イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月27日)

アレッポ県では、SANA(8月27日付)によると、アルシャーフ村、フサーミーヤ村、ブラート村、タッル・シャイール、マンスーラ村、カフルハムラ村、ハイヤーン町、製材所、航空士官学校一帯、アレッポ市サーフール地区、バニー・ザイド地区、アシュラフィーヤ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)などの反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の一大拠点であるダイル・ザウル航空基地周辺で、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍が交戦した。

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ラッカ県では、SANA(8月27日付)によると、バアス・ダム一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点・武器庫を攻撃し、戦闘員を殺傷、装備を破壊した。

AFP, August 27, 2014、AP, August 27, 2014、ARA News, August 27, 2014、Champress, August 27, 2014、al-Hayat, August 28, 2014、Kull-na Shuraka’, August 27, 2014、al-Mada Press, August 27, 2014、Naharnet, August 27, 2014、NNA, August 27, 2014、Reuters, August 27, 2014、SANA, August 27, 2014、UPI, August 27, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月27日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、シリア軍との戦闘の末、イスラエル占領下のゴラン高原に通じるクナイトラ検問所を制圧した。

これに先立ち、ヌスラ戦線、シリア革命家戦線、シャーム自由人イスラーム運動などが声明を出し、クナイトラ市およびその周辺の解放を目的とした「真理の約束の戦い」を開始したと発表した。

この戦闘で、シリア軍兵士、国防隊隊員20人以上が死亡、ヌスラ戦線側も4人が死亡した。

なお両者の戦闘は、クナイトラ市内、ジャッバー村、クルーム丘、ラワーディー村で続いているという。

これに関して、シリア革命家戦線はツイッターで、「革命の旗がクナイトラ検問所に建てられた」との書き込みを行った。

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ARA News, August 27, 2014
ARA News, August 27, 2014

一方、SANA(8月27日付)によると、バイト・サービル町近郊、ウンム・バーティナ村近郊、ルワイヒーナ村・ウンム・ファッターム村交差点、ラスフ・ハワーリド村、ラスム・フール村、アイン・ダルブ村、ラスム・アリー・アブドゥッラー村、ビイル・アジャム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、トルコ(キリス)に面するバーブ・サラーマ国境通行所を北の嵐旅団が襲撃し、一時占拠した。

その後、イスラーム戦線が救援部隊を派遣し、数時間後に同通行所を奪還したという。

また、ARA News(8月27日付)によると、ハンダラート・キャンプ近郊で、アンサール・ディーン・イスラーム戦線とシリア軍が交戦、シリア軍兵士20人が死亡した。

一方、シリア軍は、アアザーズ市・カトマ村間の農地を空爆した。死傷者はなかったという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)によると、サラーム高速道路東部の農業施設、シャクハブ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月27日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ウンム・シャルシューフ村、アブー・サナースィル丘周辺、マスアダ、ラスム・タウィール村、ムシャイリファ村、ジュースィーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月27日付)によると、ジーザ町、ザアタル丘北部、ヤードゥーダ村、タファス市西部、アトマーン村、ハーッラ市、アクラバー村東部、カフル・ナースィジュ村街道、ダルアー市アルバイーン地区、ヨルダン通り、Syriatelビル南部、旧税関地区西部、インヒル市、ダーイル町、サムリーン村・インヒル市街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月27日付)によると、ビンニシュ市周辺、スッカリーヤ村近郊で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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DPA(8月27日付)によると、民主的変革諸勢力国民調整委員会のサフワーン・アッカーシュ書記長が、家族とともに首都ダマスカスからハマー県に向かう途中、ヒムス市で治安当局に拘束された。

AFP, August 27, 2014、AP, August 27, 2014、ARA News, August 27, 2014、Champress, August 27, 2014、DPA, August 27, 2014、al-Hayat, August 28, 2014、Kull-na Shuraka’, August 27, 2014、al-Mada Press, August 27, 2014、Naharnet, August 27, 2014、NNA, August 27, 2014、Reuters, August 27, 2014、SANA, August 27, 2014、UPI, August 27, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月26日)

AP(8月26日付)は、米高官の話として、米空軍が、バラク・オバマ米大統領の承認を受け、2日前にシリア領内での偵察活動を開始した、と報じた。

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サウジアラビア内務省は声明を出し、首都リヤドの北西140キロに位置するタミール市で、治安当局が、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員加入・派遣に関与していた疑いのある8人を逮捕したと発表した。

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ハサカ県では、ARA(8月26日付)によると、国連世界食糧計画(WFP)、ユニセフによる食糧人道支援が空路でカーミシュリー空港に届けられた。

AFP, August 26, 2014、AP, August 26, 2014、ARA News, August 26, 2014、Champress, August 26, 2014、al-Hayat, August 27, 2014、Kull-na Shuraka’, August 26, 2014、al-Mada Press, August 26, 2014、Naharnet, August 26, 2014、NNA, August 26, 2014、Reuters, August 26, 2014、SANA, August 26, 2014、UPI, August 26, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市の部族事務(ディーワーン・アシャーイル)局で、ジハード主義者など反体制武装集団メンバー320人以上が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓い、加入した。

シリア人権監視団によると、8月19日の時点で、ダーイシュの訓練キャンプに6,300人が参加、このうち5,000人がシリア人、800人が元反体制武装集団メンバー、約1,300人が外国人(アラブ人、欧米出身者、チェチェン人、東南アジア出身者、中国人、クルド人)だという。

外国人戦闘員1,300人のうち、1,100人が最近になってシリア国内に不法入国、また約200人がシャームの民のヌスラ戦線からの離反者だという。

またシリア人権監視団によると、ダーイシュは戦闘員に対して毎月400米ドルを支給、家族を連れてきた者に対しては、妻に月100ドル、子供一人あたり50ドルを支給しているほか、住居、燃料などを保証している、という。

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北部でダーイシュ(イスラーム国)がジハード主義武装集団(イスラーム戦線)と交戦し、イスラーム戦線側の戦闘員2人が死亡した。

またシリア軍は、ハルバ村を空爆し、女性1人と子供2人を含む4人が死亡した。

一方、SANA(8月26日付)によると、航空士官学校周辺、アアザーズ市、ダービク村、マンスーラ村、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ市ハナーヌー地区、ラームーサ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)などの反体制武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点、シュマイティーヤ町の訓練キャンプ、同村に隣接するタッル・ターブース一帯などに対して初の本格的な空爆を実施した。

被害状況は明らかでないが、ダーイシュ本部(場所不明)に隣接する地区へのシリア軍の空爆では7人が死亡したという。

シリア軍による本格空爆は、ダーイシュがダイル・ザウル県におけるシリア軍の一大拠点であるダイル・ザウル航空基地攻略の準備を進めていることを受けた動きだという。

一方、SANA(8月26日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジュバイラ地区、旧空港地区、工業地区、ウルフィー地区、ハウィーカ地区、ラサーファ地区、ナズラト・ラディーサート地区のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して、シリア軍が攻撃を行い、多数の「テロリスト」を殲滅した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が民間人の服をまといラアス・アイン市に潜入、市内にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の検問所を襲撃した。

