シリア国内の暴力(2014年6月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市バーブ街道地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、子供1人を含む6人以上が死亡した。

またアレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺では、シャームの民のヌスラ戦線などからなる外国人ジハード主義武装集団と、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が交戦した。

このほか、軍はICARDA周辺、アッザーン山周辺を空爆。砲撃、これに対してジハード主義武装集団はナイラブ飛行場を迫撃砲で攻撃した。

一方、SANA(6月25日付)によると、アレッポ市旧市街、マルジャ地区、バニー・ザイド地区、サーフール地区、カーディー・アスカル地区、ライラムーン地区、カスタル・マシュト地区、マイサル地区、カフルハムラ村、フライターン市、カフルダーイル村、シュワイフナ村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムーリク市南部および東部で、軍、国防隊が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月25日付)によると、ハマー市・シャフール村街道に仕掛けられた爆弾が爆発し、1人が死亡、1人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が空爆した。

一方、SANA(6月25日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバーブ・シャルキー地区、ムジュタヒド地区、カイマリーヤ地区、マズラア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、子供2人と女優のスーザン・サルマーンさんを含む8人が死亡、20人が負傷した。

さらにジャルマーナー市のムフタールであるイブラーヒーム・クライキル氏が「武装テロ集団」の襲撃を受け、暗殺された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ周辺、アルバイン市を軍が空爆し、アルバイン市では子供1人を含む6人が死亡した。

一方、SANA(6月25日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、フサイニーヤ死郊外、マガッル・ミール市郊外、ダイルハビーヤ市郊外、アイン・タルマー渓谷、ムライハ市郊外、ナシャービーヤ農場、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市、ナワー市を軍が「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(6月25日付)によると、ナイーマート村、東ムライハ町・ナーフタ町街道、ダルアー市バジャービジャ地区、カラク地区、アトマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(6月25日付)によると、ラスム・ハワーリド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月25日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、タラフ村、タッルドゥー市、カフルラーハー市、スルターニーヤ村、マスアダ村、ウンク・ハワー村、ラッフーム村、ナースィリーヤ農場、ウンム・シャルシューフ村周辺、ブライジュ村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月25日付)によると、ナリラヤー村、ラーマ村、アイン・シーブ村西部、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 25, 2014、AP, June 25, 2014、ARA News, June 25, 2014、Champress, June 25, 2014、al-Hayat, June 26, 2014、Kull-na Shuraka’, June 25, 2014、al-Mada Press, June 25, 2014、Naharnet, June 25, 2014、NNA, June 25, 2014、Reuters, June 25, 2014、SANA, June 25, 2014、UPI, June 25, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月24日)

イラク国内の戦況

『ハヤート』(6月25日付)は、シリア軍戦闘機が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠する対シリア国境の都市カーイム市(アンバール県)内の市場を空爆した。

シリア東部の複数の活動家によると、シリア軍の空爆は、カーイム市を占拠するダーイシュに対するイラク政府の掃討作戦を支援するかたちで行われ、これにより45人が死傷したという。

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イラク軍総司令部報道官のカースィム・アター大将は記者会見で、アンバール県でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって占拠されたトゥライビール国境通行所、ワリード国境通行所をイラク軍が奪還したと発表した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(6月24日付)によると、サーマッラー市北部のジャッラーム地方で、イラク軍が地上部隊とヘリコプターを動員して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の掃討作戦を行い、ダーイシュ戦闘員40人を殲滅した。

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バービル県では、マダー・プレス(6月24日付)によると、イラク軍と警察からなる合同部隊が、イスカンダリーヤ地区、ジュルフ・サフル地区でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の掃討作戦を行い、ダーイシュ戦闘員24人を殺害、爆弾製造工場を破壊した。

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アンバール県では、マダー・プレス(6月24日付)によると、ファッルージャ市東部入口、ザガーリード村で、イラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の狙撃手らを殺害した。

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ニナワ県では、マダー・プレス(6月24日付)によると、モスル市内にあるシャイフ・ファトヒー廟をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が破壊した。

シリア国内の動き

シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県ブーカマール市で活動するジハード主義武装集団の戦闘員が声明を出し、同地の反体制武装集団が「イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に忠誠を誓ったとのすべての噂と無関係」だと主張した。

またこれらの武装集団は、ブーカマール市で活動するシャームの民のヌスラ戦線に対して、「ブーカマール市でダーイシュとヌスラ戦線の協調関係が存在するとの報道を受けるかたちで、ヌスラ戦線はダーイシュへの明確な姿勢を発表」するよう求めた。

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ザマーン・ワスル(6月24日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方に潜伏していたイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シリア政府に対する反体制運動から「完全撤退した」と報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するムーハサン市各所で、ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市ジャズラ地区で、男性2人を「道路封鎖し、地区住民の財産を奪った」罪で処刑した。

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アレッポ県では、スマート・ニュース(6月24日付)によると、ガイトゥーン村でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が子供1人を殺害した。

またマスウーディーヤ村では、ダーイシュと「自由シリア軍」が交戦した。

AFP, June 24, 2014、AP, June 24, 2014、ARA News, June 24, 2014、Champress, June 24, 2014、al-Hayat, June 25, 2014、Kull-na Shuraka’, June 24, 2014、al-Mada Press, June 24, 2014、Naharnet, June 24, 2014、NNA, June 24, 2014、Reuters, June 24, 2014、SANA, June 24, 2014、SMART News, June 24, 2014、UPI, June 24, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月24日)

スマート・ニュース(6月24日付)は、22日に成立したダマスカス県ヤルムーク区の「中立化」合意に関して、シリア軍とPFLP-GCは、難民キャンプで籠城する反体制武装集団に対して、PFLP-GCの検問所設置を新たに求めて合意文書の再考を求めている、と報じた。

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アレッポ県では、スマート・ニュース(6月24日付)、シリア人権監視団によると、アレッポ市バーブ街道地区、インザーラート地区、マサーキン・ハナーヌー地区、クルド山各所を軍が「樽爆弾」などで空爆し、民間人10人以上が死亡した。

一方、複数の活動家によると、シリア軍ヘリコプターがジャバル・アッザーン村の軍拠点に謝って「樽爆弾」を投下し、兵士20人が死亡した。

他方、SANA(6月24日付)によると、アレッポ市旧市街、バニー・ザイド地区、ハナーヌー地区、ジャンドゥール地区、インザーラート地区、バッラース村、ハンダラート・キャンプ、ウワイジャ地区、ブライジュ村、カフルハムラ村、ワディーヒー村南部、マーリア地区、ライラムーン地区、タッル・ジャビーン村、アッザーン村、フライターン市、アブティーン村、マリーミーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、スマート・ニュース(6月24日付)によると、サラーキブ市を軍が空爆し、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員1人が死亡、民間人3人が負傷した。

軍はまたマアッラト・ヌウマーン市も空爆した。

一方、SANA(6月24日付)によると、ハフタルク村で軍が森のオオカミ旅団の戦闘員9人を殲滅した。

また軍はアイン・スーダ村、バイト・ラアス橋、ヒーラ村、ムウタリム村北部、ナイラブ村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によるとバーニヤース市郊外のバサーティーン村一帯で、軍と国防隊と反体制武装集団が交戦し、軍と国防隊の兵士5人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、サルマー町各所を軍が砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、スマート・ニュース(6月24日付)によると、ムライハ市でのジハード主義武装集団との戦闘で、軍兵士「3~10人」が死亡、武装集団戦闘員15人が負傷した。

またシリア人権監視団によると、アッサール・ワルド村郊外の監視所周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

このほかシリア軍がザバダーニー市を砲撃した。

一方、SANA(6月24日付)によると、ムライハ市郊外、ナシャービーヤ農場、アーリヤ農場、アッブ農場、アドラー市旧市街、ザバダーニー市郊外の平原、カーラ市郊外の無人地帯、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団の攻撃により市外に避難していたアドラー市旧市街の住民730人が帰宅した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市、ジャッバーブ村、ハーッラ市、カルファー村、シャイフ・マスキーン市で、軍と反体制武装集団の戦闘で、武装集団戦闘員1人を含む11人が死亡した。

一方、SANA(6月24日付)によると、ダルアー市旧税関地区、ハムザ・モスク周辺、アッバース・モスク周辺、バジャービジャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダイル・フール村を軍が空爆した。

一方、SANA(6月24日付)によると、キースィーン村、ラスタン市、ウンム・シャルシューフ村、タルビーサ市、タイバ村、サワーナ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヒムス市ワーディー・ザハブ地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、女性1人が死亡、23人が負傷した。

AFP, June 24, 2014、AP, June 24, 2014、ARA News, June 24, 2014、Champress, June 24, 2014、al-Hayat, June 25, 2014、Kull-na Shuraka’, June 24, 2014、al-Mada Press, June 24, 2014、Naharnet, June 24, 2014、NNA, June 24, 2014、Reuters, June 24, 2014、SANA, June 24, 2014、SMART News, June 24, 2014、UPI, June 24, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月24日)

シリア民主主義者連合の執行部と広報局はそれぞれ声明を出し、20、21日にイスタンブールで開催されたシリア革命反体制勢力国民連立の政治委員会会合にミシェル・キールー氏らが出席したことを「違法」と非難、キールー氏らが連合から除名されていることを改めて強調した。

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シリアのパレスチナ人のための行動グループは、2011年3月以降、シリアの当局に拘束され、拷問死したパレスチナ人の数が214人にのぼる、と発表した。

『ハヤート』(6月25日付)が伝えた。

またパレスチナ国民委員会は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)とヤルムーク区の「中立化」合意を受けるかたちで、パレスチナ人9人が釈放されたと発表した。

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クッルナー・シュラカー(6月24日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するシャームの民のヌスラ戦線など17の反体制武装集団が「統一司法評議会」設置で合意した。

AFP, June 24, 2014、AP, June 24, 2014、ARA News, June 24, 2014、Champress, June 24, 2014、al-Hayat, June 25, 2014、Kull-na Shuraka’, June 24, 2014、al-Mada Press, June 24, 2014、Naharnet, June 24, 2014、NNA, June 24, 2014、Reuters, June 24, 2014、SANA, June 24, 2014、UPI, June 24, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月23日)

