スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモにスワイダー県各地の住民が参加、ダルアー県でも同様デモが発生(2023年9月22日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモにはシャフバー町、ムルダク村、カナワート市、クライヤー町、サルハド市、ウルマーン村、マラフ町、ムクリン村などの住民がサイル広場に集まり、「カラーマ広場があなた方を呼んでいる」、「バッシャールなんて要らない」、「シリアは自由を欲している」、「さぁ、出ていけ、バッシャール」、「倒れろ、倒れろ、バッシャール」といったシュプレヒコールを連呼し、抗議の意思を示した。

ダルアー県のダルアー市ダルアー・バラド地区、ジーザ町でも同様の抗議デモが発生した。

一方、ダルアー県の南カリーム村では、シリア軍の兵士2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の傘下にあるダイル・ザウル民政評議会はアラブ系部族の蜂起に関して声明を出し「外国による一連の試みが及ぶ度に部族の自治局と連帯する」と表明(2023年9月22日)

北・東シリア自治局の傘下にあるダイル・ザウル民政評議会は、8月末から9月上旬にかけてダイル・ザウル県で発生した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起に関して声明を出した。

声明のなかで、民政評議会は、北・東シリア自治局の発展を阻止しようとする外国による一連の試みが地域(ダイル・ザウル県)に及ぶ度に、部族の姿勢は豊かなものとなり、彼らはシリア人の希望や願望を実現する民主的で自由な空間に到達するまで、民主的な自治局と連帯する、と表明した。

ANHA(9月22日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市北のアラブ・ハサン村にあるシリア軍の陣地を多連装ロケット砲で攻撃し、兵士5人が負傷(2023年9月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアラブ・ハサン村にあるシリア軍の陣地を多連装ロケット砲で攻撃し、兵士5人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(9月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会は声明を出し、ハサカ県タッル・タムル町近郊でのトルコ軍やシリア国民軍に対する一連の作戦を実施し、トルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員7人を殺害したと発表した。

声明によると、作戦は、9月4日に1回、7日に1回、10日に2回実施された。

AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。

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トルコのギュレル国防大臣:「シリアで新憲法が採択され、選挙が実施され、すべての人のための政府が樹立されれば、トルコ軍は喜んで去る」(2023年9月22日)

トルコのヤシャル・ギュレル国防大臣はトルコ日刊紙『ミッリイイェト』(9月22日付)のインタビューに応じ、そのなかでシリアからのトルコ軍撤退の条件を明らかにした。

ギュレル国防大臣は以下の通り述べた。

我々は誰の土地も侵害していない。我が国の大統領は会合のたびにそう説明している。我々は誰の土地も必要としていない…。しかし、我が国には現在、400万人のシリア人がいる。
まず条件を整える必要がある…。(シリアで新)憲法が採択され…、選挙が実施され…、すべての人のための政府が樹立されれば、我々は喜んで去るだろう。

AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、Milliyet, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣、イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣、トルコのフェダン外務大臣が第78回国連総会に出席するため訪問中の米ニューヨークで会談(2023年9月22日)

第78回国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪問中のロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣、トルコのハカン・フェダン外務大臣が会談した。

三ヵ国は、シリアでの停戦、和平プロセスの推進を目的とするアスタナ会議(アスタナ・プロセス)の保証国。

会談に先立って、ラブロフ外務大臣とアブドゥッラフヤーン外務大臣は二者会談を行い、続いてフェダン外務大臣が加わり、三者会談となった。

さらにその後、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表も会談に加わった。

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ロシア外務省の発表によると、会談では、シリア情勢に関して、同国において持続可能な安定を確保するという課題に重点をおいて、意見交換が行われ、アスタナ会議の保証国である3ヵ国は、シリアの主権、統一、領土の一体性を尊重するという原則を遵守し、同国の紛争の包括的な解決に向けて努力を継続することが確認された。

合わせて、紛争終結後の復興、難民の帰還促進などにおける貢献の必要が強調された。

 

RIAノーヴォスチ通信(9月22日、23日付)が伝えた。

AFP, September 22, 2023、ANHA, September 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2023、‘Inab Baladi, September 22, 2023、Reuters, September 22, 2023、RIA Novosti, September 22, 2023、September 23, 2023、SANA, September 22, 2023、SOHR, September 22, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原からシリア政府支配地に侵入し、監視所2ヵ所を破壊する一方、ドローンでダマスカス郊外県を爆撃、パレスチナのイスラーム聖戦機構のメンバーと見られる2人を殺害(2023年9月21日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦車と重機多数が占領下ゴラン高原から停戦ラインに沿って貼られている有刺鉄線を越えて進入した。