これにより、人民防衛隊隊員複数名が死亡、ダーイシュ戦闘員1人が負傷したという。

一方、シリア軍と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の合同検問所から、ハサカ市グワイラーン地区に対して砲撃が行われた。

AFP, August 26, 2014、AP, August 26, 2014、ARA News, August 26, 2014、Champress, August 26, 2014、al-Hayat, August 27, 2014、Kull-na Shuraka’, August 26, 2014、al-Mada Press, August 26, 2014、Naharnet, August 26, 2014、NNA, August 26, 2014、Reuters, August 26, 2014、SANA, August 26, 2014、UPI, August 26, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムハルダ市周辺で、シリア軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる武装集団と交戦し、シリア軍が同地およびハラファーヤー市一帯を空爆した。

同監視団によると、ヌスラ戦線などの戦闘員約1,500人がハラファーヤー市およびムハルダ市一帯に集結し、ムハルダ市の攻略を準備しているという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガントゥー市、ナジュマ村を砲撃し、7人が死亡した。

一方、SANA(8月26日付)によると、アイン・フサイン村、ウンム・シャルシューフ村、カフルラーハー市、タッルドゥー市、タッルダハブ村、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、アクラブ町、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月26日付)によると、ムライハ市南東部郊外、ムライハ市・ダイル・アサーフィール市街道、ザマルカー町、アルバイン市、アドラー市旧市街郊外、カラムーン地方無人自体(マシュラファ村、ラアス・マアッラ町郊外)、ザバダーニー市東部山岳地帯、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月26日付)によると、スッカリーヤ町、ラッカ市Syriatelビル周辺、マンシヤ地区、旧税関地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月26日付)によると、ウンム・バーティナ村、西ズバイダ村、東ズバイダ村、ブライカ村近郊、マジュドゥーリヤー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 26, 2014、AP, August 26, 2014、ARA News, August 26, 2014、Champress, August 26, 2014、al-Hayat, August 27, 2014、Kull-na Shuraka’, August 26, 2014、al-Mada Press, August 26, 2014、Naharnet, August 26, 2014、NNA, August 26, 2014、Reuters, August 26, 2014、SANA, August 26, 2014、UPI, August 26, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月26日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は、ダーイシュ(イスラーム国)によって処刑された米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏に関して、BBCラジオ4(8月26日付)に対して、「処刑は昨年行われ、そのビデオが最近になって公開された…。国連は処刑が昨年行われたことを知っている」と述べた。

AFP, August 26, 2014、AP, August 26, 2014、ARA News, August 26, 2014、BBC Radio 4, August 26, 2014、Champress, August 26, 2014、al-Hayat, August 27, 2014、Kull-na Shuraka’, August 26, 2014、al-Mada Press, August 26, 2014、Naharnet, August 26, 2014、NNA, August 26, 2014、Reuters, August 26, 2014、SANA, August 26, 2014、UPI, August 26, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月25日追記)

『ニュヨーク・タイムズ』(8月25日付)は、バラク・オバマ米大統領が、シリアでの米軍による偵察飛行を行うことを承認したと報じた。

この承認を受け、米空軍は、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に関する情報収集のため、有人機および無人機による偵察飛行を行うものと見られるという。

なお同紙によると、オバマ大統領は、シリアのアサド政権と共闘していると受け取られないよう、偵察機の飛行をシリア政府に通告しない方針だという。

これに関して、ジェニファー・サキ国務省報道官は、偵察飛行が「米国人の生命を守ることに関わる問題であり、シリア政府にそのための許可を求めることはない」と述べた。

またシリア領空内でのダーイシュに対する空爆を行った場合でも、「我々はアサドと共闘しているのではない。ただ共通の敵がいるだけだ…。シリア政府は右手でダーイシュを狙う一方で、左手ではダーイシュを手なずけ、シリア国民の意思に応え、真の政治的解決を受け入れることを拒否している」と主張した。

AFP, August 26, 2014、AP, August 26, 2014、ARA News, August 26, 2014、Champress, August 26, 2014、al-Hayat, August 27, 2014、Kull-na Shuraka’, August 26, 2014、al-Mada Press, August 26, 2014、Naharnet, August 26, 2014、The New York Times, August 25, 2014、NNA, August 26, 2014、Reuters, August 26, 2014、SANA, August 26, 2014、UPI, August 26, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月26日追記)

シュアイタート部族の部族長、名士らは、ビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=E-oENvFXAjU)を出し、ダーイシュ(イスラーム国)のカリフを名乗るアブー・バクル・バグダーディー氏への忠誠を表明、「ラワーヒドども(シーア派のこと)、ヌサイリー派ども(アラウィー派のこと)、クルド人、アラブ人などの共産主義者ども」に対する闘争を強化するため、拘束中の部族の子息(700人以上とされる)への恩赦を誓願した。

Kull-na Shuraka', August 26, 2014
Kull-na Shuraka’, August 26, 2014

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ハサカ県では、ARA News(8月26日付)によると、ハサカ市北部のハシュマーン村で、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュがダーイシュ(イスラーム国)メンバーの自宅に突入、ダーイシュの兵站部門責任者を逮捕した。

また、アサーイシュはアームーダー市の反体制活動家自宅に対して強制捜査を行い、2人を逮捕した。

一方、ヤアルビーヤ町に近いジャズア村一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続け、人民防衛隊によると、ダーイシュ戦闘員4人を殺害した。

ARA News, August 26, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月25日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタブカ市およびその周辺に7度にわたり空爆を行うとともに、タブカ航空基地近郊のアジュラーウィー農場一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またラッカ市では、ダーイシュが24日から住民の市外への移動を禁止しているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アシュティームッラート村周辺、アルシャーフ村周辺、アスンブル村で、クルド人戦線旅団、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、ダーイシュはマーリア市に対して砲撃を行った。

この戦闘で、クルド人戦線旅団、ヌスラ戦線側は、ダーイシュ戦闘員多数を捕捉した。

またクルド人戦線旅団、ヌスラ戦線などは、マーリア市北部のアディーヤ村一帯でダーイシュと交戦し、米国人を含むダーイシュ戦闘員15人以上を殺害した。

一方、シリア軍は、ダーイシュが占拠するトゥルクマーン・バーリフ村を24日深夜に「樽爆弾」で空爆し、女性、子供を含む8人が死亡した。

このほか、対トルコ国境(キリス)に面するバーブ・サラーマ国境通行所近くのサッジュー停留所から約50メートルの道路上で、爆発が発生し、3人が負傷した。

イスラーム戦線広報局は、犯行が、ダーイシュではなく、シリア政府の工作員によるものだとの見方を示している。

ARA News, August 25, 2014
ARA News, August 25, 2014

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月25日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区、旧空港地区、ムーハサン市、マリーイーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団によるザバダーニー市周辺の検問所制圧を受け、シリア軍が同市を空爆した。