シリア国内の動き

ダイル・ザウル県では、ARA News(6月23日付)によると、ティーム油田を掌握していた自由シリア軍ダイル・ザウル軍事評議会がダーイシュに「忠誠」を誓い、ダーイシュが同油田を再制圧した。

ティーム油田は、22日にシャームの民のヌスラ戦線、ムジャーヒディーン・シューラー評議会などからなるジハード主義武装集団の襲撃を受けていたが、これらの武装集団は油田地帯から撤退したという。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュは、フシャーム町、タービヤト・ジャズィーラ村一帯を「軍事地区」に指定し、住民に退去を要請した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のタッル・マディーク村周辺で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

また両者はアフタリーン市周辺でも交戦、ダーイシュがヌスラ戦線などに対して砲撃を行った。

さらにSMART News(6月23日付)によると、タッル・シャイール村では、クルド人戦線旅団がダーイシュと交戦の末、ダーイシュ戦闘員8人を殲滅し、同村を制圧した。

戦闘には、北の太陽大隊、イスラーム軍も参加し、クルド人戦線旅団を支援した。

なお戦闘に先立ち、ダーイシュはアレッポ市と対トルコ国境のラーイー村を結ぶ街道に位置するアブラ村、タッル・ジージャーン村、カッサール村、サルサーナ村、サラースィーナ村、バールーザ村を制圧したという。

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ARA News, June 23, 2014
ARA News, June 23, 2014

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧するラッカ市内のユーフラテス川推理管理局ビルをシリア軍が空爆し、5人が死亡した。

イラク国内の戦況

ジョン・ケリー米国務長官がイラクを訪問し、ヌーリー・マーリキー首相、ホシェル・ゼバリ外務大臣らと会談し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢への対応などについて協議した。

AP(6月23日付)は、イラクの複数の高官の話として、マーリキー首相はケリー国務長官に対し、米軍によるシリア領内のダーイシュの拠点、基地、車両を空爆するよう要請した、と伝えた。

しかしケリー国務長官は、民間人を巻き込み兼ねない空爆によって、米軍が「スンナ派を標的にしている」との非難を受けかねないとして、慎重な姿勢を示したという。

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アンバール県では、シリア人権監視団によると、自由シリア軍参謀委員会東部戦線元司令官でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のブーカマール地区アミールのサッダーム・ジャマル氏が率いるダーイシュ部隊が、シリアのダイル・ザウル県ブーカマール市郊外の砂漠地帯(カム地方)からイラクのアンバール県カーイム地方に進入した。

シリア人権監視団によると、カーイム地方でのイラク軍とダーイシュの戦闘激化を受けて、イラク領内から多数の避難民がシリアのダイル・ザウル県ブーカマール市に流入した。

また、同監視団によると、カーイム地方でイラク国境警備隊が拘束・興隆していたシリア人戦闘員、密輸業者、民間人の遺体約30体が発見された。

彼らは、イラク国境警備隊がカーイム市から撤退する際に処刑したものと思われる。

一方、『ハヤート』(6月24日付)によると、カーイム国境通行所に続いて、ダーイシュが対シリア国境のワリード国境通行所と対ヨルダン国境のトゥライビール国境通行所を掌握した。

イラク治安筋によると、ダーイシュはまた対サウジアラビア国境に位置するアルアル国境通行所の制圧も試みているという。

これに関して、アンバール県議会のファーリフ・イーサーウィー副議長はマダー・プレス(6月23日付)に、「トゥライビールは国防省が制圧している」と述べ、ダーイシュによるトゥライビール国境通行所制圧を否定する一方、ワリード国境通行所についてはイラク軍が技術的撤退を行ったと述べ、ダーイシュによって制圧されたことを認めた。

他方、マダー・プレス(6月23日付)によると、イラク軍と部族民兵からなる合同部隊が、ファッルージャ市東部のカルマ郡、同市南部のヌアイミーヤ地方などでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の掃討作戦を行い、ダーイシュ戦闘員32人を殺害、車両16台を破壊した。

またイラク軍はハディーサ郡とアンバール県南部を結ぶフジャイミー橋を破壊した。

ダーイシュの東進を阻止するのが目的だという。

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ワースィト県では、マダー・プレス(6月23日付)によると、サラーフッディーン県サーマッラー市奪還をめざすイラク軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が県内各所で交戦し、ダーイシュ20人以上が死亡した。

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バービル県では、マダー・プレス(6月23日付)によると、アクラブ刑務所から収監者を乗せて移動中の車両をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が襲撃し、乗っていたダーイシュ・メンバーら22人が殺害された。

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ディヤラ県では、マダー・プレス(6月23日付)によると、イラク軍がヤアクーバ市北部のアズィーム地区で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、ダーイシュ戦闘員6人を殲滅し、同地を奪還した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(6月23日付)によると、アラム地区での戦闘の逃れて、フワイジャ郡に避難しようとしていた住民57人がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に拉致された。

AFP, June 23, 2014、AP, June 23, 2014、ARA News, June 23, 2014、Champress, June 23, 2014、al-Hayat, June 24, 2014、Kull-na Shuraka’, June 23, 2014、al-Mada Press, June 23, 2014、Naharnet, June 23, 2014、NNA, June 23, 2014、Reuters, June 23, 2014、SANA, June 23, 2014、SMART News, June 23, 2014、UPI, June 23, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月23日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町郊外各所、ジスリーン町各所、ムライハ市およびその周辺に対して、軍が空爆を行い、ムライハ市一帯では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月23日付)によると、カラムーン地方の無人地帯(カーラ市郊外、マシュラファ村郊外、ラアス・マアッラ町郊外)、ザバダーニー市、ムライハ市北東部、バーラー村、ザバディーン市、ジスリーン町、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が空爆した。

一方、SANA(6月23日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、アレッポ市バーブ・ナスル地区、ハラク地区をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃し、子供5人、女性2人を含む8人が死亡した。

またアレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺では、軍とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月23日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、シャッアール地区、ブスターン・カスル地区、カーディー・アスカル地区、ハナーヌー地区、カンサリーン村、ザバディーヤ村、マアーッラト・アルティーク村、ワディーヒー村、カフルハムラ村、カフルサギール村、マンスーラ村、タッル・リフアト市、マーリア市、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、ジュバイラ村、マイサラ村、ウワイジャ地区、バヤーヌーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市を軍が空爆した。

一方、SANA(6月23日付)によると、シャグル村周辺、ハーッジ・ハンムード農場周辺、アイン・スーダ村近郊、ジャーヌーディーヤ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(6月23日付)によると、イスラエル軍が越境攻撃を行うなか、ウーファーニヤー村にある「テロリスト」の拠点を軍が攻撃し、カタール人、ヨルダン人、サウジ人などからなる「テロリスト」40人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(6月23日付)によると、ジャッブーリーン村、カフルナーン村、タルビーサ市、ウンム・スハイリージュ村、シャンダーヒーヤ村、ハムラー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月23日付)によると、ヤードゥーダ村・アトマーン村街道、インヒル市、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク一帯、アトマーン村、ヌアイマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 23, 2014、AP, June 23, 2014、ARA News, June 23, 2014、Champress, June 23, 2014、al-Hayat, June 24, 2014、Kull-na Shuraka’, June 23, 2014、al-Mada Press, June 23, 2014、Naharnet, June 23, 2014、NNA, June 23, 2014、Reuters, June 23, 2014、SANA, June 23, 2014、UPI, June 23, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月22日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が対トルコ国境のアアザーズ市近郊に位置するアクサール村とマアラーン村で、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、両村を制圧した。

これに対して、軍はフライターン市、ジャバル・アッザーン村、バラース村、アッサーン村、アブティーン村・ハーディル村分岐点、バヤーヌーン町を「樽爆弾」などで空爆した。

なお同監視団によると、この戦闘で、米国製のハンヴィー(HMMWV:High Mobility Multipurpose Wheeled Viechle、高機動多用途装備輪車両)が初めて使用されたという。

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ハサカ県では、ARA News(6月22日付)によると、シリア軍が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって占拠されているカーミシュリー南部のタッル・ハミース村、タッル・ブラーク町などを砲撃した。

またこれを受け、カーミシュリー市ハラーリーヤ地区に何者かが撃った迫撃砲弾2発が着弾した。

これに関して、SANA(6月22日付)は、カーミシュリー市郊外のタッル・サティーフ村、タッル・ハミース村にある「テロリスト」の拠点を軍が攻撃し、武器庫を破壊したと報じた。

また、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がカッリー・バッリー村近郊で交戦した。

またハブーワ村、カッリー・マルキー村一帯に展開していたダーイシュは、人民防衛隊の攻勢を受け撤退、さらにムハンマド・ズィヤーブ村では、人民防衛隊がダーイシュの車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がダイル・ザウル市とハトラ村を結ぶユーフラテス川の中州ハウィージャト・サクルの通行所を閉鎖した。

イラク国内の戦況

アンバール県では、マダー・プレス(6月22日付)が報じたところによると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がヨルダン国境に近いラトバ郡、カーイム市のリン酸塩工場を制圧した。

制圧に際して、イラク軍との戦闘はなかったという。

一方、ラマーディー市北東部のマーヒディーヤ地方で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と治安部隊が交戦、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

またイラク内務省によると、ファッルージャ市のサクラーウィーヤ橋でイラク軍第8師団がダーイシュの司令官ハーミド・イスマーイール・スバイヒー氏を含む4人を殺害することに成功した。

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サラーフッディーン県では、マダー・プレス(6月22日付)が報じたところによると、ティクリート市東部に対するイラク軍ヘリコプターの空爆で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員32人が死亡した。

また、ドゥジャイル郡南部のナバーイー地方で、部族(スンナ派)民兵がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員4人を殺害した。

さらに、アラム地区では、イラク軍と部族民兵の合同部隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員2人を殺害、3人を逮捕した。

なおこの戦闘で、サラーフッディーン県女性問題担当顧問のナージー・ジャッバーラ氏も死亡した。

このほか、サーマッラー市・バラド市を結ぶ街道で、ダーイシュとの戦闘によって殺害された治安部隊および義勇兵の遺体17体が発見された。

一方、トウズ・フールマートゥー郡のシャッラール・アブドゥール首長は、同郡でのイラク・クルディスタン地域ペシュメルガとダーイシュの戦闘で、ペシュメルガ戦闘員2人、ダーイシュ戦闘員14人を含む21人が死亡した、と発表した。

