トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化やアラブ連盟への復帰に抗議するデモ(2023年4月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域ないのバーブ市、「オリーブの枝」地域のジンディールス町、アフリーン市で、シリア政府とトルコ、サウジアラビアの関係正常化やアラブ連盟への復帰に抗議するデモが行われた。



AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023、April 8, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はチュニジアのアンマール外務大臣と電話会談を行い、大使館再開と大使交換を確認(2023年4月5日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、チュニジアのナビール・アンマール外務大臣と電話会談を行った。

会談では、アンマ―ル外務大臣から、駐シリア・チュニジア大使館の代表を大使に引き上げ、大使を任命することが伝えられる一方、ミクダード外務在外居住者大臣も在チュニジア・シリア大使館を近く再開し、大使を同地に派遣すると表明した。

SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍がシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室と交戦(2023年4月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がファターティラ村一帯への侵攻を試み、「決戦」作戦司令室に参加している国民解放戦線に所属するナスル軍と激しく交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるドゥワイル・アクラード村、アンカーウィー村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯で掃討作戦を開始したシリア軍と交戦し、士官1人を殺害(2023年4月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊の砂漠地帯で掃討作戦を開始したシリア軍と交戦し、作戦に参加しているパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の部隊を指揮するシリア人士官(少尉)を殺害した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はアブディー総司令官がイラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で襲撃を受けたとの情報を否定するも、CENTOM報道官は攻撃を認める(2023年4月7日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍のマズルーム・アブディー総司令官がイラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市で襲撃を受けたとの情報について、事実無根で、イラク・クルディスタン地域の一部勢力を政治的恐喝しようとするのが狙いだと発表した。

ANHA(4月7日付)が伝えた。

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バスニュース(4月7日付)は、信頼できる情報筋の話として、7日晩にアブディー総司令官が米軍高官やクルディスタン愛国同盟の幹部らとスライマーニーヤ市のテロ対策本部での会談を終え、スライマーニーヤ国際空港に向かう途中、トルコ軍所属と見られる無人航空機(ドローン)の攻撃を受けたと伝えていた。

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しかし、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(4月7日付)が伝えたところによると、米中央軍(CENTCOM)のジョー・ブッチーノ報道官(大佐)は、スライマーニーヤ(空港近く)で車列が爆撃を受けたことを確認した。車列には米軍関係者も乗っていたが、被害はなかった」と述べた。

米国の複数の高官の話として、米軍の軍関係者3人がアブディー総司令官が襲撃された際に同じ車に同乗していたという。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、Basnews, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023、The Wall Street Journal, April 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE赤新月社は、ラマダーン月に合わせて被災者支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、イフタール約10万5000食を提供(2023年4月7日)

アラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、ラマダーン月に合わせて、トルコ・シリア大地震の被災者への支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、アレッポ県、ヒムス県、ハマー県でイフタール約3万食、ラタキア県で7万5000食を提供した。


SANA(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人は、アラブ朗読挑戦大会で優勝したシャーム・バクールちゃんほか、大会に出場子供たちと家族、大会コーディネーターや指導者らと懇談(2023年4月7日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、アラブ首長国連邦(UAE)で2022年11月に開催されたアラブ朗読挑戦大会で優勝したシャーム・バクールちゃん(7歳)ほか、大会に出場し、優秀な成績を収めた9人の子供たちと家族、大会コーディネーターや指導者らと会見し、懇談した。

アスマー夫人は懇談で次のように述べて、子供たちを讃えた。

あなたたちは今日、願いを叶え、希望とともに育まれ、自分たちの言葉を守り、朗読し、学ぶ、書き、文明と近代性という眼で、大地にしっかりと根を張った未来を見つめている世代に属しています。

この土地をしっかりと担うことは、国境、言語、アイデンティティ、歴史、文化のすべてをもって、この土地を守ることを意味します。私たちがいつも戦わなければならない真の挑戦とは、コンテストや競争だけではありませんし、何回読むかということでもありません。どういうふうに読むかです。朗読をどのように架け橋にして、知識を豊かにし、歴史的な遺産と対話し、歴史と現在、そして未来にしっかりと根を張るのかということなのです。

懇談では、子どもたちは大会での体験などについて、コーディネーターや指導者は指導方法などについて語った。






懇談には、ダーリム・タッバーア教育大臣も同席した。

SANA(4月7日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02BRwAtvWjUargkcGG3fkmZVh9cPigQivjh89wJBQbi9a5JGWoTuHKtqBHa6Suhjp4l

アラブ朗読挑戦大会は、ムハンマド・ビン・ラシード・アール・マクトゥーム首相(ドバイ首長)が主催、44ヵ国から2227万人が参加していた。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国立地震センター過去24時間にアレキサンドレッタ地方、イドリブ県、アレッポ県、ラタキア県を震源とするマグニチュード3.6以下の地震が9回発生したと発表(2023年4月7日)

国立地震センターは声明を出し、過去24時間にアレキサンドレッタ地方(トルコのハタイ県)、イドリブ県北西部、アレッポ県北西部、ラタキア県南西沖、同県南東部などを震源とするマグニチュード3.6以下の地震が9回発生したと発表した。

SANA(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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国防省はシリア軍部隊がラタキア県北部で「テロ集団」の攻撃に応戦し、多数のテロリストを殺傷したと発表(2023年4月7日)

国防省は声明を出し、シリア軍部隊がラタキア県北部で「テロ集団」の攻撃に応戦し、多数のテロリストを殺傷、「アブー・カターダ」と呼ばれる外国人の遺体を回収したと発表、遺体の写真を公表した。

https://www.facebook.com/mod.gov.sy/posts/pfbid0TbcaZVCwjR5MnGFZM9vXb4ER8Rx1VhJUnxbHGjjXcNBMPZhJN28SwGmRwmfWzov4l?locale=ar_AR

SANA(4月7日付)が伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は、6日に新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構がトルコマン山地方のシリア軍の拠点複数ヵ所への攻撃し、同機構のメンバー1人とシリア軍兵士複数が死亡したと発表した。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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