ダーイシュ(イスラーム国)、アレッポ県北部、東部で劣勢(2015年2月9日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月9日付)によると、アイン・アラブ市郊外のスィッリーン町、シュユーフ・タフターニー町の住民数百世帯が、ダーイシュ(イスラーム国)と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘を恐れて、トルコ領内、マンビジュ市方面に避難を開始した。

両町はダーイシュの支配下にある。

これに関して、ARA News(2月9日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ユーフラテス火山作戦司令室とともにダーイシュ(イスラーム国)が支配していたシュユーフ・タフターニー町に進軍、同市を制圧したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するバーブ市をシリア軍が砲撃し、女性2人と子供1人が死亡、4人が負傷した。

またシリア人権監視団によると、マンビジュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)が預言者を侮辱したとの罪で、男性1人を斬首した。

他方、ロイター通信(2月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、県北東部の戦闘員、車輌などの再展開を開始した。

シリア人権監視団によると、この再展開は、アイン・アラブ市一帯で攻勢を強める西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対抗するためだという。

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ヒムス県では、SANA(2月9日付)によると、ラッフーム村南部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月9日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(2月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がカーミシュリー市南東部のターヤ村でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員と思われる男性9人を拘束した。

またARA News(2月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)バラカ州の総務局使節団がシャッダーディー市でアカイディー部族の名士と会談し、部族からの苦情への対応などについて意見を交わした。

ARA News, February 9, 2015
ARA News, February 9, 2015

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米中央軍によると、米国など有志連合は過去24時間でラッカ市、アイン・アラブ市近郊、ダイル・ザウル市近郊を3回にわたって空爆、ダーイシュ(イスラーム国)の車輌などを破壊した。

しかし、ラッカ市の複数の活動家によると、同市に対する空爆は複数回に行われた。

ただし、この空爆がヨルダン軍によるものかは定かではないという。

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ラッカ革命家旅団(自由シリア軍)のアブー・イーサー司令官は、ダーイシュ(イスラーム国)本拠地のラッカ市郊外解放に向け総動員令を発した。

AFP, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領:ベラルーシ外相と会談(2015年2月9日)

アサド大統領はシリア訪問中のベラルーシのウラジーミル・マケイ外務大臣と会談し、テロ攻撃に直面するシリアへの支持を表明するベラルーシ大統領の親書を受け取った。

SANA(2月9日付)が伝えた。

SANA, February 9, 2015
SANA, February 9, 2015

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また、アサド大統領はロシアおよびインドネシア両国の新大使の認証式に臨んだ。

SANA(2月9日付)が伝えた。

SANA, February 9, 2015
SANA, February 9, 2015

AFP, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。

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シリア外相:「誰であれ、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うために介入し、我々の主権を侵犯することを我々は許さない」(2015年2月9日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は記者会見で、「デミストゥラ氏のイニシアチブは基本的にアレッポ市郊外ではなく、アレッポ市に注がれてきた」と述べるとともに、「我々はアレッポ(県)の統合とアレッポ市の安定を実現し、同地に日常生活を取り戻すための合意を実行したい」と強調した。

そのうえで「デミストゥラ氏には自身のプランに関する新たなアイデアがある。我々は彼に耳を傾ける用意がある」と付言した。

ムアッリム外務在外居住者大臣はさらに「優先事項はテロとの戦いであり、政治解決にいたる手段としての国内における和解の実施である。テロの源泉を枯渇させ、シリア人どうしの対話を確たるものとすることを最優先課題とするすべてのイニシアチブにシリアは応えたい」と述べた。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、「明確に述べたい。我々は主権を守りたいと切実に考えている。誰であれ、ダーイシュと戦うために介入し、我々の主権を侵犯することを我々は許さない」と強調した。

SANA, February 9, 2015
SANA, February 9, 2015

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一方、ワリード・ムアッリム外務在外居住者省はイランのアーラム・チャンネル(2月9日付)に、レバノンのヒズブッラーの参戦に関して「テロとの戦いへのヒズブッラーの参加は賢明な決定だ」と述べた。

AFP, February 9, 2015、‘Alam News Network, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局使節団がフランスを訪問、オランド大統領と会談(2015年2月8日)

