー県、ヒムス県、アレッポ県で正体不明の武装グループによる殺人相次ぐ(2025年5月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市の文化センター近くで50歳代の男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の地区長が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のアンサーリー地区で、前政権の共和国護衛隊の隊員1人がオートバイに乗った正体不明の2人組によって銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス県バーブ・トゥーマー地区でシャルア移行期政権の内務省総合治安局と国防省の部隊が武器を携帯した状態で複数のレストランに突入し、店内にいる客などを撮影、逮捕や暴行を恐れた客が一斉に逃げ出し混乱(2025年5月8日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バーブ・トゥーマー地区で、アフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局と国防省の部隊が武器を携帯した状態で複数のレストランに突入し、店内にいる客などを撮影、逮捕や暴行を恐れた客が一斉に逃げ出し、混乱が発生した。

内務省総合治安局と国防省の部隊は「我々が国家だ」などと連呼するなど、あからさまな威嚇行為に見えたという。

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ヒムス市で失踪していたアラウィー派女性ミーラー・ジャラール・サーバートさんがニカーブ姿で姿を表す:男性と自由意志でイドリブ県に逃げたとの証言とは裏腹に、誘拐され強制的に「結婚」させられたとの疑問(2025年5月8日)

トルコを拠点とするシリア・テレビなどによると、2025年4月27日にヒムス県ヒムス市にある教員養成学院に登校した後、行方が分からなくなっていたタルカラフ市近郊のマフタビーヤ村出身のアラウィー派女性ミーラー・ジャラール・サーバートさん(20歳)が、青いニカーブを纏い、メディアの前に姿を表した。

治安機関の制服を着た男性らに伴われて両親が住む実家に戻ったサーバートさんには、国営放送のイフバーリーヤ・チャンネルのアーミル・アブドゥルバーキー記者も同行し、同チャンネルは彼女がアフマドという男性と自由意志でイドリブ県に逃げたと語るインタビューを放映した。

だが、視聴者らは、インタビューのなかでのサーバートさんの発言を強要されたものと受け止め、多くの活動家や市民は、彼女が誘拐され、イドリブ県に連れ去られ、強制的にアフマドという男性と「結婚」させられたとの見方を示している。

アフマドを名乗る男性は、過去のビデオでヒムス県ヒムス市での「勝利集会」に参加していた姿が確認されており、一部では治安機関の庇護を受けているのではとの疑念が広がっている。

SNS上では、アフマドなる男性が、サーバートさんの同級生であるという説のほか、花売りで、観光・ホテル学の専門学校に通っていたという別の証言も出ている。

なお、サーバートさんは、ウマル・イドリビーを名乗る活動家がフェイスブックで公開した別のインタビュー映像でも、自らの意思でイドリブ県に駆け落ちしたと証言しているが、これについてもSNS上では強要されたものだとの意見が相次いでいる。

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シリア人権監視団によると、事件の詳細な経緯は以下の通り。

事件当日の4月27日、サーバートさんの母親は、彼女が通っている専門学院(教員養成学院)の学生課の女性責任者から電話を受けた。

内容は、「サーバートさんが口頭および筆記の補習試験を受ける必要があり、自分がそのための便宜を図る」というものだった。

父親がサーバートさんを学院まで送ったが、娘は建物内に入ったまま数時間出てこず、行方不明となった。

父親が学院側に事情を尋ねたところ、女性課長は「試験は予定されていない」、「電話もしていない」と否定したが、電話の発信者は、サーバートさんの成績や出席状況などの詳細な個人情報を把握していたことから、内部関与(共犯)の疑いが強まった。

また、サーバートさんの父親も、5月7日に治安部隊によって一時拘束された。

最終的に、サーバートさんは5月8日、青いニカーブを纏い、治安機関の職員に伴われて姿を現した。

メディアなどでは「自発的にイドリブ県へ逃げた「愛ある妻」」などと紹介されたが、住民や活動家からは怒りと不信の声が上がった。

地元住民や活動家は、サーバートさんが武装組織関係者と強制的に「結婚」させられた可能性があり、また専門学院の女性課長を含む関係者と武装組織の連携による「組織的な拉致・性的隷属」の疑いがあると見ている。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県のビイル・アジャム村とサイダー・ハーヌート村に侵攻(2025年5月8日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、車輌4台からなるイスラエル軍地上部隊がビイル・アジャム村に侵攻した。