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バービル県では、マダー・プレス(6月22日付)が報じたところによると、県北部のイスカンダリーヤ地区で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ戦闘員9人を殺害した。

またジュルフ・サフル地区各所での戦闘でもダーイシュ戦闘員25人が死亡したという。

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イラク内務省は、サラーフッディーン県アズィーム村郊外で、対空兵器を搭載したサウジ・ナンバーの車輌複数台をイラク軍第5機械化師団の部隊が攻撃、破壊したと発表した。

AFP, June 22, 2014、AP, June 22, 2014、ARA News, June 22, 2014、Champress, June 22, 2014、al-Hayat, June 23, 2014、Kull-na Shuraka’, June 22, 2014、al-Mada Press, June 22, 2014、Naharnet, June 22, 2014、NNA, June 22, 2014、Reuters, June 22, 2014、SANA, June 22, 2014、UPI, June 22, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団はナイラブ航空基地、アレッポ市カルム・タッラーブ地区に展開するシリア軍を砲撃した。

一方、SANA(6月22日付)によると、アレッポ市旧市街、ハナーヌー地区、サミーリーヤ村、シャイフ・サイード地区、ジャンドゥール地区、ハラク地区、ザバディーヤ地区、ダイル・ジャマール村、フライターン市、バヤーヌーン町、アアザーズ市、ICARDA周辺、ザーラート村、アズィーザ村、マンスーラ村、アターリブ市、アナダーン市、カフルハムラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団は、自由シリア軍ダイル・ザウル軍事評議会が掌握するティーム油田を襲撃、同評議会の戦闘員6人を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方で軍と反体制武装集団が数時間にわたって交戦した。

一方、SANA(6月22日付)によると、ムライハ市およびその周辺、アイン・タルマー渓谷、アーリヤ農場、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ランクース市郊外の平原で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サイダー町、ヌアイマ村、ジュムーア丘一帯を軍が「樽爆弾」、地対地ミサイルで空爆した。

一方、SANA(6月22日付)によると、イズラア市で当局に投降していた反体制武装集団メンバー675人が国民和解の一貫として釈放された。

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ダマスカス県では、SANA(6月22日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月22日付)によると、ウンム・シャルシューフ村、カフルナーン村北部、ヒルブナフサ村、サアン村、ジャズル・ガス採掘所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月22日付)によると、アルマナーズ村、サルミーン市、アルバイーン山、カフルラーター村、カフルナジュド村、クーンサルー周辺、アイン・シーブ村西部、マアッラト・ヌウマーン市、ジュッブ・アフマル村、サルマーニーヤ村、カンスフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(6月22日付)によると、アトシャーナ村、アッブ・ハズナ村、カフルズィーター市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月22日付)によると、アトマーン村、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(6月22日付)によると、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県、タルトゥース県では反体制武装集団メンバー76人が当局に投降した。

AFP, June 22, 2014、AP, June 22, 2014、ARA News, June 22, 2014、Champress, June 22, 2014、al-Hayat, June 23, 2014、Kull-na Shuraka’, June 22, 2014、al-Mada Press, June 22, 2014、Naharnet, June 22, 2014、NNA, June 22, 2014、Reuters, June 22, 2014、SANA, June 22, 2014、UPI, June 22, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月21日)

ダマスカス県では、『ハヤート』(6月22日付)によると、ダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)を「中立化」する合意が成立した。

合意は同地区を包囲するシリア軍と同地に籠城する反体制武装集団の間で交わされ、キャンプ内の治安維持を目的とする軍事委員会と治安部隊の設置、武装集団の侵入禁止、など11項目からなっているという。

これに関して、PLOのアンワル・アブドゥルハーディー駐シリア大使がAFP(6月22日付)に明らかにしたところによると、「中立化」合意においては、「反体制武装集団の同意のもと、シリア国家とPLOの保護のもと、すべての武装集団のキャンプからの退去」が定められているという。

また合意においては、武装集団メンバーの身柄保障、検問所、瓦礫、土嚢などの撤去、住民の帰宅に向けた復旧作業員の派遣、国家機関の再開などが定められているという。

なおアブドゥルハーディー大使によると、この合意に基づき、22日の午後6時に戦闘が停止したという。

一方、SLN(6月21日付)によると、工業地区で、ハビーブ・ムスタファー旅団所属のスィッディーク特殊任務大隊が、アリー・シャイフ人民議会議員(バアス党員)の車に爆弾を仕掛け暗殺を試みた。

他方、SANA(6月21日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、首都の盾旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ナバク広報センター報道官によると、軍がカラムーン地方のランクース市郊外の検問所2カ所から撤退した。

同検問所は数週間前に、軍がヒズブッラー戦闘員の支援のもとに制圧していたという。

また、シリア人権監視団によると、軍がムライハ市およびその周辺を地対地ミサイルなどで攻撃、同地でジハード主義武装集団と交戦した。

さらに、西グータ医療局(反体制組織)によると、ハーン・シャイフ・キャンプを軍が「樽爆弾」で空爆し、子供1人を含む11人が死亡した。

一方、SANA(6月21日付)によると、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ハラスター市、ナシャービーヤ農場、カラム・ラサース農場、アーリヤ農場、ランクース市郊外の平原、ルハイバ市近郊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供2人を含む3人が死亡した。

このほか、バービッラー市では、反体制武装集団メンバー55人が当局に投降した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に拉致されていた大学生の遺体がラッカ市郊外で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャッアール地区、カッラーサ地区、ザバディーヤ地区、アナダーン市、ヤーキド・アダス村、ダイル・ジャマール村などを軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(6月21日付)によると、アレッポ市旧市街、バニー・ザイド地区、ライラムーン地区、シャイフ・ヒドル地区、カフルハムラ村、フライターン市、ハーン・アサル村、アナダーン市、タームーラ村、マーリア市、タッル・リフアト市、マンスーラ村、バラース村、カフルビーシュ村、ジュバイラ村、アズィーザ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市各所、ブスル・ハリール市、ナーフタ町、ヌアイマ村を、軍が「樽爆弾」などで攻撃した。

一方、SANA(6月21日付)によると、東カラク村、ガズラーン農場、アトマーン村西部、ダルアー市バジャービジャ地区、マンシヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月21日付)によると、ビンニシュ市近郊、アイン・カサブ村、ナフラ村、マルイヤーン村、トゥウーム村、サラーキブ市、シュグル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月21日付)によると、クーズ山、シャラフ村、バイト・イブリク村、ダイル・ハンナー村、ズワイク村、サーキヤト・カルト村、カトフ・ルンマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月21日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラスタン市、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、サウワーナ村、ラッフーム村、シャンダーヒーヤ村、ウンム・リーシュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(6月21日付)によると、ハサカ市の警察署近くで爆弾が仕掛けられ車が自爆し、警察官1人と子供4人が死亡した(SANA(6月21日付)によると死者は3人)。

AFP, June 21, 2014、June 22, 2014、AP, June 21, 2014、ARA News, June 21, 2014、Champress, June 21, 2014、al-Hayat, June 22, 2014、June 23, 2014、Kull-na Shuraka’, June 21, 2014、al-Mada Press, June 21, 2014、Naharnet, June 21, 2014、NNA, June 21, 2014、Reuters, June 21, 2014、SANA, June 21, 2014、SLN, June 21, 2014、UPI, June 21, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月20日)

シリア政府の動き

ハサカ県では、ARA News(6月20日付)によると、シリア軍ヘリコプターが、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠しているタッル・ハミース村、タッル・ブラーク町を空爆した。

空爆と前後して、カーミシュリー市の空港、ハイムー村が砲撃を受けたという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が「無血入城」したムーハサン市を軍が6回にわたって空爆し、女性2人を含む15人が死亡した。

シリアの反体制勢力の動き

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(6月20日付)によると、ムーハサン市を占拠していた「自由シリア軍」がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と無血開城に合意して撤退、ダーイシュが同市を掌握した。

ダーイシュはまた、ムーハサン市とともに、ブー・ウマル村、ブー・ライル村にも無血入城した。

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イスラーム戦線シューラー評議会のアフマド・イーサー・シャイフ議長は、ツイッターでイラク人にイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を信用するな、と警鐘を鳴らした。

シャイフ議長(イスラーム戦線所属のシャームの鷹旅団司令官)は「勝利のイラクにおける同胞よ、あなたたちに忠告しよう。たとえダーイシュがよいことをしたとしても彼らを信用するな。彼らは求愛しておきながら、その後どれだけ矛盾したことをしてきたことか」と綴った。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の前筆頭カーディーのアナス・クワイディル氏(アブー・ハマーム)が武装した何者かに襲撃され、暗殺された。

これに関して、イスラーム軍は、ダーイシュによって粛清されたとの見方を示し、関与を否定しているという。

複数の活動家によると、クワイディル氏は、ダーイシュの振る舞いに異議を唱えて、ダーイシュを離反し、東グータ地方で活動するイスラーム戦線に身を寄せていたという。

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ARA News(6月21日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ県タッル・フドル村に残っていたクルド人農民を脅迫し、追放したと報じた。

イラク国内の戦況

ARA News(6月20日付)は、イラク・クルディスタン地域で活動するというシリア・クルド人戦闘員の話として、同地域内のシリア人避難民の多くが軍事教練を受け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘に動員されている、と報じた。

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ロイター通信(6月20日付)によると、「ジハードなくして命なし」とのタイトルで、インターネット上で公開されたビデオ映像において、英国出身のアブー・ムサンナー・ヤマニーを名乗る戦闘員を含む英国人3人とオーストラリア人2人が、イラクとシャームにおけるシャリーアの適用を呼びかけた。

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サラーフッディーン県治安筋によると、バイジ製油所一帯でのイラク軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘で、軍兵士10人、ダーイシュ戦闘員10人が死亡した。

この戦闘でイラク軍はバイジ製油所周辺からダーイシュを放逐したという。

またイラク軍総司令部報道官のカースィム・アター大将は、治安部隊がティクリート市南部のムウタリム村でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の浄化を完了したと発表した。

マダー・プレス(6月20日付)が伝えた。

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ニナワ県のフナイン・カッドゥー議員は、マダー・プレス(6月20日付)に、イラク軍と部族民兵の合同部隊はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘の末、タッルアラフ郡ほぼ全域を奪還したと述べた。

