ダマスカス県マッザ区のハワー広場に国防省部隊と内務省総合治安局の外国員部隊が検問所を設置し、住民らの宗派についての尋問を始める(2025年4月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で内務省総合治安局の隊員2人が正体不明の武装グループの襲撃を受け、銃で撃たれて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍とアフマド・シャルア移行期内閣の合意を受けて、アレッポ市のカースティールー街道が再開された。

一方、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区で警察官が暴行を受ける映像を公開した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、バキーヤ村の農地で集団墓地が発見され、前政権によって殺害されたと見られる数十人の遺体が収容された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マッザ区のハワー広場にアフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊と内務省総合治安局の外国員部隊が検問所を設置し、住民らの宗派についての尋問を始めた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがスルンファ町近郊のハワー村の民家を襲撃し、住民1人を誘拐した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、シャイフ・アフマド・シャアバーニー廟で宗派対立を煽るような発言をした者たちを逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のアズィーズィーヤ村で即決処刑された若い男性の遺体が発見された。

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シリア人権監視団:沿岸部のアラウィー派住民がシャルア移行期政権下での殺戮、略奪、拉致を恐れ、レバノンと北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部に避難(2025年4月14日)

シリア人権監視団は、3月上旬に沿岸部でアフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派の虐殺が発生して以降、同地の住民が殺戮、略奪、拉致を恐れて、レバノン方面、あるいは北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシリア北東部に避難していると発表した。

このうち、ハサカ県のカーミシュリー市に避難した一部住民は、アラウィー派を狙った殺害が体系的且つ無差別に行われていると話しているという。

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タルトゥース県、ダマスカス県でアラウィー派住民に対する人権侵害続く(2025年4月14日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がバカウー村で退役士官(准将)を逮捕、この退役士官が所有する農園を閉鎖、接収した。

また、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊(新シリア軍)の兵士らが、レバノン国境に近いヒルバト・アクラード村にあるアラウィー派のシャイフ・アフマド・シャアバーニー廟内に侵入し、宗派間の対立を煽るような発言をする映像がSNSなどで公開された。

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シリア人権監視団は、イドリブ県ダーナー市にあるカフェ「ストローベリー・リーン」の店員と見られる女性が、外国人と口論となり、内務省総合治安局に苦情の電話をしている映像を公開した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で何者かが市民1人に発砲、負傷させた。

また、シャイフ・サアド村では、正体不明の武装グループが床屋を襲撃し、2人を負傷させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サンジュワーン村近くの兵舎で、工兵部隊による爆発物撤去作業により大きな爆発が発生した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、武装した覆面姿の男性がハマー市のハーラト・ジスル地区で車に乗った男性を銃で撃ち殺害した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マサーキン・バルザ地区で、内務省総合治安局が前日にアラウィー派の住民60人以上を逮捕したことに抗議するデモが発生した。

逮捕された約60人のうち、17人は釈放された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ズィヤービーヤ村で武装グループどうしが口論の末、撃ち合いとなり、2人が死亡、1人が負傷した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ハジュナ村に設置されているシリア民主軍の軍事拠点を機関銃で襲撃し、兵士1人を負傷(2025年4月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハジュナ村に設置されているシリア民主軍の軍事拠点を機関銃で襲撃し、兵士1人を負傷させた。

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ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がカーミシュリー市で麻薬密輸グループ3人を逮捕、大量の麻薬を押収した。

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ラッカ県では、ANHAによると、シリア民主軍の特殊作戦師団(TOL)がラッカ市で米主導の有志連合と連携して精密治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが収容されている刑務所の襲撃を計画していたダーイシュのスリーパーセルを摘発、メンバーらを逮捕した。

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ダーイシュのスリーパーセルと見られる武装グループがダイル・ザウル県ハワーイジュ村でシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷(2025年4月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装グループがハワーイジュ村でシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、3人を負傷させた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタブカ市で50歳代の女性が強盗に首を閉められ死亡、遺体で発見された。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市に内務省総合治安局が展開:シリア軍第5軍団第8旅団が解散を宣言(2025年4月13日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市で2人の指名手配者の身柄を確保した。