一方、SANA(8月25日付)によると、ドゥーマー市、アーリヤ農場、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその郊外、ザバダーニー市東部山岳地帯、カーラ市郊外無人地帯、ラアス・マアッラ町郊外無人地帯、タッル市一帯、ハージズ検問所で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月25日付)によると、ヒムス市ワアル地区、バッラーン村、アブー・サナースィル丘、ムシャイリファ村、西ハブラー村、アルヌーシャ村、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村、マスアダ村、ブジュル・カーイー村、ダイル・サラーム遺跡で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月25日付)によると、ドゥワイル・アクラード村(ハマー県)に面する地域一帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月25日付)によると、ダルアー市Syriatelビル周辺、インヒル市、フラーク市、ダーイル市周辺、ナワー市、タッル・ムタウワク・ジャースィム交差点、ハッラーブ・シャフム村・ヤードゥーダ村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月25日付)によると、ルワイヒーナ村、東西ズバイダ村間で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月25日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)はダマスカスで記者会見を開き、シリア政府が、ダーイシュ(イスラーム国)に代表される過激派に対する「テロとの戦い」において、米国や国際社会と協力する用意があると述べる一方、シリア国内へのいかなる軍事的攻撃も、シリア政府との事前の調整なくしてあり得ないと強調した。

SANA, August 25, 2014
SANA, August 25, 2014

記者会見でのムアッリム外務在外居住大臣の主な発言は以下の通り。

「我々は、地域諸国、国際社会とテロとの戦いで協力、調整する用意がある…。(協力の協力は、米国、英国であっても)みな歓迎する…。(テロ戦争での国際協調が)今後のシリアの外交の基軸となる」。

「テロとの戦いにおける地域的、国際的協調を行ううえで、ロシアが地域社会、国際社会の双方で行動することが重要だ…。ロシアとシリアの姿勢は完全に合致している」。

「我々は米国との協調、協力の準備がある。なぜなら、我々は地元の民であり、どのような空爆が効果的か、また効果的でないかを知っているからだ。それゆえ、シリア国内で攻撃を行おうとする者が、たとえテロとの戦いを行いたいとしても、我々との協調がなければ、いかなる正当性もない」。

(米国がシリア政府との事前協議なくシリア国内での空爆に踏み切った場合)「我々には防空態勢があり、協調がなされなければ、我々はこの段階(防空態勢)に入る…。我々は敵対行為を回避するため事前に協力、協調を求める…」。

「我々はシャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュに対抗しようとするあらゆる努力を歓迎する。しかし問題は、空爆だけでヌスラやダーイシュをシリアから根絶できるかということだ。そうは思えない」。

(サウジアラビアで25日に開かれたサウジアラビア、カタールなどアラブ諸国5カ国外相会合に関して)「会合の目的がテロとの戦いの支援であるならば、会合出席者にこう言いたい。まずは自分たちから始めよう。テロ組織への支援、資金供与、潜入の停止、国境管理、我々との情報共有、思想的・イデオロギー的煽動の停止…。こうしたことを通じて我々はテロと戦っているのだ」。

(欧米諸国がアル=カーイダ系組織以外の「穏健」な反体制武装集団への支援に固執していることに関して)「テロリストを穏健かどうかで分類することは…お笑い沙汰だ。我々にとって、シリア政府に対して武器を構える者すべてがテロリストだ。罪のない市民、シリア軍兵士を殺害する者すべてがテロリストだ」。

「我々(シリアとイラク)は共通の敵と戦っており、同じ戦列に身を置いている。調整と協調が、両国国益のため、両国政府に求められている」。

AFP, August 25, 2014、AP, August 25, 2014、ARA News, August 25, 2014、Champress, August 25, 2014、al-Hayat, August 26, 2014、Kull-na Shuraka’, August 25, 2014、al-Mada Press, August 25, 2014、Naharnet, August 25, 2014、NNA, August 25, 2014、Reuters, August 25, 2014、SANA, August 25, 2014、UPI, August 25, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月24日)

サウジアラビア、エジプト、UAE、ヨルダン、カタールの外務大臣はサウジアラビアのジェッダで会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

複数の外交筋によると、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣の呼びかけによって開催されたこの会合では、「イラクとシリアにおけるダーイシュの脅威に対抗するため、5カ国の治安機関が完全なる調整」のもとに対応することが確認されたという。『ハヤート』(8月25日付)が伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー事務局長は、アラビー21(8月24日付)に、ジェッダでのアラブ5カ国の外相会合をメディアを通じて知ったことを明らかにし、不快感を示した。

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イスラエル軍は声明を出し、シリア領内から占領下のゴラン高原に向けてロケット弾5発が発射され、着弾したと発表した。

このロケット弾攻撃による被害はなかったが、イスラエル軍はロケット弾の発射場所を特定できず、反撃しなかったという。

『ハヤート』(8月25日付)が伝えた。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Arabi21.com, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月24日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との激しい戦闘の末、タブカ航空基地を完全制圧した。

戦闘はタブカ航空基地に近いウジャイリー農場、アジュラーウィー農場で未明から行われ、早朝にダーイシュが飛行場内に突入、シリア軍は同飛行場に配備されていた航空機を、ダイル・ザウル航空基地に撤退させたという。

また飛行場に展開していた地上部隊も、サラミーヤ市・ハナースィル市街道をイスリヤー村方面に向かって撤退したという。

これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュが23日晩に、タブカ航空基地とイスリヤー村(ハマー県)に至る街道一帯から撤退し、シリア軍の退路を確保、戦闘を回避しようとしたと発表した。

これにより、ダーイシュはラッカ県内のシリア軍の主要な軍事拠点のすべてを制圧した。

タブカ航空基地をめぐる戦闘では、ダーイシュ戦闘員370人(うち外国人170人、イラク人とシリア人200人)、シリア軍兵士25人が死亡した。

一方、SANA(8月24日付)は、タブカ航空基地を防衛するシリア軍部隊が、ダーイシュとの激しい戦闘の末、同空港から退避し、部隊を再結集し、「テロ集団」への的確な攻撃を続けている、と報じた。

Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014
Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014
Kull-na Shuraka', August 24, 2014
Kull-na Shuraka’, August 24, 2014

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クルド人戦線旅団とジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)との数日間にわたる戦闘の末、スーラーン・アアザーズ町に近いアディーヤ村、ダフリーヤ村を奪還した。

またアフタリーン市では、シリア軍が空爆を行うなか、クルド人戦線旅団、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がダーイシュと交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(8月24日付)によると、イラク国境に近いジャズア村で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同村のアミールを名乗るアブー・ダーライヤー氏ら10人のダーイシュ戦闘員を殺害した。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月24日)

ハマー県では、スマート・ニュース(8月24日付)が、シャームの民のヌスラ戦線がシリア軍との戦闘の末、キリスト教徒が多く住むムハルダ市を制圧したと報じた。

しかし、SANA(8月24日付)は、ハラファーヤー市方面からムハルダ市に潜入しようとしたシャームの民のヌスラ戦線をシリア軍が撃退したと報じた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍兵士18人が死亡、50人が負傷した。

