スワイダー24:ロシアのウクライナ侵攻に伴う経費削減策の一環としてシリア軍第5軍団志願兵の給与が半減か?(2022年4月16日)

反体制系サイトのスワイダー24(4月16日付)は、ロシアが後援するシリア軍第5軍団の志願兵に対する給与が結成から約6年を経て半減していると伝えた。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/2080933465419593

志願兵の1人が明らかにしたところによると、給与は毎月200米ドルから100米ドルに引き下げられたが、司令部からの弁明はなく、一部志願者が離反したという。

予備役に対する給与も引き下げられるとの噂が流れているという。

一部士官の間では、給与引き下げは、支払いを担っているシリア駐留ロシア軍の決定によるもので、ウクライナへのロシア軍の攻撃開始を受けた経費削減策の一環だとの話が出回っいるという。

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(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機機がラッカ県とハマー県の砂漠地帯でダーイシュに対して25回あまりの爆撃を実施(2022年4月16日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、ラッカ県マアダーン町近郊の砂漠地帯、ラサーファ砂漠、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して25回あまりの爆撃を実施した。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、イドリブ県を砲撃(2022年4月16日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が15日夜から16日未明にかけて、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村近郊、クライディーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

砲撃は15日に新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・イスラームがサルマーニーヤ村近郊のシリア軍の拠点を襲撃、自爆したのを受けたもの。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

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シャーム解放機構とシャーム軍団の対立激化を受け、アレッポ県ガザーウィーヤ村・登塔者聖シメオン教会(スィムアーン修道院)跡間の通行所が前日に続いて閉鎖(2022年4月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」と、トルコの占領下にある「オリーブの枝」地域の境界に位置するガザーウィーヤ村・登塔者聖シメオン教会(スィムアーン修道院)跡間の通行所が、シャーム解放機構と、トルコが後援するシリア国民軍/国民解放戦線の主力組織で、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の対立激化を受けて前日に続いて閉鎖された。

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ダイル・ザウル県ジャースィミー村でオートバイに乗ったダーイシュ・メンバーと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士2人を襲撃し、殺害(2022年4月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャースィミー村でオートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人を襲撃し、殺害した。

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ダイル・ザウル市に和解センターが再設置され、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが開始される(2022年4月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月18日付)によると、ダイル・ザウル市の労働者サロンに和解センターが再設置され、指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが開始された。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村をドローンなどで攻撃、キリスト教徒民兵1人を含む2人負傷(2022年4月16日)

ハサカ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で住民(キリスト教徒)1人が重傷を負った。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、タッル・タウィール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のアッシリア教徒の民兵組織のナートゥーラ部隊の拠点を無人航空機(ドローン)で爆撃し、兵士1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(4月16日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

一方、SANA(4月16日付)によると、シリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市北のハズィーマ検問所とタッル・アブヤド通り、スーク・ジュムアで、若い男性多数を拘束、教練キャンプに連行した。

AFP, April 16, 2022、ANHA, April 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2022、Reuters, April 16, 2022、SANA, April 16, 2022、SOHR, April 16, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で4人(2022年4月16日)

保健省は政府支配地域で新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者21人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、4月16日現在のシリア国内での感染者数は計55,769人、うち死亡したのは3,149人、回復したのは51,985人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/288836140091036

AFP, April 16, 2022、ACU, April 16, 2022、ANHA, April 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2022、Reuters, April 16, 2022、SANA, April 16, 2022、SOHR, April 16, 2022などをもとに作成。

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