また、軍用車輛4台からなるイスラエル軍地上部隊もサイダー・ハーヌート村に侵攻した。

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シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日から5月7日までの5ヵ月での死者が7,342人を記録したと発表、うち5,514人が民間人(2025年5月8日)

シリア人権監視団は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日から5月7日までの5ヵ月での死者が7,342人を記録したと発表した。

7,342人の内訳は以下の通り:

民間人:5,514人(男性4,852人、女性402人、子ども260人)
非民間人:1,828人

月別の内訳は以下の通り。
2024年12月(8日以降):2,354人、うち民間人1,894人(男性1,839人、女性21人、子ども34人)、非民間人460人
2025年1月:1,122人、うち民間人679人(男性470人、女性146人、子ども53人)、非民間人443人
2025年2月:603人、うち民間人435人(男性347人、女性46人、子ども42人)、非民間人168人
2025年3月:2,644人、うち民間人2,069人(男性1,828人、女性144人、子ども97人)、非民間人575人
2025年4月:452人、うち民間人352人(男性287人、女性40人、子ども97人)、非民間人100人
2025年5月(7日まで):167人、うち民間人85人(男性71人、女性5人、子ども9人)、非民間人82人

このうち2,092人が宗派的帰属、前政権との関係を理由にした即決処刑による死者。

月別の内訳は以下の通り。
2024年12月(8日以降):141人
2025年1月:74人
2025年2月:60人
2025年3月:1,726人
2025年4月:75人
2025年5月(7日まで):16人

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海軍部隊が人身密輸船を標的とした大規模な取り締まり作戦を実施、数時間にわたる交戦の末、複数の密輸業者を逮捕、所持していた武器や装備を押収(2025年5月8日)

国防省は、海軍部隊が人身密輸船を標的とした大規模な取り締まり作戦を実施、数時間にわたる交戦の末、複数の密輸業者を逮捕、所持していた武器や装備を押収したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のウライリーヤート地区で前政権の空軍情報部の協力者が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市カラム・ザイトゥーン地区で正体不明の武装グループが内務省総合治安局の隊員を襲撃、これにより2人が負傷した。

また、ウンム・シャルシューフ村で2人前に正体不明の武装グループによって銃で撃たれて重傷を負っていた50歳代のアラウィー派の住民が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市で前政権のシリア軍第25特殊任務師団の兵士が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

また、アレッポ市マシュハド地区で正体不明の武装グループが前政権のシャッビーハと見られる若い男性1人を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、バイト・サフム市で何者かによって銃で撃たれて死亡した住民1人が遺体で発見された。

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ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘で新たな死者が確認され、死者総数は135人に(2025年5月8日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局とドゥルーズ派民兵による戦闘で新たな死者が確認され、死者総数は135人に達した。

このうち、戦闘行為により死亡した者は121人であり、内訳は国防省予備部隊の兵士、内務省総合治安局の要員、ドゥルーズ派戦闘員および民間人を含む。

さらに、即決処刑されたドゥルーズ派住民は15人に上り、その中には遺体が焼かれるなど、残虐な扱いを受けたケースも含まれている。

内訳は以下の通り

内務省総合治安局隊員:32人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市:21人
ジャルマーナー市:11人
スワイダー県:1人

ドゥルーズ派武装勢力メンバーおよび民間人:103人

ダマスカス郊外県:45人
武装勢力メンバー:31人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市:24人
ジャルマーナー市:7人

民間人:14人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での(即決)処刑:11人
サフナーヤー市での砲撃:1人
アシュラフィーヤト・サフナーヤー市での戦闘:1人(子ども)

スワイダー県:58人(ドゥルーズ派)
武装勢力メンバー:57人
民間人1人

武装勢力メンバー
ダマスカス・スワイダー街道:48人
大スワル村:5人
カナーキル村での所属不明の無人航空機の攻撃:4人

民間人
ラッサース村での砲撃:1人

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シリア人権監視団によると、各地の大学寮で生活していたドゥルーズ派の学生ら数百人が宗派を背景とする嫌がらせや侮辱を受けて、避難するかたちでスワイダー県に移動した。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県ハワーイジュ・ズィーバーン村でダーイシュのスリーパーセルによる陣地への攻撃を撃退(2025年5月8日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ハワーイジュ・ズィーバーン村でシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによる陣地への攻撃を撃退したと発表した。