身柄確保は、同地の名士らとの合意に基づくもの。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、国防省の車輌約300輌がブスラー・シャーム市に入ったことを受けて、改革機構の仲介のもと、第5軍団第8旅団と国防省部隊の衝突に伴う流血を回避するための合意が締結された。

また、シリア人権監視団スワイダー24によると、同市では、前政権のシリア軍第5軍団の解体を求める住民のデモが行われ、ブスラー・シャーム市の住民らが、最近の戦闘での犠牲者の葬儀に参列するために訪れたスワイダー県の住民からなる使節団を出迎え、「スワイダーとダルアーは一つ」といったシュプレヒコールを連呼した。


ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、第5軍団第8旅団はこれを受けるかたちで声明を出し、組織を解体し、保有している軍事力と人的資源を国防省に引き渡すと発表した。

シリア人権監視団ムラースィルーン(Syrian Reporters)、第8師団の解体を受けて、内務省総合治安局が同市に展開し、同師団の拠点の接収を開始した。

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ダマスカス県治安局がマサーキン・バルザ地区で多数を逮捕、家族らが釈放を求めて抗議デモ(2025年4月13日)

ダマスカス県では、SANAによると、県の治安局が、法律違反者らが立て籠もっていたマザーキン・バルザ地区内の拠点を強襲し、多数の指名手配者を逮捕した。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、これに対して逮捕された若者たちの母親が道路を封鎖し、息子らの釈放を要求した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、1ヵ月ほど前に失踪したセメントやセラミックの取引を行うビジネスマンの男性1人がアレッポ市で遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸から、シャルア移行期政権の支配下にあるマヤーディーン市に向けてロケット弾1発が発射され、スークに着弾(2025年4月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸から、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマヤーディーン市に向けてロケット弾1発が発射され、スークに着弾した。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市に展開していた内務省総合治安局が撤退する一方、夜間外出禁止令が発出される(2025年4月12日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、前日にブスラー・シャーム市に展開した内務省総合治安局が市内での巡回を完了し、撤退した。

撤退は、同地の名士と、前政権のシリア軍第5軍団とともに活動する第40師団の司令官との合意に基づくもの。

内務省総合治安局は、その後モスクのミナレットなどから住民らに対して、明日早朝まで外出禁止令が発出されたと発表した。

また、ブスラー・シャーム市で10日にシリア軍第5軍団の兵士らによって撃たれて負傷していた元反体制武装組織司令官のビラール・ダルービー氏が死亡した。

シリア人権監視団は、一部住民が、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊や内務省総合治安局の駐留を拒否する映像を公開した。

一方、ムザイリーブ町出身の和解男性が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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シリア国民軍の憲兵隊がトルコ占領下のラアス・アイン市にある民家8棟を強襲し、同地からの脱走を試みようとしていたハムザ師団のメンバー3人を逮捕(2025年4月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の憲兵隊がトルコ占領下のラアス・アイン市にある民家8棟を強襲し、同地からの脱走を試みようとしていたハムザ師団のメンバー3人を逮捕した。

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ラタキア県カルダーハ市で、イスに縛られ、口に袋を詰められ、鋭利な刃物で首を切られたアラウィー派の男性が遺体で発見される(2025年4月12日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市で、イスに縛られ、口に袋を詰められ、鋭利な刃物で首を切られたアラウィー派の男性が遺体で発見された。

一方、SANAによると、内務省総合治安局の麻薬撲滅課が、前政権の第4師団が保有していたラタキア市内の倉庫に隠されていた大量のカプタゴンの錠剤を発見、これを押収した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マフワルタ村出身の若い男性が国境地帯できょうだいとともにレバノンに入国しようとしていたところ、内務省総合治安局に拘束され、金品を没収された後に、銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッル・シャマーリーン村出身の若い男性2人とアレッポ県マーリア市出身の男性1人が、ジスル・シュグール市近郊で何者かに殺害され、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のバルラヒーン村で2日前に若い男性を拉致し、身代金を要求していた内務省総合治安局の隊員を名乗る2人を、シリア国民軍が殺害した。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県のハドル村・トゥルナジャ村街道、ハムル丘、ムサイフィラ町に展開(2025年4月11日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がハドル村・トゥルナジャ村街道に検問所を設置し、住民の移動を制限した。

