シャーム解放機構の総合治安機関がシリア政府支配地からシャーム解放機構の支配地に入ろうとしたカッリー町出身の人民議会選挙の元立候補者を逮捕(2024年5月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、シリア政府支配地からシャーム解放機構の支配地に入ろうとしたカッリー町出身の人民議会議員(氏名は明記せず)を逮捕、連行された。

拘束された人民議会議員は、2011年に「アラブの春」が波及した当初から反体制デモに参加する一方、最近ではアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒を求めるデモにも加わり、シャーム解放機構から嫌がらせや圧力を受けていたという。

逮捕された際、この人民議会議員は、家族の前で総合治安機関の暴行を受けたという。

また、総合治安機関は、イドリブ市中心街で座り込みデモを呼びかけていた別の活動家1人も逮捕した。

これに関して、「シリア革命の咆哮者たち」はX(旧ツイッター)のアカウント(https://x.com/HmyrNdma19348/)で、逮捕されたのがファーティフ・アブドゥッラー・シャリート氏だと速報で発表した。

しかし、シリア救国内閣の内務省は、逮捕されたシャリート氏が議員ではなくて、人民議会議員選挙の立候補者だったと発表した。

以上の情報を受け、タアッカド(5月27日付)は、シリア人権監視団の発表が不正確だと結論づけた。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024、Ta’akkad, May 27, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県各所で続く反シャーム解放機構デモ参加者を総合治安機関が逮捕(2024年5月27日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるハルブヌーシュ村、イドリブ市で午後、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。


また夜間にも、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ、ジスル・シュグール市、カフルルースィーン村のIDPsキャンプ、ビンニシュ市、カフルルーマー村、タフタナーズ市、アルマナーズ市、カフルタハーリーム町、アリーハー市、ダーナー市でデモが行われた。










アレッポ県では、ダーラト・イッザ市で同様のデモが行われた。

シリア人権監視団によると、これに対して、シャーム解放機構の総合治安機関は、デモに参加したとされる高齢の男性1人を逮捕した。

一方、ジスル・シュグール市では、シリア救国内閣の内務省で護衛として勤務していたシャーム解放機構の治安要員1人が自宅で何者かにナイフで首を切られて死亡した。

また、イナブ・バラディー(5月27日付)によると、ハルブヌーシュ村にあるモスクで、活動家の1人イブラーヒーム・ファジュル氏、アーダム・スライマーン氏、ラーミー・アブドゥルハック氏、ヤフヤー・サイイド・ユースフ氏、サムハル・シャルファリー氏、ザカリヤー・サンヌー氏、イーサー・アブドゥルハミード氏が逮捕された。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年5月27日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月27日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がナワー市で50代の男性を銃で撃ち殺害した。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024、Suwayda 24, May 27, 2024などをもとに作成。

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民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」はダイル・ザウル県、ハサカ県で選挙宣伝(2024年5月27日)

民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」は、ダイル・ザウル県ダイル・ザウル市東のサブアト・キールー地区にある市民社会連合広場、ハサカ県カーミシュリー市のタイ地区、ラッカ県タブカ市のスポーツ評議会競技場で、6月11日に投票が予定されている自治体選挙に向けた選挙宣伝を行った。



ANHA(5月27日付)が伝えた。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)が北・東シリア地域民主自治局の支配地内で投票が予定されている自治体選挙にかかる選挙綱領を発表(2024年5月27日)

シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)は、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市で記者会見を開き、6月11日に北・東シリア地域民主自治局の支配地内で投票が予定されている自治体選挙にかかる選挙綱領を発表した。

選挙綱領では、適材適所の人材配置、人民の意思決定への参加、自治体のエンパワーメントとガバナンス強化などが掲げられている。

ANHA(5月27日付)が伝えた。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊を砲撃(2024年5月27日)

アレッポ県では、ANHA(5月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のアウン・ダーダート村を砲撃した。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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イドリブ県での反シャーム解放機構デモを主導するとされる「革命運動連合」の指導的活動家がジャウラーニー指導者と面談:ジャウラーニー指導者は活動家との対話を拒否し、デモを中止するよう求める(2024年5月26日)

