ヨルダンのアズラク難民キャンプに収容されていたシリア難民40世帯が自発的にシリアに帰国(2025年1月25日)

『ワタン』がヨルダンの複数のメディアの報道として伝えたによると、ヨルダンのアズラク難民キャンプに収容されていたシリア難民40世帯が自発的にシリアに帰国した。

**

SANAは、「旧体制」の犯罪により強制移住を余儀なくされていた多くの世帯の帰還が確認されるとして、M5高速道路を移動する車の画像を公開した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機と貨物車輛がシリアに到着(2025年1月25日)

SANAによると、人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

**

『ワタン』によると、人道支援物資を積んだサウジアラビアの貨物車輛54輌がダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由してシリアに入国した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣はハマー県ムハルダ市の住民ら、マジュファル駐シリア・サウジアラビア大使と会談(2025年1月25日)

国防省によると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣はアリー・ナアサーン参謀長とともに、治安状況が悪化しているハマー県のムハルダ市の住民らと会談した。

**

アブー・カスラ暫定国防大臣はまた、ファイサル・マジュファル駐シリア・サウジアラビア大使と会談した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア総司令官はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、グランディ国連難民高等弁務官と会談(2025年1月25日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)はアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、シリアを訪れたフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ワシントン・ポスト』:米国はシリア軍事作戦総司令部とダーイシュの脅威に関する諜報を共有(2025年1月24日)

『ワシントン・ポスト』は、情報交換に詳しい現職の米当局者および元当局者らの話として、米国がシリアの新政権(シリア軍事作戦総司令部)とダーイシュ(イスラーム国)の脅威に関する諜報を共有したと伝えた。

情報交換は、アサド政権崩壊(2024年12月8日)の約2週間後に開始されるが、当局者らは、諜報の共有を「正しく、賢明で、適切」としながらも、現在も国際テロ組織に指定されているシャーム解放機構を完全に受け入れたことを意味するものではないという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

タス通信:ロシア側はタルトゥース港にかかるストロイトランスガス社投資協定解除の通知を新政権受けていない、EUは制裁解除の条件としてシリア新政権のロシア軍の基地排除を求める(2025年1月24日)

タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は記者会見で、ロシアはシリア領内の基地の処遇を含めたシリア・ロシア関係のすべての側面についての「建設的な対話」に応じる用意があると述べた。

ラブロフ外務大臣は、外国からの支援を求めているシリア人のニーズを踏まえて、シリア領内の基地に人道センターとしての追加の役割が与えるられるだろうとしたうえで、「シリア人に対してあらゆる支援を提供する用意がある」と述べた。

ラブロフ外務大臣は、みながその結果を承認する総選挙の実施がシリアの最終目的だとしつつ、それが「困難で時間を要する」との見方を示した。

**

タス通信によると、シリアの新政権がタルトゥース港への投資にかかるロシアとの協定を破棄したとの一部報道に関して、複数筋の話として、ロシア側は基地に投資を行っているストロイトランスガス社への新政権からの通知はまだなされていないと述べた。

なお、『ワタン』は19日、タルトゥース県のリヤード・ジャウディー税関局長の話として、シリアの新政権がタルトゥース港にかかるストロイトランスガス社投資協定を解除したと伝えていた。

**

タス通信は、シリアに対するEUの経済制裁が解除されるには、シリアの新政権は、タルトゥース港の基地(タルトゥース県)とフマイミーム航空基地(ラタキア県)を排除する必要があるとの欧州連合(EU)の関係筋の発言を伝えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍部隊はクナイトラ県クードナ村で若い男性2人が負傷させ、逮捕・連行(2025年1月24日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア領内に侵攻しているイスラエル軍地上部隊が23日深夜から24日未明にかけて、カフターニーヤ町に近い兵力引き離し地域の境界線一帯で地雷の撤去・破壊作業を行い、爆発が発生した。