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ワースィト県警察は、サラーフッディーン県に派遣中の部隊が、イスハーキー市、サーマッラー市でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘で、ダーイシュ戦闘員32人を殲滅、7人を逮捕したと発表した。

マダー・プレス(6月20日付)が伝えた。

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ディヤラ県消息筋によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠していたミクダーディーヤ郡、アズィーム村をイラク治安部隊が奪還、サラーフッディーン県に接する西部一帯をほぼ完全制圧した。

またイラク・クルディスタン地域ペシュメルガがヤアクーバ市北東のジャルーラー村でダーイシュと交戦、ダーイシュの狙撃手2人を殺害、同地を制圧した。

マダー・プレス(6月20日付)が伝えた。

諸外国の動き

デンマーク外務省はHPを通じて声明を出し、2013年5月17日にシリア国内で取材中に拉致されたデンマーク人カメラマンのダニエル・ラーイ・オトセン(Daniel Rye Ottosen)氏が解放されたと発表した。

ロイター通信(6月20日付)によると、オトセン氏は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と思われる戦闘員に拉致され、身代金を支払い解放されたという。

AFP, June 20, 2014、AP, June 20, 2014、ARA News, June 20, 2014、Champress, June 20, 2014、al-Hayat, June 21, 2014、June 22, 2014、Kull-na Shuraka’, June 20, 2014、al-Mada Press, June 20, 2014、Naharnet, June 20, 2014、NNA, June 20, 2014、Reuters, June 20, 2014、SANA, June 20, 2014、UPI, June 20, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月20日)

ハマー県では、SANA(6月20日付)によると、フッラ村で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民34人が死亡、50人以上が死亡した。

Champress, June 20, 2014
Champress, June 20, 2014

シリア人権監視団によると、アラウィー派が多く住むフッラ村でのこの爆弾テロで、38人が死亡、40人以上が死亡した。

この爆弾テロに関して、イスラーム戦線は声明を出し、15トンの爆弾を積んだ車を爆発させたと犯行を認め、同村を軍と「シャッビーハ」の拠点と断じ、犯行を正当化した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町周辺、ムライハ市一帯を軍が地対地ミサイルなどで砲撃した・

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺を軍が空爆、また同地で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月20日付)によると、ジャッブーリーン市北部のタッル・アブー・サラースィルを軍が制圧し、「多数のテロリスト」を殲滅した。

また軍はタルビーサ市、サラーム・ガルビー村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区を軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(6月20日付)によると、アレッポ市スッカリー地区、ブスターン・カスル地区、シャッアール地区、バニー・ザイド地区、ハッダーディーン村、バラース村、カフルサギール村、ハイヤーン町、アターリブ市、アブティーン村、カースィミーヤ町、ハーン・アサル村、マンスーラ村、フライターン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 20, 2014、AP, June 20, 2014、ARA News, June 20, 2014、Champress, June 20, 2014、al-Hayat, June 21, 2014、Kull-na Shuraka’, June 20, 2014、al-Mada Press, June 20, 2014、Naharnet, June 20, 2014、NNA, June 20, 2014、Reuters, June 20, 2014、SANA, June 20, 2014、UPI, June 20, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月19日)

シリアの動き

ARA News(6月19日付)は、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガ筋が、イラクのヌーリー・マーリキー政権が、シリアの西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊にとハサカ県(シリア)のヤアルビーヤ国境通行所に面したニナワ県(イラク)のラビーア国境通行所を明け渡したと報じた。

ラビーア国境通行所は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がモスル市に侵攻する以前は、イラク軍第41歩兵旅団が駐留・管理していたが、その後、マーリキー政権は民主統一党に同地の管理を委ねたという。

また同消息筋によると、ハーシム・スィーターイー少将指揮下のペシュメルガ部隊がラビーア国境通行所の明け渡しを人民防衛隊に求めたが、人民防衛隊は国境管理に関するイラク政府との覚書を示し、これを拒否したという。

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ハサカ県では、ARA News(6月20日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するマルカダ市で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が2ヶ月ぶりに戦闘を再開し、ヌスラ戦線らはダーイシュが本部を構えているアルメニア病院などを攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(6月19日付)によると、タドムル市の西25キロに位置するイヤーラート・ダワー地方で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が小麦の略奪を試みたが、軍がこれを撃退した。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)アレッポ州はツイッターを通じて声明を出し、ジャラーブルス地区のアミール、アブー・バクル・ミスリー氏を解任したと発表した。

解任は、イスラーム教の教義について答えられなかった精神障害者と思われる50代の男性を、ミスリー氏が銃で脅す映像(http://www.youtube.com/watch?v=yQ2urNgF09k)が公開されたことを受けた措置だという。

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ARA News, June 19, 2014
ARA News, June 19, 2014

アレッポ県では、ARA News(6月19日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアイン・アラブ市郊外にあるスィリーン村のバーザール広場で若者1人を「スパイ容疑」で有罪とし、公開処刑した。

目撃者らによると、処刑されたのはマフムード・スィワース氏で、拷問の跡が見られたという。

またアイン・アラブ市西部では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、チュニジア人、イエメン人などダーイシュ戦闘員11人を殲滅したという。

 

イラク国内の戦況

イラク軍総司令部報道官のカースィム・アター大将は、サラーフッディーン県のバイジ製油所をイラク軍が完全制圧したと発表した。

アター大将によると、バイジ製油所での戦闘で、軍はダーイシュの戦闘員70人以上を殲滅、車輌70台を破壊したという。

なおアター大将によると、バイジ製油所に加えて、ニナワ県タッルアファル市、アンバール県各所などでの戦闘で、ダーイシュ戦闘員約250人を殲滅したという。

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イラク空軍司令部は、サラーフッディーン県およびバグダード県南部にあるイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点などを空爆し、戦闘員70人を殲滅、車輌多数を破壊したと発表した。

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イラク国防省は、サラーフッディーン県南部のイスハーキー市一帯で、軍・治安部隊合同部隊が部族民兵の支援のもと、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の掃討を行い、同市からダーイシュを放逐したと発表した。

またマダー・プレス(6月19日付)は、サラーフッディーン県サーマッラー市作戦司令部の話として、同市北部でイラク軍がダーイシュと交戦し、ダーイシュ司令官を殺害したと報じた。

一方、ティクリート市南部のムウタスィム地方の警察署をダーイシュが襲撃、警部1人を含む警察部隊隊員5人が死亡した。

これに対して、イラク軍ヘリコプターが空爆を行い、ダーイシュ戦闘員8人を殲滅した。

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マダー・プレス(6月19日付)は、キルクーク県警察の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がハムリーン山近くで拉致していたトルコ系企業の外国人労働者44人が警察当局に引き渡されたと伝えた。

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ニナワ県では、マダー・プレス(6月19日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がモスル市中心にある詩人アビー・タマーム・バジュラーファの銅像を「偶像」とみなし、撤去した。

またイマード・ユーハンナー国民議会議員は、ダーイシュがモスル市内の教会を焼き討っていると批判した。

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マダー・プレス(6月19日付)は、バービル県警察の話として、ジュルフ・サフル地方で、イラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ戦闘員4人を殺害した、と報じた。

またバービル県議会は、ジュルフ・サフル地方、カルバラー県、アーミリーヤト・ファッルージャ地方を結ぶ幹線道路の治安を回復したと発表した。

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ディヤラ県警察所長は、ヤアクーバ市北東部で治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の

拠点を砲撃し、ダーイシュ戦闘員18人を殺害した、と発表した。

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マダー・プレス(6月19日付)は、キルクーク県警察の話として、キルクーク市南部のバシーン村でイラク・クルディスタン地域ペシュメルガがダーイシュと交戦、ペシュメルガの士官1人を含む隊員4人が死亡したと報じた。

**

マダー・プレス(6月19日付)は、アンバール県作戦司令室の話として、ラマーディー市およびその東部一帯での掃討作戦で、治安部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員12人を殺害、20人を逮捕したと報じた。

またファッルージャ市北部のサクラーウィーヤ地方での戦闘で、ダーイシュ戦闘員7人を殲滅した。

AFP, June 19, 2014、AP, June 19, 2014、ARA News, June 19, 2014、Champress, June 19, 2014、al-Hayat, June 20, 2014、Kull-na Shuraka’, June 19, 2014、al-Mada Press, June 19, 2014、Naharnet, June 19, 2014、NNA, June 19, 2014、Reuters, June 19, 2014、SANA, June 19, 2014、UPI, June 19, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ジャバル・バドルー地区、ハイダリーヤ地区、バーブ街道地区、サーフール地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、子供を含む複数名が死亡した。

軍はまた、ダーラト・イッザ市、アターリブ市郊外、アンジャーラ村周辺などのジハード主義武装集団の拠点を空爆した。

一方、SANA(6月19日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、カースティールー地区、マアーッラト・アルティーク村、タッル・ジャビー村、ハーディル村、アブティーン村、アルド・マッラーフ地区、ハンダラート・キャンプ、アナダーン市、マーリア市、タームーラ村、アターリブ市、アアザーズ市、バービース村、シュワイフナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が「カフルヌブーダ町におけるアッラーのための献身の戦い」と銘打った攻撃を開始し、軍のスィヤーダ検問所、ジュッブ・ヒサーラ検問所、ムガイル村検問所を砲撃、複数の兵士が死傷した。

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ダマスカス県では、SANA(6月19日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、地下トンネル、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(6月19日付)によると、カラム・ラサース農場、ミスラーバー市東部郊外、ムライハ市周辺、ジャイルード市郊外、アッサール・ワルド村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月19日付)によると、ナブア・ムッル村一帯、バフルーリーヤ村周辺、ハッファ市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月19日付)によると、カルファーヤー村、アルバイーン山周辺、カフルナジュド村、カフルラーター村、ビカフルーン村、ビンニシュ市、サルマーニーヤ村、アイン・バーリダ村、マアッルバリート村、マリーミーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月19日付)によると、ジャービヤ丘、ヌアイマ村、ジャビーブ村、東西ムライハ村、ダルアー市アルバイーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月19日付)によると、スルターニーヤ村、マスアダ村、ハッターブ村、アルシュータ村・ハリージャ村間、サアン村一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 19, 2014、AP, June 19, 2014、ARA News, June 19, 2014、Champress, June 19, 2014、al-Hayat, June 20, 2014、Kull-na Shuraka’, June 19, 2014、al-Mada Press, June 19, 2014、Naharnet, June 19, 2014、NNA, June 19, 2014、Reuters, June 19, 2014、SANA, June 19, 2014、UPI, June 19, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャジャラ町近郊にあるパレスチナ難民キャンプを未明に軍が空爆し、子供9人を含む12人が死亡、女性3人を含む7人が負傷した。

