アサド大統領とアスマー夫人は杭州市近郊のモデル村を視察した後、北京に移動、在中シリア人と懇談(2023年9月24日)

アサド大統領とアスマー・アフラス大統領夫人は、杭州市近郊の農村地帯にあるモデル村の一つ小青村を訪れ、同地での農村開発の現状を視察した。

小青村滞在中、アサド大統領夫妻は、農業従事者や生産者らと言葉を交わし、農村開発などにおける彼らの成功体験などに耳を傾けた。





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続いて、アサド大統領夫妻は、空路で移動、北京国際空港に降り立った。

首都北京では、アサド大統領夫妻は、中国在住のシリア人らと懇談し、祖国、在外コミュニティの今後の役割、中国との関係強化にシリア人がどのように貢献すべきか、中国独自の発展の経験などについて意見を交わした。

アサド大統領は、在外シリア人コニュミティがシリアと世界の国々とを結ぶ人道、社会、思想の架け橋だと評したうえで、シリアとこれらの国々を結びつけるうえで重要な役割を担っていると述べた







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SANA(9月24日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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サッバーグ外務在外居住者副大臣がニューヨークでグテーレス国連事務総長、スポリアリッチICRC総裁と相次いで会談(2023年9月24日)

第78回国連総会に出席するために米国のニューヨークを訪れているバッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣は国連本部でアントニオ・グテーレス事務総長と会談した。

会談で両者は、シリア政府と国連の協力関係のありよう、シリアが直面する課題に対する見方について意見を交わした。

サッバーグ外務在外居住者副大臣は、米国とEUによる一方的制裁がシリアの経済や人道状況に深刻な影響を与えていると指摘する一方、イスラエルが繰り返すシリア領内への侵犯行為が地域全体を不安定化させているとして、警鐘を鳴らした。

また、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震に関しては、緊急支援を呼びかけたグテーレス事務総長に謝意を示した。


サッバーグ外務在外居住者副大臣はまた、赤十字国際委員会(ICRC)のミリアナ・スポリアリッチ総裁とも個別に会談し、協力関係の強化などについて意見を交わした。

SANA(9月24日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県のスユーフ県知事がジャブール部族の部族長や名士らと会談(2023年9月24日)

ハサカ県では、ルワイユ・スユーフ県知事がジャブール部族の部族長や名士らと会談した。

会談は、ジャブール部族の部族長の1人アブドゥルアズィーズ・ムスラト氏を罵倒し、暴行を加えた国防隊のアブドゥルカーディル・ハンムー司令官が、ハサカ市治安厳戒地区でのシリア軍との戦闘の末に死亡、同司令官が率いる国防隊が制圧されたのを受けたもの。

スユーフ県知事は会談で、ハサカ県のすべての部族、氏族、そしてそのほかの住民は、シリアの国家が尊敬・賞賛する対象だとしたうえで、アサド大統領からの挨拶を伝えた。

また、ハンムー司令官が率いる国防隊とシリア軍の戦闘については、「法の支配から逸脱したグループに対する軍事治安作戦」を実施したと説明したうえで、戦闘による被害を調査し、補償するとの意思を示した。

SANA(9月24日付)が伝えた。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍が占領下のラッカ県タッル・アブヤド市近郊でシリア国民軍所属の東部自由人連合の拠点複数ヵ所を強襲し、メンバー5人を拘束(2023年9月24日)

ラッカ県では、ANHA(9月24日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍憲兵隊とともに、占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つタッル・アブヤド市近郊のガーニム・アリー村にあるシリア国民軍所属の東部自由人連合の拠点複数ヵ所を強襲し、メンバー5人を拘束した。

5人のなかには、「アブー・ジャウド・バキール」の名で知られるアブドゥルジャッバール・アッルーシュ司令官も含まれているという。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県でシャーム解放機構のドローン1機を撃墜する一方、シャーム解放機構とアンサール・タウヒードがシリア軍兵士2人を狙撃し殺害(2023年9月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原の灌漑計画地区でシャーム解放機構の無人航空機(ドローン)1機を撃墜した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するズバイル・ブン・アウワーム旅団がM4高速道路沿線のタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

また、新興のアル=カーイダ系組織の一つであるアンサール・タウヒードがミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村でアサーイシュが11歳の少年を含む4人を拘束(2023年9月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村で、内務治安部隊(アサーイシュ)が11歳の少年を含む4人を拘束した。

拘束の理由は不明。

一方、アサーイシュは23日にスーサ村で、8月末から10月初めにかけてのダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起に関与した疑いで拘束していた3人を釈放した。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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ハムラーン通行所をめぐる戦闘続く:アウラーン自由人とスルターン・ムラード師団がアフタリーン市一帯で激しく交戦(2023年9月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地を結ぶハムラーン通行所(ハムラーン村通行所、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地側はウンム・ジャッルード村通行所)の支配をめぐって、同通行所の奪還をめざすアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動・東部地区(アウラーン自由人)と、スルターン・ムラード師団がアフタリーン市近郊のニウマーン村、ジャドゥード村、ワーシュ村、サルサーナ村、バータジュク村、ハッジ・クーサー村で交戦した。

シャーム自由人イスラーム運動もスルターン・ムラード師団もシリア国民軍に所属しているが、アウラーン自由人はシャーム解放機構にも所属している。

この戦闘により、ハッジ・クーサー村で、アウラーン自由人の戦闘員2人が死亡、3人が負傷した。

また、スルターン・ムラード師団の戦闘員も3人死亡した。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合がトルコ占領下のハサカ県北部で空挺作戦を敢行し、ダーイシュの幹部2人を逮捕(2023年9月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、トルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市近郊のウンム・ジャッルード村で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部2人を逮捕した。

逮捕された2人のうちの1人は、イラク人司令官(アミール)、もう1人はシリア人だという。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県北部とハサカ県北部でトルコ軍、シリア国民軍がシリア民主軍と砲撃戦(2023年9月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市近郊のズール・マガール村とシュユーフ・タフターニー町一帯を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内の拠点都市の一つジャラーブルス市一帯を砲撃した。

一方、ANHA(9月24日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のイッビーン村、アキーバ村および周辺の森林地帯、スーガーニカ村近くの森林地帯、バイナ村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会が、トルコ占領下の「平和の泉」地域内のアリーシャ村一帯のシリア国民軍の陣地や拠点を砲撃した。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続く(2023年9月24日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市サイル広場(カラーマ広場)で困窮する生活への政府の不十分な対応に抗議するデモが続けられ、参加者らは体制打倒、アサド大統領の退任、生活状況の改善、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放などを訴えた。

AFP, September 24, 2023、ANHA, September 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 24, 2023、‘Inab Baladi, September 24, 2023、Reuters, September 24, 2023、SANA, September 24, 2023、SOHR, September 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による8回の砲撃を確認したと発表(2023年9月24日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による8回(イドリブ県)の砲撃を確認、これによりシリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月24日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 24, 2023をもとに作成。

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