ヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏がダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市・カファルヤー町一帯での一時停戦合意が正式に成立したと発表(2015年9月24日)

シャームの民のヌスラ戦線に近いサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)は、音声声明を出し、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市・カファルヤー町一帯での一時停戦合意が正式に成立したと発表した。

ムハイスィニー氏はこの演説のなかで、イラン人使節団がシャーム自由人イスラーム運動と交渉を行った点に触れたうえで、「イラン人がシャームの国について交渉していることが意味するのは…バッシャール・アサドがイランに国を売り渡したということだ」と主張した。

一方、この停戦合意をもって、フーア市、カファルヤー町攻略を断念したことについては、「2年前から政権によって包囲されているダマスカス一帯のすべての地域で戦ってきたムジャーヒディーンやシャームの男たちがいるザバダーニー市を救済するための措置」だと述べた。

なおクッルナー・シュラカー(9月25日付)は、ムハイスィニー氏の身分に関して、ファトフ軍における正式なカーディーと表記した。

AFP, September 25, 2015、AP, September 25, 2015、ARA News, September 25, 2015、Champress, September 25, 2015、al-Hayat, September 26, 2015、Iraqi News, September 25, 2015、Kull-na Shuraka’, September 25, 2015、al-Mada Press, September 25, 2015、Naharnet, September 25, 2015、NNA, September 25, 2015、Reuters, September 25, 2015、SANA, September 25, 2015、UPI, September 25, 2015などをもとに作成。

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ザバダーニー市(ダマスカス郊外県)、フーア市・カファルヤー町(イドリブ県)一帯での停戦合意が正式に成立(2015年9月24日)

『ハヤート』(9月25日付)は、信頼できる複数の消息筋の話として、ザバダーニー市を中心とするダマスカス郊外県西部一帯、フーア市、カファルヤー町を含むイドリブ県一帯での停戦合意における「第1段階」(戦闘員、住民などの退避、非難)を国連監視下で行うことが合意されたと伝えた。

これに関して、ARA News(9月24日付)も、ファトフ軍の複数の軍司令官の話として、停戦合意が正式に交わされたと伝えた。

同サイトによると、交渉は、シャーム自由人イスラーム運動とイランの代表団が行ってきたという。

一方、シリア人権監視団によると、合意はレバノンのヒズブッラーとシャーム自由人イスラーム運動との間で成立したという。

Elaph.com(9月21日付)によると、停戦合意は、①戦闘停止、②具体的な合意の実施、という2段階からなっている、という。

実施合意の詳細は以下の通り:

1.合意は、以下の地域における戦闘停止について定める。a)南部:ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町、およびこれらの市町周辺の軍事地区。b)北部:フーア市、カファルヤー町、ビンニシュ市、タフタナーズ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、イドリブ市、ラーム・ハムダーン村、ザルダーナー市、シャラフ村。

2. ザバダーニー市からすべての戦闘員と、退去を望む戦闘員の家族が退去する。

3. 退去した戦闘員およびその家族の行く先はイドリブ県のみとする。

4. イラン政府は、レバノン政府とともに、レバノンに不法出国をしたザバダーニー市民のシへの帰国、ないしはトルコへの移動のために行動する。トルコに移動する世帯数は40~50とし、以上を第1段階として実行する。

5. フーア市、カファルヤー町からの避難を望む女性、18歳未満の子供、50歳以上の男性を非難させる。避難する住民の数は1万人以内とする。

6. フーア市、カファルヤー町から治療中の負傷者を搬出する。搬出される負傷者の数は10万人以内とする。

7. 第1段階実施後、シリア国内の拘置所に収監されている500人の釈放を誓約し、第2段階において実施する。釈放の対象となる収監者は2015年7月1日以前の逮捕者とし、内訳は、女性325人、男性150人、未成年者25人とする。

8. 戦闘停止時刻を、第1段階開始時刻とする。

9. 戦闘停止の内容は以下の通りとする:a)停戦地域内から停戦地域外、停戦地域外から停戦地域内への軍事作戦、発砲の停止、b)戦闘機、ヘリコプターによる攻撃、支援停止、c)最前線における拠点、壕の建設停止、d)停戦地域境界線への進軍の停止。

10. 停戦は、フーア市、カファルヤー町、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町への人道街道の閉鎖などの敵対行為を含むものとする。

11. ザバダーニー市から退去する戦闘員に対して軽火器、鞄1つを携帯を認める。

12. 携帯可能な軽火器は、小銃、各種ライフル、PKC機関銃、RPGとする。

13. ザバダーニー市に放置される重火器は破棄する。

14. 停戦合意は、国連の監督下で履行する。

15. 両当事者は、支配地域内における移動の安全を確保する。

16. イドリブ県における投降者、避難者の身柄引き渡し地はムーリク市(ハマー県)とし、ザバダーニー市における投降者、戦闘員、避難者らの身柄引き渡し地は双方の協議を通じて定める。

17. 停戦合意を実施するための準備期間は、合意から48時間以内とする。

18. 本合意は、マダーヤー町の戦闘員の退去を含まないが、同町での治療が不可能な重傷者の搬出は、シリア赤新月社が国連の監督のもとに行う。

19. ザバダーニー市からの退去を望む家族とは、ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町の全世帯とする。

20. フーア市、カファルヤー町、ザバダーニー市から避難・退去する戦闘員、住民らの総数を確認したうえで、ムーリク市でその交換を行う。

21. フーア市、カファルヤー町内の負傷者の治療のために医療チームを派遣する。

22. 国連代表、イラン代表、武装集団代表からなる作業チームを設置し、停戦合意の履行を監視する。

23. 第1段階の終了とともに、第2段階を開始する。これは拘置者500人の釈放をもって開始し、第2段階終了までの停戦期間を6ヶ月とする。


AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、Elaph.com, September 21, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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ロシアがシリア沖で大規模な軍事演習を行うと発表(2015年9月24日)