イスラエル軍戦車は進入してから数時間後、アイン・ティーナ村にある親政権民兵の仮設監視所複数ヵ所を砲撃した。
これに関して、イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)を通じて、1974年の兵力引き離し合意に違反して設置されているシリア軍の仮設施設2ヵ所を砲撃し、破壊したと発表した。

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これと前後して、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機が占領下のゴラン高原からシリア政府支配地の上空を侵犯し、ダマスカス郊外県のバイト・ジン村一帯にまで侵入、男性2人が乗って移動していたオートバイを爆撃し、2人を殺害した。

イナブ・バラディー(9月21日付)によると、殺害されたのは反体制武装集団の元司令官で、アブー・ジャッラーフを名乗る人物とザーヒル・サアディー(アブー・アラー)なる人物。

一方、『ハアレツ』(9月21日付)は、殺害されたのがパレスチナのイスラーム聖戦機構のメンバーだと伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、Haaretz, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍とシャーム解放機構の双方に所属するアウラーン自由人がハムラーン通行所への攻勢を強める一方、トルコ軍が援軍派遣阻止をめざしてシャーム解放機構支配地とを結ぶ通行所を閉鎖(2023年9月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つバーブ市近郊のサルサーナ村にあるシリア国民軍所属のシャーム自由人イスラーム運動の陣地を、同軍とシャーム解放機構の双方に所属するシャーム自由人イスラーム運動・東部地区(アウラーン自由人)が襲撃し、激しい戦闘の末、アウラーン自由人は村を制圧した。

一方、アウラーン自由人はシリア国民軍第2軍団に所属するアブー・ハイダル・マスカナ氏率いる武装グループが集結しているアブラ村を包囲した。

アウラーン自由人の進攻は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域を隔てるハムラーン通行所(ハムラーン村通行所、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地側はウンム・ジャッルード村通行所)の奪還が目的。

トルコ軍は、占領下の「オリーブの枝」地域とシャーム解放機構の支配下にあるいわゆる「解放区」を結ぶダイル・バッルート村の通行所、ガザーウィーヤ村の通行所を閉鎖した。

「解放区」からシャーム解放機構がアウラーン自由人に部隊増援を派遣するのを阻止するため。

なお、シリア人権監視団によると、 戦闘はダイル・バッルート村の通行所とガザーウィーヤ村の通行所一帯、ジャラーブルス市、ラーイー村でも発生し、22日未明に収束するまでにシリア国民軍の戦闘員3人が死亡した。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023、September 22, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室、シャーム解放機構がラタキア県、イドリブ県で交戦(2023年9月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、マアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市で反体制武装集団の元メンバーが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年9月21日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局のアサーイシュはダイル・ザウル県で「外国勢力とつながりがある」3名を逮捕する一方、アラブ系部族の蜂起を指導したアカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏は「部族軍事司令部」を設置すると発表(2023年9月21日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)は声明を出し、ダイル・ザウル県農村地帯で「外国勢力とつながりがある」3名を逮捕したと発表した。

ANHA(9月21日付)が伝えた。

イナブ・バラディー(9月21日付)によると、逮捕されたのは、ダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・ハビール前司令官に近いとされるバキール部族のアリー・アフィース氏。

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8月末から9月初めにかけてのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起を指導したアカイダート部族の部族長の1人イブラーヒーム・ハフル氏は音声声明を出し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と対決するため「部族軍事司令部」を設置すると発表、またダイル・ザウル県から逃亡したとの一部情報を否定した。

イナブ・バラディー(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍の戦闘機とドローン複数機がラッカ県アイン・イーサー市一帯の上空に飛来、ドローンが同市近郊のサファーウィーヤ村を爆撃し、住民1人が負傷(2023年9月21日)

ラッカ県では、ANHA(9月21日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍の戦闘機と無人航空機(ドローン)複数機が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯の上空に飛来、ドローンが同市近郊のサファーウィーヤ村を爆撃し、住民1人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のジージャーン村、シャワー利が村、マンビジュ市近郊のサイヤーダ村、ウンム・アダサ村、ダンダニーヤ村、ウンム・ジャッルード村、ハサン・アラブ村を砲撃した。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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ハサカ市では国防隊のハンムー司令官が投降を拒否し、シリア軍との交戦を続けるなか、流れ弾によって住民が死傷(2023年9月21日)