またアルバイン市周辺で、シリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(8月24日付)は、過去48時間で、シャッラーフ検問所(ザバダーニー市・ブルダーン村間)などシリア軍の検問所5カ所を反体制武装集団が制圧したと報じた。

一方、SANA(8月24日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市・ズィムリーン村間でシリア軍が反体制武装集団を要撃、戦闘員32人が死亡、26人が負傷した。

これに関して、SANA(8月24日付)は、シリア軍がハーッラ市・ズィムリーン村街道で、「武装テロ集団」を要撃し、外国人戦闘員ら多数を殲滅したと報じた。

またSANAによると、シリア軍は、タッル・フドル一帯、ハッラーブ・シャフム村、ヤードゥーダ村街道、ムサイフラ町、ブスラー・シャーム市、マアルバ町、ジーザ町、ダーイル町、ヌアイマ村、インヒル市、アトマーン村、タッル・アッラール周辺、ヒルバト・ガザーラ町・ムライハト・アトシュ村・アクラバー村交差点、ジャースィム・ニムル街道、ニムル・ズィムリーン村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月24日付)によると、クムーナ村、ナブア・サフル村、西サムダーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月24日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、フライターン市、ウユーン村、マーリア市、マンナグ村、フール・ナフル村、ハーウーズ村、マンビジュ市、アンジャーラ村、アレッポ市ラーシディーン地区などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月24日付)によると、タルビーサ市、ダール・カビーラ村、ファーウ・シャーウィーシュ村、東サラーム村、ラッフーム村、ムシャイリファ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村、サムアリール村、タドムル市郊外、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 24, 2014、AP, August 24, 2014、ARA News, August 24, 2014、Champress, August 24, 2014、al-Hayat, August 25, 2014、Kull-na Shuraka’, August 24, 2014、al-Mada Press, August 24, 2014、Naharnet, August 24, 2014、NNA, August 24, 2014、Reuters, August 24, 2014、SANA, August 24, 2014、SMART News, August 24, 2014、UPI, August 24, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月23日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するタブカ市内の病院などに対し、シリア軍が6回にわたり空爆を行った。

この空爆で、ダーイシュ戦闘員10人、病院職員3人が死亡した。

シリア軍はまた、ダーイシュが攻略をめざすタブカ航空基地周辺に対して空爆を続け、同地一帯で交戦した。

ダーイシュは早朝、3度目となる自爆攻撃を飛行場の入り口で行ったが、シリア軍の応戦によって失敗した。

これに関して、SANA(8月23日付)は、ダーイシュのタブカ航空基地に対する攻撃が失敗に終わり、タブカ航空基地の外壁周辺には、ダーイシュ戦闘員の遺体数十体が散乱していると報じた。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(8月24日付)によると、ガラーニージュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)がシュアイタート部族の子息10人を処刑した。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月23日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月23日付)によると、ムライハ市北部農村地帯、アイン・タルマー渓谷、アドラー市旧市街、ザーキヤ町・ハーン・シャイフ・キャンプ街道、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザバダーニー市東部山岳地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ダマスカス郊外県マダーヤー町で、地元和解プロセスの一環で当局に投降した反体制武装集団元メンバーら指名手配者254人が放免となり、釈放された。

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ダマスカス県では、SANA(8月23日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月23日付)によると、マーリア市南部、ウンム・クラー村、ハスィーラ村、サフィーラ市東部、アレッポ市ジュバイリーヤ地区、アクユール地区、マシュハド地区、ナッカーリーン地区、アーミリーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月23日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、バラーギーティー村、クマイナース村、マジャース村、バズィート村、バシーリーヤ村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月23日付)によると、ヒムス市ワアル地区、アブー・ハワーディート村、ラッフーム村、アルシューナ村、スルターニーヤ村、ヒルバト・ラビート村、ラスタン市、ムフターリーヤ村、アクラブ村、タッル・ザハブ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月23日付)によると、インヒル市、西ガーラ村、ムサイフラ町、マアルバ町、ジーザ町、ブスラー・シャーム市、タッル・アッラール、アトマーン村周辺、ダルアー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月23日付)によると、ラスム・ブルグル村、ハルシュ・ハッラール村、ダイン・ダラブ村、マジュドゥーリーヤ村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月23日付)によると、サーハト・クルド村、タルティヤーフ村、ダルーシャーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 23, 2014、AP, August 23, 2014、ARA News, August 23, 2014、Champress, August 23, 2014、al-Hayat, August 24, 2014、Kull-na Shuraka’, August 23, 2014、al-Mada Press, August 23, 2014、Naharnet, August 23, 2014、NNA, August 23, 2014、Reuters, August 23, 2014、SANA, August 23, 2014、UPI, August 23, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ航空基地周辺での20日以降のシリア軍によるスカッド・ミサイルなどでの空爆や地雷の爆発で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員70人が死亡した。

シリア軍はタブカ航空基地以外のラッカ県各所でも、ダーイシュの拠点に対して「樽爆弾」での空爆を行った。

シリア軍は24日には、タブカ航空基地に増援部隊をヘリコプターで派遣したという。

他方、クッルナー・シュラカー(8月22日付)によると、ダーイシュ・ラッカ州のシャリーア委員会が、ダーイシュ諜報機関の連絡調整担当官であるアブー・ウバイダ・マグリビー氏を含む3人を、背任、逃亡(トルコへの逃亡を計画)、欧米および地域諸国の諜報機関との内通の罪で処刑した。

マグリビー氏は、アレッポ県アイン・アラブ市出身のクルド人で、ダマスカス大学卒業後、2012年にダーイシュに参加していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフティームッラート村にクルド人戦線旅団やジハード主義武装集団が突入を試み、同村周辺でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ダーイシュはまた、イスラーム戦線タウヒード旅団の本拠地であるマーリア市を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(8月22日付)によると、ヒサーン村で、ダーイシュ(イスラーム国)が、アブナー・イスラーム運動シャリーア委員会のムハンマド・シャイフ委員長(アブー・サッラージュ)を「背教」の罪で処刑した。

シャイフ委員長は、元政治犯で、釈放後にアンサール大隊に所属、その後アブナー・イスラーム運動シャリーア委員会の委員長に就任し、ダイル・ザウル県の他の武装集団とともにシャームの民のヌスラ戦線に忠誠を誓っていた。

Kull-na Shuraka', August 22, 2014
Kull-na Shuraka’, August 22, 2014

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ハサカ県では、ARA News(8月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、マギーラート村を奪還したと発表した。

声明によると、この戦闘で人民防衛隊隊員15人、ダーイシュ戦闘員100人以上が死亡した。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月22日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シーハ村近郊でのシリア軍との戦闘で、ジハード主義武装集団の司令官が死亡した。

またシリア軍はハラファーヤー市に空爆を行い、同地一帯やハスラーヤー村で反体制武装集団と交戦し、反体制武装集団戦闘員5人を含む10人以上が死亡した。

これを受け、シャームの民のヌスラ戦線が、反体制武装集団を支援するために、アレッポ県方面からハラファーヤー市一帯に増援部隊を派遣した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シャアラーン地区のダール・サラーム学校近くにジハード主義武装集団が撃った迫撃砲が着弾し、子供3人を含む4人が死亡した。