ロシア国防省は声明を出し、9~10月にかけて地中海東部(シリア沖)で、戦艦3隻なども参加する大規模な軍事演習を行うと発表した。

AFP(9月24日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がタドムル市(ヒムス県)一帯、サフィール市東部(アレッポ県)のダーイシュ(イスラーム国)に対して攻勢を続ける(2015年9月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市郊外にあるファフルッディーン砦一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

シリア人権監視団は「物的被害が出た」と発表しているが、詳細は不明。

シリア軍はまたタドムル市、カルヤタイン市を「樽爆弾」などで空爆した。

シリア人権監視団はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯をロシアの戦闘機が空爆したと発表した。

一方、SANA(9月24日付)によると、シリア軍が、スフナ市、タドムル市および郊外の柑橘農園、シャーイル・ガス採掘所一帯、ウンム・タバービール村東部にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィール市近郊のタッル・リーマーン村、サーリヒーヤ村、ブラート丘、ナアーム丘一帯、スバイハ村で、クワイリス航空基地に対する包囲解除をめざすシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍のアリー・ジュガイリー准将が戦死した。

シリア軍は同地一帯に激しい空爆を行ったが、これに関して同監視団は「戦闘機がロシアから到着したものかどうか、搭乗員がロシア人かシリア人かは不明」との見解を示した。

一方、SANA(9月24日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、ナアーム丘一帯、ラドワーニーヤ村、タッル・リーマーン村、フワイジーナ村、タッル・ファーウーリー村、タッル・イスタブル村、ジャッブール村、ジュッブ・サファー村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア人権監視団によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内のマーリア市近郊のファーフィーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団が交戦した。

他方、ARA News(9月24日付)によると、スィッリーン町南部で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点であるラッカ市内のモスクでの集団礼拝の説教で、ある説教師が、ロシアのシリアへの軍事・技術支援強化に言及し「こうしたロシアの介入は、カリフ制の兵士(ダーイシュのこと)にとって望むところだ。兵士たちは、シャームの国でロシア兵にまみえて、彼らの首を斬りたいと願っている」と述べた。

この説教師はまた、「ロシアはかつてアフガニスタンで敗北したように、敗北するだろう。イスラーム国の兵士は十字軍どもの王座を破壊する」と強調したという。

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スワイダー県では、SANA(9月24日付)によると、シリア軍がヒルバ村、サアド丘にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月24日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は1回で、ダイル・ザウル市近郊のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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ドイツのアンゲラ首相も英米トルコに続いて、アサド大統領の対話への参加を是認する一方、フランスのオランド大統領はアサド大統領の退任を改めて主唱(2015年9月24日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアなどから欧州に流入を続ける難民・移民問題への対応を協議するためのEU緊急首脳会議で、シリア情勢に触れ、「バッシャール・アサド大統領は、シリアの紛争を解決するためのいかなる交渉においても在籍、参加しなければならならない」と述べた。

メルケル首相はまた「我々は、アサド大統領、そしてそれ以外の当事者を含む多くの当事者と協議している」と付言した。

一方、フランスのフランソワ・オランド大統領もシリア情勢について言及したが、英米独、トルコとは一線を画し、「シリアの未来が、バッシャール・アサドを経由して作られることはあり得ない…。アサドが去らねば、移行プロセスが成功することはあり得ない」と述べた。

ARA News(9月25日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、September 25, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

トルコのエルドアン大統領は「移行プロセスはアサドがいても行える」と述べ、英仏に続いて初めてアサド政権の存続に含みを持たせる(2015年9月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイード・アドハーの集団礼拝後に、記者団に対して、「トルコはシリアの領土保全を守ろうとしており、シリア国民のためにテロ組織を排除した地域を作ろうとしている」と主張、そのために(シリアの領土を侵食するかたちで)「安全地帯」の設置をめざし、トルコ領内にとどまっているシリア人避難民を帰国させようとしていると述べた。

エルドアン大統領はまた、トルコ政府のこうした移行について23日のモスクワでのヴラジミール・プーチン大統領との会談で意見を交わしたことを明らかにした。

また、プーチン大統領に対して、「アサドは、ダマスカスからハマー、ヒムスを経由しラタキアにいたる小国家を建設しようとしている。この地域はシリアの国土の15%を占めるに過ぎず、特定の国々がそこを支配、支援している」との持論を披露したと付言した。

アナトリア通信(9月24日付)が伝えた。

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しかし、アサド大統領の進退に関しては「このプロセス(紛争解決に向けた移行プロセス)はアサド抜きでも行えるし、この移行プロセスは彼がいても行える…。しかし、シリアにおいてアサドに未来があるなどと考えている者はいない。35万人もの死者をもたらした独裁者を彼ら(シリア人)が受け入れることなど不可能だ」と述べ、アサド政権の存続に初めて含みを持たせた。

なお、移行期におけるアサド政権の残留を是認するような同様の発言は、英国のフィリップ・ハモンド外務大臣、米国のジョン・ケリー米国務長官も行っている。

『ハヤート』(9月25日付)などが伝えた。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、Anadolu Ajansı, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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イラン外務省報道官「米国はシリア危機の政治的解決を阻止している」(2015年9月24日)

イラン外務省マルズィヤ・アフハム報道官は、ロシアのシリアへの軍事・技術支援強化への懸念を表明する米政府、とりわけジョン・ケリー国務長官の最近の発言に関して、「事実に矛盾しており、他人に危機の責任を押しつけようとする」と批判した。