ハサカ県では、ANHA(9月21日付)、ANHA(9月21日付)、シリア人権監視団によると、ハサカ市治安厳戒地区でアブドゥルカーディル・ハンムー司令官率いる国防隊とシリア軍の戦闘が続いた。

シリア軍はハンムー氏を投降させるための交渉を試みたが、ハンムー司令官はこれを拒否した。

交渉決裂を受け、ハンムー司令官を離反した国防隊のメンバーがハンムー司令官が立て籠もる自宅を強襲し、激しい戦闘となった。

シリア軍側は、身柄投降しない場合、ハンムー司令官の自宅がある集合住宅そのものを破壊すると脅迫しているという。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市では、ANHA(9月21日付)によると、カッラーサ地区に治安厳戒地区から発射された砲弾が着弾し、2歳の子供が死亡した(シリア人権監視団によると、アズィーズィーヤ地区とナースィラ地区に砲弾が着弾し、子供1人が死亡)。

また砲弾はグワイラーン地区にも着弾し、ANHA(9月21日付)によると、子供3人とその母親の4人が負傷した(シリア人権監視団によると、女性1人と子供3人が負傷)。

さらに、ウマル地区にも砲弾が着弾し、若い女性1人と女児1人が負傷した。

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ANHA(9月21日付)は、複数の独自筋から得た情報だとして、シリア軍が国防隊司令官のアブドゥルカーディル・ハンムー氏の自宅を包囲、強襲したのは、彼がシリア政府関係者の汚職や麻薬取引にかる重要ファイルを持っているためだと伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市でシリア民主軍の蛮行に抗議するデモ(2023年9月21日)

ハサカ県では、SANA(9月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市と同市近郊の農村地帯の住民数十人がカーミシュリー市の市庁舎交差点で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の蛮行に抗議するデモを行った。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣はアレッポ市のハイダリーヤ地区とマアスラーニーヤ地区で被災者のために建設が進められている集合住宅の建設現場を視察(2023年9月21日)

スハイル・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣は、アレッポ県アレッポ市のハイダリーヤ地区とマアスラーニーヤ地区で、トルコ・シリア大地震の被災者のために建設が進められている集合住宅の建設現場を視察した。



SANA(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領とアスマー大統領夫人らが中国浙江省の杭州蕭山国際空港に到着(2023年9月21日)

アサド大統領とアスマー・アフラス大統領夫人らが中国浙江省の杭州蕭山国際空港に到着した。

空港では、王文濤商務大臣、浙江省諮問委員会のGong Xiwei副議長、駐シリア中国大使夫妻がアサド大統領夫妻を出迎えた。

また、空港には赤いカーペットが敷かれ、儀仗兵や子供たちが中国の国家などを合唱し、アサド大統領夫妻に花束を贈呈した。









SANA(9月21日付)が伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を8件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2023年9月21日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に8件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月21日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 21, 2023をもとに作成。

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シリア民主軍マンビジュ軍事評議会はアレッポ県北部でシリア国民軍に対する報復攻撃を実施し、4人を殺害したと発表(2023年9月20日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会は20日深夜、9月16日に女性防衛隊(YPJ)やマンビジュ軍事評議会の女性戦闘員ら合わせて4人がシリア国民軍の攻撃で殺害したことへの報復として、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のタッル・アリー村・スハイブ村間に設置されているシリア国民軍所属のスルターン・ムラード師団の陣地複数ヵ所を攻撃し、戦闘員5人を殺害、9人を負傷させ、陣地3ヵ所を破壊したと発表した。

ANHA(9月21日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、この攻撃でスルターン・ムラード師団の戦闘員4人が死亡した。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県でシリア国民軍とシャーム解放機構の双方に所属するアウラーン自由人がハムラーン通行所奪還をめざして同通行所を掌握するシリア国民軍部隊と交戦(2023年9月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍とシャーム解放機構の双方に所属するシャーム自由人イスラーム運動・東部地区(アウラーン自由人)が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地とトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域を隔てるハムラーン通行所(ハムラーン村通行所、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地側はウンム・ジャッルード村通行所)を掌握しているシリア国民軍第2軍団所属のアブー・ハイダル・マスカナ氏率いる武装グループと交戦した。