またマサール・プレス(6月18日付)によると、軍はシャジャラ町にも「樽爆弾」を投下し、女性、子供を含む40人が死亡、数十人が負傷したという。

このほか、軍はダルアー市各所、シャイフ・マスキーン市などに対して砲撃を加えた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サクバー市各所を軍が空爆し、子供4人と女性4人が死亡、32人が負傷した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月18日付)によると、カラムーン地方のアッサール・ワルド村郊外の無人地帯で、ジハード主義武装集団とシリア軍、ヒズブッラー戦闘員が交戦し、シャーム外国人旅団の司令官アブー・ハサン・タッリー氏とズブッラー戦闘員4人を死亡した。

他方、SANA(6月18日付)によると、フーシュ・アラブ村、ムライハ市およびその周辺、カフルバトナー町、ジスリーン町郊外、ザマルカー町、ミスラーバー市郊外、カラム・ラサース農場、アッサール・ワルド村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アンサーリー地区、スッカリー地区、ハイダリーヤ地区などを軍が「樽爆弾」で空爆し、多数が負傷した。

一方、SANA(6月18日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、ザフラー地区、ブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区、ライターン地区、ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、ズィルバ村、ムスリミーヤ村、シュカイフ村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、複数の活動家によると、軍がヒムス市ワアル地区を砲撃した。

ARA News(6月18日付)によると、この砲撃により15人が死傷したという。

一方、SANA(6月18日付)によると、スルターニーヤ村、ラスタン市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(6月18日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月18日付)によると、アトマーン村、ガズラーン農場、カスル・ビータール農場、カスル・アフマル農場、マンシャラ・ハジャル農場、タファス市・ヤードゥーダ村街道、ダルアー市・タファス市街道、ダルアー市ビラール・ハバシー・モスク一帯などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月18日付)によると、マンタフ村、アーミキーヤ村、ジスル・アブヤド村、バッザ農場、クマイナース村、ビーシュラームーン村、カニーサト・ナフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 18, 2014、AP, June 18, 2014、ARA News, June 18, 2014、Champress, June 18, 2014、al-Hayat, June 19, 2014、Kull-na Shuraka’, June 18, 2014、al-Mada Press, June 18, 2014、Masar Press Agency, June 18, 2014、Naharnet, June 18, 2014、NNA, June 18, 2014、Reuters, June 18, 2014、SANA, June 18, 2014、UPI, June 18, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月17日追記)

タウヒード旅団(イスラーム戦線)の広報局によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の工作員のアブドゥルバースィト・バリームー氏(通称マフムード・ガーリー)がアレッポ市で早朝、礼拝中のイスラーム戦線メンバー4人に銃を乱射し、殺害した。

バリームー氏は自らをイスラーム戦線のメンバーだと偽って犯行に及んだという。

Kull-na Shuraka’, June 18, 2014などをもとに作成。

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イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月17日)

シリア国内の動き

『ハヤート』(6月18日付)は、複数の活動家からの情報として、シリア政府がダイル・ザウル県で国防隊(義勇軍)への志願を住民に呼びかけていると報じた。

同報道によると、「シリア・アラブ軍による領土と人民の国防を支援し、国防隊に率先して加入することで腐敗した悪党を殲滅」することを呼びかける声明文が回付されているという。

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アレッポ県では、ARA News(6月17日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、クルド人戦線旅団、北の太陽大隊、ラッカ革命家旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するジャラーブルス市を重火器で攻撃した。

クルド人戦線旅団のアフマド・ハッスー報道官によると、ジャラーブルス市攻略は、ジャラーブルス市近郊のズッル・マガール村に対する16日晩を開始され、これまでにダーイシュ戦闘員18人を殺害、ダーイシュのアミール複数名を含む数十人を負傷させている、という。

一方、ジャラーブルス市を占拠するイラク・シャーム・イスラーム国は声明を出し、「エジプト国籍のジャラーブルス地区アミールを解任し、宗教道徳に反した罪で処罰する」と発表した。

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ラッカ県では、ARA News(6月17日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がタッル・アブヤド市南西に位置するマンジューク村にある西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの検問所を襲撃し、2人を殺害、1人を拉致・連行した。

これに関連して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、マンジューク村襲撃直後にダーイシュが占拠するタッル・アブヤド市西部の複数の村々でダーイシュと交戦し、うち三つの村(村名は公表せず)を制圧したと発表した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブサイラ市一帯で停戦状態にあったイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が未明に戦闘を再開した。

戦闘はダーイシュが同市に進軍しようとしたために再開されたという。

また戦闘再開に先立って、シュマイティーヤ町にあるヌスラ戦線などジハード主義武装集団の拠点近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、ヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員7人が死亡、10人が負傷した。

死亡した戦闘のなかには、シャーム自由人イスラーム運動の司令官、ヌスラ戦線シャリーア委員会の裁判官が含まれているという。

さらにハワーイジュ村では、反体制武装組織「サッダーム・フサイン旅団」の司令官自宅に対してダーイシュが自爆攻撃を仕掛け、司令官の両親と親戚の合わせて4人が死亡、司令官自身も負傷した。

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ARA News(6月17日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、イラクのニナワ県モスル市、スィンジャール町、アンバール県ラマーディー市などへの侵攻によって捕捉したイラク人兵士50人以上をシリアのハサカ県フール村にある通称「パレスチナ・キャンプ」に連行し、処刑したと報じた。

これに対し、ムハンマド・アフマドを名乗る地元活動家はARA Newsに、ダーイシュバラカ州(ハサカ県)のワーリー、アブー・ウサーマ氏が恩赦を発令し、ハサカ県シャッダーディー市にあるイスラーム法廷に拘束されていた50人以上の逮捕者が釈放されたと述べた。

一方、シリア軍は、ヘリコプターでタッル・ハミース村を走行中の車や市場を攻撃した。

ARAによると、シリア軍は16日にもシャッダーディー市南東の対イラク国境に近いタッル・シャーイル村を空爆しているという。

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シリア人権監視団は、信頼できる複数の消息筋からの情報として、シリア軍はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のモスル市侵攻と時を同じくして、ダマスカス郊外県のムライハ市およびその周辺に展開していた民兵多数を撤退させ、そのなかには多数のイラク人戦闘員が含まれていた、と発表した。

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ARA News, June 17, 2014
ARA News, June 17, 2014

ARA News(6月17日付)は、アレッポ県アフリーン市で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と、イラクのニナワ県ラビーア国境通行所に展開するイラク・クルディスタン地域ペシュメルガの「同盟支持」を訴えるデモが行われ、市民らが参加した。

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トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に関して「イスラーム国家を宣言することでシリア人を蹂躙」、「アサド体制とその同盟者へのジハードを行う民…に対しても行き過ぎた背教宣告を発する」などして「イスラーム法違反、明確な犯罪行為」を行っていると批判した。

また声明は、「自らの国」の領土を広げるために…暴君アサド政権に対するジハード部隊に対抗し」、「シリアのさまざまな武装集団との対決や衝突に乗じ」、「活動家、記者、ジハード戦闘員を逮捕…、拷問し、慈善・布教活動を妨害」していると指摘、「こうした証拠は、この組織(ダーイシュ)がアサドおよびその体制に対する抵抗を流産させる主因となっていることを示す」と糾弾した。

そのうえで、「シリア人そしてシリアにおける彼らの影響力がなくなるまで…ダーイシュと戦う」ことを呼びかけた。

シリア・イスラーム評議会は、2014年4月にトルコのイスタンブールで正式に発足した組織で、シリア国内外で活動するシャリーア委員会など、スンナ派のイスラーム系組織40団体からなり(https://syriaarabspring.info/wp/?p=7139)、「シリア革命の支持」、「ファトワーにおけるウラマーの見解の統一」をめざしている。

イラク国内の戦況

ヌーリー・マーリキー内閣は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の侵攻に関して「イラクで起きている深刻な犯罪の責任はサウジアラビア政府にある…。サウジアラビアのメディアにおいてテロリストを革命家と報じていることがテロリストの犯罪に正当性を与えている」と非難した。

マダー・プレス(6月17日付)は、キルクーク県の複数の治安筋の話として、キルクーク市郊外のバシール村一帯、ムッラー・アブドゥッラー地方近郊、ダブス郡近郊に対数イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻撃で、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガの隊員1人と民間人1人が死亡、ペシュメルガ隊員27人を含む48人が負傷したと報じた。

この戦闘により、ダーイシュはペシュメルガを撤退させ、バシール村一帯を再制圧したという。

またキルクーク警察筋によると、バシール村で、地元警察とペシュメルガの合同部隊がダーイシュと交戦、警察官1人が死亡、4人が負傷した。

さらにキルクーク警察筋によると、キルクーク市西部のムルタカー地区の警察署などがダーイシュによって制圧された。

このほか、キルクーク県議会は、キルクーク市南部のイマーム・リダー廟を襲撃しようとしたダーイシュを治安部隊と部族民兵が迎撃、警察官1人とダーイシュ戦闘員多数が負傷したと発表した。

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マダー・プレス(6月17日付)は、ニナワ県治安筋の話として、イラク軍戦闘機が、タッルアファル郡アッルー地方でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の車列を空爆し、車輌10台を破壊したと報じた。

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マダー・プレス(6月17日付)は、サラーフッディーン県の治安筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が掌握していたイスハーキー地区・バラド郡間の幹線道路をイラク軍が奪還したと報じた。