アフハム報道官は「(ロシアによる支援強化は)懸念を強めるのか、あるいは現実問題として、危機解決に資するのか?」としたうえで、「政治的合意が戦争を終わらせ、危機を終わらせる唯一の方法である」との従来のイランの姿勢を改めて強調、「米国はシリア危機の政治的解決を阻止している」と非難、「危機の持続と無実の人々の殺戮をもたらすだけの誤った狂信的政策を放棄」するよう呼びかけた。

『ハヤート』(9月25日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2015、AP, September 24, 2015、ARA News, September 24, 2015、Champress, September 24, 2015、al-Hayat, September 25, 2015、Iraqi News, September 24, 2015、Kull-na Shuraka’, September 24, 2015、al-Mada Press, September 24, 2015、Naharnet, September 24, 2015、NNA, September 24, 2015、Reuters, September 24, 2015、SANA, September 24, 2015、UPI, September 24, 2015などをもとに作成。

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米中央司令部は「穏健な反体制派」の新規戦闘員70人がヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を引き渡したとの報道を否定(2015年9月23日)

米中央軍は、シリアに進入した「穏健な反体制派」新規戦闘員約70人(第30師団、新シリア軍)がアル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線に降伏、武器弾薬を引き渡したとの報道に関して、「そうした証拠を得ていない」と否定、有志連合が提供した武器弾薬は「新シリア軍」の管理下にある、と発表した。

Centcom, September 23, 2015などをもとに作成。 をもとに作成。

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シリア軍がタドムル市、ダイル・ザウル市郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点への爆撃を続ける(2015年9月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下にあるタドムル市を空爆し、ダーイシュ戦闘員20人が死亡、また住民12人が空爆の巻き添えとなり死亡、数十人が負傷した。

空爆は、戦闘機、ヘリコプターによって終日行われ、ミサイル、「樽爆弾」数十発が投下され、市内のダーイシュの拠点1カ所などが標的となったという。

一方、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がタドムル市および同市郊外の柑橘農園、シャーイル・ガス採掘所一帯、ウンム・タバービール村、タドムリーヤ村、カルヤタイン市、フワイスィース村を空爆・攻撃し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月23日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、ムッラート村のダーイシュ拠点に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月23日付)によると、ナアーム丘一帯、タッル・アラム村、アイン・サービル村、ラドワーニーヤ村、ライヤーン村、ジャッブール村、タッル・イスタブル村、トゥライディム村、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍がイスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月23日付)によると、ヒルバト・サアブ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(9月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・ブラーク町一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻略した。

また有志連合は、フール町一帯を空爆した。

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AFP(9月23日付)は、イラクの複数のメディア筋の話として、2014年末にダーイシュ(イスラーム国)によって拉致されたクルド人カメラマンのマスウード・ウカイル氏(イラク・クルディスタン地域のルダーウ・ネットのカメラマン)が、ダーイシュと西クルディスタン移行期民政局との捕虜交換により釈放されたと伝えた。

ウカイル氏は、2014年末に同僚とともにダーイシュに拉致されていたが、同僚の消息は不明だという。

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米中央軍(CENTCOM)は、9月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回で、ハサカ市近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、September 24, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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米国防総省は、シリア領内の爆撃で謎のアル=カーイダ系組織「ホラサン」のフランス人メンバーを殺害したと発表(2015年9月23日)

米国防総省は、アレッポ市近郊での有志連合の空爆で、アル=カーイダ系組織「ホラサン」のメンバーの一人でフランス人のダヴィド・ドゥルジョン氏を殺害したことを確認した、と発表した。

ドゥルジョン氏は爆弾製造の専門家だという。

また有志連合は、イラク領内での空爆により、ダーイシュ(イスラーム国)司令官の一人のアブー・バクル・トゥルクマーニー氏も殺害したとという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア治安筋「ロシアから新たに供与された無人航空機を初めて実戦投入し、過激派への攻撃を実施」(2015年9月23日)

AFP(9月23日付)は、シリアの治安筋の話として、シリア軍が23日(水曜日)に、ロシアから新たに供与された無人航空機を初めて実戦に投入し、「シリア北部および東部の過激派」に対する攻撃を行った、と伝えた。

空爆場所、攻撃対象となった「過激派」の詳細については明らかにしなかった。

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インテルファクス(9月23日付)は、リヤード・ハッダード駐ロシア・シリア大使がロシア軍のシリアでの軍備増強について歓迎の意を示したと伝えた。

ハッダード大使は「ロシアが同意すれば、シリアはこうした措置を歓迎する。なぜなら、それは我が領内におけるテロとの戦いが目的だからだ」と述べたという。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Interfax, September 23, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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ケリー国務長官「ロシア軍の介入は紛争をさらに悪化させ、シリア領内で有志連合との衝突のリスクを高める」(2015年9月23日)

ジョン・ケリー米国務長官は、イタリア紙『ラ・スタンパ』のインタビューに応じ、ロシアによるシリアへの軍事・技術支援強化に関して、「こうした行動は紛争をさらなる悪化させ、より多くの無実の人々の犠牲をもたらし、難民の流出を増加させ、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)と戦う有志連合との衝突のリスクを高める」と述べた。

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ジョン・カービー米国務報道官は、ロシアによるシリアへの軍事・技術支援増強やアサド政権退陣似関して「1日とか1ヶ月以内とかである必要はない」と述べたジョン・ケリー国務長官の発言に関して、改めて懸念と不快感を示した。

カービー報道官は「ロシアがシリアで行っていることに対する我々の姿勢、懸念は変わらない…。ケリー国務長官の発言は明白なものだ。我々はロシアがダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいて建設的な役割を果たすことを歓迎する。しかし、アサドの安全を確保するのであれば、それは紛争を停止させるためのいかなる真摯な努力とも矛盾する」と述べた。