イスラエル軍は同地に数時間とどまったのち、撤退した。

また、ハムル丘に、戦車5輌と兵士100人が集結した。

イスラエル軍地上部隊はさらにムサイフラ町内の四差路にも展開した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ジャルズィー村で男性1人を銃で撃ち殺害(2025年4月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジャルズィー村で男性1人を銃で撃ち殺害した。

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内務省総合治安局がイドリブ県タマーニア町で治安作戦を実施し、社会復帰手続きを拒否した指名手配者の摘発(2025年4月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタマーニア町で治安作戦を実施し、社会復帰手続きを拒否した指名手配者の摘発を行った。

また、アラウィー派の男性1人とその妻がシャニーヤ村の自宅で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のウライリーヤート地区で車に乗った正体不明の武装グループが銃を発砲、前政権の国防隊のメンバー1人が死亡、4人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市郊外のワーハ街道で、覆面をした武装グループが同市のシャリーア学校の元経営者を殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派の男性1人とその妻がシャニーヤ村の自宅で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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内務省総合治安局の部隊が、ダルアー県ブスラー・シャーム市の名士との合意を受けるかたちで、法律違反者の身柄の身柄の確保、治安と安定維持のために展開(2025年4月11日)

ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局の部隊が、ブスラー・シャーム市の名士との合意を受けるかたちで、法律違反者の身柄の身柄の確保、治安と安定維持のためにに展開した。

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シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市方面からサウワ村に展開、またジーザ町にも総合治安局の車列が入り、武器の引き渡しが呼びかけられた。


これを受け、ジャバーブ村で、旧シリア軍第5軍団の兵士らが武器の引き渡しに応じた。

また、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市に展開し、武器回収を開始した。

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一方、スワイダー24によると、サイダー町でも拡声器を通じて、旧シリア軍第5軍団第8旅団の将兵らに対して武器を引き渡すよう呼びかけられた。

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シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市のシャイフや識者は声明を出し、シリアの統合を固辞し、あらゆる暴力と混乱を断固拒否するとしたうえで、内務省総合治安局、国防軍部隊への支持を表明した。

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このほか、シリア人権監視団によると、ジーザ町で、若者どうしが衝突、撃ち合いとなり、1人が死亡した。

また、市民1人がウンム・マヤーズィン町の自宅前で車2台に乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県アブー・ハマーム市内にあるシリア民主軍の検問所を迫撃砲や機関銃で攻撃(2025年4月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアブー・ハマーム市内にあるシリア民主軍の検問所を迫撃砲や機関銃で攻撃した。

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内務省総合治安局が移行期政権への参加を拒否した第8旅団の兵士らを攻撃し、司令官だった男性を含む3人が負傷(2025年4月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、ブスラー・シャーム市で、内務省総合治安局が第8旅団の兵士らのグループを攻撃し、司令官だった男性を含む3人が負傷した。

住民らは、前政権のシリア軍第5軍団に所属していた第8旅団の将兵らが、国防省部隊に参加した兵士らを暗殺、拘束しようとして衝突に発展したと見ているという。

第8旅団は、アフマド・シャルア移行期政権への参加を拒否している。

スワイダー24が11日に伝えたところによると、戦闘は、アフマド・アウダ氏が率いる旧シリア軍第5軍団第8旅団傘下の地元の武装グループが逮捕したことがきっかけ。

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アレッポ県、ダルアー県、イドリブ県、ダマスカス郊外県で住民が相次いで殺害される(2025年4月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市南西の街道で身元不明の遺体2体が発見された。

また、アレッポ市サラーフッディーン地区の地区長が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で女性1人が若者どうしの撃ち合いの流れ弾を受けて死亡した。

また、イズラア市では、内務省総合治安局の隊員1人が正体不明の武装グループによって撃たれて負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフル・ジャーリス村近くを街道脇で、何者かによって殺害された女性1人が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がアシャーラ市で麻薬密輸商人を逮捕、所持していたカプタゴン約50錠を押収した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ハビーヤ村で身元不明の男性の1人が発見された。