イドリブ県での反シャーム解放機構デモを主導するとされる「革命運動連合」(https://t.me/s/hiraksy)の指導的活動家の1人で医師のムハンマド・ファールーク・カシュカシュ氏が、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と面談後にSNSを通じて音声メッセージを発進、そのなかでイドリブ県の情勢の行方にあらゆる可能性があるとしたうえで、逮捕キャンペーンが行われることに警鐘を鳴らした。

カシュカシュ氏によると、面談においt、ジャウラーニー指導者は、シャーム解放機構、その傘下組織であるシリア救国戦線の権限、3月に行った対話の呼びかけについて言及、これに対してカシュカシュ氏は、基本的な要求が真の政権交代であるとしたうえで、改革要求が充分に実現していないと伝えた。

カシュカシュ氏はまた、活動家らに対話の準備があると伝えたものの、ジャウラーニー指導者は「時機を逸した」としてこれを拒否、逮捕者を釈放する見返りとしてデモを中止するよう求めた。

カシュカシュ氏は、人々にはさまざまな要求があるため、該当に出ることは阻止できないと答えた。

イナブ・バラディー(5月27日付)が伝えた。

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派支配下のイエメン領内から発射された無人航空システム(UAS)1機を紅海上空で破壊することに成功したと発表(2024年5月26日)

米中央軍(CENTCOM)は午後9時24分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間26日午前10時頃、CENTCOMが、フーシー派支配下のイエメン領内から発射された無人航空システム(UAS)1機を紅海上空で破壊することに成功したと発表した。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を15回攻撃する一方、戦闘員6人が死亡したと発表(2024年5月26日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月26日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前8時30分、アッバード陣地の技術システムを攻撃し、調節の損害を与える。

午後3時20分、アイタールーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するスニール入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、フブーシート陣地の大隊司令部をロケット弾複数発で攻撃。

午後6時20分、フーラー村に対する攻撃への報復として、キリヤット・シュモナ入植地をファラク1ロケット弾複数発とカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後6時25分、イフタ(キブツ)をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後6時30分、ラーミーム陣地をロケット弾と迫撃砲で攻撃。

午後10時00分、シャブアー農場のザブディーン陣地・カフワ陣地間でメルガバ戦車1輌をロケット弾複数発で攻撃し、これを破壊、乗組員らを殺傷。

西部地区

午後1時50分、マルキヤ入植地と同地一帯に展開するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、ナークーラ村に対するイスラエル軍の暗殺攻撃で民間人が負傷したことへの報復として、ジャル・アラーム陣地と同地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃し、直接の損害を与える。

(時間明示せず)、アイター・シャアブ村に対する攻撃で民間人が死亡したことへの報復として、イスラエル軍が使用するアビビム入植地内の建物1棟、マルガリオット入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時20分、ナークーラ村に対する攻撃への報復として、リーマーン兵舎の大隊本部を多連装ロケット弾で攻撃。

(時間明示せず)ヤールーン村等に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ヒルバト・マーイル基地とその砲台、陣地をカチューシャ砲数十発で攻撃し、確実に損害を与える。

(時間明示せず)ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員6人が死亡したと発表した。






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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時51分、ジェット戦闘機複数機が夜間、ヒヤーム村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設とテロ・インフラ多数を攻撃、またヒヤーム村、フーラー村、マルカバ村、カフルカラー村地域を砲撃。

午後4時13分、レバノンから終日、シュロミ町地域に向けて約15回の砲撃と、マルキヤ入植地、アビビム入植地地域に複数回の砲撃があり、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。本日早く、ナークーラ村地域の軍事施設にいたヒズブッラーのテロリストを航空機1機で攻撃し、殲滅。さらにさきほど、アイター・シャアブ村で活動中のヒズブッラーのテロリスト2人を攻撃。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Qanat al-Manar, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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ファイサル・ビン・スウード・マジュファル氏が駐シリア・サウジアラビア大使に任命(2024年5月26日)