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア領内に進入したばかりの「穏健な反体制派」戦闘員75人がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を提供(2015年9月22日)

『テレグラフ』(9月22日付)は、トルコ領内で米国の軍事教練を受け、シリア領内に派遣されたばかりの「穏健な反体制派」戦闘員からなる第30(歩兵)師団が21日夜、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線に降伏し、武器弾薬を提供したと伝えた。

ヌスラ戦線に降伏したとのは、シリア人権監視団は19日にシリア領に進入したと発表した「穏健な反体制派」戦闘員75人と思われる。

同監視団によると、この新たな「穏健な反体制派」戦闘員は、トルコ領内の基地で、米、英、トルコ軍から軍事教練を受け、18日深夜から19日にかけて、軽火器を装備した車輌12輌に分乗し、有志連合が航空支援するなか、アレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を通過してシリア領内(米トルコ領政府が設置合意した「安全地帯」)に進入していたという。

『テレグラフ』によると、アブー・ファフド・トゥーニスィーを名乗るヌスラ戦線メンバーがツイッターで、「米国への強打…昨日進入した第30師団の新たなグループは、ヌスラ戦線にすべての武器を手渡し、安全に脱出することを許された」、「彼らは大量の弾薬、中火器、何台ものピックアップカーを手渡した」と綴ったという。

また、ヌスラ戦線メンバーだというアブー・ハッターブ・マクディスィーを名乗る人物は、第30師団司令官のアナス・イブラーヒーム・ウバイド氏がヌスラ戦線に対して、自分は武器が必要だったので有志連合を騙したと説明している、と綴った。

「彼は、第30師団、有志連合、そして自分を教練した人々との絶縁を表明する…声明を出すと約束した」、「彼はまた大量の武器をヌスラ戦線に提供した」と綴っている。

なお、第30(歩兵)師団師団を名乗る「穏健な反体制派」戦闘員は、7月半ばに54人が第1陣としてトルコ領内からシリアに進入したが、7月末にアレッポ県アフリーン市郊外でヌスラ戦線によって司令官らを捕捉され、拠点を攻撃され、壊滅状態に陥っていた。

米中央軍のロイド・オースティン司令官(陸軍大将)は9月16日、米議会上院の軍事委員会で、トルコ領内で米軍が軍事教練したシリアの「穏健な反体制派」の戦闘員54人のうち、シリア領内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に従事しているのが「4、5人」しかいないと証言した。

The Telegraph, September 23, 2015などをもとに作成。

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IHS・ジェーンズ・インテリジェンス・レビューは衛星写真をもとに、ロシアがシリア領内の2カ所で新たな軍事基地を建設していると指摘(2015年9月22日)

IHS・ジェーンズ・インテリジェンス・レビュー(https://www.ihs.com/)は、シリア上空から撮影した衛星写真を分析し、シリア領内の2カ所でロシア軍が新たな軍事基地を建設していると思われると発表した。

衛星写真の分析は、2015年3月10日と9月13日までの期間に撮影された衛星写真を比較するかたちで行われ、その結果、ラタキア県のスヌーバル村近郊に位置するシリア軍の基地に、ロシア軍仕様と思われるテントが設営されているほか、イスターム村の軍複合施設近くでも土地の整備や建物が建設されていることが確認できたという。

これに関して、IHSの編集者のロバート・ムンク氏は「派遣部隊の一部もおそらくこの二つの基地に到着している」と推測している。

IHS, September 22, 2015
IHS, September 22, 2015

AFP, September 23, 2015、AP, September 23, 2015、ARA News, September 23, 2015、Champress, September 23, 2015、al-Hayat, September 24, 2015、Iraqi News, September 23, 2015、Kull-na Shuraka’, September 23, 2015、al-Mada Press, September 23, 2015、Naharnet, September 23, 2015、NNA, September 23, 2015、Reuters, September 23, 2015、SANA, September 23, 2015、UPI, September 23, 2015などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市東部、タドムル市でダーイシュへの攻勢を続ける(2015年9月22日)

アレッポ県では、SANA(9月22日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(9月22日付)によると、タドムル市およびその一帯をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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カービー米国務省報道官「我々はYPGをテロ組織とはみなさない」(2015年9月22日)

ジョン・カービー米国務省報道官は「我々は人民防衛隊(YPG)をテロ組織とはみなさない。彼らはシリアでのダーイシュ(イスラーム国)との戦いで成功を収めた」と述べた。

また「我々はこのテロ組織と戦う戦闘員との協力を続ける。我々はこの組織に対する勝利を実現するために彼らへの支援を行う」と付言した。

人民防衛隊は、ハサカ県、アレッポ県で自治を行う西クルディスタン移行期民政局の武装部隊で、民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党は、トルコのクルディスタン労働者党(PKK)と「姉妹関係」にあるとされ、密接な関係を維持している。

なお、米国は、トルコとともにこのPKKをテロ組織に指定している。

ARA News(9月22日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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シリア軍匿名高官は、戦闘機5機を含む軍事支援物資が18日にラタキア県の軍事基地に到着したことを認める(2015年9月22日)

シリア軍の匿名高官は、AFP(9月22日付)に対して、ロシア軍戦闘機5機などからなるロシアからの軍事支援物資が今月18日、ラタキア県の軍事基地に到着したと述べた。

同高官によると、シリア軍はまた、照準器、誘導式ミサイルなど「ダーイシュ(イスラーム国)と戦うための高性能の軍装備品も受け取り、これらの兵器は、すでにダイル・ザウル市、ラッカ市でのダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦に配備されているという。