ヤルムーク区出身の男性1人が治安機関の拘置所で拷問を受け死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市へのシリア軍の空爆で女性1人が死亡した。

シリア軍はまたインヒル市、ダーイル町、東ガーリヤ村を「樽爆弾」で空爆し、子供5人が死亡した。

このほか、ダルアー市で負傷していた男性1人が死亡したほか、ムサイフラ町出身の男性2人が治安機関の拘置所で拷問を受け死亡した。

一方、SANA(8月22日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区、ヌアイマ村、ラジャート高原、サイダー町、アトマーン村・ダーイル市街道、ヤードゥーダ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月22日付)によると、ムライハ市郊外のTAMICOを占拠していた「テロ集団」をシリア軍が掃討した。

またアドラー市旧市街、ドゥーマー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、バスィーマ町では、地元和解プロセスの一環で反体制武装集団元メンバー180人が当局に投降、その後放免となり、釈放された。

Kull-na Shuraka', August 22, 2014
Kull-na Shuraka’, August 22, 2014

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ヒムス県では、SANA(8月22日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部、ウンム・シャルシューフ村、タルビーサ市、ウンム・リーシュ市、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月22日付)によると、ナフラ町、マアッルバリート村、シャビーバ軍事基地周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月22日付)によると、ジャドル・シヤーフ街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 22, 2014、AP, August 22, 2014、ARA News, August 22, 2014、Champress, August 22, 2014、al-Hayat, August 23, 2014、Kull-na Shuraka’, August 22, 2014、al-Mada Press, August 22, 2014、Naharnet, August 22, 2014、NNA, August 22, 2014、Reuters, August 22, 2014、SANA, August 22, 2014、UPI, August 22, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(2014年8月22日)

アレッポ県のムハンマド・アッカード知事は、共同通信(8月21日付)と会見し、ダーイシュ(イスラーム国)によると思われる日本人の拉致に関して、「ダーイシュから捕虜交換の要請があれば、解放に向けて支援する用意がある」と述べ、釈放に向けた協力の意思を示した。

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『読売新聞』(8月23日朝刊)は、ダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されたとされる日本人男性と行動をともにしていたというイスラーム戦線メンバーが、この男性の解放に向けた直接交渉を開始したことを明らかにしたうえで、「解放条件が身代金なのか捕虜交換なのかは不明だが、我々は要求に応える準備がある」と語ったと報じた。

このメンバーによると、拉致されたとされる男性は現在、ダーイシュが制圧するアレッポ県バーブ市で拘留されていると見られるという。

しかし、『読売新聞』(8月23日夕刊)は、ダーイシュと直接交渉を始めたとするイスラーム戦線メンバーが22日、「ダーイシュとの戦闘が激化して状況が急変し、交渉は進まなかった」と明かした。

このメンバーによると、イスラーム戦線はバーブ市にメンバー4人を派遣し、当初は電話で交渉を始めたという。

だが、22日からバーブ市一帯での戦闘激化を受けて、予定されていたイスラーム戦線とダーイシュの代表の面会は中止されたという。

なお、イスラーム戦線メンバーがバーブ市で収集した情報によると、拉致された男性は「拘束時に顔や体にけがを負ったが、無事のようだ」という。

共同通信2014年8月22日、『読売新聞』2014年8月23日などを参照。

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諸外国の動き(2014年8月21日)

米国のチャック・ヘーゲル国防長官は、マーティン・デンプシー統合参謀本部議長と会見を開き、シリアとイラクで台頭するダーイシュ(イスラーム国)に関して、高度な軍事力や豊富な資金を有する「これまでに見たことがない組織だ」と述べ、警戒感を示した。

ヘーゲル国防長官は、イスラーム国が「単なるテロ組織の枠を超えている」としたうえで、「あらゆる事態に備えねばならない」と強調、「米軍の関与は終わらない」と述べた。

そのうえで、シリア国内でのダーイシュへの空爆について「引き続きあらゆる選択肢を考えている」と排除しない考えを示した。

同席したデンプシー統合参謀本部議長も、ダーイシュを打倒するには、シリア国内で対処する必要があるとしたうえで、「空爆もその一つだ」と語った。

しかし、米軍が直接空爆を行う可能性については「少なくとも米国が行うことは予期していない」と述べ、現時点では否定した。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、QNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月21日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、タブカ航空基地の攻略をめざすダーイシュ(イスラーム国)と同飛行場周辺で激しく交戦し、ダーイシュ戦闘員11人を殺害した。

シリア軍はまた、飛行場周辺に対して「樽爆弾」、スカッド・ミサイルなどで空爆・砲撃を行った。

一方、ダーイシュは、爆弾を積んだ自動車で2度にわたって自爆攻撃を行い、シリア軍にも7人の戦死者が出たという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月21日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、工業地区、シャイフ・ヤースィーン地区、ジュバイラ地区、ジスル・スィヤーサ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(8月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊・アサーイシュが、ハサカ市グワイラーン地区で、ダーイシュ(イスラーム国)の支持者とされるハサン・タイス氏の自宅を攻撃し、ダーイシュを支持する武装集団メンバー5人を殺害した。

また対イラク国境に位置するヤアルビーヤ町南部のハビービーヤ村、スッカリーヤ村、クーズ村、ジャズア村一帯で、民主統一党とダーイシュが20日晩から交戦を続けた。

このほか、クッルナー・シュラカー(8月21日付)によると、20日晩、ラアス・アイン市南部のブワイダ村で、人民防衛隊がダーイシュと交戦した。

イラク国内の動き

キルクーク県では、治安筋によると、イラク軍がトゥーズ郡スライマーン・ベク地方にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、ダーイシュ戦闘員20人を死傷させた。

またフワイジャ郡北西部で、部族民兵が未明にダーイシュの車列を襲撃し、ダーイシュ戦闘員10人を殲滅した。

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バービル県では、治安筋によると、ジュルフ・サフル地方でのイラク治安部隊とダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、ダーイシュ司令官1人と副官3人が死亡した。

またイラク軍は同地一帯を空爆し、ダーイシュ戦闘員22人を死傷させた。

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アンバール県では、アンバール作戦司令室によると、ラマーディー市西部のハディーサ郡で、イラク軍がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を撃退し、ダーイシュ戦闘員12人を殺害した。

一方、ヒート郡では、警察と覚醒評議会の合同部隊の車列がダーイシュの攻撃を受け、警官ら9人が死傷した。

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サラーフッディーン県では、治安筋によると、ティクリート市南部のダルーイーヤ郡北部でのイラク警察治安部隊とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘で、ダーイシュ戦闘員3人が死亡、警官3人が負傷した。

諸外国の動き

ヨルダンのジハード主義潮流のムハンマド・シャラビー氏(アブー・サヤーフ)は『ハヤート』(8月22日付)に対し、今週1週間でヨルダンの治安当局が、同潮流の若者約20人を「ダーイシュ(イスラーム国)を支援しているとの容疑」で、「不当逮捕」したことを明らかにした。