ファイサル・ビン・スウード・マジュファル氏が駐シリア・サウジアラビア大使に任命された。

『シャルク・アウサト』(5月26日付)が伝えた。

サウジアラビア大使が任命されるのは12年ぶり。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、al-Sharq al-Awsat, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊とともに活動する地元民兵組織の車輛がダイル・ザウル県でダーイシュが仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、5人死亡(2024年5月26日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラン・イスラーム革命防衛隊とともに活動する地元民兵組織の車輛が、ダイル・ザウル市とスフナ市を結ぶ街道沿線のフライビシャ町の検問所近くにダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていた5人が死亡した。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のナスル軍が、ハマー県北西部のガーブ平原でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年5月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)所属のナスル軍が、県北西部のガーブ平原でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村森林地帯を砲撃した。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが続く(2024年5月26日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるカフルルースィーン村、アルマナーズ市、イドリブ市、カフルタハーリーム町、カッリー町、カラーマ国内避難民(IDPs)キャンプ群、バフタームーン村、アリーハー市、ビンニシュ市、アリーハー市、バザーブール村、ジスル・シュグール市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。











AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年5月26日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月26日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024、Suwayda 24, May 26, 2024などをもとに作成。

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民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」が選挙宣伝を開始(2024年5月26日)

民主連合党(PYD)、スィタール大会、シリア・ムスタクバル党などからなる選挙同盟の「自由のための諸人民・女性同盟」は、6月11日に投票が予定されている自治体選挙の選挙宣伝を開始、ANHA(5月26日付)によると、北・東シリア地域民主自治局支配支配下のラッカ県ラッカ市、ハサカ県ハサカ市、カーミシュリー市、アレッポ県マンビジュ市、アイン・アラブ(コバネ)市で大規模な祝典を開催し、立候補者の宣伝を行った。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市北、タッル・リフアト市近郊を砲撃(2024年5月26日)

アレッポ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のトゥーハール村、アウン・ダーダート村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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アリー・アブドゥルカリーム外務在外居住者大臣顧問が、アサド大統領の名代としてレバノンを訪れ、25日に死去したレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の母「ウンム・ハサン」の遺族を訪問し、哀悼の意を示す(2024年5月26日)

アリー・アブドゥルカリーム外務在外居住者大臣顧問(前駐レバノン・シリア大使)が、アサド大統領の名代としてレバノンを訪れ、25日に死去したレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の母「ウンム・ハサン」の遺族を訪問し、哀悼の意を示した。


SANA(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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第4期人民議会選挙の立候補者受付が5月25日に締め切られる:立候補届け出件数は11,897件に(2024年5月26日)

高等司法選挙委員会の議長を務めるジハード・ムラード判事は、7月15日に投票が予定されている第4期人民議会選挙の立候補者受付が5月25日に締め切られたのを受け、立候補届け出件数が11,897件に達したと発表した。

11,897件の内訳は、A部門(労働者・農民代表)が6,037件、B部門(その他の人民諸組織代表)が5,860件。

ムラード議長はまた、届出書類を審査し、27日に届出が受理された候補者の氏名を公開すると付言した。

SANA(5月26日付)が伝えた。

AFP, May 26, 2024、ANHA, May 26, 2024、‘Inab Baladi, May 26, 2024、Reuters, May 26, 2024、SANA, May 26, 2024、SOHR, May 26, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍の無人航空機1機がヒムス県のダブア航空基地に向かおうとしていたレバノンのヒズブッラーの車輛1台と貨物トラック1台をクサイル市近郊で攻撃、3人が死傷(2024年5月25日)

ヒムス県では、マヤーディーン・チャンネル(5月25日付)によると、イスラエル軍の無人航空機1機が、ダブア航空基地に向かおうとしていたレバノンのヒズブッラーの車輛1台と貨物トラック1台をクサイル市近郊で攻撃、2台とも炎上した。