これに関して、シリア人権監視団は、AFP(9月22日付)に対し、ロシアから供与された軍装備品のなかには、無人偵察機が含まれており、これによりシリア軍の地上部隊、航空部隊はより正確な攻撃ができるようになるだろう、と述べた。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、シリア軍がタドムル市一帯に行った空爆に関して、ダーイシュ戦闘員少なくとも38人が殲滅されたとしたうえで、「シリア軍へのモスクワからの武器供与で…、出撃回数は増加しており、空爆はより正確になっている」と指摘した。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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ペトレウス元CIA長官「シリアは「地政学的チェルノブイリ」となり…シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう」(2015年9月22日)

デイヴィッド・ペトレウス元CIA長官は、米上院の軍事委員会に参考人として出席し、米国がシリア軍による樽爆弾投下を阻止するために飛行禁止空域を設置すべきだと証言した。

ペトレウス元長官は、有志連合による作戦が充分な効果をあげていないとする一方、シリアでの紛争が「地政学的チェルノブイリ」になると指摘、「シリア衰退の悪影響は長期間にわたって残るだろう…。この戦闘が長く続くことを許すたびに、その損害はより深刻なものとなる」と述べた。

『ハヤート』(9月23日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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「穏健な反体制派」の新規戦闘員70人が米国などの教練を終え、シリアに入国(2015年9月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が有志連合の教練プログラムを修了した戦闘員約70人が、武器・装備を携帯して無事シリアに入国し、「新シリア軍」(New Syrian Forces、NSF)として作戦を遂行中だと発表した。

合同司令部発表によると、戦闘員約70人は、有志連合の支援のもと、「入念な検査を経た(vetted)反体制武装集団」(「穏健な反体制派」のこと)とともに、ダーイシュと戦うことになる、という。

また、彼らは、ダーイシュによって支配されている地域のうちの1万7,000平方キロの奪還を達成した、シリアのクルド人(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のこと)、スンナ派アラブ人、およびその他の反ダーイシュ勢力の戦列に加わり、また「新シリア軍」は有志連合の指揮を受けずに活動する、という。

Centcom, September 21, 2015をもとに作成。

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ザバダーニー市地元評議会は一時停戦合意を受けて声明を出し、ファトフ軍の努力と犠牲に謝意(2015年9月21日)

ザバダーニー市地元評議会は声明を出し、イドリブ県のフーア市、カファルヤー町攻略に向けた戦闘を続けたファトフ軍に対して、「ザバダーニー救済のために行った努力と犠牲に感謝する」とする声明を発表した。

Kull-na Shuraka', September 22, 2015
Kull-na Shuraka’, September 22, 2015

AFP, September 22, 2015、AP, September 22, 2015、ARA News, September 22, 2015、Champress, September 22, 2015、al-Hayat, September 23, 2015、Iraqi News, September 22, 2015、Kull-na Shuraka’, September 22, 2015、al-Mada Press, September 22, 2015、Naharnet, September 22, 2015、NNA, September 22, 2015、Reuters, September 22, 2015、SANA, September 22, 2015、UPI, September 22, 2015などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相がロシアのプーチン大統領と会談「イスラエル軍とロシア軍のあらゆる誤解を回避することが私の目的」(2015年9月21日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はロシアを訪問し、首都モスクワでヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

ネタニヤフ首相は会談前に声明を出し「我々の政策を明示するためここ(ロシア)を訪れ、我々の軍との間に誤解が生じないようすることがきわめて重要だ」と表明した。

ネタニヤフ首相はまた、シリアとイスラエルによるヒズブッラーへの武器供与を停止させることが重要だと付言、両国がイスラエルに対する「第2戦線」を開こうとしていると批判した。

プーチン大統領との会談後、ネタニヤフ首相は、不意の交戦を回避するため、ロシアとイスラエルがシリアをめぐるそれぞれの軍事行動を調整していくことになると述べたうえで、「イスラエル軍とロシア軍のあらゆる誤解を回避することが私の目的だった」と改めて表明した。

これに対して、ロシアのメディアによると、プーチン大統領は、イスラエルに対して「ロシアの対中東政策が常に充分な検討を加えられている」ことを強調するとともに、以下の通り述べ、シリアにイスラエルを攻撃する意思がないことを説明したという。

「我々は、シリア軍、そしてシリア全般が、第2戦線を開くことができない状態にあることを知っている。シリアは自国の独立を維持しようとしているだけだ」。

イスラエル首相府広報局によると、会談では、シリア国内におけるロシア軍の展開状況のほか、シリアの海岸地域における軍備増強とヒズブッラーなど「テロ組織」への武器供与がイスラエルに及ぼす脅威について意見が交わされたという。

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダーイシュの中心拠点ラッカ市各所を、有志連合がアレッポ市北部のダーイシュの兵站路をそれぞれ爆撃(2015年9月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラッカ市内のナイーム地区、カーディスィーヤ交差点一帯などを6回にわたり空爆した。

一方、SANA(9月21日付)によると、シリア軍がラッカ市内各所のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(9月21日付)によると、有志連合が県北部(「安全地帯」)のアフティームッラート村・タラーリーン村間のダーイシュ(イスラーム国)の兵站路を空爆した。

一方、SANA(9月21日付)によると、アレッポ市東部航空士官学校一帯、クワイリス航空基地近郊のラスム・アブド村、ダイル・ハーフィル市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)で少年1人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる狙撃手に撃たれ、死亡した。

またハリータ村では、シリア軍の空爆により男性1人が死亡、またムッラート村に対する空爆でも子供2人を含む5人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市郊外に仕掛けられた爆弾2発が相次いで爆発し、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員1人を含む4人が死亡した。