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ダマスカス県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、クウェート・ナンバーの車に乗った男性が交通警官に暴行を加え、内務省総合治安局がこの男性を逮捕した。

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イスラエル軍地上部隊が8日深夜から9日未明にかけて、クナイトラ県トゥルナジャ村に侵攻し、村の住宅1棟を強襲、捜索活動(2025年4月9日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、8日深夜から9日未明にかけて、トゥルナジャ村に侵攻し、村の住宅1棟を強襲、捜索活動を行った。

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シリア人権監視団:3月にタルトゥース県バーニヤース市で殺害されていた女性4人を含む17人の氏名を新たに確認したと発表:3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件、殺害された民間人の数は1,676人に(2025年4月9日)

シリア人権監視団は、3月にタルトゥース県バーニヤース市で殺害されていた女性4人を含む17人の氏名を新たに確認したと発表した。

これにより、3月6日以降に沿岸地域で確認された虐殺の件数は62件となり、殺害された民間人の数は1,676人となった。

県別の内訳は以下の通り:
ラタキア県866人
タルトゥース県525人
ハマー県272人
ヒムス県13人

犠牲者のなかには、アラウィー派以外の宗派の信者も含まれている。

なお、民間人の他にも国防省部隊の兵士と内務省総合治安局の隊員273人、「旧体制の残党」の民兵259人が死亡しており、民間人の死者と合わせた死者総数は2,208人となっている。

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ハマー県、ヒムス県などでアラウィー派住民らが殺害される(2025年4月9日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)シリア人権監視団などは、ダマスカス県の市街地で、「俺たちが解放したんだ、俺たちが好きなようにこの国を運営する」などと大声で怒鳴り、内務省総合治安局の隊員に食って掛かる男性を撮影した映像を公開した。

また、シリア人権監視団によると、 バルザ地区のティシュリーン病院前の検問所が正体不明の武装グループの襲撃を受け、内務省総合治安局の隊員2人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のタターン地区で若い男性1人が、オートバイに乗った武装した男性に銃で撃たれて死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のアズハリー交差点一帯で、内務省総合治安局が未明、大規模な逮捕・捜索活動を実施した。

同地で、内務省総合治安局の隊員らが白昼に丸腰の若い男性の遺体を傷つける映像が拡散されたのを受けたもの。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カッブー村とアウスィーヤ村で、前日に何者かによって誘拐されていた若い男性2人が遺体で発見された。

また、ヒムス市カラム・ザイトゥーン地区の住居では、アラウィー派の若い男性4人(1人は住居の持ち主、3人はこの住居に家具を搬入していた業者)が正体不明の武装グループによって拉致され、即決処刑されて死亡、遺体で発見された。

一方、SANAが内務省の発表として伝えたところによると、内務省総合治安局が本朝、ヒムス市ムハージリーン地区で治安作戦を実施し、多数の指名手配者を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハトラ村で「イランの民兵」のメンバーとされる4人を逮捕した。

また、ブーカマール市では、内務省総合治安局が魔術・呪術師とされる男性が、逮捕から2日後に拷問によって死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市で武装した2人組が、住民(兄弟)2人を前政権の予備部隊に所属していたとして銃で撃ち、処刑した。

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イスラエル軍のアドライ報道官がシリア南部の安全地帯を視察:「我々はシリアの内政に干渉するつもりはないが、イスラエルの安全に対するいかなる脅威も認めない」(2025年4月8日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はXで、シリア南部の安全地帯に配備されているイスラエル軍部隊を視察したとしたうえで、「我々はシリアの内政に干渉するつもりはないが、イスラエルの安全に対するいかなる脅威も認めない」と発表した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が無人航空機3機の護衛を伴い、スィンディヤーナ村に新たに侵攻した。

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一方、SANAによると、サラーム市(旧バアス市)の迎賓館広場で、イスラエルの攻撃を非難するデモが行われた。

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シリア人権ネットワーク:3月の1ヵ月間で1,562人が死亡、うち約900人がシャルア暫定政権により殺害される(2025年4月9日)

