ロシアのワグネル・グループがサイヤード・セキュリティ社を通じて「傭兵」の募集を再開したのを受けて、シリア各地から若者数百人が同社に押し寄せる(2023年4月17日)

スワイダー24(4月17日付)は、ロシアのワグネル・グループがシリアの民間セキュリティ会社のサイヤード・セキュリティ社を通じて「傭兵」の募集を再開したのを受けて、シリア各地から若者数百人がサイヤード・セキュリティ社があるヒムス県のサーイド町に押し寄せた、と伝えた。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/pfbid02c8fojxPssY8sqKfVBBw3T34AEEpAUUwwEeMyAadZwi1eGJjKXLy9qXNHe37hcWwMl?locale=ar_AR

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023、Suwayda 24, August 17, 2023などをもとに作成。

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シリア交渉委員会はアラブ諸国とシリア政府の関係改善が進んでいることを受けるかたちで声明を出し、アラブ諸国が主導する真剣且つ信頼の置ける政治交渉に臨む用意があると表明(2023年4月17日)

サウジアラビアの支援を受け、国連主導の和平プロセスであるジュネーブ会議や制憲(憲法制定)委員会に反体制派の代表として参加してきたシリア交渉委員会は、アラブ諸国とシリア政府の関係改善が進んでいることを受けるかたちで声明を出し、数年にわたり中断しているジュネーブでの政治プロセスを活性させさせるため、国際社会とアラブ世界の諸決議に従ってアラブ諸国が主導する真剣且つ信頼の置ける政治交渉に臨む用意がある、と表明した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は独立記念日に合わせてメッセージを発信:「独立とは、自由な諸人民のアイデンティティ、歴史、財産」(2023年4月17日)

大統領府はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)などを通じて、独立記念日(4月17日)に合わせてアサド大統領のメッセージを発表した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02nyAx3NLTHFfzGhM96NCvDxiWomeNW3997isERuRPvLinKc1WvpUMRMXDtaDrEp5nl

メッセージの内容は以下の通り:

独立とは、入植者の排除、その道具の破壊、その思考と価値観の打破である。
独立とは、自由な諸人民のアイデンティティ、歴史、財産である。
それは知識であり、建設、そして成果である。
独立とは責任であり、守ることであり、祖国に根差すことである。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はUAE、エジプト、モーリタニア、ロシア、中国、イラン、インドネシア、ベラルーシ、北朝鮮、ミャンマーの首脳、ローマ教皇から独立記念日の祝電を受け取る(2023年4月17日)

アサド大統領は、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領、ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相、マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副首相、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領、モーリタニアのムハンマド・ワラド・シャイフ・ガゥワーニー大統領、ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領、中国の習近平国家主席、イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、北朝鮮の金正恩最高指導者、ローマ教皇フランシスコ、ミャンマーのミン・アウン・フライン国家行政評議会議長から独立記念日(4月17日)を祝う祝電を受け取った。

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】フサイン・アルヌース内閣は緊急閣議を開催し、震災被害に対応するための国民行動計画案の再検討・精査を行う(2023年4月17日)

フサイン・アルヌース内閣は緊急閣議を開催し、トルコ・シリア大地震がさまざまなセクターに与えた被害や影響に対処するための国民行動計画案の再検討・精査を行い、救援活動にかかる関係当局が、被災地の復興、経済・社会活動の再開に向けた活動を強化するための正確なデータベースが確認された。

国民行動計画案は、基本必需品を完備した一時集団避難所を一定期間確保し、避難所内外の被災者に支援を継続的に提供すること、地震で倒壊した建物の瓦礫の撤去、サービス、経済、インフラなどのセクターの被害状況の正確な評価、被災者が経営する中小企業向けの融資プログラム、経済活動再開に向けた助成金の支給、被災地の国営、民間セクターの経済活動の活性化、被災地における病院、医療センター、保健施設の復旧、震災孤児の特別養護施設での保護、被害を受けた学校や避難所として使用されている学校の修復・再開、被害を受けた建物など私有財産の再建などを骨子としている。

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はアルジェリアに続いてチュニジアを公式訪問し、アンマ―ル外務大臣と会談(2023年4月17日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、アルジェリアへの公式訪問を終え、チュニジアの首都チュニスに移動した。

チュニジアへの公式訪問はナビール・アンマ―ル外務大臣の公式招待を受けたもの。

ミクダード外務在外居住者大臣はアンマ―ル外務大臣との会談で、両国間の関係強化と発展の方途、地域情勢、国際情勢の進展への対応などについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02itd6tPacRtX4hykaX34TpN8iWYW5GFVDHDZ37yYVj5oqXvjY638qcW8KB9C3YAvWl