また、ARA News(9月21日付)によると、有志連合がシャッダーディー市、マルカダ町のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(9月21日付)によると、アブー・タッラーハ村、ハダス村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、トゥワイナーン村、タドムル市、カルヤタイン市、カディーム村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、アフガン服の着用を拒んだ男性を殺害した。

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、September 22, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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米政府匿名筋「ロシア軍がシリア領空での無人航空機による偵察活動を開始した」、「ロシアがシリアに戦闘機28機を配備した」(2015年9月21日)

ロイター通信(9月21日付)は、2人の米政府匿名筋の話として、ロシア軍がシリア領空での無人航空機による偵察活動を開始した、と伝えた。

同匿名筋によると、この偵察活動は、ラタキア市近郊の軍事基地を発進したと思われる航空機によって行われ、この航空機は、ロシアが最近になって、戦闘機、戦闘ヘリコプター、歩兵部隊などとともにシリア領内に配備したものだという。

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AFP(9月21日付)は、複数の米政府筋の話として、ロシアがシリアに戦闘機28機を配備したと伝えた。

配備されたのは、Su-24戦闘機12機、Su-25戦闘爆撃機12機を含む戦闘機・戦闘爆撃機28機、攻撃・輸送用ヘリコプター20機などだという。

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一方、米民間情報機関のストラトフォーとオールソース社は、ラタキア県の「バースィル・アサド航空基地」(バースィル・アサド国際空港内のフマイミーム航空基地)上空から撮影された衛星写真を公開し、ロシア軍戦闘機16機が配備されている様子が確認できると発表した。

この衛星写真は9月20日に撮影されたもので、オールソース社の専門家によると、写真に写っている戦闘機16機のうち4機はSu-30、残る12機はSu-25だという。

写真にはまた、Mi-24攻撃ヘリコプター6機なども写っているという。

Stratfor/Allsource, September 21, 2015
Stratfor/Allsource, September 21, 2015

 

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これに関して、クッルナー・シュラカー(9月21日付)は、シリア軍が保有していないSu-30と思われる戦闘機4機と大型貨物航空機がヒムス県北部上空を通過とする映像が活動家の間で回付されていると伝え、その映像(https://www.youtube.com/watch?v=St_zPKmtB10&feature=youtu.be)を公開した。

Kull-na Shuraka', September 21, 2015
Kull-na Shuraka’, September 21, 2015

 

AFP, September 21, 2015、AP, September 21, 2015、ARA News, September 21, 2015、Champress, September 21, 2015、al-Hayat, September 22, 2015、Iraqi News, September 21, 2015、Kull-na Shuraka’, September 21, 2015、al-Mada Press, September 21, 2015、Naharnet, September 21, 2015、NNA, September 21, 2015、Reuters, September 21, 2015、SANA, September 21, 2015、UPI, September 21, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市マイダーン地区、サイイド・アリー地区を反体制武装集団が砲撃し、住民14人が死亡、33人が負傷、またダマスカス県のロシア大使館一帯を砲撃(2015年9月20日)

アレッポ県では、SANA(9月20日付)によると、アレッポ市マイダーン地区、サイイド・アリー地区に、「テロリスト」が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民14人が死亡、33人が負傷した。

アレッポ県警察によると、マイダーン地区に対する砲撃はバニー・ザイド地区から、サイイド・アリー地区に対する砲撃はバーブ・ハディード地区から行われたという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は、アレッポ市ハーリディーヤ地区、カフルナーン村のジハード主義武装集団に対して砲撃を加えた。

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ダマスカス県では、『ハヤート』(9月22日付)によると、マズアラ地区のロシア大使館を狙ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾した。

ロシア外務省によると、迫撃砲弾は、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が支配下に置くジャウバル地区から発射されたという。

ロシア外務省は声明で「我々は、ダマスカスのロシアの外交使節に対する犯罪的な砲撃を非難する。我々は、国際社会のすべての成員に、こうしたテロに対して明確な姿勢を取るよう期待する」と発表した。

この迫撃砲攻撃に関して、『ハヤート』(9月22日付)は、シリア政府への軍事・技術支援強化を行ったロシアに対する反体制派からの「メッセージ」だと伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、ハミーディーヤ村を8回にわたり空爆、またハムル丘一帯を「樽爆弾」で攻撃した。

一方、SANA(9月20日付)によると、フナイフィス村一帯をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のマルジュ地区を4回空爆、またダーライヤー市を「樽爆弾」23発を投下するなどして、空爆した。

シリア軍はまたアルバイン市を空爆し、4人が死亡、ハラスター市も空爆を受けた。

一方、SANA(9月20日付)によると、シリア軍がイスラーム軍との交戦の末、ハラスター市を通る国際幹線道路を見下ろすことができるアブー・ザイド丘北部(カサーラート村)を制圧した。

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ダルアー県では、SANA(9月20日付)によると、ヌアイマ村、ズィムリーン村東部、サムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(9月20日付)によると、マスハラ丘で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、ヒムス市ザフラー地区でシリア軍兵士が運転する車に仕掛けられた爆弾が爆発し、乗っていた兵士1人が死亡、3人が負傷した。

一方、SANA(9月20日付)によると、タルビーサ市、スルターニーヤ村周辺、ファルハーニーヤ村、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、September 22, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がヒムス県中部、アレッポ市東部で交戦(2015年9月20日)

ヒムス県では、SANA(9月20日付)によると、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所一帯、スフナ市、カルヤタイン市、ウンク・ハワー村、ラッフーム村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるクワイリス航空基地一帯に対して「樽爆弾」を投下するなどして空爆を行った。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町の住民避難に向けた3度目の一時停戦が発効(2015年9月20日)