シャラビー氏によると、治安当局による逮捕・摘発はアンマン、サルト、サルトなどで行われ、逮捕された若者は「ほとんどがダーイシュを支援しており、シャームの民のヌスラ戦線を支持しているのはわずかだ」という。

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カタール外務省報道官は、ダーイシュ(イスラーム国)による米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏処刑に関して「犯罪集団の手による殺害をもっとも強い表現で非難する」と述べるとともに、「シリアの民間人の苦難の真相の解明など、危険地での真相報道を行ってきた故人の勇気」を高く評価、哀悼の意を示した。

カタール通信(QNA、8月21日付)が伝えた。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、QNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月21日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月21日付)によると、ザーキヤ町西部、フサイニーヤ町郊外、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ムライハ市郊外、アイン・タルマー渓谷、ナシャービーヤ農場、アルバイン市、ザマルカー町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月21日付)によると、ウーファーニヤー村、ハズラジーヤ農場で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月21日付)によると、ダーイル町南部、ナワー市周辺、ジュムーア丘、ラジャート高原、ヒルバト・ガザーラ町周辺、ダルアー市旧税関地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月21日付)によると、ウンク・ハワー村、タッルドゥー市、カフルラーハー市、タッル・ザハブ町、ダイル・フール村、サアン村、アルシューナ村、西サラーム村、マリーミーン村、西グール村、カルヤタイン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月21日付)によると、ウワイジャ地区、サルジャ村、ブラート村、ハーン・アサル村、カフルダーイル村、アレッポ市カッラーサ地区、シャッアール地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、ジュダイダ地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(8月21日付)によると、スビールー村、クマイナース村、バラーギーティー村、ムスタリーハ村、イドリブ市・ハーリム市街道、バズィート村、バーリス村、アブー・ズフール町西部、ハミーマート・ダーイル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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「国民和解合意」(停戦合意)をめぐる動き(2014年8月21日)

Watan FM(8月21日付)は、ノルウェーの首都オスロで、シリア政府に近いビジネスマン、商人、反体制武装集団代表、シリア国内外の反体制活動家が非公式会合を開き、紛争の政治的解決などについての審議を開始したと報じた。

「オスロ会合」と称されるこの非公式会合は3日間の審議を予定しており、英国、ノルウェー、スウェーデンが開催を支援しているという。

会合には、反体制勢力の側から、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、クナイトラ県で武装活動をしているアンサール・イスラーム戦線、ハビーブ・ムスタファー、シリア解放戦線、シリア東部および北部で活動する武装集団の代表ら、シリア政府からはマルウィー・フアード女史(国連特使担当局長)が参加しているほか、政権、反体制勢力のいずれにも属さない「グレーゾーン」の要人も出席しているという。

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『ハヤート』(8月22日付)は、ダマスカス県カダム区およびアサーリー地区で発効した停戦合意(国民和解合意)の内容を明らかにした。

同報道によると、停戦合意は以下11項目などからなるという。

1. 当事者によるすべての発砲停止。

2. シリア軍のカダム区からの完全撤退。

3. カダム区入り口へのシリア軍の検問所の設置。

4. 民間人の帰宅を促すための道路の整備・清掃

5. 主要道路の再開。

6. ライフ・ライン、生活インフラの復旧。

7. カダム区、アサーリー地区での逮捕者、とりわけ女性と子供の釈放。

8. 「自由シリア軍」による武器携帯、自治運営、国家機関や公務員の保護。

9. カダム区、アサーリー地区の「自由シリア軍」400人からなる治安維持部隊の設置。

10. 治安維持部隊と軍による検問所の共同管理。

11. 負傷者の治療。

カダム区、アサーリー地区は、サハーバ大隊、カダム・ムジャーヒディーン、シャーム解放、シャームの民のヌスラ戦線などによって占拠されていた。

この停戦合意に、ヌスラ戦線は参加していないという。

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ダマスカス県では、SANA(8月21日付)によると、カダム区でシリア軍と反体制武装集団の間で「国民和解合意」(停戦合意)が発効したのを受け、同地区住民数十世帯が帰宅、またシリア軍が住民に支援物資を配給した。

SANA, August 21, 2014
SANA, August 21, 2014

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014、Watan FM, August 21, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月21日)

シリア人権監視団は、2011年3月18日から2014年8月20日までの3年5ヶ月間での紛争による死者総数が18万215人に達していると発表した。

同監視団によると死者の内訳は、民間人(武装した民間人を含むという)が5万8,805人(うち子供9,428人、女性6,036人)、軍および親政権民兵が6万8,780人(うち軍、治安部隊が4万438人、人民諸委員会や国防隊が2万5,927人)、反体制武装集団戦闘員が4万9,699人、シャームの民のヌスラ戦線やイスラーム(ダーイシュ)などに属す外国人戦闘員が1万6,855人、ヒズブッラーなどの親政権の外国員戦闘員が1,854人、身元不明が2,931人。

AFP, August 21, 2014、AP, August 21, 2014、ARA News, August 21, 2014、Champress, August 21, 2014、al-Hayat, August 22, 2014、Kull-na Shuraka’, August 21, 2014、al-Mada Press, August 21, 2014、Naharnet, August 21, 2014、NNA, August 21, 2014、Reuters, August 21, 2014、SANA, August 21, 2014、UPI, August 21, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月20日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、同県におけるシリア軍最後の一大拠点のタブカ航空基地に対して、19日深夜からダーイシュ(イスラーム国)が重火器などを使用して攻撃を行い、飛行場周辺でシリア軍、国防隊と交戦した。

これに対して、シリア軍は20日、13回にわたり飛行場周辺およびタブカ市のダーイシュ拠点を空爆した。

この戦闘で、ダーイシュ戦闘員少なくとも5人が死亡した。

シリア軍はまたタブカ市近郊のサフサーフ村を空爆、砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するアフタリーン市、バーブ市各所をシリア軍が空爆した。

またイスラーム戦線タウヒード旅団の拠点であるマーリア市入り口では、ダーイシュとジハード主義武装集団が交戦した。

『ハヤート』(8月21日付)によると、ダーイシュは、タブカ航空基地に対する重火器での攻撃に先立ち、ウマル・シーシャーニー司令官の指揮のもと、同飛行場入り口で自爆攻撃を開始し、

一方、SANA(8月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するマンビジュ市、サーリヒーンで、シリア軍が追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ARA News(8月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市で、クルド人医師のアーザード・ワーリー氏を拉致した。

イラク国内の動き

ニナワ県では、モスル市住民によると、イラク軍戦闘機が、住民に対してダーイシュ(イスラーム国)掃討のための協力を呼びかけるビラを散布した。

またイラク軍は、同市北部にあるダーイシュ拠点を空爆した。

マダー・プレス(8月20日付)が伝えた。

almadapress, August 20, 2014
almadapress, August 20, 2014

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アンバール県では、アンバール作戦司令室筋によると、米軍戦闘機がラマーディー市西部のハディーサ郡にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して空爆を行った。