西クルディスタン移行期民政局使節団がフランスを訪問し、パリのエリゼ宮殿でフランソワ・オランド大統領と会談し、シリア情勢全般などについて意見を交わした。

使節団は、民主統一党共同党首のアースィヤー・アブドゥッラー女史、女性防衛部隊(YPJ)のナスリーン・アブドゥッラー女史、民主統一党在仏代表のハーリド・イーサー氏からなり、オランド大統領からの正式な招聘を受け、フランスを訪問していた。

ARA News(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン空軍参謀長:「有志連合の作戦により、ダーイシュ(イスラーム国)は約20%の戦闘能力を失った」(2015年2月8日)

ヨルダン空軍のマンスール・ジャッブール参謀長は、有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)への空爆で、約7,000人の戦闘員を殺害したと主張した。

ジャッブール参謀長はまた、有志連合の作戦により、「ダーイシュは約20%の戦闘能力を失った」と付言した。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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アレン米退役大将:「地上攻撃のため、イラク軍12旅団の準備が完了している。我々はイラクにおいてパートナーはいるが、シリアにおいてテロとの戦いのパートナーはいない」(2015年2月8日)

イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた有志連合を指揮するジョン・アレン米退役大将は、ペトラ通信(2月8日付)に対して、有志連合の支援のもと、近くイラク軍部隊が指導するかたちでダーイシュに対する大規模な地上攻撃が行われる、と述べた。

アレン退役大将はまた、ダーイシュが制圧地域の22%を喪失したとの見方を示した。

一方、シリアでの戦況に関して、アレン退役大将は「地上攻撃のため、イラク軍12旅団の準備が完了している。我々はイラクにおいてパートナーはいるが、シリアにおいてテロとの戦いのパートナーはいない」と付言した。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Petra News Agency, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ県、ラッカ県から離散・逃走に拍車(2015年2月8日)

ARA News(2月8日付)は、アイン・アラブ市(アレッポ県)一帯でダーイシュ(イスラーム国)の放逐を続ける西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の進軍を受け、ダーイシュに忠誠を誓っていたアラブ系部族の子息多数がタッル・アブヤド市(ラッカ県)を経由してトルコ領内に避難している、と伝えた。

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またマンビジュ市(アレッポ県)の自由シリア軍匿名筋は、ARA News(2月8日付)に対して、マンビジュ市のダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が減少、またダーイシュは戦闘員の逃亡を警戒し、同市からの戦闘員派遣を躊躇するようになっていると明かした。

同匿名筋によると、ダーイシュはアイン・アラブ市南部のアイン・イーサー市からもほぼ完全に撤退し、市内のシャリーア法廷、本部をラッカ県スルーク町に移転、また多数の戦闘員がラッカ県、トルコに逃亡しているという。

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さらに、ARA News(2月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員は、アレッポ県ジャラーブルス市からも、アミールら一部を除いてほとんどが離散し、市郊外やトルコに逃れたという。

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ラッカ県では、ARA News(2月8日付)によると、米国など有志連合がラッカ市にビラを投下し、住民に対して、ただちに退去するよう呼びかけた。

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アレッポ県では、ARA News(2月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アイン・アラブ市郊外のバルフ・ブーターン村での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)幹部の一人で、マンビジュ刑務所長官(アミール)のアブー・アナス・ハラビー氏を拘束した。

アブー・ウンス氏は、アイン・アラブ市で拘束した子供を拘置していた刑務所を監督する役職に就いていたという。

また人民防衛隊は、イラク・クルディスタン地域のペシュメルガ戦闘員、北の太陽大隊の支援を受け、アイン・アラブ市から南30キロの距離を通るアレッポ市・ハサカ市街道にいたる地域からダーイシュを放逐、制圧した。

人民防衛隊が制圧したのは、ザルハク村、クームシー村、バルフ・ブーターン村など。

なおシリア人権監視団は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ラッカ革命家旅団、北の太陽大隊の支援を受け、1月24日以降、ダーイシュ(イスラーム国)から奪還したアイン・アラブ市周辺の村の数は128にのぼり、同市周辺地域の35%以上を制圧した、と発表した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月8日付)によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、ブーウマル、ジャフラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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日本:外務省がシリアに不法入国を計画していたフリーカメラマンの旅券返納(2015年2月7日)