また信頼できる治安筋によると、ダーイシュを撃退したバラド郡では、銃殺されたイラク軍兵士などの遺体25体が発見された。

なおこれに関して、治安筋はマダー・プレスに、バグダード県とサラーフッディーン県サーマッラー市を結ぶ街道の「安全が完全に回復、確保された」と述べた。

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マダー・プレス(6月17日付)は、アンバール県の治安筋の話として、ファッルージャ市東部のハムラ地方、シュワイラターン地方で、イラク軍ヘリコプターがイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点を空爆し、戦闘員7人を殺害、車輌4台を破壊した。

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ディヤラ県警察は、ヤアクーバ市西部のマフラク地方にある警察署を制圧していたイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と治安部隊が交戦し、ダーイシュ戦闘員7人を殲滅、同警察署を奪還したと発表した。

マダー・プレス(6月17日付)が伝えた。

またディヤラ県議会のムサンナ・タミーミー議長は、ヤアクーバ市北東部のミクダーディーヤ郡ジャズィーラ地方で、軍と部族民兵からなる合同部隊が同地方のダーイシュのアミールを殺害したと発表した。

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バービル県議会は、同県住民の志願兵約8,000人の一部が、サラーフッディーン県サーマッラー市に派遣され、過去48時間でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員10人を殲滅している、と発表した。

マダー・プレス(6月17日付)が伝えた。

諸外国の動き

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、15日に「マフディー・ボーイスカウト」の代表15人とテレビ会議システムで会談し、レバノン、シリア、イラク情勢などについて意見を交わした。

会談でナスルッラー書記長は「我々が適切な時期に、適切な方法でシリアに介入していなかったとしたら、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は今頃ベイルートにいただろう」と述べたという。

『サフィール』(6月17日付)が伝えた。

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シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会のパウロ・セルジオ・ピネイロ委員長は、シリア情勢に関して「地域全体を脅かすほど深刻な段階に達した」と懸念を表明した。

AFP(6月17日付)が伝えた。

AFP, June 17, 2014、AP, June 17, 2014、ARA News, June 17, 2014、Champress, June 17, 2014、al-Hayat, June 18, 2014、Kull-na Shuraka’, June 17, 2014、al-Mada Press, June 17, 2014、Naharnet, June 17, 2014、NNA, June 17, 2014、Reuters, June 17, 2014、SANA, June 17, 2014、al-Safir, June 17, 2014、UPI, June 17, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アイン・タッル地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、2人が死亡、またマイダーン地区への反体制武装集団の砲撃で老女1人を含む2人が死亡した。

またジハード主義武装集団は、ヌッブル市、ザフラー町を砲撃、タッル・ジャイジャーン村では、シャームの民のヌスラ戦線が侵入を試み、軍と交戦した。

一方、SANA(6月17日付)によると、アレッポ市ハイダリーヤ地区、シャイフ・サイード地区、ブスターン・カスル地区、インザーラート地区、カースティールーt句、シュカイフ地区、ハナーヌー地区、ハーン・アサル村、アルバイド村、ハンダラート・キャンプ、アイス村、バービース村、ウワイジャ地区、マーリア市、タッル・リフアト市、カフルダーイル村、マーイル町、クワイリス村、ムスリミーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ近く、ムライハ市各所を軍が「樽爆弾」、地対地ミサイルなどで空爆・砲撃、またムライハ市周辺の軍拠点をジハード主義武装集団が砲撃した。

一方、SANA(6月17日付)によると、カフルバトナー町南西部、ムライハ市郊外、ジスリーン町郊外、ミスラーバー町、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ランクース市郊外、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町、インヒル市、ジュムーア丘一帯を軍が「樽爆弾」などで空爆、またアトマーン村で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月17日付)によると、インヒル市、ワッラード村、ダルアー市旧税関地区、スルターン・モスク一帯、ヌアイマ村、アトマーン村、タファス市・アトマーン村街道、東ガーリヤ村・カラク村街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がラフジャーン検問所を砲撃し、軍兵士複数名を死傷させた。

またシャイザル町、フワイズ村などを軍が「樽爆弾」などで空爆、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月17日付)によると、タイバト・イマーム市、ラターミナ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、サアン村の軍拠点をジハード主義武装集団が攻撃し、国防隊戦闘員1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、スクービーン村でジハード主義武装集団が打ったと迫撃砲弾によると思われる爆発が3回発生した。

またトルクメン山(ラビーア町一帯)を軍が「樽爆弾」などで空爆した。

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イドリブ県では、SANA(6月17日付)によると、ハーン・スブル村近郊、タッルミンス村、マアッラシューリーン村、バスクラー村、バシーリーヤ村、アイン・スーダ村、アイン・バーリダ村、バシュラームーン村、ハーッジ・ハンムード農場、マクラア・アブー・ジャマール村、バサーミス村、アルバイーン山一帯、マンタフ村、アイン・シーブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 17, 2014、AP, June 17, 2014、ARA News, June 17, 2014、Champress, June 17, 2014、al-Hayat, June 18, 2014、Kull-na Shuraka’, June 17, 2014、al-Mada Press, June 17, 2014、Naharnet, June 17, 2014、NNA, June 17, 2014、Reuters, June 17, 2014、SANA, June 17, 2014、UPI, June 17, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スッカリー地区、アシュラフィーヤ地区を軍が「樽爆弾」で空爆し、女性、子供、地元評議会メンバーを含む30人以上が死亡した。

また軍はシャフバー地域のアンダルス病院周辺を砲撃したほか、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、タッル・ハディーヤ村、ミスカーン村、サッハーラ村、ダーラト・イッザ市、カフルハムラ村、バヤーヌーン町を「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、多数が死傷した。

これに対して、ジハード主義武装集団はアレッポ市内の政治治安部を砲撃した。

一方、SANA(6月16日付)によると、アレッポ市ラームーサ地区県庁近く、ハナーヌー地区、カルム・カーティルジー地区、ハイダリーヤ地区、旧市街、カフルサギール村、クワイリス村、バナーン町、マーイル町、フライターン市、シャルキーヤ村、ワディーヒー村、アブティーン村、タームーラ村、ターディフ市、カフルカール村、ザルバー村、ハーディル村、アイス村、スィムアーン山、ICARDA西部、マアッラト・ナアサーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマ市で爆発があり、ジハード主義武装集団戦闘員、女性、子供ら8人が死亡した。

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イドリブ県では、マサール・プレス(6月16日付)によると、バスクラー村で何者かジハード主義武装集団のシャリーア法廷近くで爆弾を爆発させ、3人が死亡した。

またタフタナーズ市、サラーキブ市、マアッラ村への軍の空爆・砲撃により1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザマルカー町への砲撃により6人が死亡、またムライハ市への軍の砲撃で4人が死亡した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ムライハ市・ジスリーン町交差点、ムライハ市周辺、ナシャービーヤ農場、ダーライヤー市、シャイフーニーヤ農場、タッル・クルディー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、タダームン区で軍と「自由シリア軍」が交戦した。

またアッバースィーイーン広場とウマウィーイーン広場に迫撃砲弾がそれぞれ1発ずつ着弾した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月16日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、フーシュ・ハッジュー村、キースィーン村、アイン・フサイン村、ナースィリーヤ村、ワーディー・アブヤド村、シャジャラ農場、ブライジュ村南部、ウンム・シャルシューフ村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月16日付)によると、ジュバー町、ダルアー市、アトマーン村、ヤードゥーダ村、ヌアイマ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月16日付)によると、バウワービーヤ村、クーリーン村一帯、タフタナーズ市、タイイバート村、ハッルーズ村、サルマーニーヤ村、ガッサーニーヤ村、アルバイーン山周辺、バッズィー村郊外、ナリラヤー村、カッドゥーラ村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 16, 2014、AP, June 16, 2014、ARA News, June 16, 2014、Champress, June 16, 2014、al-Hayat, June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 16, 2014、al-Mada Press, June 16, 2014、Masar Press Agency, June 15, 2014、Naharnet, June 16, 2014、NNA, June 16, 2014、Reuters, June 16, 2014、SANA, June 16, 2014、UPI, June 16, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月15日)

シリア・アラブ軍武装部隊総司令部は声明を出し、「多数の傭兵テロ悪党を殲滅し、武器装備に大打撃を与え、我らが武装部隊は国防隊の支援のもと、北部ラタキア郊外のカサブ町およびその周辺の治安と安定を回復した」と発表した。

SANA, June 15, 2014
SANA, June 15, 2014

またこれに先立ち、軍がナブアイン町およびその周辺を制圧したと付言した。

一方、シリア人権監視団によると、対トルコ国境に位置するカサブ町から、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がトルコに撤退し、シリア軍が同町を奪還した。

シリア人間監視団によると、カサブ町は完全制圧はされておらず、市内では散発的な戦闘が続いているという。

またカサブ町からの撤退は、シリア軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放国民抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が同市一帯の丘陵地を制圧し、カサブ町が包囲されることを避けるためだったと分析するとともに、兵站不足も撤退を促す理由となったと指摘した。

している。

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ヒムス県では、SANA(6月15日付)によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村およびその周辺の農園地帯で「武装テロ集団」と交戦の末、同地を奪還した。

またタッルドゥー市、ラスタン市、キースィーン村、ガジャル村、アーミリーヤ村、アイン。フサイン村、タイバ村、サムアリール村、ハーン・シャーウィーシュで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(6月15日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ムワッザフィーン地区などで「自由シリア軍」とジハード主義武装集団がシリア軍と交戦し、軍兵士15人を殺害した。

なおダイル・ザウル県の反体制武装集団は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によるイラク侵攻開始後、同県でダーイシュと目立った戦闘はしていない。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市各所、カフルバトナー町を軍が地対地ミサイルなどで攻撃、またムライハ市一帯で軍がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、ドゥーマー市で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

反体制活動家はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の犯行との見方を示しているという。

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アレッポ県では、SANA(6月15日付)によると、カフルハムラ村、ターディフ市、クワイリス村、ハーン・アサル村、フライターン市、タームーラ村、ハイヤーン町、アレッポ市シャイフ・サイード地区、バニー・ザイド地区、ブアイディーン地区、ハナーヌー地区、カーディー・アスカル地区、ハイダリーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月15日付)によると、ダルアー市フサイン・モスク一帯、旧税関地区、ビラール・ハバシー・モスク一帯、ヤードゥーダ村・アトマーン村街道、ダーイル町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月15日付)によると、カフルバッティーフ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ジスル・シュグール市に対するジハード主義武装集団の砲撃で、子供8人を含む11人が死亡した。

