米中央軍(CENTCOM)は3月の1ヵ月間でイラクとシリアの領内でダーイシュに対して合計37回の作戦を実施し、9人を殺害、18人を拘束したと発表(2023年4月4日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、3月の1ヵ月間で、米軍が有志連合、協力部隊とともに、イラクとシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対して合計37回の作戦を実施し、9人を殺害、18人を拘束したと発表した。

声明によると、イラクでは28回の作戦が実施され、ダーイシュのメンバー7人を殺害、7人を拘束、シリアでは9回の作戦が実施され、2人を殺害、11人を拘束した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資が1ヵ月を経て北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に到着(2023年4月4日)

ANHA(4月5日付)は、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資を積んだ貨物車輌20輌が、アレッポ市と「シャフバー地区」(タッル・リフアト市一帯地域)の間に位置するアフダース村の通行所を経由してシリア政府支配地から北・東シリア自治局の支配地に入り、同自治局の飛び地であるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区に到着したと伝えた。

このうち貨物車輌は、3月6日にイラクから北・東シリア自治局の支配地に届けられ、シリア政府の支配地との境界に位置するターイハト・トゥワイマート村の通行所を通過しようとしたが、シリア政府当局の許可が得られず、3月14日に一端撤収、その後再び通過を試み、3月29日にシリア政府支配地に入ったが、シリア軍第4師団の検問所などで足止めに遭うなどしていた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ホワイト・ヘルメットの隊員と、2017年4月のハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件の被害者遺族とされる住民や市民団体らが、事件発生から6年が経ったのに合わせて抗議デモ(2023年4月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)によると、ホワイト・ヘルメットの隊員と、2017年4月のハーン・シャイフーン市でのシリア軍による化学兵器使用疑惑事件の被害者遺族とされる住民や市民団体らが、事件発生から6年が経ったのに合わせて、抗議デモを行った。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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在オマーンのシリア、サウジアラビア、イラン、イラクの大使が会談し地域の諸問題について意見を交わす(2023年4月4日)

在オマーン・イラク大使館はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Iraqinmuscat/)で、カイス・アーミリー在オマーン・イラク大使が、オマーンの首都マスカットにある大使館にアブドゥッラー・アナズィー在オマーン・サウジアラビア大使、アリー・ネジャフィー在オマーン・イラン大使、イドリース・マイヤー在オマーン・シリア大使を招き、地域の諸問題について意見や見解を交わしたと発表した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県、イドリブ県、ハマー県でのシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室との戦闘でシリア軍兵士6人が死亡(2023年4月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

また「決戦」作戦司令室がバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方のバイニーン村の森林地帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にある同地方のフライフィル村一帯、ファッティーラ村一帯、スフーフン村一帯、ナイラブ村一帯を砲撃、フライフィル村とハルーバ村一帯のシャーム解放機構アブー・バクル・スィッディーク旅団の拠点に潜入したが、同旅団との戦闘でシリア軍兵士3人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構がガーブ平原で砲撃戦を行い、シリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023、April 5, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃(2023年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】マフルーフ地方行政環境大臣がアリーUN-Habitat地域代表事務所長を代表とする使節団と会談(2023年4月4日)

フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣(兼高等救援委員会議長)が国連人間居住計画(UN-Habitat)のアルファーン・アリー地域代表事務所長を代表とする使節団と会談し、現在実施中のプロジェクトや協力体制、トルコ・シリア大地震の被災地での活動の拡大の可能性などについて意見を交わした。

SANA(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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シリア中央銀行は1米ドル=7,250シリア・ポンド、1ユーロ=7,894.16シリア・ポンドに引き下げると発表(2023年4月4日)

シリア中央銀行は、4日付の送金為替速報で、1米ドル=7,250シリア・ポンド、1ユーロ=7,894.16シリア・ポンドに引き下げると発表した。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0fUqWGM97UWJxDie5qiLi2vAzaTJfQoUcs5n71cnWBL7oTET7zskqMF1n5pNvYWNCl

SANA(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023などをもとに作成。

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ロシア、シリア、トルコ、イランの四ヵ国外務次官会合がモスクワで開催され、シリアのスーサーン外務在外居住者省次官はトルコの撤退宣言と撤退開始が両国の連絡再開の入口になると表明し(2023年4月4日)