また、シリア人権監視団クナイトラ・ヤウムによると、イスラエル軍部隊は、クードナ村での伐採作業中に発砲、若い男性2人が負傷させ、逮捕・連行した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はラッカ県スィッリーン町近郊のティーナ村を戦闘機で爆撃(2025年1月24日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍の広報センターが、マンビジュ市近郊のフーシャリーヤ村とダイル・ハーフィル市近郊での23日のトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で、シリア国民軍の戦闘員19人を殺害、11人を負傷させたと発表した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、タッル・アブヤド市近郊のウンム・ハルマル村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、スィッリーン町近郊のティーナ村を戦闘機で爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、午後4時頃、タッル・アブヤド市近郊のタルワーズィーヤ村を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のルバイアート村、ヒルバト・シャイール村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は、タッル・タムル町近郊のフドル・ハサン村を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

グランディ国連難民高等弁務官:「シリア難民20万人が体制転換後にシリアに帰還した」(2025年1月23日)

NNAによると、レバノンのジョゼフ・アウン大統領は大統領宮殿でフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談した。

アウン大統領は会談のなかで、シリア難民の早期帰国への支援をグランディ国連難民高等弁務官に求めた。

これに対して、グランディ国連難民高等弁務官は以下の通り述べた。

国連難民高等弁務官事務所は、シリア難民20万人が昨年12月8日の体制転換後にレバノン、シリア、ヨルダンなどの国からシリアに帰還したと推計している。
それ以外にも多くに人々が帰還を希望している。
国連難民高等弁務官事務所が行った世論調査では、数週間で、帰還希望者の割合が1ポイント増加し、30%になっている。
本日の我々のメッセージとは、これまで達成されたことを活かし、帰還者を支援したいというもので、その取り組みをすでに始まっている。
新政権との関係はシリア全土において建設的なもので、新政権も難民の帰還問題を優先事項として取り組み始めている。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのラブロフ外務大臣とトルコのフィダン外務大臣が電話会談を行いシリア情勢の対応について議論:シリアの主権、統合、領土の一体性を無条件で尊重する必要を改めて確認(2025年1月23日)

タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とトルコのハカン・フィダン外務大臣が電話会談を行い、シリア情勢の対応について議論した。

外務省の発表によると、会談では、シリアの主権、統合、領土の一体性を無条件で尊重する必要を改めて確認するとともに、ラブロフ外務大臣は、包括的な解決に真に貢献できるすべての「外部関係者」の努力を結集することの重要性を強調し、政治的見解や民族・宗教的所属にかかわらず、すべてのシリア市民の正当な権利を確保することを目指すと述べた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍がアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県で交戦を続ける(2025年1月23日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍広報センターは午前9時頃、マンビジュ市南方および東方で、トルコ軍の航空支援を受けて侵攻したシリア国民軍を迎撃し、戦闘員14人を殺害したと発表した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後2時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のビール・ラム村、クーラー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、ティシュリーン・ダム一帯を戦闘機で爆撃、シリア国民軍も同地を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後3時頃、アイン・アラブ市南方を戦闘機で爆撃した。

ANHAによると、午後7時頃、マンビジュ市のザイダーン・フナイズィル学校近くで爆発が発生した。

ANHAによると、爆発は車に仕掛けられた爆弾によるもので、3人が死亡、5人が負傷した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後3時頃、スィッリーン町を戦闘機で爆撃した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域と北・東シリア地域民主自治局の支配地の境界に位置するタッル・タムル町農村地帯で、「平和の泉」地域の居住者が同地からの脱出を試みたことを受けて、シリア民主軍とシリア国民軍が交戦した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ航空の定期旅客便が13年ぶりに再開され、ダマスカス国際空港に到着(2025年1月23日)

SANA『ワタン』によると、トルコ航空の定期旅客便が13年ぶりに再開され、第1便となるボーイング777がイスタンブル国際空港を発ち、ダマスカス国際空港に到着した。


**

カタール開発基金からの食料支援物資を積んだカタールの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

**

SANAによると、サウジアラビアの貨物機が30トンの救援物資を積んで、ダマスカス国際空港に到着した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア総司令官はハッターブ総合諜報機関長官とともに、ルイジェンコフ外務大臣が代表を務めるベラルーシの使節団と会談(2025年1月23日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、アナス・ハッターブ総合諜報機関長官とともに、マキシム・ルイジェンコフ外務大臣が代表を務めるベラルーシの使節団と会談した。