また、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が県内で麻薬密輸グループのメンバー4人を逮捕した。

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アレッポ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で麻薬密輸グループ4人を逮捕、大量の麻薬を押収した。

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ダマスカス県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での国防隊予備部隊・内務省総合治安局の攻撃とドゥルーズ派のとの戦闘での死者は126人に(2025年5月7日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス・スワイダー街道での国防隊予備部隊・内務省総合治安局による要撃で負傷していた3人のドゥルーズ派が死亡した。

これにより、ダマスカス県ジャルマーナー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、スワイダー県各所での戦闘による死者は126人に達した。

このうち、戦闘行為により死亡した者は109人であり、内訳は国防省予備部隊の兵士、内務省総合治安局の要員、ドゥルーズ派戦闘員および民間人を含む。

さらに、即決処刑されたドゥルーズ派住民は14人に上り、その中には遺体が焼かれるなど、残虐な扱いを受けたケースも含まれている。

地域別の死者数は以下の通りである

ダマスカス郊外県

アシュラフィーヤト・サフナーヤー市

内務省総合治安局隊員:21人
ドゥルーズ派戦闘員:19人
ドゥルーズ派民間人:2人(うち1人は子ども)

ジャルマーナー市

国防省予備部隊兵士:11人
ドゥルーズ派戦闘員:7人
サフナーヤー市

ドゥルーズ派民間人:1人

スワイダー県

大スワラ村

ドゥルーズ派戦闘員:5人

ダマスカス・スワイダー街道

ドゥルーズ派宗徒:45人

ラッサース村

ドゥルーズ派民間人:1人

行方不明者(ドゥルーズ派):4人

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アサーイシュの緊急対応部隊(HAT)がダイル・ザウル県にアズバ村でダーイシュのスリーパーセルのメンバー2人を逮捕したと発表(2025年5月7日)

ダイル・ザウル県では、ANHAシリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)が6日にアズバ村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー2人を逮捕したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハワーイジュ村やタヤーナ村で、「ザカート」の支払いを拒否した商店主らを機関銃や手りゅう弾で襲撃した。

また、ジュダイド・アカイダート村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの2人組が自衛部隊の車輌に向けて発砲した。

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ヒムス市でオートバイに乗った2人組のベドウィンがアラウィー派を侮辱するようなスローガンを叫びながら、銃を乱射(2025年5月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った正体不明の武装グループがタイバト・イマーム市で乗り合いタクシーの運転手を銃で撃ち殺害した。

また、ハマー市クスール地区で数日前に何者かが撃った銃で負傷した子どもが死亡した。

https://www.syriahr.com/%d8%a7%d9%84%d8%aa%d8%ad%d8%a7%d9%84%d9%81-%d8%a7%d9%84%d8%af%d9%88%d9%84%d9%8a-%d9%8a%d8%b3%d8%ad%d8%a8-%d8%b1%d8%aa%d9%84%d8%a7-%d8%b9%d8%b3%d9%83%d8%b1%d9%8a%d8%a7-%d9%85%d9%86-%d8%a3%d9%83/760298/?fbclid=IwY2xjawKIsE9leHRuA2FlbQIxMQBicmlkETFoN0tEWHpQWFUycE5BYVZiAR7iwtCufY7LkmLEPZEUgGmAtkxkxIJT7j2LaOl3e6Ll05NbRh8K742pgJrnEQ_aem_PuqR_aFjiexuvE7pE5JW5w

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組のベドウィンがヒムス市カラム・ザイトゥーン地区でアラウィー派を侮辱するようなスローガンを叫びながら、銃を乱射し、5人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHAによると、覆面姿のシリア国民軍戦闘員の武装グループがトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市アアザーズ市にある自動車販売所を襲撃し、4人を殺害、2人を負傷させた。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍を襲撃(2025年5月6日)

ダイル・ザウル県では、ANHAがシリア民主軍の広報センターの発表として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがバフラ村の同軍陣地を襲撃、兵士2人が死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるラッカ市のマサーキン・パノラマ地区で収容所局の職員が殺害され、遺体で発見された。

また、タッル・サマン村とアイン・イーサー市を結ぶ街道でシリア民主軍の軍用車輛1台が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの機関銃での攻撃を受けた。

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