スプートニク・アラビア語版(5月25日付)によると、無人航空機はレバノン領空からミサイル2発を

シリア人権監視団によると、攻撃で、ヒズブッラーのメンバーらが死傷した模様だが、国籍は不明(シリア人権監視団によると、その後、ヒズブッラーとともに活動するシリア人1人が死亡、これにより死者は3人となったと発表)。

一方、マディーナFM(5月25日付)によると、1にが死亡、2人が負傷した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、5月に入って7回目、今年に入って41回目(うち29回が航空攻撃、12回が地上攻撃)で、これにより83あまりの標的が破壊され、軍関係者141人が死亡、57人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):21人
レバノンのヒズブッラーのメンバー:27人
イラク人:12人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:31人
「イランの民兵」の外国人メンバー:10人
シリア軍将兵:40人

また、民間人も12人が死亡、20人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:18回
ダルアー県:13回
ヒムス県:5回
クナイトラ県:3回
タルトゥース県:1回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:1回

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、al-Madina FM, May 25, 2024、Qanat al-Mayadin, May 25, 2024、Sputnik Arabic, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024、May 26, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイエメンでフーシー派の対地攻撃巡航ミサイル(LACM)1発を攻撃する一方、フーシー派も紅海に向けて対艦弾道ミサイル(ASBM)2発を発射(2024年5月25日)

米中央軍(CENTCOM)は午後2時4分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間23日午後8時10分頃、CENTCOMがフーシー派の支配下にあるイエメン地域で、対地攻撃巡航ミサイル(LACM)1発を攻撃することに成功したと発表した。

また午後9時49分にも声明を出し、現地時間5日午前3時50分頃、フーシー派が紅海に向けて対艦弾道ミサイル(ASBM)2発を発射したと発表した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年5月25日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時15分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年5月25日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月25日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後12時20分、マルジュ陣地でメルガバ戦車1輌を対戦車ミサイル1発で攻撃、これを破壊、乗っていた兵士らを殺傷。

午後2時30分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

(時間明示せず)同じく砲撃として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地内の建物1棟をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時10分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後7時00分、同じく砲撃として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時15分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後1時05分、マンスーリー村での暗殺攻撃などに対する砲撃として、ザルイート入植地をロケット弾と迫撃砲で攻撃し、直接の損害を与える。

(時間明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するシュトゥラ入植地ないの建物2棟を攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後5時4分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がウダイサ村、ヤールーン村、マルワヒーン村地域のヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。イスラエル軍砲兵部隊が本日早く、マトムーラ村、ハムール渓谷、ラーシャイヤー・ファーフール村、スアイナ村を砲撃し、脅威を排除。

午後10時27分、レバノンから今夕早く、複数の飛翔体がイスラエル北部に飛来し、域内の建物複数棟が損害を受けたが、負傷者はなかった。イスラエル軍ジェット戦闘機1機がアイタルーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Qanat al-Manar, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県、イドリブ県、アレッポ県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室が交戦(2024年5月25日)

ハマー県では。シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村の複数ヵ所を対戦車ミサイルで攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるジャウバース村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村を砲撃した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、兵士1人を殺害(2024年5月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタドムル市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の陣地複数ヵ所を攻撃し、兵士1人を殺害した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所で、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ:総合治安機関はデモ参加者に暴行を加えたほか、3人を逮捕(2024年5月25日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるビンニシュ市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市、アティマ村、ジスル・シュグール市、タフタナーズ市、イドリブ市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。








また、アレッポ県でも、アビーン・サムアーン村で同様の抗議デモが発生した。

これに対して、シャーム解放機関の総合治安機関はジスル・シュグール市などでデモ参加者に暴行を加えるとともに、多数の民家を強襲、家宅捜索し、デモに参加していたとして3人を逮捕した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年5月25日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月25日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーミル村とフラーク市を結ぶ街道で正体不明の武装集団が男女2人を襲撃、女性が死亡、男性が負傷した。