これを受けて、シリア国民軍の第2軍団はラーイー村方面から増援部隊を派遣した。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構支配下のアレッポ県、イドリブ県を砲撃(2023年9月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部の第46中隊展開地域を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局執行評議会は、ダイル・ザウル民政評議会と拡大会合を開催、公共サービス提供の現状、地元の各機関による公共サービス提供のありようなどを議論(2023年9月20日)

北・東シリア自治局の執行評議会は、ダイル・ザウル民政評議会と拡大会合を開催し、公共サービス提供の現状、地元の各機関による公共サービス提供のありようなどを議論した。

会合には、ダイル・ザウル県内で活動する民政関連機関、部族の代表らが出席し、内務治安部隊や軍関係期間の再編、社会契約の締結手続き開始が宣言されるともに、部族代表や法律家など45人からなる立法評議会の開設に向けた議論も行われた。

ANHA(9月20日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が先月末から今月初めにかけて発生したダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起に関連して拘束していた15人の容疑を特定できなかったとして釈放した。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県タッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村近郊にあるシリア軍の陣地をドローンで攻撃(2023年9月20日)

ラッカ県では、ANHA(9月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアブー・ナイトゥーナー村を砲撃、住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つバーブ市東のアブラ村一帯で、シリア軍および人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団と、シリア国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が交戦した。

一方、トルコ軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村近郊にあるシリア軍の陣地を無人航空機(ドローン)で攻撃した。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続き、参加者は中国語で国連安保理決議第2254号の履行を求める(2023年9月20日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモ参加者は、アサド大統領の訪中に合わせるかたちで、国連安保理決議第2254号の履行を求める中国語で書かれたプラカードを掲げて、抗議行動を行った。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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ハサカ市治安厳戒地区でシリア軍が、ジャブール部族長を罵倒し、暴行を加えたアブドゥルカーディル・ハンムー司令官率いる国防隊と激しく交戦(2023年9月20日)

ハサカ県では、ANHA(9月20日付)、ノース・プレス(9月20日付、21日付)、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハサカ市内の治安厳戒地区で19日深夜から20日未明にかけて、シリア軍部隊とアブドゥルカーディル・ハンムー司令官が率いる国防隊とが交戦した。

シリア軍は、バアス党ハサカ支部に近いハンムー司令官の自宅が入っている集合住宅や、同司令官が率いる国防隊の陣地1ヵ所を重火器で砲撃した。

ティシュリーン公園やマハッタ地区にある総合情報部近くで複数回の爆音が聞こえるなか、シリア軍は戦車を展開させる一方、国防隊のメンバー数十人が立て籠もる陣地を包囲、機関銃などで激しい戦闘が行われた。

一連の戦闘で、ダルアー県出身のシリア軍兵士1人が死亡、警官4人と国防隊のメンバー1人が負傷した。

戦闘の結果、国防隊のメンバー16人がシリア軍に投降したが、ハンムー司令官らは自宅で籠城を続けた。

シリア人権監視団によると、この戦闘ではまた、女性1人と高齢者1人を含む住民5人が流れ弾に撃たれて負傷、ノース・プレス(9月20日付)がヒクマ病院筋の医療筋の話として伝えたところによると、女性と子供2人を含む9人が巻き添えとなって負傷した。

なお、ANHA(9月20日付)は、複数筋の話として、ハンムー司令官が負傷したと伝えたが、真偽は不明。

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さらに、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市内のサーリヒーヤ地区、ムフティー地区、グワイラーン地区にも砲弾複数発が着弾、住民らが避難した。

一方、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、国防隊のメンバーの逃走を阻止するため、治安厳戒地区と自治局支配地を結ぶすべての道路を封鎖した。

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戦闘発生を受けて、シリア政府当局は、治安厳戒地区にあるすべての学校を休校にすることを決定した。

また、地元の部族長や名士らが戦闘停止と事態収拾のための仲介に乗り出した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍の使節団が19日にハサカ市を訪問し、シリア軍当局者らと協議、24時間以内にハサカ市での国防隊の活動を終了させることで合意していた。

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ハサカ市では、8月13日にハンムー司令官がジャブール部族の部族長の1人アブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えた事件が発生し、両者の緊張が高まり、その後、ハンムー司令官の解任やロシア軍の仲介などで事態は収束したかに見えていた。

だが、9月13日に、ハサカ市治安厳戒地区にあるパン製造所(バアス・パン製造所)がハンムー司令官や彼が率いる攻防隊のメンバーへのパンの配給を禁止したことで、再び緊張が高まっていた。