ベルタ通信によると、会談では、国際情勢および中東地域各所で発生している紛争について詳細に協議し、それらが早期に解決することに対して関心を共有していることを強調した。

ルイジェンコフ外務大臣はまた、ベラルーシがシリアの主権、独立、および国際的に承認された国境内での領土一体性を擁護することを強調した。

さらに、制裁を解除するために国際機関でのシリア側の取り組みを支援する用意があることを強調した。

一方、『ワタン』によると、ベラルーシ外務省は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領とベラルーシ国民からシリア国民への贈り物として、MAZ製のバス50台を近日中にシリアに寄贈すると発表した。

これらのバスは3ヵ月以内に製造・生産され、シリアへ引き渡される予定だという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍、シリア国民軍がアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯に対して攻勢を続ける(2025年1月22日)

アレッポ県では、ANHAによると、シリア民主軍広報センターは午前9時頃、マンビジュ市南の前線(シリアテル前線)で、シリア国民軍を撃退し、戦闘員6人を殺害、9人を負傷させ、車輛1台を破壊したと発表した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午前11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機が午後1時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のビール・ハッスー村を爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後5時頃、ティシュリーン・ダムの施設を砲撃し、「人間の盾」として留まっていた複数の男女が負傷した。

ANHAによると、負傷者の中には、アール・バイト連盟代表のアドナーン・ウライウィー氏も含まれていた。

ANHAによると、15日のトルコ軍によるティシュリーン・ダムへの攻撃で重傷を負っていた女性1人が死亡した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後2時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町と近郊のブービー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後6時頃、アブー・ラースィーン町近郊のアサディーヤ村を砲撃した。

**

ANHAによると、シリア国民軍は、北・東シリア民主自治局の支配地各所でのトルコ軍、シリア国民軍、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で、兵士7人が戦死したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表が記者会見でシリアへの制裁解除を改めて呼びかける(2025年1月22日)

SANAによると、シリアを訪れていたゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は記者会見を行った。

記者会見の内容の骨子は以下の通り。

  • 新生シリアの未来を支援する協力な合意があり、我々は包括的な政治移行を求めている。また、すべての勢力が参加するかたちでの国軍の結成が必要である。
  • 政治プロセスはシリア人自身が主導、所有し、すべての社会階層が参加しなければならず、外部から押し付けられるべきではない。
  • 国際社会のシリア支援への意欲を目にしている。各国が前政権に課してきた制裁を再考することが非常に重要だ。
  • イスラエルによるシリア領土の占領はまったく受け入れることはできず、それを正当化する理由や根拠は存在しない。
  • 国連安保理決議代2254号の一部の原則、例えばシリアの主権と領土保全の保護、そして国連が支援する包括的な政治プロセスの必要性は、依然として有効である。
  • シリアを復興し、国民を貧困から救いたいのであれば、制裁を解除されなければならない。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アブドゥルハーフィズ高等教育科学研究大臣、マーヒル・シャルア暫定保健大臣らがWHO、UNDP、国連人口基金の使節団と会談(2025年1月22日)

SANAによると、アブドゥルムンイム・アブドゥルハーフィズ高等教育科学研究大臣は、世界保健機関(WHO)のハナーン・バルヒー東地中海地域事務局長(サウジアラビア人)を代表とする使節団と会談し、保健分野での協力について議論した。

アブドゥルハーフィズ暫定高等教育科学研究大臣はまた、国連開発計画(UNDP)のムハンマド・サディーク・ムドウィー副常駐代表と会談し、大学などのニーズに対応するための協力強化の方途について議論した。

**

アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、バルヒー局長を代表とするWHO使節団と会談し、保健分野での協力の方途や共同計画について議論した。

マーヒル・シャルア暫定保健大臣はまた、国連人口基金のライラー・バクル・アラブ地域事務局長と会談し、保健サービスの改善の方途について議論した。

**

ムハンマド・バシール暫定首相はバルヒー局長を代表とするWHO使節団と会談した。

**

イドリブ県では、SANAによると、フィラース・カルドゥーシュ社会問題労働局長は、トルコの公正発展党(AKP)のザフェル・サ・カヤ副党首と押収の市民社会組織の代表らとともに、北部の国内避難民(IDPs)キャンプを訪れ、IDPsの負担軽減や帰還の方途について議論した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はXでクルド人を讃えるポストをアップする一方、世界経済フォーラム2025年次大会に出席し、ブレア英元首相とシリア経済の未来について対談(2025年1月22日)

アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はXで、アラビア語とクルド語でクルド人を讃えるポストをアップした。

ポストの内容は以下の通り:

シリアのウルド人は、シリア国民の多様性に美しさと輝きを加えるものだ。シリアのクルド人コミュニティはアサド体制の手によって不義に晒されていた。我々は、誰もが平等と正義を感じる国を築くために共に取り組んでいきたい。

**

シャイバーニー暫定外務大臣は、1月20日から24日までの予定でスイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム2025年次大会に参加し、トニー・ブレア英元首相とシリア経済の未来について対談した。

対談のなかでのシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣の発言の概要は以下の通り。

  • 我々は崩壊国家を受け継いだが、シリアには多様な産業、観光、農業を含む豊かな経済と重要な地理的な位置を持つ素晴らしい投資機会が存在する。
  • シリアの経済は開かれており、外国投資を誘致し、世界中の国々とパートナーシップを築くことを目指している。
  • 多くの優先課題があるなかで、通信、道路、港湾、教育、医療、エネルギーが特に重要である。最初の1週間で子どもたちを学校に戻し、学生を大学に復帰させることができた。教育分野への投資は、シリアの未来において非常に重要である。
  • 人道支援に頼るのではなく、自分たちの力でシリアを再建することを目指している。それゆえ、電力を含むエネルギー分野を強化するために湾岸諸国とパートナーシップを結んだ。
  • 課題をチャンスに変え、世界中にいるシリア難民が持つ多様な専門知識を活用し、この付加価値をシリア再建に寄与させたい。
  • 制裁がシリアにとって最大の障害であり、シリアは制裁に縛られている。シリア国民は罰せられるべきではない。
  • シリア人は、国際社会が介入し、解放してくれることを待ち望んでいたが、解放を実現したのはシリア人自身だった。現在、シリア人は希望を抱いており、シリアが宗派戦争に陥ることなく成功を収めたことが最大の成果である。
  • 移行期正義と責任追及は、国民ではなく政府の課題であり、法の支配が、さまざまな集団や女性の権利を保証するうえで主要な役割を果たす。シリアは特定のイデオロギーではなく、法の支配によって統治される国となる。
  • シリアは外部に対して脅威を与えることはなく、世界と新たな関係を築いている。
  • シンガポールやサウジアラビアの「ビジョン2030」といった多くのモデルに触発され、創造力と革新、発展を基盤とし、これらの模範に基づいて祖国を築く意向である。

(C)青山弘之 All rights reserved.

陸路海路出入国管理総局複数筋:シリアの新政権はタルトゥース港への投資にかかるロシアとの協定を破棄(2025年1月21日)

サウジアラビアの日刊紙『シャルク』は、陸路海路出入国管理総局の複数筋の話として、シリアの新政権がタルトゥース港への投資にかかるロシアとの協定を破棄したと伝えた。

これらの複数筋によると、投資協定の破棄決定は先週月曜日(1月13日)に下され、破棄手続きの詳細、この決定に伴うシリア側への財務的義務が存在しないことなどが近日中に発表される予定だという。

また、同筋によると、ロシアは、前政権との合意に反して、設備や機器の更新や整備を行う義務を履行せず、そのために、多くの設備が損傷を受け、老朽化しているため、陸路海路出入国管理総局は事態に対処するため改修計画を立てたという。 さらに、ロシア投資会社で雇用されているシリア人従業員約1,000人について、その専門知識を活かすため、港湾での再雇用の可能性が検討されているという。

タス通信によると、破棄されたのは、2019年1月にロシアと前政権が交わしたもので、タルトゥース港の投資、開発、運営、インフラ整備のために、ロシア側が5億米ドル以上を投資することなどが定められていた。