またハディーサ郡知事によると、イラク軍、警察、部族民兵の合同部隊がバラーウィナ郡入り口にあるダーイシュ拠点を攻撃し、ダーイシュ戦闘員17人を殲滅した。

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サラーフッディーン県では、サラーフッディーン作戦司令室筋によると、イラク軍戦闘機がティクリート市内にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を空爆した。

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ディヤラ県では、県警察によると、ヤアクーバ市北東部のジャズィーラ地区で、警察部隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュのミクダーディーヤ郡のアミールを名乗るカイラーン・ミクダーディー氏が殺害された。

またイラク軍はカラ・ティバ村一帯を空爆し、ダーイシュ戦闘員4人を殺害した。

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バービル県では、県治安筋によると、ジュルフ・サフル地方に対するイラク軍の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員10人が死亡した。

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キルクーク県では、フワイジャ郡の覚醒評議会筋によると、フワイジャ郡サフラ村近郊でダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人ターリク・アブドゥッラー氏の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、アブドゥッラー氏が負傷した。

諸外国の動き

ダーイシュ(イスラーム国)による米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏処刑を撮した映像に関して、米国家安全保障会議(NSC)のケイトリン・ヘイデン報道官は、米情報機関による分析の結果、映像が本物であるとの結論に達したとの声明を出した。

AFP, August 20, 2014、AP, August 20, 2014、ARA News, August 20, 2014、August 22, 2014、Champress, August 20, 2014、al-Hayat, August 21, 2014、Kull-na Shuraka’, August 20, 2014、al-Mada Press, August 20, 2014、Naharnet, August 20, 2014、NNA, August 20, 2014、Reuters, August 20, 2014、SANA, August 20, 2014、UPI, August 20, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、フライターン市をシリア軍が空爆した。

一方、SANA(8月20日付)によると、アレッポ市ジャンドゥール地区、シャイフ・ヒドル地区、スッカリー地区、アルド・マッラーフ地区、サルジュ・ファーリア村、サミーリーヤ村、ハージブ町、クナイトラート村、ウンム・クラー町、トゥライディム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町郊外をシリア軍が空爆、またムライハ市近郊、ザブディーン村郊外で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月20日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市各所、カフルナブル市をシリア軍が空爆し、女児1人を含む10人以上が死亡した。

一方、SANA(8月20日付)によると、カフルシャッラーヤー村周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スマート・ニュース(8月20日付)によると、「自由シリア軍」(ジハード主義武装集団)がシリア軍との交戦の末、クバイバート村を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(8月20日付)によると、ヒムス市ワアル地区、スルターニーヤ地区、ラッフーム村、シャンダーヒーヤ村、ムシャイリファ村、ラスタン市、カフルラーハー市、タッルドゥー市、クナイトラート村、アーミラート村、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月20日付)によると、ラジャート高原、アトマーン村周辺、タッル・ムタウワク東部、インヒル市、タイバ町、ジャービヤ丘東部、サムリーン村、ザアタル丘、スラヤー村・ジャースィム市・ブルカ村街道で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月20日付)によると、西サムダーニーヤ村、ウンム・バーティナ村、ルワイシュナ村、マムティナ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月20日付)によると、カトフ・ルンマーン村、ズワイク町、ダグマシュリーヤ村、サーキヤト・カルト村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(8月20日付)によると、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、クナイトラ県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、スワイダー県、アレッポ県、ラッカ県、ハサカ県で、地元和解プロセスの一環で当局に投降していた反体制武装集団元メンバー379人が、放免となり釈放された。

AFP, August 20, 2014、AP, August 20, 2014、ARA News, August 20, 2014、Champress, August 20, 2014、al-Hayat, August 21, 2014、Kull-na Shuraka’, August 20, 2014、al-Mada Press, August 20, 2014、Naharnet, August 20, 2014、NNA, August 20, 2014、Reuters, August 20, 2014、SANA, August 20, 2014、SMART News, August 20, 2014、UPI, August 20, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(続報、2014年8月20日)

『読売新聞』(8月19日夕刊、20日朝刊)、NHK(8月19、20日付)などは、アレッポ県北部でダーイシュ(イスラーム国)に拉致されたとされる日本人男性と現地で行動をともにしていたというイスラーム戦線メンバーが、男性の所持品などをシリア国内とされる場所で預かっていることを明らかにしたと報じ、『読売新聞』はこの男性のパスポートなどの写真を掲載した。

預かっている所持品のなかには、パスポートのほか、携帯電話、衣服などが含まれており、パスポートには「湯川遙菜」と記され、7月27日付の成田空港の出国印が押されていることが確認できるという。

このイスラーム戦線メンバーによると、この男性は、トルコのイスタンブールからガジアンテップ市を経由して、キリス国境通行所からシリア(バーブ・サラーマ国境通行所)に不法入国したという。

この男性が携帯していた武器は、メンバーが護身用に渡したもので、彼自身は戦闘には参加していないという。

またこのメンバーによると、イスラーム戦線は、捕虜交換を条件としてこの男性を解放するようダーイシュに対して文書や無線で呼びかけているが、ダーイシュ側からの返答はないという。

NHK, August 19, 2014、August 20, 2014、読売新聞2014年8月19日、20日などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月19日)

シリア国内の動き

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、過去1ヶ月間で、ダーイシュ(イスラーム国)に新たに6,000人の戦闘員が加わったと発表した。

うち1,000人強が外国人で、残りがシリア人だという。

アブドゥッラフマーン代表によると、ダーイシュ戦闘員の数は現在5万人に達し、うち2万人以上が外国人で、その割合は2013年春以降もっとも高い値だという。

ロイター通信(8月19日付)などが伝えた。

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シリア人権監視団は、ダマスカス郊外県カラムーン地方で18日、ヒズブッラー戦闘員が仕掛けた爆弾の爆発により、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官が死亡したと発表した。

これに関して、マナール(8月19日付)が、シリア軍がカラムーン地方無人地帯で行った「特殊作戦」によってこのダーイシュ司令官が殺害されたと報じた。

マナールによると、この司令官は「アブー・アブドゥッラー・イラーキー」を名乗るイラク人で、自爆作戦、自動車爆弾による攻撃を統括していたという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方無人地帯では、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団戦闘員14人がシリア軍、国防隊との戦闘で殺害された。

一方、ハラスター市郊外のシリア軍検問所をアジュナード・シャーム・イスラーム連合が襲撃し、兵士5人を殺害、またシリア軍による東グータ地方一帯への空爆で女性1人、子供3人を含む7人が死亡した。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

またスーラーン・アアザーズ町周辺(アフティームッラート村方面)では、進軍を続けるダーイシュがクルド人戦線旅団、ジハード主義武装集団と交戦した。

ジハード主義武装集団は、ダーイシュによって占拠されたハウル・ナフル村、サーリヒーヤ村、アフティームッラート村、アルシャーフ村に対して砲撃を行ったという。

一方、シリア軍は、イスラーム戦線タウヒード旅団の本拠地マーリア市各所、ダーイシュによって制圧されたダービク村、アルシャーフ村、アフタリーン市、バーブ市を空爆した。