また、サナマイン市では、軍事情報局に協力する武装グループがシリア・アラブ赤新月社で働く男性に金品を要求、拒否されたためにこの男性を殺害した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024、Suwayda 24, May 25, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍マンビジュ軍事評議会はアレッポ県マンビジュ市北西の農村地帯で、シリア国民軍の陣地複数ヵ所に対して特殊作戦を実施し、戦闘員3人を殺害、武装した車輛1台を破壊(2024年5月25日)

アレッポ県では、ANHA(5月24日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西の農村地帯で、シリア国民軍の陣地複数ヵ所に対して特殊作戦を実施し、戦闘員3人を殺害、武装した車輛1台を破壊した。

これに対して、トルコ軍とシリア国軍は、同地一帯の農地に放火した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・クラー村を砲撃した。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は自治体選挙の立候補者5,331人のリストを発表(2024年5月25日)

北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は、6月11日に投票が予定されている自治体選挙の立候補者5,331人のリストを発表した。

ANHA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は自治体選挙の候補者に対して選挙宣伝を始めるにあたっての7項目からなる条件を発表、順守を求める(2024年5月25日)

北・東シリア地域民主自治局の高等選挙委員会は声明を出し、6月11日に投票が予定されている自治体選挙に立候補を擁立しているすべての政党、政治ブロック、そして無所属候補に対して、選挙宣伝を始めるにあたっての7項目からなる条件を発表、順守を求めた。

7項目は以下の通り:

1. 各地区の選挙監視委員会は、交通や買い物の妨げにならないよう、街頭演説を実施できる場所を設定する。
2. 公道、礼拝施設、公共サービスが行われる施設、各地区の選挙監視委員会が指定する場所以外の場所での街頭演説を禁止する。
3. 候補者は、選挙宣伝の開始日から選挙宣伝期間の終了日まで、選挙事務所に旗、横断幕、ポスターなどを掲げたり、貼り付けたりすることができる。
4. 選挙運動期間の開始から終了まで、候補者は、公開および非公開の会議を開催することができる。また、選挙宣伝において、旗、横断幕、ポスター、広告を使用し、パーティーを開催する権利を有する。
5. これ以外の場所においては、市・町の選挙管理委員会が指定する場所を除き、広告を掲示することはできず、違反した者には100万シリアポンドの罰金が科せられる。
6. すべての候補者の選挙宣伝は、投票日 (2024 年 6 月 10 日) の前日の午後 6 時に終了する。
7. 候補者は、選挙結果の発表日から14日以内に、選挙宣伝に関連するすべてのものを撤去しなければならない。これに違反した場合、委員会は自治体と連携し、候補者に費用を負担して撤去する。

AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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急性骨髄性白血病と診断されたアスマー・アフラス大統領夫人は国民に向けてビデオ・メッセージを発表(2024年5月25日)

5月21日に大統領府を通じて自身が急性骨髄性白血病と診断されたと発表したアスマー・アフラス大統領夫人は、大統領府のフェイスブック公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)などを通じて、国民に向けてビデオ・メッセージを発表した。

メッセージの内容は以下の通り。

私が白血病に感染したというニュースが発表されて以来、慈愛と支援の気持ちに満ちたメッセージをたくさん頂き、このような状況にあるなかで私たち家族にさらなる力を与えて頂きました。 この病気と闘う人は誰でも力と意志を持たなければなりません。それは、病気を克服するだけでなく、愛する人々や献身的に奉仕する人々から離れなければならないことに耐えるためです。
私は、信仰と万世の主への絶対的な信頼、そして皆さんの祈りと慈愛を武器に、この戦いに臨みます…。またすぐにお会いしましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=fBkcVC7wwpY&t=1s

SANA(5月25日付)が伝えた。

 

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AFP, May 25, 2024、ANHA, May 25, 2024、‘Inab Baladi, May 25, 2024、Reuters, May 25, 2024、SANA, May 25, 2024、SOHR, May 25, 2024などをもとに作成。

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