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はアルジェリアのアッターフ外務在外居住者大臣と会談後(2023年4月17日)

アルジェリアを公式訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、首都アルジェでアフマド・アッターフ外務在外居住者大臣と会談し、二国間関係の協力活性化と強化の方途、両国関係の諸側面、両国最高合同委員会の活動活性化などについて意見を交わした。

ミクダード外務在外居住者大臣は、シリア情勢の進捗、「テロとの戦い」の成果、欧米諸国による一方的制裁の弊害、トルコ・シリア大地震の被害や被災者に対するアルジェリアの人道支援の成果を披露した。

これに対して、アッターフ外務在外居住者大臣は、シリアの指導部、国民、政府に対して独立記念日(4月17日)への祝辞を述べ、すべての分野でシリアとの協力・連携を活性化する用意があるとしたうえで、アルジェリアは過去数年来、シリアの主権の維持、領土統一、安定を切望し、トルコ・シリア大地震発生以降、とくに山積する課題に直面するシリアを支援し、シリアが勝者となって危機を脱し、アラブ世界、国際社会において再び重要な役割を果たすことを臨んでいると表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02ehGSQ3DgG6CdcuMsaAjSmNh7Vku7buaGfAEcr8h3QvGeJG9iCp91mY4y3a1v8Lkl

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国民地震センターは過去24時間にマグニチュード3.8以下の地震が6回発生したと発表(2023年4月17日)

国民地震センターは声明を出し、過去24時間に、アレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)などを震源とするマグニチュード3.8以下の地震が6回発生したと発表した。

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアレッポ県バスラトゥーン村近郊でシリア軍を狙撃、兵士1人を殺害(2023年4月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるアウラム・スグラー村一帯、バスラトゥーン村一帯を砲撃した。

シャーム解放機構はまた、バスラトゥーン村近郊でシリア軍を狙撃、兵士1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊でシリア軍の重機をTOW地対地ミサイルで攻撃した。

 

また、シリア政府の支配下にある県東部のアブー・ズフール航空基地内で、シリア軍第25特殊任務師団(スハイル・ハサン准将指揮)の士官1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で軍事情報局に協力する民兵のメンバー1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023、April 18, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2023年4月17日)

アレッポ県では、ANHA(4月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、スーガーニカ村の森林地帯を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(4月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、燃料や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列が、燃料や兵站物資を積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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米軍はトルコ占領下のアレッポ県北部で空挺作戦を実施し、ダーイシュのシリア人指導者を殺害したと発表(2023年4月17日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、米軍ヘリコプター(unilateral helicopter)1機が17日早朝にシリア北部でダーイシュ(イスラーム国)の指導者の1人で、中東や欧州でのテロ攻撃の計画立案者を攻撃し、この指導者は殺害されたと見られると発表した。

この攻撃ではまた、他に2人も殺害され、米軍側に負傷者はなく、市民の負傷者もなかったという。

イナブ・バラディー(4月17日付)によると、攻撃を行ったヘリコプターは、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県のハッラーブ・ウシュク村に違法に設置されている基地を離陸、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域のジャラーブルス市近郊のスワイダ村で空挺作戦を実施、2時間にわたって米軍と武装集団が交戦した。




複数の地元筋の証言によると、米軍によって殺害されたのは、トルコの支援を受けるシリア国民軍に所属する北部の鷹旅団の司令官。

これに対して、北部の鷹旅団はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Skoor_224/)を通じて、殺害されたのがアーイド・ハラールを名乗るアレッポ県サフィーラ郡出身の人物で、6ヵ月前にスワイダ村に避難していたとしたうえで、旅団のメンバーではないと発表した。

ホワイト・ヘルメットはフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)、所属不明のヘリコプター複数機が午前1時30分にスワイダ村で空挺作戦を開始、3時23分にヘリコプターが撤収したと発表した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid02nzvGjNmkHzVJqqnQn64bzHzxXgw5bhcRCRFp591Wecg62UDTVMHze2MkJ7Spsgi6l

シリア人権監視団も、米軍のヘリコプター複数機が空挺作戦に参加したと発表した。

AFP, April 17, 2023、ANHA, April 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 17, 2023、‘Inab Baladi, April 17, 2023、Reuters, April 17, 2023、SANA, April 17, 2023、SOHR, April 17, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間でトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県で3回の攻撃を実施、シリア軍兵士3人が負傷したと発表(2023年4月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、トルキスタン・イスラーム党が「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県内で1日に3回の攻撃を実施、兵士3人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 17, 2023をもとに作成。

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