外務省は、シリアへの渡航を計画していた新潟市在住のフリーカメラマン、杉本祐一さん(58歳)に、旅券法に基づいて旅券(パスポート)を返納させた。

杉本さんはトルコを経由してシリアに不法入国することを公言していたという。

外務省は警察とともに杉本さんに自粛を強く要請したが、渡航の意思を変えなかったという。外務省職員が7日、杉本さんに会い、命令書を渡して旅券返納を求め、これに杉本さんが応じた。

杉本さんは共同通信の電話取材に、「(ダーイシュ(イスラーム国)の)支配地域に入るつもりはない。シリア国内の難民キャンプなどの取材をするつもりだった」と話した。

さらに「取材と報道の自由どころか、言論の自由を妨げる行為だ」と述べ、政府の対応を批判した。

渡航阻止の法的根拠について、外務省は旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づいて、緊急に旅券の返納を命じたとしている。

この規定による返納は初めて。

共同通信(2月8日付)などが伝えた。

AFP, February 8, 2015、AP, February 8, 2015、ARA News, February 8, 2015、Champress, February 8, 2015、al-Hayat, February 9, 2015、Iraqi News, February 8, 2015、Kull-na Shuraka’, February 8, 2015、al-Mada Press, February 8, 2015、Naharnet, February 8, 2015、NNA, February 8, 2015、Reuters, February 8, 2015、SANA, February 8, 2015、UPI, February 8, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍が国境地帯でシリア軍戦闘機を放逐(2015年2月7日)

ARA News(2月7日付)によると、トルコ軍は参謀長名で声明を出し、トルコ空軍のF16戦闘機2機が、ガジアンテップ県、ハタイ県の対シリア国境地帯を偵察飛行中に、領空に接近するシリア空軍のスホーイ24戦闘機1機を発見し、同機を追跡、地中海沖2.5マイルの地点に放逐した、と発表した。

AFP, February 7, 2015、AP, February 7, 2015、ARA News, February 7, 2015、Champress, February 7, 2015、al-Hayat, February 8, 2015、Iraqi News, February 7, 2015、Kull-na Shuraka’, February 7, 2015、al-Mada Press, February 7, 2015、Naharnet, February 7, 2015、NNA, February 7, 2015、Reuters, February 7, 2015、SANA, February 7, 2015、UPI, February 7, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン空軍によるダーイシュ(イスラーム国)爆撃続く(2015年2月7日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は、6日のヨルダン軍のラッカ市空爆で米国人女性(カイラ・ミューラーさん)が死亡したとのダーイシュ(イスラーム国)の主張に関して、「本件は調査中であるため、現時点で多くを述べることはできない。しかし、こうした主張は非論理的だ…。彼ら(ダーイシュ)がどのようにして、上空高く飛行している戦闘機をヨルダン軍戦闘機だと認識できるのか?」と述べた。

『ハヤート』(2月8日付)が伝えた

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米国など有志連合が、6日に引き続き、ダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市内17カ所および同市北部のフルースィーヤ地区を空爆した。

ヨルダンのペトラ通信(2月7日付)によると、ヨルダン軍戦闘機が5、6日に引き続き「テロ一味ダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して空爆を行い、全機無事帰還した」と伝えた。

空爆地点の詳細については不明。

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ヨルダンのペトラ通信(2月7日付)によると、シリア領内から発射された迫撃砲弾1発がラムサー市内に着弾し、住民2人が負傷した。

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UAEのWAM通信(2月7日付)は、UAE空軍所属のF16戦闘機部隊が、ダーイシュ(イスラーム国)への空爆を行うヨルダンを支援するため、近くヨルダン国内に集結する予定だと伝えた。

この決定は、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子の指示によるものだという。

AFP, February 7, 2015、AP, February 7, 2015、ARA News, February 7, 2015、Champress, February 7, 2015、al-Hayat, February 8, 2015、Iraqi News, February 7, 2015、Kull-na Shuraka’, February 7, 2015、al-Mada Press, February 7, 2015、Naharnet, February 7, 2015、NNA, February 7, 2015、Petra News Agency, February 7, 2015、Reuters, February 7, 2015、SANA, February 7, 2015、UPI, February 7, 2015、WAM, February 7, 2015などをもとに作成。