有効期間は49年で、最大で25年間の延長が可能とされていた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍は兵力引き離し地域東側のクナイトラ県各所に拠点を設置し、シリア軍事作戦総司令部の接近を阻止(2025年1月21日)

シリア人権監視団は、兵力引き離し地域東側のシリア領内に侵攻中のイスラエル軍地上部隊が、クナイトラ県のハドル村西のカルス・ナフル丘、同村北東のハムル丘、ジュバーター・ハシャブ村の保護林内(農業用橋の近く)、ハミーディーヤ村北東のパイプ工場近く、マンタラ・ダム西の民家、クードナ村南西のアフマル丘、バアス市の県庁と裁判所に拠点を設置、シリア軍事作戦総司令部が兵力引き離し地域に近づくことを阻止していると発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県のティシュリーン・ダムを攻撃し、民間人2人が死亡、20人が負傷(2025年1月21日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は深夜、スィッリーン町周辺の村々を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前9時頃、アブー・ラースィーン(ザルアカーン)町を砲撃した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍はラアス・アイン市近郊のマナーフ村にあるトルコ軍基地を狙って砲撃を行い、兵士3人を負傷させた。

**

アレッポ県では、ANHAシリア民主軍が午前10時頃、ティシュリーン・ダム一帯およびダイル・ハーフィル市一帯での戦闘で、シリア民主軍の戦闘員8人を殺害、軍用車輛4台を破壊したと発表した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午前11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後1時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南を戦闘機複数機で爆撃した。

ANHAによると、この爆撃で、アイン・アラブ市南方のスィッリーン交差点にあるオリーブ油圧搾工場が被害を受けた。

ANHAによると、トルコ軍は午後1時頃、ティシュリーン・ダムの施設そのものを狙って砲撃を行った。

ANHAによると、この攻撃で、民間人2人が死亡、20人が負傷した。

ANHAによると、午後2時頃、トルコ軍は、アイン・アラブ市近郊のビール・ハッスー村、サブト村を爆撃した。

ANHAによると、シリア民主軍広報センターは、殉教者ハールーン部隊がマンビジュ市近郊で武器弾薬を積んだ貨物車輛を無人航空機1機で攻撃した際の映像を公開した。

一方、ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)によると、マンビジュ市東のタッル・アラシュ村に対するシリア民主軍の砲撃によって、女児2人が死亡、民間人7人が負傷した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カースィム暫定社会問題労働大臣はUNICEF使節団と、カーディリー暫定養育教育大臣はノルウェー難民評議会(NRC)の使節団と、シャクルーク暫定電力大臣はカタール赤新月社代表と会談(2025年1月21日)

SANAによると、ファーディー・カースィム暫定社会問題労働大臣が国際連合児童基金(UNICEF)使節団と会談し、人道分野での支援強化の方途について議論した。

**

SANAによると、ナズィール・カーディリー暫定養育教育大臣は、ノルウェー難民評議会(NRC)の使節団と会談し、教育分野におけるスタッフや学生支援の方途について議論した。

**

SANAによると、ウマル・シャクルーク暫定電力大臣は、カタール赤新月社のマーズィン・アブドゥッラー・ムハンマド代表と会談し、電力分野での支援の方途について議論した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カタールとクウェートからの人道支援物資を積んだ貨物機がダマスカス国際空港に到着(2025年1月21日)

SANAによると、カタール開発基金からの救援物資を積んだカタールの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

食料物資など40トン分の救援物資、医療用品、冬季用品を積んだクウェートの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はラッカ県スィッリーン町を爆撃(2025年1月20日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前8時頃、スィッリーン町を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の戦闘機が午後5時頃、スィッリーン町の穀物サイロを狙ってを爆撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機は午後6時頃、スィッリーン町の製鉄工場を爆撃した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後12時頃、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市南のハンマーラ村にある貯水施設を無人航空機1機で攻撃した。

**

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム北のヒルバト・サマーラー村を攻撃、シリア民主軍マンビジュ軍事評議会がこれを迎撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍は午後4時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍の戦闘機が午後5時頃、アイン・アラブ(コバネ)市南のバルカル丘一帯を爆撃した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後7時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のアサディーヤ村を砲撃した。

