シーア派聖地の観光目的でイラク人55人がブーカマール国境通行所経由でシリアに入国(2022年4月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク人55人を載せた大型旅客バス2台が、ユーフラテス川西岸のブーカマール国境通行所(イラク側はカーイム国境通行所)を経由して、シリア領内に入国し、マヤーディーン市、ダイル・ザウル市を経由して、首都ダマスカスに向かった。

55人のシリア訪問は、イスラーム教12イマーム派の聖地などを観光するのが目的。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ハジーン市でダーイシュのスリーパーセルがシリア民主軍を襲撃し、3人死傷(2022年4月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市の街道で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、2人を負傷した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して40回以上の爆撃を実施(2022年4月5日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラッカ県ラサーファ砂漠、ヒムス県のスフナ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して40回以上の爆撃を実施した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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シリア軍第4師団が北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への穀物の搬入を規制し、深刻なパン不足に(2022年4月5日)

ANHA(4月5日付)は、アレッポ県アレッポ市で、シリア軍第4師団が、北・東シリア自治局の支配下にあるシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への穀物の搬入を規制し、同地に居住する20万人へのパン(フブズ)の供給が滞っていると伝えた。

4月4日に始まった規制によって、シャイフ・マクスード地区内の穀物の備蓄が底をつき、5日朝にパンの配給ができなくなったという。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン市近郊でシャーム軍団の戦闘員どうしが衝突し5人が死傷する一方、ラッカ県スルーク町近郊でスルターン・ムラード師団の戦闘員8人が遺体で発見される(2022年4月5日)

アレッポ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市近郊のマイダーニカ村で、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の戦闘員どうしが衝突、複数の民家が戦闘の巻き添えとなり、迫撃砲弾の攻撃を受けた。

この戦闘で、シャーム軍団の戦闘員5人が死傷した。

 

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ラッカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるスルーク町近郊でシリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員8人が遺体で発見された。

同地では、シリア国民軍に所属する武装集団どうしの抗争がこの1週間続いており、「粛清」されたものと見られる。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県、アレッポ県で指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年4月5日)

SANA(4月5日付)によると、ダイル・ザウル県マヤーディーン市、ラッカ県サブハ町、ディブスィー・アフナーン村、アレッポ県タッル・アラン町、ハイヤーン町に設置された和解センターで、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県電力公社と北・東シリア自治局の電力センターの復旧作業チームがトルコの砲撃で電力供給が停止していたタッル・タムル町の変電所を復旧(2022年4月5日)

ハサカ県では、SANA(4月5日付)、ANHA(4月5日付)によると、同県電力公社の復旧作業チームと北・東シリア自治局の電力センターの復旧作業チームが、4月6日のトルコ軍のタッル・タムル町の変電所に対する砲撃で断裂した送電線の張替作業を行い、変電所の稼動の再開させた。

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ラッカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、アイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で5人(2022年4月5日)

保健省は政府支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者20人が完治したと発表した。

これにより、4月5日現在のシリア国内での感染者数は計55,723人、うち死亡したのは3,145人、回復したのは51,783人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/281977467443570

AFP, April 5, 2022、ACU, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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