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YPGがダーイシュ(イスラーム国)を放逐し、アイン・アラブ市周辺の100カ村を奪還、シリア軍がダイル・ザウル、アレッポ(バーブ)、ハサカでダーイシュ拠点への爆撃を続ける(2015年2月7日)

アレッポ県では、ARA News(2月7日付)が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊広報局の話として、人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)に対する攻勢を続け、過去24時間でアイン・アラブ市周辺の28カ村を新たに奪還、解放したと伝えた。

これに関して、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊広報局のヌースィージャーン・アームーディー氏は、クッルナー・シュラカー(2月7日付)に対して、アイン・アラブ市西部、東部、南部の各前線でダーイシュ(イスラーム国)を放逐、同市周辺20キロに点在する100カ村を奪還した、と述べた。

Kull-na Shuraka', February 7, 2015
Kull-na Shuraka’, February 7, 2015

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同じくアレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点の一つバーブ市に対してシリア軍が空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月7日付)によると、ジャフラ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(2月7日付)によると、ミールビーヤ村、ハマーイル町、シューラー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

 

ARA News(2月8日付)によると、米国など有志連合がタッル・ハミース市一帯を空爆する一方、シリア軍も同地に対して砲撃を行った。

AFP, February 7, 2015、AP, February 7, 2015、ARA News, February 7, 2015、February 8, 2015、Champress, February 7, 2015、al-Hayat, February 8, 2015、Iraqi News, February 7, 2015、Kull-na Shuraka’, February 7, 2015、al-Mada Press, February 7, 2015、Naharnet, February 7, 2015、NNA, February 7, 2015、Reuters, February 7, 2015、SANA, February 7, 2015、UPI, February 7, 2015などをもとに作成。

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シリア人権監視団:シリア軍将兵約4万5,000人を含む21万60人以上が紛争で犠牲に(2015年2月7日)

シリア人権監視団は、2011年3月半ばから2014年2月までの紛争により、シリア軍将兵約4万5,000人を含む21万60人以上が犠牲となったと発表した。

このうちの約半数が民間人で、子供は1万664人、女性は6,783人にのぼるという。

また反体制武装集団の犠牲者は3万5,827人であるのに対して、シリア軍兵士の犠牲者はこれより約1万人多い4万5,385人。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線などの外国人戦闘員の死者は2万4,989人にのぼるという。

またシリア政府を後援するヒズブッラー戦闘員の死者数は640人、また同戦闘員を含むイラン人、イラク人などの「シーア派」民兵戦闘員の死者数は3,000人以上にのぼるという。

AFP, February 7, 2015、AP, February 7, 2015、ARA News, February 7, 2015、Champress, February 7, 2015、al-Hayat, February 8, 2015、Iraqi News, February 7, 2015、Kull-na Shuraka’, February 7, 2015、al-Mada Press, February 7, 2015、Naharnet, February 7, 2015、NNA, February 7, 2015、Reuters, February 7, 2015、SANA, February 7, 2015、UPI, February 7, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン人活動家:ダーイシュ(イスラーム国)によるカサースィバ中尉拘束の原因はUAE女性パイロットにあると喧伝(2015年2月6日)

ARA News(2月6日付)など複数のアラブ・メディアは、ヨルダンの活動家らが、ムアーッズ・カサースィバ中尉が搭乗した戦闘機墜落の原因がUAE空軍の女性パイロットマリヤム・マンスール少佐にあるとする情報をリークしていると伝えた。

情報のリークは、UAEがダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対する空爆への参加を見合わせたとの報道を受けたプロパガンダだと思われるが、ヨルダンの活動家によると、カサースィバ中尉がダーイシュに捕捉された日(12月24日)の有志連合の部隊を指揮していたのはマンスール少佐で、彼女が危険を知りつつ、カサースィバ少尉に対して、ダーイシュの拠点を空爆するため超低空飛行を指示したことが、墜落の原因となったのだという。