AFP, June 15, 2014、AP, June 15, 2014、ARA News, June 15, 2014、Champress, June 15, 2014、al-Hayat, June 16, 2014、June 17, 2014、Kull-na Shuraka’, June 15, 2014、al-Mada Press, June 15, 2014、Naharnet, June 15, 2014、NNA, June 15, 2014、Reuters, June 15, 2014、SANA, June 15, 2014、UPI, June 15, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国内の暴力(2014年6月14日)

ダルアー県では、マサール・プレス(6月14日付)が、南西地区作戦司令室のズィヤード・ハリーリー大佐の話として、20以上の武装集団からなる「自由シリア軍」がナワー市近郊のジュムーア丘を制圧、軍兵士22人を捕捉したと報じた。

これに関して『ハヤート』(6月15日付)は、ジュムーア丘攻略の様子を撮影したビデオのなかで、反体制武装集団が、米国によって供与されたと思われるTOW対戦車ミサイルを使用している映像が含まれていると報じた。

一方、シリア人権監視団によると、軍のヘリコプターがムザイリーブ町とタファス市などを「樽爆弾」で空爆し、ジュムーア丘攻略に参加していたジハード主義武装集団の司令官を含む9人が死亡した。

他方、SANA(6月14日付)によると、ダルアー市バジャービジャ地区、マンシヤ地区、インヒル市、ナワー市、ダーイル町、ブスラー・シャーム市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃する一方、アッバース地区、マリク・ファイサル通り、バーブ・トゥーマー地区に迫撃砲弾5発が着弾した。

一方、SANA(6月14日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町が軍の砲撃を受け、男性4人が死亡、多数が負傷した。

またハーン・シャイフ・キャンプ郊外に、軍が「樽爆弾」を投下、ジスリーン町に対しても地対地ミサイルで攻撃を行った。

一方、SANA(6月14日付)によると、シャイフーニーヤ農場、タッル・クルディー町、ムライハ市郊外、アッサール・ワルド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、マサール・プレス(6月16日付)によると、ヤルダー市シャリーア委員会は未明に、政府に協力した容疑で、3人を処刑した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アナダーン市に軍が「樽爆弾」を投下し、女性2人を含む15人が死亡した。

またダーラト・イッザ市、マーリア市、タッル・リフアト市、カルジャブリーンハイヤーン町などに対しても軍は「樽爆弾」で空爆を行い、男性1人が死亡、子供2人が負傷した。

一方、SANA(6月14日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地区、アアザミーヤ地区、ライラムーン地区、ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、バニー・ザイド地区、アナダーン市、フライターン市、アターリブ市、ハンダラート・キャンプ、タッル・リフアト市、ライターン村・マーリア市交差点で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルバッティーフ村、ハーン・スブル村を軍が「樽爆弾」などで空爆・砲撃し、女性、子供を含む9人が死亡した。

一方、SANA(6月14日付)によると、ハムダーニーイーン村、ナフラ村、ルージュ平原、マアッルザーフ町、アルバイーン山周辺、マアッルバリート村、ブワイティー村南部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市を軍が「樽爆弾」で空爆し、男性1人が死亡した。

これに対してジハード主義武装集団は、アズィーズィーヤ村、ジード村を迫撃砲で攻撃した。

またハマー市クスール地区に近いハマー中央刑務所とミズラーブ橋間で爆弾が爆発した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、マヤーディーン市で武器商人の車で爆弾が誤爆した。

この誤爆で8人が死亡、21人が負傷したという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ナスル山周辺で、軍、国防隊がヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、反体制武装集団の離反士官1人、軍の士官1人が死亡した。

一方、SANA(6月14日付)によると、軍がカサブ町郊外のナブアイン地方、サムラー交差点で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦、同地を掌握、外国人戦闘員らを殲滅、武器・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月14日付)によると、ラスタン市、ウンム・シャルシューフ村、サアン村、ビイル・ジャズル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 14, 2014、AP, June 14, 2014、ARA News, June 14, 2014、Champress, June 14, 2014、al-Hayat, June 15, 2014、Kull-na Shuraka’, June 14, 2014、al-Mada Press, June 14, 2014、Masar Press Agency, June 14, 2014、June 16, 2014、Naharnet, June 14, 2014、NNA, June 14, 2014、Reuters, June 14, 2014、SANA, June 14, 2014、UPI, June 14, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ムライハ市一帯、ランクース市郊外およびその周辺を軍が「樽爆弾」などで空爆、また軍、ヒズブッラー戦闘員がムライハ市一帯などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またカラムーン地方での軍、ヒズブッラー戦闘員とジハード主義武装集団との戦闘で、ヒズブッラー戦闘員6人が死亡したという。

一方、SANA(6月13日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ザバダーニー市、ランクース市郊外、上ハフィール町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、サイフッラー・マスルール大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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Kull-na Shuraka', June 13, 2014
Kull-na Shuraka’, June 13, 2014

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で軍、ヒズブッラー戦闘員が、ジハード主義武装集団と交戦した。

またクッルナー・シュラカー(6月13日付)によると、イスラーム軍とアジュナード・シャーム・イスラーム連合は、軍が拠点として使用していたジャウバル区内のビルの地下にトンネルを掘り、爆弾を仕掛けて爆発、ビルを全壊させ、40人以上の兵士が死亡した。

一方、SANA(6月13日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ県では、マサール・プレス(6月14日付)によると、「革命家」が、軍、ヒズブッラー戦闘員との交戦し、ハーン・トゥーマーン村一帯を奪還した。

反体制武装集団が奪還した地域には戦略的要衝とされるマクラア地区も含まれるという。

この戦闘で軍側に9人、反体制武装集団に5人の死者が出たという。

また、マサール・プレスによると、アザーン山、アレッポ市ザフラー地区でも軍と反体制武装集団が交戦、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャッアール地区、バーブ街道地区、タカード村などを軍が空爆し、市民3人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(6月13日付)によると、アレッポ市フィルドゥース地区、ライラムーン地区、マーリア市、アターリブ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アイス村、ハイヤーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アトマーン村南部で軍がジハード主義武装集団の車列を要撃し、戦闘員5人が死亡した。

一方、SANA(6月13日付)によると、フラーク市、アトマーン村、インヒル市、ヌアイマ村、ラジャート高原周辺、ウンム・ハウラーン丘北部、ズィムリーン村北東部、ダルアー市バジャービジャ地区、Syriatel一帯などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外の第45監視塔周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放シリア抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム・イスラーム運動、アンサール・シャーム運動、シャーム軍団、カーディスィーヤの民師団、我らがシャーム連合などと交戦した。

一方、SANA(6月13日付)によると、カサブ町・ファルラク村街道に位置する第714高地、第767高地、第803高地を軍が奪還した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、軍がカフルヌブーダ町を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(6月13日付)によると、カフルズィーター市、フバイト村、ムーリク市、タッル・シャマー村、ハルダーナー村、アブー・フバイラート村、ウンム・ミール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月13日付)によると、ウンム・サフリージュ村、ラッフーム村、西サラーム村、スルターニーヤ村、アルシューナ村、タッルドゥー市、ラスタン市、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、タラフ村、タッルダハブ村、ウンム・シャルシューフ村、アイン・フサイン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月13日付)によると、アルバイーン山周辺、マアッルタバイー村、イドリブ市・ハーリム市街道、バシーリーヤ村、ジダール・ビカフルーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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SANA(6月13日付)は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラッカ県、イドリブ県、アレッポ県、タルトゥース県で反体制武装集団メンバー257人が当局に投降、その後釈放された、と報じた。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Masar Press Agency, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年6月13日)

シリア国内の動き

民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、西クルディスタン移行期民政局とイラク・クルディスタン地域がハサカ県で「はじめて合同作業」を行い、ダーイシュを撃退したことを明らかにした。

ムスリム共同党首は「ダーイシュはモスル市制圧後、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)国境通行所(ハサカ県)を除くイラク・シリア国境を制圧しようとしている。しかし、ペシュメルガ(イラク・クルディスタン地域)と人民防衛隊(西クルディスタン移行期民政局)はタッル・クージャル村から約20キロに位置するサラミーヤ村でダーイシュと戦い、撃退した」と述べた。

その一方で、ムスリム共同党首は、ダーイシュがイラク軍から捕獲した米国製の軍用車輌で、「大量の重火器および弾薬」をダーイシュのハサカ県における拠点であるシャッダーディー市に運び込んでいると述べ、「ダーイシュが他の武装集団との戦闘において質的優位」に立つと懸念を表明した。

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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、ダーイシュがモスル市制圧後、対シリア国境の土塁を破壊、またダイル・ザウル県ブサイラ市からハサカ県シャッダーディー市、ユーフラテス川、ハーブール川に至る地域の「大部分」を制圧したと述べた。

アブドゥッラフマーン代表はまた、ダーイシュが小型船で、ダイル・ザウル県からユーフラテス川を北上し、アレッポ県、ハサカ県に武器を運び込んでいると付言した。

これに関して、ジハード主義武装集団の従軍記者は『ハヤート』(6月14日付)、「ダーイシュはバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県、対トルコ国境)の7キロの地点まで到達し…、ブーカマール市(ダイル・ザウル県)とトルコ国境にいたる地域(兵站線上)、すなわちダイル・ザウル県郊外、ラッカ県、アレッポ県バーブ市、同マンビジュ市を結ぶ地域に15の検問所を設置、各検問所には4~6人の戦闘員を配置している」と述べた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘が停止した。

同監視団によると、ダーイシュとヌスラ戦線の間で停戦合意に向けた協議が行われているという。

これに関して、『ハヤート』(6月14日付)は、ジハード主義武装集団の動きをフォローしている某研究者の話として、ヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓ったとの極秘情報が流れていると報じた。

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シリア民主主義者連合(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のイラクでの攻勢に関して、「公正、自由に基づく国家を求める国民の要求を常に拒否し、人権を侵害し、イランに従属する不正に満ちた宗派的、差別的体制を作った…ヌーリー・マーリキー内閣に責任がある」と非難した。

そのうえで、シリア、イラク両国民の自由、尊厳、平等、公正に向けて、イラク国民に協力の手をさし延べたいと延べた。

イラク国内の戦況

サラーフッディーン県ファッルージャ市の説教師ハミード・ムハンマド師は金曜礼拝での説教で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を「革命家・反乱軍」と位置づけ、「ヌーリー・マーリキー内閣の軍への勝利」を強調した。