『ハヤート』(9月21日付)などによると、ダマスカス郊外県ザバダーニー市一帯、イドリブ県フーア市、カファルヤー町で、戦闘員の安全な脱出や住民の避難に向けた最終交渉を行うための3度目となる一時停戦が20日正午に発効した。

シリア人権監視団によると、この一時停戦により、ザバダーニー市、フーア市、カファルヤー町では、完全に戦闘が停止したという。

一方、ムタッズ・シャクラブを名乗る活動家は、Elaph.com(9月21日付)に対して、この停戦合意をファトフ軍が完全に拒否しているほか、イドリブ県ビンニシュ市で停戦合意への署名拒否を求めるデモが行われたが、交渉は続けられていると述べた。

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Elaph.com(9月21日付)は、この停戦合意案の内容についての情報を入手したと伝え、その詳細を明らかにした。

それによると、停戦合意は、①戦闘停止、②具体的な合意の実施、という2段階からなっている、という。

実施合意の詳細は以下の通り:

1.合意は、以下の地域における戦闘停止について定める。a)南部:ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町、およびこれらの市町周辺の軍事地区。b)北部:フーア市、カファルヤー町、ビンニシュ市、タフタナーズ市、トゥウーム村、マアッラトミスリーン市、イドリブ市、ラーム・ハムダーン村、ザルダーナー市、シャラフ村。
2. ザバダーニー市からすべての戦闘員と、退去を望む戦闘員の家族が退去する。
3. 退去した戦闘員およびその家族の行く先はイドリブ県のみとする。
4. イラン政府は、レバノン政府とともに、レバノンに不法出国をしたザバダーニー市民のシへの帰国、ないしはトルコへの移動のために行動する。トルコに移動する世帯数は40~50とし、以上を第1段階として実行する。
5. フーア市、カファルヤー町からの避難を望む女性、18歳未満の子供、50歳以上の男性を非難させる。避難する住民の数は1万人以内とする。
6. フーア市、カファルヤー町から治療中の負傷者を搬出する。搬出される負傷者の数は10万人以内とする。
7. 第1段階実施後、シリア国内の拘置所に収監されている500人の釈放を誓約し、第2段階において実施する。釈放の対象となる収監者は2015年7月1日以前の逮捕者とし、内訳は、女性325人、男性150人、未成年者25人とする。
8. 戦闘停止時刻を、第1段階開始時刻とする。
9. 戦闘停止の内容は以下の通りとする:a)停戦地域内から停戦地域外、停戦地域外から停戦地域内への軍事作戦、発砲の停止、b)戦闘機、ヘリコプターによる攻撃、支援停止、c)最前線における拠点、壕の建設停止、d)停戦地域境界線への進軍の停止。
10. 停戦は、フーア市、カファルヤー町、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町への人道街道の閉鎖などの敵対行為を含むものとする。
11. ザバダーニー市から退去する戦闘員に対して軽火器、鞄1つを携帯を認める。
12. 携帯可能な軽火器は、小銃、各種ライフル、PKC機関銃、RPGとする。
13. ザバダーニー市に放置される重火器は破棄する。
14. 停戦合意は、国連の監督下で履行する。
15. 両当事者は、支配地域内における移動の安全を確保する。
16. イドリブ県における投降者、避難者の身柄引き渡し地はムーリク市(ハマー県)とし、ザバダーニー市における投降者、戦闘員、避難者らの身柄引き渡し地は双方の協議を通じて定める。
17. 停戦合意を実施するための準備期間は、合意から48時間以内とする。
18. 本合意は、マダーヤー町の戦闘員の退去を含まないが、同町での治療が不可能な重傷者の搬出は、シリア赤新月社が国連の監督のもとに行う。
19. ザバダーニー市からの退去を望む家族とは、ザバダーニー市、マダーヤー町、ブカイン市、スィルガーヤー町の全世帯とする。
20. フーア市、カファルヤー町、ザバダーニー市から避難・退去する戦闘員、住民らの総数を確認したうえで、ムーリク市でその交換を行う。
21. フーア市、カファルヤー町内の負傷者の治療のために医療チームを派遣する。
22. 国連代表、イラン代表、武装集団代表からなる作業チームを設置し、停戦合意の履行を監視する。
23. 第1段階の終了とともに、第2段階を開始する。これは拘置者500人の釈放をもって開始し、第2段階終了までの停戦期間を6ヶ月とする。

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シリア人権監視団によると、今回の停戦に関して、フーア市、カファルヤー町での19日の戦闘で、ファトフ軍戦闘員66人、国防隊・人民諸委員会メンバー40人、民間人7人が死亡したことで、停戦の機運が高まったのだという。

一方、クッルナー・シュラカー(9月20日付)は、イラン側が、フーア市、カファルヤー町に対するファトフ軍の攻撃激化を受けて、一時停戦を申し出てきた、とシャーム自由人イスラーム運動に近い消息筋が主張していると伝えた。

これまでの停戦交渉は、イランの高官とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がトルコにおいて行い、野党の団結党(シリア・アラブ団結党)が仲介などで交渉を支えてきたとされるが、2度目の交渉が決裂した後、シリア・イスラーム最高評議会がシャーム自由人イスラーム運動に代えて新たな交渉団を発足したと発表していた。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、Elaph,com, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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米英トルコ軍が教練した「穏健な反体制派」新規戦闘員75人がシリア領内に進入(2015年9月20日)

シリア人権監視団は、トルコ領内で有志連合の監督のもとに軍事教練を受けた「穏健な反体制派」の戦闘員75人が新たに18日深夜から19日にかけて、シリア領内に進入したと発表した。