また活動家によると、マンスール少佐は、このことをパイロット救出チームはおろか、誰にも報告せず、結果として救出はなされず、1時間以上にわたりユーフラテス川に身を潜めていたカサースィバ中尉は、ダーイシュ戦闘員に発見され、捕らえられてしまったのだという。

ARA News, February 5, 2015
ARA News, February 5, 2015

AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015などをもとに作成。

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YPGがダーイシュ(イスラーム国)脱走兵3人を拘束、ダーイシュは有志連合の爆撃を避けるため戦闘員にYPGの制服を支給(2015年2月6日)

アレッポ県では、AFP(2月6日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、トルコ領内への逃走しようとしていたダーイシュ(イスラーム国)メンバー15人のうち3人をアイン・アラブ市郊外のカッラ・ムーグ村で拘束した。

のこる12人がトルコ領内に入国後、トルコ軍の哨所に投降したという。

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ラッカ県では、ARA News(2月6日付)がタッル・アブヤド市の複数の消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の制服などを戦闘員に支給し、有志連合からの空爆を回避しようとしている、と報じた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所地帯の第105油田一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月6日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(2月6日付)によると、ビール・カサブ区近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)が、「東部獅子」を名のる武装集団の戦闘員1人を拘束、処刑した。

AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン軍がダーイシュ(イスラーム国)本拠地ラッカを爆撃、米国人女性が死亡か?(2015年2月6日)

ラッカ県では、『ハヤート』(2月7日付)などによると、ヨルダン軍がダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市内の複数カ所に対して数十回にわたり空爆を行った。

シリア人権監視団によると、有志連合による空爆でダーイシュ戦闘員30人以上が死亡したという。

またAFP(2月6日付)は、国防総省関係者らの話として、米軍のF16戦闘機とF22戦闘機がシリア上空でヨルダン軍の戦闘機の護衛にあたったほか、米軍の空中給油機と偵察機が作戦を支援したと伝えた。

これに対して、ダーイシュのラッカ広報センターはインターネットを通じて声明を出し、ヨルダン軍による6日の空爆で、戦闘員に犠牲者はなかったが、米国人女性1人が死亡したと発表した。

同声明は、空爆で死亡したこの女性の名前を「カイラ・ミューラー」としている。

『ワシントン・ポスト』(2月6日付)によると、ミユーラー氏はシリア国内で援助活動をしていた2013年8月に拘束され、家族は多額の身代金を要求されていた、という。

ダーイシュによる声明に関して、スーザン・ライス米ホワイトハウス補佐官は、「非常に心配している。現時点ではダーイシュの主張を裏付けるものはない。情報を精査している」と述べた。

またヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣も、ダーイシュの声明に関して「非常に疑わしい。悪質なプロパガンダだ」と非難した。

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『ハヤート』は、ヨルダン高官筋の話として、ヨルダン軍がダーイシュに対する空爆作戦の拡大を予定しており、すでに1日平均10回程度だった偵察飛行を数十回に増加の出撃させ、最終的には数百回の偵察を実施する見込みだと伝えた。

またダーイシュの幹部暗殺を目的としたピンポイント爆撃、ないしは降下作戦も検討していると付言した。

しかし、地上部隊の投入については、「長期的には否定し得ない」としつつ、短期・中期的にはないという。

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ヨルダンのナースィル・ジャウダ外務大臣は、ヨルダン軍戦闘機数十機が5日、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対して空爆を行ったと発表したうえで、ムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に対する「報復の始まりでしかない」と強調した。

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『ハヤート』(2月7日付)は、イラクのニネベ県の複数の高官の話として、ヨルダン軍戦闘機がモスル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、ダーイシュ・メンバー35人以上を殺害したと報じた。

AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、February 8, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015、The Washington Post, February 6, 2015などをもとに作成。

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ツイッターはイスラーム軍司令官のアカウントを閉鎖(2015年2月6日)

ツイッターは、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官のアカウントを閉鎖した。

アッルーシュ司令官は同アカウントを通じて、ダマスカス県などへの無差別砲撃を予告するなどしていた。

なお同アカウントには数千人のフォロアーがいた。

Twitter
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AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省はイスラーム軍によるダマスカス無差別攻撃への非難を国連に要請(2015年2月6日)