他方、SANA(8月19日付)によると、タラーリーン村、スーラーン・アアザーズ町、ハンダラート・キャンプ、ウワイジャ地区、フサーミーヤ村、アルシャード村、ターディフ市、アブラ村、アレッポ市シュカイイフ地区、カスタル・ハラーミー地区、ハーン・アサル村、アナダーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラッカ市などダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対してシリア軍が空爆を続けた。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(8月19日付)によると、ヒサーン村で住民2人を石打の刑に処し、遺体を村の広場で晒した。

イラク国内の動き

ダーイシュ(イスラーム国)はビデオ声明を出し、米軍によるニナワ県モスル・ダム一帯などへの空爆に対して、「イラク北部での空爆を止めなければ、あらゆる場所で米国人を攻撃し…、合衆国を血の海に沈める」と発表した。

マダー・プレス(8月19日付)が伝えた。

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サラーフッディーン県では、サラーフッディーン作戦司令室によると、イラク治安部隊がティクリート市中心の3地区を、ダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末に制圧した。

またダルーイーヤ郡では、イラク軍がダーイシュの車列を空爆し、ダーイシュ戦闘員23人を殲滅した。

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バービル県では、治安筋によると、ジュルフ・サフル地方に対するイラク軍の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員20人が死亡した。

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ディヤラ県では、イラク軍第5師団司令部によると、ヤアクーバ市北部に対するイラク軍の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員4人が死亡した。

AFP, August 19, 2014、AP, August 19, 2014、ARA News, August 19, 2014、Champress, August 19, 2014、al-Hayat, August 20, 2014、Kull-na Shuraka’, August 19, 2014、Qanat al-Manar, August 19, 2014、al-Mada Press, August 19, 2014、Naharnet, August 19, 2014、NNA, August 19, 2014、Reuters, August 19, 2014、SANA, August 19, 2014、UPI, August 19, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月19日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、カムハーナ町をジハード主義武装集団(自由シリア軍)が砲撃し、女児1人が死亡した。

またサラミーヤ市郊外のタイバ村一帯、クバイバート村でシリア軍とジハード主義武装集団(自由シリア軍)が交戦、女性1人、女児2人を含む4人が死亡した。

さらにスマート・ニュース(8月19日付)によると、ムーリク市北部および東部郊外で、シリア軍と「自由シリア軍」が交戦し、軍兵士6人が死亡、また「自由シリア軍」がハマー航空基地を砲撃し、軍兵士多数が死亡したという。

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ダルアー県では、SANA(8月19日付)によると、シリア軍がアトマーン村周辺のガズラーン農場、ビータール農場などを制圧、「テロリスト」(シャームの民のヌスラ戦線)の拠点複数カ所を破壊し、同村を完全包囲した。

またシリア軍はヤードゥーダ村でもヌスラ戦線の拠点複数カ所を破壊したという。

これに関して、ダルアー市の活動家のムハンマド・ヒサーン氏は、ARA News(8月19日付)に対して、シリア軍がアトマーン村で毒ガスを使用し、「自由シリア軍」戦闘員5人が呼吸困難などを訴えたと主張した。

SANAによると、シリア軍は、このほかにもダルアー市ビラール・ハバシー・モスク北部、サジュナ地区、バジャービジャ地区で反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

SANA, August 19, 2014
SANA, August 19, 2014

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クナイトラ県では、SANA(8月19日付)によると、アイン・ダルブ村からクムーナ村に潜入しようとした武装テロ集団がシリア軍が撃退した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サアサア町、フサイニーヤ町郊外の農場で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区パレスチナ通りで、シリア軍、国防隊が反体制武装集団が交戦し、軍が同地を砲撃した。

この戦闘で、国防隊隊員多数が死亡したという。

一方、SANA(8月19日付)によると、「国民和解合意」(停戦合意)が発効を受け、カダム区でのインフラ復旧作業が開始された。

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ヒムス県では、SANA(8月19日付)によると、ヒムス市ワアル地区、バルグーティーヤ村、ウンム・リーシュ村、ワディーヒー村、ウンク・ハワー村・ラッフーム村間、アクラブ町、ガジャル村などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 19, 2014、AP, August 19, 2014、ARA News, August 19, 2014、Champress, August 19, 2014、al-Hayat, August 20, 2014、Kull-na Shuraka’, August 19, 2014、al-Mada Press, August 19, 2014、Naharnet, August 19, 2014、NNA, August 19, 2014、Reuters, August 19, 2014、SANA, August 19, 2014、SMART News, August 19, 2014、UPI, August 19, 2014などをもとに作成。

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シリアで日本人が拉致(続報、2014年8月19日)

アレッポ県でダーイシュ(イスラーム国)に拘束されたとされる日本人男性に関して、『ハヤート』(8月19日付)は、ツイッター上の情報などをもとに、この人物がイスラーム教に改宗し、「アブー・ムジャーヒド」を名乗り、イスラーム戦線のもとでカメラマンとして活動していたと報じた。

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『読売新聞』(8月18日付夕刊)、NHK(8月18日付)などは、「自由シリア軍」関係者(28歳)の話として、この男性が、イスラーム戦線の拠点であるアレッポ県マーリア市でダーイシュ(イスラーム国)に拘束されたとの情報があると伝えた。

また「自由シリア軍」に同行していたとされるこの男性が、マーリア市を拠点とするイスラーム戦線と行動をともにしていたとの情報も出ていると付言した。

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さらに『読売新聞』(8月19日付朝刊)は、この男性と行動をともにしていたイスラーム戦線メンバーの話として、同男性の足取りについて詳しく報じた。

それによると、この男性は、約2ヶ月前に「シリア内戦の記事を書きたい」とこのメンバーを訪れ、6~7人の他のメンバーとともに行動、7月28日にトルコの検問所を経由し、シリアに不法入国した。

この男性は、戦場や破壊された町の様子を撮影するなどしていたという。

その後、アフタリーン市、マーリア市、アアザーズ市一帯にダーイシュ(イスラーム国)が進軍し、イスラーム戦線との戦闘が激化したため、このメンバーは男性に避難するよう促したが、男性は同行を希望したという。

8月14日午後3時頃、マーリア市西部のハウラ・ナフル村で、男性は写真を撮ろうと車を降りたが、同村から約2キロ離れたアルシャーフ村で、ダーイシュ戦闘員に包囲、拘束されたという。

ダーイシュは13日にアフタリーン市などを、14日にはアルシャーフ村、ダービク村一帯を制圧(無血入城)していた(https://syriaarabspring.info/wp/?p=11952)。

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一方、NHK(8月19日付)は、この男性が、トルコのキリス市の国境通行所から(バーブ・サラーマ国境通行所)に入国したと報じた。

AFP, August 18, 2014、al-Hayat, August 19, 2014、NHK, August 18, 2014、August 19, 2014、読売新聞2014年8月18日、19日などをもとに作成。

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