シリア人権ネットワークはHPで、月次報告を公開し、3月の1ヵ月間で1,562人(うち子ども102人、女性99人、医療スタッフ33人)が死亡したと発表した。

22ページからなる報告書では、アサド軍やその民兵の手による殺害、戦争残存物の爆発による死者が絶えないとしつつ、1,562人のうち1,334人(うち子ども60人、女性84人)が沿岸部での一連の暴力で死亡したと断じた。

1,334人のうち、889人(うち子ども51人、女性63人)は同地での軍事作戦に参加した武装部隊が、445人(うち子ども9人、女性21人)は前政権とつながりのある武装グループによって殺害された。

また、沿岸部以外の地域で、少なくとも民間人227人(うち子ども42人、女性15人)が死亡したことも確認されている。

内訳は、アフマド・シャルア暫定政権による殺害10人(うち子ども1人)、シリア民主軍による殺害2人(うち子ども1人)、前政権とつながりがある武装集団による殺害1人、その他215人(うち子ども40人、女性15人)。

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シリア国民軍に所属する東部自由人運動の戦闘員1人が7日にラアス・アイン市で殺害されたダーイシュ(イスラーム国)の元有力司令官の葬儀会場に投げ込まれた手りゅう弾の爆発で死亡(2025年4月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属する東部自由人運動の戦闘員1人が、7日にラアス・アイン市で殺害されたダーイシュ(イスラーム国)の元有力司令官の葬儀会場に投げ込まれた手りゅう弾の爆発で死亡した。

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タルトゥース県、ダルアー県、ヒムス県などでアラウィー派住民らの殺害続く(2025年4月8日)

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、何者かによって頭を銃で撃たれ、即決処刑されたアラウィー派の若者1人が遺体でタルトゥース市の海岸で発見された。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジャッバー村東のブザーク丘で、アフマド・シャルア暫定政権の国防軍部隊の兵士1人が何者かによって殺害され、遺体で発見された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村の住民が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ハサカ県で活動していた前政権の国防隊のメンバー2人が内務省総合治安局よって逮捕された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ハダーサ村で誘拐されていた若者2人が遺体で発見され、ヒムス市ワアル地区の病院に収容された。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がサルハブ市近郊のナフル・バーリド地区の農場で窃盗犯1人を殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がラタキア市のアズハリー交差点で若者グループに銃を乱射、住民3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」を支持していた前政権の空軍情報部の元メンバーがダイル・ザウル市で内務省総合治安局によって逮捕され、その後死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルナブル市近くで、身元不明の男性1人が遺体で発見された。

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シリア民主軍がアレッポ県ダイル・ハーフィル市近郊のラスム・ハルマル・イマーム村を砲撃し、女性1人が死亡、子ども1人が負傷(2025年4月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍が昨年12月にシリア国民軍に制圧されたダイル・ハーフィル市近郊のラスム・ハルマル・イマーム村を砲撃し、女性1人が死亡、子ども1人が負傷した。

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ANHAによると、シリア民主軍広報センターは、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯での戦闘で兵士2人が新たに死亡したと発表した。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で近になってシリア国民軍の東部自由人運動に合流したダーイシュの元有力司令官が殺害される(2025年4月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った覆面姿の武装グループがトルコ占領下のラアス・アイン市で、最近になってシリア国民軍の東部自由人運動に合流したダーイシュ(イスラーム国)の元有力司令官の1人を殺害した。

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アサーイシュとYPJがハサカ県ロジュ・キャンプで実施していた治安作戦を終了、ダーイシュのメンバーら16人逮捕(2025年4月7日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の女性部隊と女性防衛隊(YPJ)がロジュ・キャンプで実施していたダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの家族を摘発するための治安作戦を終了、作戦期間中にダーイシュのスリーパーセルのメンバーと協力者16人を逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジャルズィー村で石油投資家を襲撃し、負傷させた。

ダーイシュのスリーパーセルはまた、ハワーイジュ村とシュハイル村を結ぶ街道にある北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃した。

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ANHAによると、アフリーン解放軍団が声明を出し、シリア北・東部での任務遂行中に兵士1人が死亡したと発表した。

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