シリア外務在外居住者省は国連安保理議長および事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで5日のイスラーム軍がダマスカス県各所に対して115発以上、ラタキア市に対して6発、アレッポ市に対して9発の迫撃砲を発射し、無差別攻撃を行ったと報告、「こうしたテロ行為」に対して国連が責任をもって非難するよう求めた。

同書簡において、シリア政府はイスラーム軍が、西側書庫国の支援のもと、サウジアラビアが特に武器、資金を援助している、と名指しで批判した。

AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015などをもとに作成。

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自由シリア軍南部戦線所属のシャーム統一戦線:「ダルアー県、クナイトラ県に、イラク革命防衛隊の「スリーパー・セル」が多数存在する」(2015年2月6日)

自由シリア軍南部戦線所属のシャーム統一戦線は、ダルアー県シャイフ・マスキーン市カフラバー検問所で捕捉したイラン・イスラーム革命防衛隊隊員に対する聴取から、シリア政府、レバノンのヒズブッラー、イラン・イスラーム革命防衛隊の密接な協力調整態勢が明らかになったとしたうえで、ダルアー県、クナイトラ県に、イラク革命防衛隊の「スリーパー・セル」が多数存在することが判明したと発表した。

クッルナー・シュラカー(2月6日付)が伝えた。

AFP, February 6, 2015、AP, February 6, 2015、ARA News, February 6, 2015、Champress, February 6, 2015、al-Hayat, February 7, 2015、Iraqi News, February 6, 2015、Kull-na Shuraka’, February 6, 2015、al-Mada Press, February 6, 2015、Naharnet, February 6, 2015、NNA, February 6, 2015、Reuters, February 6, 2015、SANA, February 6, 2015、UPI, February 6, 2015などをもとに作成。

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米軍はダーイシュ(イスラーム国)爆撃に参加する戦闘機墜落に備え救出チームをイラク北部に派遣(2015年2月5日)

AFP(2月6日付)は、米国防総省関係者の話として、米軍がダーイシュ(イスラーム国)への空爆に参加する有志連合の戦闘機が墜落した場合に備え、パイロットの迅速な救助を可能にするため、イラク北部に軍用機と部隊を移動させた、と伝えた。

AFP, February 6, 2015をもとに作成。

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ヨルダン当局は、ダーイシュ(イスラーム国)との「捕虜交換」交渉を仲介していたとされるイデオローグを逮捕(2015年2月5日)

『ハヤート』(2月6日付)によると、ヨルダン当局は、ジハード主義潮流のイデオローグのイサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)を逮捕した。

同紙によると、バルカーウィー氏の逮捕は、ヨルダン人パイロット、マアーズ・カサースィバ中尉とサージダ・リーシャーウィー死刑囚ら複数名との「捕虜交換」交渉の結果を受けた動きで、バルカーウィー氏は、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏と接触し、アブー・バクル・バグダーディー氏に「捕虜交換」についてのメッセージを伝えていた人物だという。

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ヨルダンのアブドゥッラー2世国王は、ヨルダン軍がダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市に対して空爆を行ったことを明らかにした。

アブドゥッラー国王は、ダーイシュに殺害されたヨルダン軍パイロット、マアーズ・カサースィバ中尉の遺族への弔問のため訪問していたカラク県アイ町で、中尉の父親に対して、ラッカ市上空を飛行中のヨルダン軍戦闘機がラッカ市での空爆を終えたことを伝えた。

『ハヤート』(2月6日付)が伝えた。

AFP, February 5, 2015、AP, February 5, 2015、ARA News, February 5, 2015、Champress, February 5, 2015、al-Hayat, February 6, 2015、Iraqi News, February 5, 2015、Kull-na Shuraka’, February 5, 2015、al-Mada Press, February 5, 2015、Naharnet, February 5, 2015、NNA, February 5, 2015、Reuters, February 5, 2015、SANA, February 5, 2015、UPI, February 5, 2015などをもとに作成。

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バイデン米副大統領「シリア領内での作戦においてシリア政府とまったく調整していない」(2015年2月5日)

ジョー・バイデン米副大統領は、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)空爆に関して、欧州諸国記者団に対し「シリア領内での作戦においてシリア政府とまったく調整していない」と主張した。