同監視団によると、この新たな「穏健な反体制派」戦闘員は、トルコ領内の基地で、米、英、トルコ軍から軍事教練を受け、軽火器を装備した車輌12輌に分乗し、有志連合が航空支援するなか、アレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を通過してシリア領内(米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」)に進入したという。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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アブドゥルアズィーズ民主的変革諸勢力国民調整委員会代表「シリアにおけるロシアの軍事的プレゼンスは、有志連合との調整のもとになされれば、テロとの戦いの努力を支え、シリアの危機の政治的解決を促す」(2015年9月20日)

国内で活動を続ける反体制組織の民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表は、ロシアによるシリアへの軍備強化に関して、「シリアにおけるロシアの軍事的プレゼンスは、それが有志連合との調整のもとになされれば、テロとの戦いの努力を支え、シリアの危機の政治的解決を促すことになるだろう」と述べた。

『ハヤート』(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 20, 2015、AP, September 20, 2015、ARA News, September 20, 2015、Champress, September 20, 2015、al-Hayat, September 21, 2015、Iraqi News, September 20, 2015、Kull-na Shuraka’, September 20, 2015、al-Mada Press, September 20, 2015、Naharnet, September 20, 2015、NNA, September 20, 2015、Reuters, September 20, 2015、SANA, September 20, 2015、UPI, September 20, 2015などをもとに作成。

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フーア市、カファルヤー町(イドリブ県)に対して、ファトフ軍が9回の自爆攻撃を行い、政権側民兵21人と子供2人を含む住民7人が死亡(2015年9月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町周辺の人民諸委員会の検問所7カ所に対して、爆弾を積んだ車9台で自爆攻撃を行い、人民諸委員会メンバー、国防隊隊員ら21人と、子供2人を含む住民7人が死亡した。

フーア市、カファルヤー町一帯での戦闘では、人民諸委員会、国防隊との戦闘で、ファトフ軍側にも17人の死者が出たという。

また、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、この攻撃でファトフ軍はフーア市近郊のヒルバ丘を制圧した。

一方、SANA(9月19日付)によると、フーア市、カファルヤー町に進攻しようとしたシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構を人民諸委員会が住民とともに撃退した。

またシリア軍が、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、タフタナーズ市、ラーム・ハムダーン村、ダイル・ザグブ村、サワーイギヤ村など、フーア市とカファルヤー町の周辺の地域一帯を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市郊外のザルズーリーヤ村に対して反体制武装集団が砲撃を加えた。

一方、SANA(9月19日付)によると、カフルナーン村、カンヌ山一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、ツイッターのアカウント(ヒムス特派員)を通じて声明を出し、ヌスラ戦線所属の治安大隊がヒムス市ワーディー・ザハブ地区に潜入し、3カ所に爆弾を仕掛けて爆破、多数を殺傷したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯を3回にわたり空爆、またダーヒヤト・アサド町一帯でジハード主義武装集団(イスラーム軍)と交戦した。

またザバダーニー市では、シリア軍台4師団、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍がジハード主義武装集団、地元武装集団と交戦し、ヒズブッラー戦闘員1人が死亡した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンスとともに、ザバダーニー市で反体制武装集団の掃討作戦を続け、アーラ地区の広場一帯の複数の建物群を制圧するとともに、同市での戦闘から逃れようとする武装集団への空爆を行った。

シリア軍はまた、東グータ地方のサマーディー村、ハラスター市東部郊外、ラフマ燃料供給所一帯でイスラーム軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(9月19日付)によると、アティーラ村、スーダ村、ヌーバ山、シャイフ・サイード村間の反体制武装集団拠点をシリア軍が攻撃を行い、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団戦闘員約80人を殲滅した。

シリア軍はまた、ルワイサト・ハラブ村、マルジュ・シーリー地区、アックー村、カッバーニー村、カディーン村を空爆し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(9月19日付)によると、ダルアー市カラク地区、難民キャンプ地区一帯、マンシヤ地区、ヒルバト・ガザーラ町南西部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(9月19日付)によると、マンスーラ村、ハーン・アサル村、カフルナーハー村、ハワービー・アサル村、フライターン市、アーミリーヤ村、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市ラーシディーン地区、科学研究センター、バニー・ザイド地区、ラームーサ地区、旧市街、ライラムーン地区、ザフラー協会地区、シャッアール地区、フィルドゥース地区、カッラーサ地区、シャイフ・サイード地区、サラーフッディーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がバフサ村、アンカーウィー村、バールーディー農場、カスル・ブン・ワルダーン村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、September 20, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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シリア軍は前日に引き続き、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のヒムス県中部タドムル市を爆撃(2015年9月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるタドムル市を空爆した。

なお、タドムル市への連日の空爆で、住民らの避難の動きが活発になっているという。

シリア軍はまた、シャーイル・ガス採掘所一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がタドムル市内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タドムル市東部のハイル油田一帯を空爆し、またスルターニーヤ村に進攻しようとしたダーイシュを撃退した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、米トルコ両政府が設置合意した「安全地帯」内のハルバル村で、反体制武装集団(シャーム戦線)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して、爆弾を積んだ車で攻撃を行い、ダーイシュ戦闘員数十人が死傷した。

一方、SANA(9月19日付)によると、航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地に隣接するジャフラ村など、ダイル・ザウル市周辺一帯を空爆、砲撃した。

一方、SANA(9月19日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月19日付)によると、サーキヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 19, 2015、AP, September 19, 2015、ARA News, September 19, 2015、Champress, September 19, 2015、al-Hayat, September 20, 2015、Iraqi News, September 19, 2015、Kull-na Shuraka’, September 19, 2015、September 20, 2015、al-Mada Press, September 19, 2015、Naharnet, September 19, 2015、NNA, September 19, 2015、Reuters, September 19, 2015、SANA, September 19, 2015、UPI, September 19, 2015などをもとに作成。

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