ロシアの首都モスクワで、ロシア、シリア、トルコ、イランの四ヵ国外務次官会合が開催され、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、ミハエル・ボグダノフ外務副大臣(兼大統領特使)を代表とするロシア政府使節団、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官を代表とするシリア政府使節団、トルコのブラク・アクチャパル外務副大臣を代表とするトルコ政府使節団、アリー・アスガル・ハージー外務大臣補を代表とするイラン政府代表団が一堂に会した。

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複数の消息筋によると、会合では、ロシアが、シリアとトルコの関係正常化が戦略的な影響をもたらし、シリア内戦の終結につながるとして、両国使節団の歩み寄りに尽力し、四ヵ国の会合を次官会合から外相会合に引き上げたうえで、4月10日と11日にこれを開催することを提案した。

これに対して、スーサーン外務在外居住者省次官は、トルコが公式且つ曖昧さのないかたちで、シリアのすべての領土から部隊を撤退させると宣言し、実際に撤退を開始することが両国の連絡再開の入口になると表明した。

また、シリア北東部および北西部の原状復帰を実現するには、シリアの主権と統合の維持、違法な外国軍部隊の撤退、「テロとの戦い」、全土における国家の権威の回復が求められると述べるとともに、これらの点においてトルコ側からの前向きな動きは見られていないと批判した。

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一方、トルコ側は、シリア国内における部隊駐留について占領ではないとの従来の主張を繰り返した。

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なお、ロシア外務省は会合終了後に声明を出し、出席者が直接且つ率直に自らの立場を示し、連絡を継続することで合意し、次回会合の準備についても意見が交わされたと発表した。

SANA(4月4日付)、『ワタン』(4月5日付)、RIAノーヴォスチ通信(4月4日付)が伝えた。

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、RIA Novosti, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023、al-Watan, April 5, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍がダマスカス郊外県、スワイダー県をミサイル攻撃、民間人2人が死亡(2023年4月4日)

シリア軍筋は報道声明を出し、イスラエル軍が4日午前0時15分に占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス周辺地域や南部地域の複数ヵ所を狙って多数のミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、そのほとんどを撃破したと発表した。

だが、この攻撃により、民間人2人が死亡、若干の物的被害が出た。


https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid02wZbjL7S3FE1zt214gTYmXeTGT6FerFXZgGSZS3j9ToqgbjSGeVGJAk8QEHiZQkQwl

https://www.facebook.com/watch/?v=762566808657181

https://www.facebook.com/watch/?v=2381430025358392

これに関して、外務在外居住者省は声明を出し、イスラエルによる度重なるミサイル攻撃(爆撃)に関して、危機を輸出し、国内問題を国外での犯罪や攻撃に転嫁するという欧米諸国と同じ足跡を辿ることで、国際法や国連憲章にあからさまに違反する手法を確立し、法と人道の力に代えて力の法と密林の法を確立しようとしていると非難した。

SANA(4月4日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、攻撃によって、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯、サイイダ・ザイナブ町近郊のイランの複合施設、キスワ市の工場地区、スワイダー県のサフン丘のレーダー・サイト、各所のシリア軍防空部隊拠点や「イランの民兵」の拠点が狙われる一方、シリア軍防空部隊が迎撃し、ミサイル少なくとも2発を撃破した。

また、シリア軍防空部隊が発射したと見られるミサイル一発がキスワ市の養鶏所に墜落し、民間人少なくとも2人が死亡した。

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また、サウト・アースィマ(4月4日付)も、キスワ市の複数の住民の話として、シリア軍防空部隊の迎撃で、養鶏所が被弾し、工場に甚大な被害がもたらされ、民間人1人が死亡したと報じた。

https://www.facebook.com/watch/?v=159202846735958

一方、スワイダー24(4月4日付)は、スワイダー県南東部のサフン丘にあるレーター・サイトが狙われ、物的被害が出たと伝えた。

死傷者はなかったという。

https://www.facebook.com/Suwayda24/posts/pfbid02ThckXzynKaroFdraE7Bhe6ujX7j7oN9ACRn8bapEfZPAjuxy4XJAGPirGt7cjBTCl

AFP, April 4, 2023、ANHA, April 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2023、Reuters, April 4, 2023、SANA, April 4, 2023、Sawt al-‘Asima, April 4, 2023、SOHR, April 4, 2023、Suwayda24, April 4, 2023などをもとに作成。

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