**

ANHAによると、シリア国民軍は、各地でのトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で兵士8人が死亡したと発表した。

一方、ANHAによると、シリア民主軍は、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯およびダイル・ハーフィル市一帯での戦闘で、シリア国民軍の戦闘員29人を殺害、15人を負傷させ、戦車や軍用車輛多数を撃破したと発表した。

また、ANHAによると、シリア民主軍広報センターは、アレッポ県ティシュリーン・ダム一帯でのトルコ軍との戦闘は、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルとの戦闘で、兵士5人が死亡したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ホワイト・ヘルメットとカタールのレフウィヤー・グループが協力協定に調印(2025年1月20日)

SANAによると、ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)とカタールのレフウィヤー・グループ(捜索・救助活動に従事する組織)が協力協定に調印した。

また、ウサーマ・アブー・ザイド暫定水資源大臣は、カタール赤新月社のマーズィン・アブドゥッラー・サッルーム在トルコ代表部長と会談し、各県の水利関連インフラ整備・復旧の方途について議論した。

**

ラタキア県では、SANAによると、「ラタキアよ、我々は戻った」キャンペーンの一環として、ホワイト・ヘルメットなどのボランティア・チームがラタキア市内で清掃や景観整備を行った。

**

『ワタン』によると、「クウェートはあなたたちのそばにいる」キャンペーンの一環として、食料物資など10トン分の救援物資を積んだ貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

クウェートからの貨物機による人道支援物資の供与は、アサド政権崩壊後、これで8回目。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア総司令官はペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談(2025年1月20日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、シリアを訪れたゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はアレッポ県ティシュリーン・ダム一帯への攻撃を続ける(2025年1月19日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、シリア民主軍が午後12時頃、ティシュリーン・ダム一帯、ダイル・ハーフィル市でシリア民主軍を迎撃し、戦闘員多数を殺害した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、ティシュリーン・ダム南の村を攻撃、シリア民主軍マンビジュ軍事票位階がこれを迎撃した。

ANHAによると、マンビジュ軍事評議会とトルコ民主軍が午後6時頃、ティシュリーン・ダム一帯で激しく交戦した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア民主軍がカラ・クーザーク橋一帯を砲撃した。

ANHAによると、民主連合党(PYD)は、ティシュリーン・ダムで「人間の盾」として留まっていたハサカ県カーミシュリー地区のマニージャ・ハージュー・ハイダル共同議長が、前日のトルコ軍の攻撃によって死亡したと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍はティシュリーン・ダム一帯での戦闘で、シリア民主軍の装甲車と戦車多数を破壊、戦闘員数十人を殺害した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、シリア民主軍が、午前0時頃、アイン・イーサー市近郊のスカイルー村に潜入しようとしたシリア国民軍を迎撃し、戦闘員2人を殺害した。

ANHAによると、午後12時頃、トルコ軍がアイン・イーサー市近郊のヒーシャ村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍が午後9時頃、アイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村とその一帯を砲撃した。

**

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後3時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町郊外のタッル・ワルド村を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カーディリー暫定外務在外居住者大臣はUNICEFシリア事務所長の根本巳欧副代表と会談(2025年1月19日)

SANAによると、ウサーマ・アブー・ザイド暫定水資源大臣は、国際連合児童基金(UNICEF)の使節団と会談し、各県の水利事情と発展の方途について議論した。

また、ナズィール・カーディリー暫定外務在外居住者大臣は、UNICEFシリア事務所長の根本巳欧副代表と会談し、教育の現状について議論した。

**

『ワタン』によると、アナス・サリーム計画国際開発委員会委員長が国連活動常駐調整官のアーダム・アブドゥルマウラー氏と会談し、持続的開発や国際機関の活動の発展の行方などについて議論した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア総司令官は、シリアを訪れた米国人ジャーナリストのオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の母親のデブラ・タイス氏と面談(2025年1月19日)

シリア軍事作戦総司令部によると、アフマド・シャルア総司令官(シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者)は、シリアを訪れた米国人ジャーナリストのオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の母親のデブラ・タイス氏と面談した。

(C)青山弘之 All rights reserved.