シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、女性らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、ジャウラーニー指導者の打倒を訴えて抗議デモ(2024年10月17日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市の苦情庁(ディーワーン)前で、女性らが逮捕・拘束中の家族らの即時釈放、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を訴えて抗議デモを行った。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9754人に達していると発表(2024年10月17日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9754人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7200人
女性:6109人
子供:6350人

レバノン人:76人
遺体:19体

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃(2024年10月17日)

アレッポ県では、ANHA(10月17日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村を砲撃した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンからシリア北西部(イドリブ県、アレッポ県)に約4,000世帯が避難・帰還(2024年10月16日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はシリア北西部にかかる速報#4を発表し、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、レバノンからシャーム解放機構の支配下にあるシリア北部西部」に避難したシリア人が約4,000人に達していると発表した。

彼らの多くは、トルコ占領下の「ユーフラテス盾」地域の拠点都市であるアレッポ県のジャラーブルス市一帯、「オリーブの枝」地域の中心都市であるアレッポ県のアフリーン市一帯、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、マアッラトミスリーン市、ジスル・シュグール市、アリーハー市、イフスィム町一帯に身を寄せているという。

地元当局などの報告によると、彼らのうち3,152人が、北・東シリア地域民主自治局の支配地とトルコ占領地を結ぶアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所を通過して、シリア北部に入ったのち、シリア北西部に移動、そのなかの約70~80%がレバノンからの帰還者、20~30%がシリア国内の移動者だという。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍がイドリブ県内の緊張緩和地帯内にあるテロリストの教練キャンプ1ヵ所と弾薬庫1ヵ所を含む軍事基地9ヵ所を爆撃、破壊したと発表(2024年10月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍がイドリブ県内の緊張緩和地帯内にあるテロリストの教練キャンプ1ヵ所と弾薬庫1ヵ所を含む軍事基地9ヵ所を爆撃し、これを破壊したと発表した。

また、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とトルキスタン・イスラーム党が同地でシリア政府を支援する部隊に対して3回の攻撃を行い、政府支援する部隊の陣地へのクアッドコプター・ドローンからの爆発物の投下で、兵士が負傷したと付言した。

RIAノーヴォスチ通信(10月16日付)、タス通信(10月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 16, 2024、TASS, October 16, 2024をもとに作成。

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トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県ハワール・キリス村で、シリア国民軍に所属する合同部隊とスルターン・ムラード師団が解体命令が出ている北の鷹旅団と交戦(2024年10月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内のハワール・キリス村で、シリア国民軍に所属する合同部隊とスルターン・ムラード師団が、解体命令が出ている北の鷹旅団と交戦した。

戦闘は、前者がトルコ軍の指示を受けて、後者の拠点複数ヵ所を強襲したのがきっかけ。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍がシャーム解放機構の支配地各所への爆撃を続け、7人が死亡、30人が負傷(2024年10月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村に対して40発以上の迫撃砲とロケット弾で攻撃を加えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるカッバーナ丘に対して燃料帰化爆弾などで2回の爆撃を実施した。

シリア軍もまた同地を砲撃、これによって重傷を負っていたシャーム解放機構のメンバー2人が18日に死亡した。

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イドリブ県では、ホワイト・ヘルメット、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアッルバリート村・マアッルザーフ町間にある民家を砲撃し、5歳の子どもが死亡した。

シリア軍はまた、ナイラブ村、サーン村、マジュダリヤー村、バイニーン村を砲撃したほか、自爆型無人航空機1機でダイル・ザンバル村一帯を攻撃した。

ロシア軍戦闘機もザーウィヤ山地方のジューズィフ村の森林地帯、ブサンクール村の森林地帯、イドリブ市近郊の森林地帯にある軍事拠点、バーラ村、マアッラトミスリーン市一帯、ムウタリム村一帯、シャートゥーリーヤ村一帯などに対して、高爆発性ミサイルなどで15回の爆撃を実施した。

この爆撃で、イドリブ市郊外の製材所や家具工場が被弾し、6人が死亡、子ども14人を含む30人が負傷した。

シリア人権監視団によると、10月14日以降、ロシア軍がシャーム解放機構の支配地に対して行った爆撃は67回に及んでいるという。

また、シリア人権監視団が17日に発表したところによると、ロシア軍の爆撃で子ども1人を含む10人が死亡、子ども14人を含む30人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村の軍事キャンプ、ジュッブ・アフマル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市でシリア軍第5軍団第8旅団の兵士2人が乗ったオートバイの通過に合わせて、何者かが道路に仕掛けた即席爆弾が爆発、兵士1人が死亡、1人が負傷した。