9月15日には、ハンムー司令官らがバアス・パン製造所を掌握、事態に対処するため、シリア軍が増援部隊を派遣、ハンムー司令官の自宅周辺やティシュリーン公園一帯に狙撃兵などを配置して厳戒態勢を敷いていた。

AFP, September 20, 2023、ANHA, September 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2023、‘Inab Baladi, September 20, 2023、North Press, September 20, 2023、September 21, 2023、Reuters, September 20, 2023、SANA, September 20, 2023、SOHR, September 20, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を13件、55キロ地帯への侵犯を9件確認したと発表(2023年9月20日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機3機による領空侵犯を9件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月20日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 20, 2023をもとに作成。

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大統領府は声明を出し、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が習近平国家主席の招待を受け20日に中国を公式訪問すると発表(2023年9月19日)

大統領府は声明を出し、アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が習近平国家主席の招待を受け、20日に中国を公式訪問すると発表した。

声明によると、中国滞在中にアサド大統領と習国家主席の首脳会談が開催される。

また声明によると、訪問には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、イマード・ムスタファー同外交学院院長、スライヤー・イドリビー国家計画国際協力委員会議長補、ムハンマド・ハサナイン・ハッダーム在中国シリア大使が同行する。

SANA(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2023、ANHA, September 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2023、‘Inab Baladi, September 19, 2023、Reuters, September 19, 2023、SANA, September 19, 2023、SOHR, September 19, 2023などをもとに作成。

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OCHAはイドリブ県バーブ・ハワー国境通行所経由での越境(クロスボーダー)人道支援が再開されたと発表(2023年9月19日)

国際連合人道問題調整事務所(OCHA)はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/UNOCHA)などを通じて、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所経由での越境(クロスボーダー)人道支援が再開され、貨物車輌17輌からなる車列が、食料、サプリメント、医薬品、衛生きっと、文房具などをシャーム解放機構の支配地に搬入したと発表した。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市でシリア革命反体制勢力国民連立のバフラ代表の再選に抗議するデモが発生、参加者が連立の本部を封鎖(2023年9月19日)

アレッポ県では、イナブ・バラディー(9月19日付)によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、活動家らが、シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)のハーディー・バフラ代表の再選、トルコ占領地の自治を担う同組織傘下の暫定内閣がバフラ代表の再選を「押し付け」ようとする政策に抗議するとしてデモを行い、市内にあるシリア革命反体制勢力国民連立の本部を封鎖した。

シリア革命反体制勢力国民連立は12日に、非公開での会合を開催し、バフラ代表の再選を決定していた。

AFP, September 19, 2023、ANHA, September 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2023、‘Inab Baladi, September 19, 2023、Reuters, September 19, 2023、SANA, September 19, 2023、SOHR, September 19, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年9月19日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

デモには数十人が参加した。

AFP, September 19, 2023、ANHA, September 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2023、‘Inab Baladi, September 19, 2023、Reuters, September 19, 2023、SANA, September 19, 2023、SOHR, September 19, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーで元ダーイシュ・メンバーのイラク人が銃で撃たれて死亡(2023年9月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーのイラク人が自宅前で正体不明の武装グループに銃で撃たれて死亡した。

このイラク人は元ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだった。

AFP, September 19, 2023、ANHA, September 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2023、‘Inab Baladi, September 19, 2023、Reuters, September 19, 2023、SANA, September 19, 2023、SOHR, September 19, 2023などをもとに作成。

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シリア自由軍のカースィム司令官がタンフ国境通行所の基地で有志連合の士官らと会合を行っていたメンバーの士官を解任、逮捕(2023年9月19日)

シリア人権監視団は、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍のファリード・カースィム司令官が、タンフ国境通行所の基地で有志連合の士官らと複数回にわたって会合を行っていたメンバーの士官を解任、逮捕したと発表した。

解任・逮捕された士官はシリア軍を離反した少佐。

シリア自由軍の前身である革命特殊任務軍結成当初からのメンバーで、アムール部族出身。

カースィム司令官は、有志連合がこの士官をシリア自由軍の司令官に就任させようとしていると感じ、彼を解任したという。

AFP, September 19, 2023、ANHA, September 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2023、‘Inab Baladi, September 19, 2023、Reuters, September 19, 2023、SANA, September 19, 2023、SOHR, September 19, 2023などをもとに作成。

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