マダー・プレス(6月13日付)が伝えた。

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マダー・プレス(6月13日付)は、サラーフッディーン県の治安筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するティクリート市内の警察署、ビージー市のモスクなどを空爆、ダーイシュ戦闘員と降伏した警察官合わせて70人が死傷したと報じた。

またマダー・プレスは、複数の目撃者の話として、イラク軍と人民諸委員会(自警団)がバラド郡イスハーキー地区でダーイシュを掃討、同地を奪還したと報じた。

さらに、ワースィト県警察筋の話として、ワースィト県の治安部隊と義勇兵からなる「ワースィトの火山連隊」がサーマッラー市に援軍として到着し、ダーイシュと交戦、戦闘員13人を殲滅したと報じた。

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マダー・プレス(6月13日付)はバービル県警察の話として、ジュルフ・サフル地方でイラク軍が特殊作戦を実施し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員15人を殲滅したと報じた。

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マダー・プレス(6月13日付)はディヤーラー県警察筋の話として、軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がバアクーバ市北部のアズィーム地区などで交戦したと報じた。

AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年6月12日追記)

反体制派系シンクタンクの民主共和制研究センターは「2014年5月末までのシリア政府の犯罪犠牲者に関する包括的統計」(http://drsc-sy.org/wp-content/uploads/sites/11/2014/06/Syrian-Statistics-May-2014.pdf)と題した報告書を発表した。

同報告書によると、2011年3月半ばから2014年5月半ばにかけての1,173日(2万8,152時間)での犠牲者数およびその内訳は以下の通り:

身元確認された死者総数:11万8,863人(うちパレスチナ人2,250人、子供1万2,310人、女性1万1,475人、拷問による死者6,495人)
推計死者総数:23万人(うち80%が民間人。またパレスチナ人2,400人、子供1万5,000人、女性1万4,000人、拷問による死者1万8,500人)
推計負傷者総数:18万7,370人
推計逮捕者総数:25万8,260人以上
推計失踪者総数:9万9,440人
シリア郊外の避難民数:356万6,740人
シリア国内の避難民数:765万人
犠牲者・被害者家族総数:1,562万7,402人

DRSC, June 12, 2014をもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月12日)

ヒムス県では、SANA(6月12日付)などによると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区の警察官舎交差点近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民7人が死亡、55人が負傷した。

また、ウンム・シャルシューフ村、ガジャル村、ラスタン市、アイン・フサイン村、アーミリーヤ村、キースィーン村、ブルジ・カーイー村、サフリージュ村、ジャッラード村、スルターニーヤ村、西サラーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺での11日からの軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員との戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が18人が死亡した。

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ダマスカス県、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃した。

またクッルナー・シュラカー(6月12日付)などは、当局がハジャル・アスワド市で抵抗を続ける反体制武装集団に停戦を受諾させるために、同地区への水道供給を停止した、と報じた。

一方、SANA(6月12日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市を軍が「樽爆弾」などで空爆し、女性2人を含む3人が死亡した。

一方、SANA(6月12日付)によると、ハニータ村、ハキーヤ村、ラスム・アブラ村、アルシューナ村、ムーリク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がサアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)、警察署、裁判所一帯を手製の迫撃砲で攻撃し、多数の市民が負傷した。

また反体制武装集団は、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所に続く軍の兵站路に対しても砲撃を行った。

これに対して、軍はバータブー村、ブルジュ村、バービカ村、カフル・カルミーン村、タカード村、アブザムー町、ハイヤーン町、マーリア市などを空爆し、子供4人と女性4人の合わせて8人が死亡した。

このほかアレッポ市ザフラー地区で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がヌスラ戦線などと交戦、同地を「樽爆弾」などで砲撃・空爆した。

一方、SANA(6月12日付)によると、シャイフ・サアド村、カフルナーハー村、ハーディル村、ウワイジャ地区、アブティーン村、カフルアービジュ村、アインジャーら村、ハーン・アサル村、フライターン市、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市インザーラート地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市、ザマルカー町周辺、ザバダーニー市、ムライハ市一帯、ランクース市で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(6月12日付)によると、タッル・クルディー町各所、アーリヤ農場、アッブ農場、ムライハ市および

イラクの動き(2014年6月11日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)が、複数の目撃者の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がイラク国内で捕獲したイラク軍の車輌や装備多数をハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所を経由してシリア国内に搬入していると報じた。

Kull-na Shuraka', June 11, 2014
Kull-na Shuraka’, June 11, 2014

目撃者らによると、弾薬を積んだイラク軍車輌3輌がタッル・ハミース町で目撃され、ダーイシュに近い複数のインターネットサイトでは、武器搬入を指導するアブー・ウマル・シーシャーニー氏の写真が公開された。

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マダー・プレス(6月11日付)は、信頼できる消息筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサラーフッディーン県のティクリート市、同市東部のダウラ郡を「無血開城」し制圧した。

同消息筋によると、ティクリート市に本部を置いていたイラク軍第4師団司令部は南部のアウジャ村に撤退した。

だが、合同作戦司令部筋によると、アウジャ村でのダーイシュとの戦闘で、イラク軍第4師団のナズィール・アースィム司令官を含む6人が殺害された。

一方、ミシュアーン・ジャッブーリー前国民議会議員(インサーフ戦線)はフェイスブックで、ティクリート市を制圧したダーイシュ戦闘員は、「アッラーの他に神なし」と書かれた黒旗ではなく、イラク・バアス党のイッザト・イブラーヒーム・ドゥーリー書記長の写真を掲げたと綴った。

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AFP(6月11日付)によると、モスル市を制圧したダーイシュは同市のトルコ領事館を占拠し、オズトゥルク・ユルマズ領事と同領事館職員20人を拉致した。

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マダー・プレス(6月11日付)は、治安高官筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がキルクーク県のリヤード地区にある検問所複数を襲撃し、任務を放棄し逃走しようとした治安部隊隊員6人を含む隊員10人を処刑したと報じた。

またダーイシュはターリキーヤ検問所を襲撃し、イラク軍兵士3人、覚醒評議会メンバー2人を殺害した。

このほか、フワイジャ郡、アッバースィー地区、ザーブ地区、ラシャード地区の政府関連施設を焼き討った。

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イラーキーヤ・チャンネル(6月11日付)は、イラク軍戦闘機がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していたバグダード・アズィーム街道を空爆し、複数の戦闘員を殺害した。

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ヌーリー・マーリキー首相は週次定例声明でニナワ県、キルクーク県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、志願者からなる予備軍を設置すると発表、各県の部族、市民、政党に対して志願を呼びかけた。

AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、al-Iraqiya Channel, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア国内の暴力(2014年6月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が爆弾を積んだ自動車を爆発させるともに、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。

これに対して、軍は同地一帯を空爆・砲撃し、ヌスラ戦線などの戦闘員7人が死亡、軍側にも多数の死傷者が出た。

一方、SANA(6月11日付)によると、ラスタン市、カルヤタイン市南部、スルターニーヤ村、シャンダーヒーヤ村、タドムル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市各所、カフルルーマー村、タッルマナス村を軍が「樽爆弾」などで空爆し、タッル

シリア国内の暴力(2014年6月9日)

ダイル・ザウル県では、スマート・ニュース(6月9日付)によると、ムジャーヒディーン・シューラー評議会がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ハッラータ油田地帯を奪還した。

この戦闘でダーイシュ戦闘員多数とムジャーヒディーン・シューラー評議会戦闘員5人が死亡した。

またアイヤーシュ村周辺、ハリージー村、フシャーム町で、ダーイシュがシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ハリージー村とフシャーム町を制圧する一方、ヌスラ戦線はタービヤ村・ジャズィーラ村・フシャーム町間でダーイシュを要撃、10人の戦闘員を殺害した。

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ラッカ県では、ARA News(6月9日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のカッズ・アリー村の民家をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が迫撃砲で攻撃し、子供1人が死亡、3人が負傷した。

また、ラッカ革命家旅団のアブー・イーサー司令官によると、同旅団とダーイシュが捕虜交換を行い、ダーイシュ戦闘員3人と旅団戦闘員13人が解放された。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、タダームンt区に迫撃砲弾複数発が着弾し、市民4人が死亡、またヤルムーク区で男性1人が軍の拘置所で拷問を受け死亡した。

一方、SANA(6月9日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(6月9日付)によると、アイン・タルマー渓谷、カラム農場、ハラスター市、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ラフマーン軍団、イスラーム戦線、フダー青年大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、SANA(6月9日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、ジャンドゥール地区、ライラムーン地区、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、ザフラー地区、カーディー・アスカル地区、カルム・マイサル地区、マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ブスターン・バーシャー地区、ジュダイダ地区、マーリア市、タッル・カッラーフ村、フライターン市、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、ハーン・アサル村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、タッル・リフアト市、ハイヤーン町、ダーラト・イッザ市、タッル・ジャビーン村、バービース村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ムスリミーヤ村、ダフラト・アブドゥラッブフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月9日付)によると、タッル・アフマル村、アトマーン村、ズィムリーン村・サムリーン村間、ダワーヤ村、ダルアー市ジャバービジャ地区、カラク村、タッル・マヒード、ハッジャ・ダム周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月9日付)によると、アイン・フサイン村、タッルドゥー市、ラスタン近郊、マスアダ村、ラッフーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、SMART News, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年6月8日追記)

クッルナー・シュラカー(6月8日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、ラッカ県で納税を拒否した住民への制裁として小麦畑数千ヘクタールを焼き討ったと報じた。

Kull-na Shuraka’, June 8, 2014をもとに作成。


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シリア国内の暴力(2014年6月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・リフアト市を軍が空爆し、子供3人を含む一家5人が死亡した。

また軍はタッル・シャイール村、アレッポ市ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区、カーティルジー地区、バーブ街道地区、アンサーリー地区を「樽爆弾」などで空爆・砲撃し市民6人が死亡したほか、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(6月8日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、マンビジュ市郊外のフシャーム町で離反士官のウサーマ・ハリール少尉を処刑した。

ハリール少尉は離反後、医療活動に従事していたという。