また、タファス市の病院一帯で地元の武装集団どうしが衝突、1人が死亡した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024、October 17, 2024、October 19, 2024などをもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のムフスィンリー村(アレッポ県)にある学校と診察所が砲撃を受け、6人が負傷(2024年10月16日)

アレッポ県では、ANHA(10月16日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニーカ村で、トルコ軍の自爆型無人航空機1機が撃墜され、墜落した。

一方、ホワイト・ヘルメットによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のムフスィンリー村にある学校と診察所が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地からの砲撃を受け、6人が負傷した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9703人に達していると発表(2024年10月16日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9703人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7175人
女性:6097人
子供:6338人

レバノン人:74人
遺体:19体

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はレバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9613人に達していると発表(2024年10月15日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9613人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7118人
女性:6079人
子供:6323人

レバノン人:74人
遺体:19体


AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部へのトルコ軍の攻撃で、シリア軍士官1人とシリア民主軍兵士2人死亡(2024年10月15日)

アレッポ県では、ANHA(10月15日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のダイル・ジャマール村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村の果樹園で働く農夫を狙って無人航空機1機で攻撃した。

トルコ軍はさらに、シリア国民軍とともに、マンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村一帯を砲撃、これによりシリア軍士官(少尉)1人が死亡、複数が負傷した。

また、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、砲撃によって、マンビジュ軍事評議会の兵士1人と特殊部隊の兵士1人が戦死したと発表した。

AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル県の検問所を襲撃、シリア民主軍兵士1人を殺害(2024年10月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村とザッル村を結ぶ検問所をダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが襲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士1人を殺害した。

AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が前日に続いてシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ラタキア県、ハマー県を爆撃:アレッポ県に対するシリア軍の爆撃で9人死傷(2024年10月15日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカッバーナ丘一帯を砲撃、同機構のメンバー1人が死亡した。

また、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘一帯に対して6回の爆撃を実施した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるダルクーシュ町近郊のアイン・ザルカー村、マルアンド村、カンダ村、シャイフ・スィンドヤーン村などに対して5回の爆撃を実施し、同地の発電所が利用不能となったほか、シャーム解放機構の医療チームのメンバー4人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のカルクール村に対して1回の爆撃を実施した。

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アレッポ県では、イナブ・バラディー(10月15日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市、アターリブ市を砲撃し、アターリブ市で男性1人が死亡、8人が負傷した。

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国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イドリブ県とラタキア県の農村地帯で活動するテロ組織が発射した無人航空機9機を撃破したと発表した。

SANA(10月15日付)が伝えた。




AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のビンニシュ市、アルマナーズ市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月15日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるビンニシュ市、アルマナーズ市で、住民らが夜間、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。


AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年10月15日)

スワイダー県では、スワイダー24(10月15日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町で正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃ち、殺害した。

また、サナマイン市でも何者かが男性1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, October 15, 2024、ANHA, October 15, 2024、‘Inab Baladi, October 15, 2024、Reuters, October 15, 2024、SANA, October 15, 2024、SOHR, October 15, 2024、Suwayda 24, October 15, 2024などをもとに作成。

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ルーザナFM:トルコ占領地と北・東シリア地域民主自治局の支配地を結ぶアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所で、恐喝、金銭の強要、言葉や暴力による嫌がらせ、恣意的な対応が横行(2024年10月14日)

シリア人ジャーナリストが運営する「独立系」のラジオ放送局のルーザナFM(10月14日付)は、複数の消息筋の話として、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配地を結ぶアレッポ県のアウン・ダーダート村の通行所で、通過する民間人らに対して、恐喝、金銭の強要、言葉や暴力による嫌がらせ、恣意的な対応が横行していると伝えた。

こうした行為は、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、多くのシリア人がレバノンからシリアに避難し、その一部がこの通行所を経由して、トルコ占領地、さらにはシャーム解放機構の支配地に帰還する動きが増加するなかで顕著になっているという。

通行所管理局を統括するズクーリーなる人物は、通行所を通過する民間人に対して1人に月100米ドルの「みかじめ料」を徴収しているという。

また、シリア国民軍に所属する諸派も、密輸ルートを通過する民間人に対して、安全確保、軍事検問所の通行料の名目で、1人あたり87ドルを徴収しているという。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、Rozana FM, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市の教育委員会前で、北・東シリア地域民主自治局のカリキュラムを拒否するデモが続く(2024年10月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市の教育委員会前で、自治局のカリキュラムを拒否するデモが行われ、住民数十人が参加し、シリア政府のカリキュラムを復活させるよう求めた。