また「アサドがシリア政府に残ることはできない」とも述べた。

ARA News(2月5日付)が伝えた。

AFP, February 5, 2015、AP, February 5, 2015、ARA News, February 5, 2015、Champress, February 5, 2015、al-Hayat, February 6, 2015、Iraqi News, February 5, 2015、Kull-na Shuraka’, February 5, 2015、al-Mada Press, February 5, 2015、Naharnet, February 5, 2015、NNA, February 5, 2015、Reuters, February 5, 2015、SANA, February 5, 2015、UPI, February 5, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市スーラーン町一帯から撤退か(2015年2月5日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月5日付)がスーラーン・アアザーズ町の住民からの情報として、ダーイシュ(イスラーム国)が同町からの撤退を決定したと伝えた。

撤退の理由は定かではないが、ダーイシュはラッカ市方面へ撤退するものと見られるという。

またクッルナー・シュラカー(2月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市南部郊外で、チュニジア人戦闘員を含むダーイシュ(イスラーム国)メンバー2人を捕捉した。

さらに、ARA News(2月5日付)によると、人民防衛隊はアイン・アラブ市南部のハズィーナ村、タッル・ガザール村、スーフィヤーン村、ダイブリク村、マフラジュ村、マズリー村、アイン・アラブ市東部のターシュルーク村をダーイシュから奪還、制圧した。

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ハサカ県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がハサカ市東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地の16村・農場を制圧した。

シリア軍が制圧したのは、ザッラーザ村、シャンマーサ村、タッル・ムハンマド村、タブン村、ハーリド村、フワイディカ村、アークーラー村と9つの農場。

またARA News(2月5日付)によると、米国など有志連合戦闘機4機がシャッダーディー市内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

AFP, February 5, 2015、AP, February 5, 2015、ARA News, February 5, 2015、Champress, February 5, 2015、al-Hayat, February 6, 2015、Iraqi News, February 5, 2015、Kull-na Shuraka’, February 5, 2015、al-Mada Press, February 5, 2015、Naharnet, February 5, 2015、NNA, February 5, 2015、Reuters, February 5, 2015、SANA, February 5, 2015、UPI, February 5, 2015などをもとに作成。

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カーター次期米国務長官:「ワシントンにとって中東における最大の脅威はイランとダーイシュ」(2015年2月4日)

アシュトン・カーター次期米国防長官の指名承認公聴会が米上院軍事委員会で行われた。

カーター氏は、イラクにおけるイランの影響力拡大について懸念を表明、「イラクとシリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する戦争の努力と損なう」と述べた。

カーター氏はまた「ワシントンにとって中東における最大の脅威はイランとダーイシュ」と強調した。

ダーイシュ掃討については、イラクにおけるイラク治安部隊の同じように、シリアでもダーイシュを打ち負かせる兵力を組み立てることが必要だとの認識を示した。

提出した書面では、アサド政権退陣よりもダーイシュ掃討を優先させるべきだとの考えを示した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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人権団体発表(2015年2月4日)

シリア人権監視団は、2015年に入って以降、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア国内で捕虜50人を処刑した、と発表した。

同監視団によると、2015年に入って以降、シリア国内各所で捕虜・人質75人(女性4人、外国人7人を含む)が処刑されたという。

うちダーイシュによる処刑は50人、フライターン裁判所による処刑は6人、アブー・アマーラ特殊任務中隊およびアレッポシャリーア法廷による処刑は6人、シャームの民のヌスラ戦線による処刑は4人、アレッポ治安機構による処刑は4人、イスラーム主義武装集団による処刑は2人、タルビーサ市および郊外シャリーア法廷が1人、国民抵抗運動(ハムウ、親政権)による処刑は1人、だという。

なおこれに先立って、シリア人権ネットワークは3日、2014年1月の1ヶ月間で、シリア軍による「虐殺」で241人(うち子供36人)が死亡したと発表した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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EUはリシャーウィー死刑囚らの処刑に否定的(2015年2月4日)