なお、デモは3週間にわたって継続的に実施されている。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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軍事情報局がダルアー県ジャースィム市に社会復帰センターを開設(2024年10月14日)

ダルアー県では、イナブ・バラディー(10月14日付)によると、軍事情報局がジャースィム市に社会復帰センターを開設した。

一方、シリア人権監視団によると、ブスル・ハリール市近くの街道を走行中のシリア軍第12旅団の車輛1台の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた即席爆弾が爆発し、兵士1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるラタキア県、イドリブ県各所に28回の爆撃を実施(2024年10月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘の1ヵ所に対して真空爆弾を使用して、3回の爆撃を実施した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるイブサクール村の森林地帯に対して5回の爆撃を、バータンター村の森林地帯に対して4回の爆撃を、マアッラトミスリーン市西のシャイフ・バフル村近くに対して4回の爆撃を、ジスル・シュグールし近郊のカンダ村、マルアンド村、シャイフ・スィンドヤーン村に対して7回の爆撃を実施した。

イドリブ県、ラタキア県に対するロシア軍の爆撃は28回に及んだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のカストゥーン村、カルクール村、マシーク村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市を砲撃し、砲弾複数発が同市内の学校を転用して使用されているトルコ軍の拠点近くに着弾した。

シリア軍はまた、カスル村、カフル・アンマ村を砲撃した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県バクラス村を重機関銃で攻撃(2024年10月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村のユーフラテス川沿岸に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府の支配下にあるバクラス村を重機関銃で攻撃した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県カフルタハーリーム町で、住民らが夜間ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月14日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるカフルタハーリーム町で、住民らが夜間、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2024年10月14日)

アレッポ県では、ANHA(10月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、フーシャリーヤ村、トゥーハール村、サイヤーダ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のハサージク村、ワルディーヤ村、ハースィーン村、アリー・カリー村、ガルナータ村を砲撃した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9502人に達していると発表(2024年10月14日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9502人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7054人
女性:6050人
子供:6305人

レバノン人:74人
遺体:19体

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアレッポ県とイドリブ県の農村地帯上空で偵察活動を行っていたロシア軍のAN-30偵察機を熱誘導ミサイルで攻撃(2024年10月13日)

シャーム解放機構は、アレッポ県とイドリブ県の農村地帯上空で偵察活動を行っていたロシア軍のAN-30偵察機を熱誘導ミサイルで攻撃した。

攻撃は失敗し、ロシア軍機は偵察活動を続けたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市近くでシャーム解放機構の無人航空機1機を撃墜した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の戦闘機からなる合同部隊がヒムス県砂漠地帯にあるダーイシュのスリーパーセルの活動拠点などを爆撃(2024年10月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とシリア軍の戦闘機からなる合同部隊が、タドムル市およびスフナ市一帯の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの活動拠点などを爆撃した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルキーン市で住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月13日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、北・東シリア地域民主自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9324人に(2024年10月13日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9324人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:6967人
女性:6009人
子供:6260人

レバノン人:58人
遺体:19体

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のムフスィンリー村とアウン・ダーダート村を砲撃(2024年10月13日)

アレッポ県では、ANHA(10月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のムフスィンリー村の民家を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アウン・ダーダート村を砲撃した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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レヴァント24はイスラエルのレバノン攻撃激化を受け、シリアのイドリブ県に帰還したシリア難民の証言を紹介(2024年10月12日)

反体制系ニュース・サイトのレヴァント24(10月12日付)は、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、家族5人とともに滞在先のレバノンからシリアに避難、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のマアッラトミスリーン市にある国内避難民(IDPs)キャンプに身を寄せているというハーリド・マスウードを名乗る人物にインタビューを行った。

マスウード氏は、「我々はここに居場所を見つけられて運が良かった…。キャンプは混雑しているが、安全だ…。困難はあるが、ここで私たちの生活を再建できると感じてる…。簡単ではないが、私たちが後にした場所よりはましです」などと述べた。

AFP, October 12, 2024、Aljazeera, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室は声明を出し、「軍事的な進展や革命の義務に対して、解放区を防衛し、その尊厳を保護・維持するための準備が整っており、対応する準備ができている」と表明(2024年10月12日)

「決戦」作戦司令室は声明を出し、シャーム解放機構がイドリブ県やアレッポ県でシリア軍に対する大規模攻撃を準備していることを受けて、シリア政府の支配地との境界地域に住む住民が避難を余儀なくされていることに関して、避難がシリア軍の攻撃の結果だと非難したうえで、「軍事的な進展や革命の義務に対して、解放区を防衛し、その尊厳を保護・維持するための準備が整っており、対応する準備ができている」と表明した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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