フェデリカ・モゲレーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長は、サージダ・リーシャーウィー死刑囚とジハード・カルブーリー死刑囚に対するヨルダン司法当局の死刑執行に関して、「テロとの戦いと犯罪者の処罰に全力を尽くさねばならないが、(ダーイシュ(イスラーム国)がもたらす)危機への対応は、正義や捕虜尊重といった我々に共通の価値観と合致したものでなければならない…。死刑に反対するというEUの姿勢はこれまで通り変化はない」と述べ、否定的な姿勢を示した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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Raqq-slはダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット処刑場所確定とツイート(2月4日)

Raqqa-sl(2月4日付)はツイッターで、ヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉が処刑された場所を特定したと発表した。

ツイッターの書き込みによると、ダーイシュ(イスラーム国)が刑を執行した場所はラッカ市南部のユーフラテス川沿いのコルニーシュ街道付近で、同地は米国など有志連合による空爆で、女性30人が死亡した場所だという。

ただ、3日にダーイシュが公開したビデオの処刑シーンは合成映像であるため、同地で処刑されたか否かを断定することはできない。

Raqqa-sl (Twitter), February 4, 2015をもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット殺害へのシリアの反体制派の反応(2015年2月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット、ムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、アサド政権とダーイシュの打倒を進めるべきだと表明した。

ハウジャ代表は、カサースィバ中尉の死に哀悼の意を示しつつ、「この蛮行に異議を唱えるのであれば…、私は、世界の諸国民、政府に対して、(アサド)政権とその継息子であるダーイシュの双方のテロによるシリア国民の苦しみを解消するため、シリア国民を支援するよう呼びかけたい」と述べた。

ハウジャ代表はまた、米国など有志連合による空爆に関して「シリアの反体制勢力との調整、(アサド政権)とダーイシュの双方と戦う自由シリア軍への支援・強化なくしては、テロを根絶できない」と付言した。

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自由シリア軍南部戦線は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、遺族に弔意を示した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット殺害へのシリア政府の反応(2015年2月4日)

シリアの外務在外居住者省は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、遺族とヨルダン国民に哀悼の意を示すとともに、ヨルダン政府に対して「ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線に代表されるテロとの戦いにおいて協力」を呼びかけた。

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シリアの日刊紙『ワタン』(2月4日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット、ムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、「アンマンが4年にわたるシリア危機を通じて、数千のサラフィー主義者の越境を…促した末に、テロ集団の火がヨルダンを焼き尽くし始めた」と論評した。

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バアス党民族指導部機関紙『バアス』(2月4日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット、ムアーッズ・カサースィバ中尉殺害に関して、「政府によるテロ支援の結果がヨルダンにもたらされ始めた」と論評した。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、al-Ba’th, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015、al-Watan, February 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)によるヨルダン軍パイロット殺害へのヨルダン政府の反応(2015年2月4日)

ヨルダン内務省は声明を出し、2005年のアンマンでの同時多発テロに関与したとして有罪判決(2006年9月21日)を受けていたサージダ・リーシャーウィー死刑囚(イラク人)の刑を執行、絞首刑に処したと発表した。

内務省はまた、ジハード・カルブーリー死刑囚(2017年3月6日に有罪判決)に対しても刑を執行、絞首刑に処したと発表した。

リーシャーウィー死刑囚、カルブーリー死刑囚ともに、ダーイシュ(イスラーム国)が殺害したヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉との「人質交換」交渉で、ダーイシュが解放を要求していたとされる人物。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)の戦況(2015年2月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地周辺でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

またARA News(2月4日付)によると、ダイル・ザウル県マヤーディーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)が、ダーイシュのメンバー以外との米ドルへの両替を禁止したことを受け、米ドルが1ドル、110シリア・リラ台から238リラに急騰した。

一方、SANA(2月4日付)によると、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、タウヒード旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍がハサカ市南部に位置するワトワーティーヤ村、ジャムウ村、ジャムウ農場、バーブ・ハイル村東部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、同地を制圧、治安と安定を回復した。

ARA News(2月5日付)によると、シリア軍がタッル・ハミース市一帯を空爆、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(2月4日付)によると、アイン・アラブ市南部のシーラーン町で、ダーイシュ(イスラーム国)がシャイフ・サルージー廟を破壊した。

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有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行った。

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、February 5, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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