イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所をドローンで攻撃したと発表(2024年5月17日)

イラク・イスラーム抵抗は午前0時48分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機(ドローン)で攻撃したと発表した。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は南部県ナッジャーリーヤ村、ベカーア県マジュダル・アンジャル村を爆撃し、ヒズブッラーのメンバー2人、イスラーム集団の上級司令官、シリア人児童2人を殺害(2024年5月17日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月17日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時30分、ナッジャーリーヤ村(南部県)に対する攻撃で民間人複数が死亡したことへの報復として、占領下ゴラン高原のツノバール兵站基地に対してカチューシャ砲50発で攻撃。

午後2時30分、ハウラー村に対する攻撃への報復として、ザウラ入植地にある砲台複数ヵ所をカチューシャ砲複数発で攻撃し、複数の標的に損害を与える。

午後4時00分、ブライダー村を砲撃。

午後4時00分、バグダーディー陣地を砲撃。

午後6時30分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時30分、占領下カフル・シューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時30分、フーラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町内の建物2棟を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前5時30分、カーナー村一帯に対する暗殺攻撃への報復として、ガートン(キブツ)の第411機構大隊司令部を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃し、兵士らを殺傷。

午後2時50分、ラーヒブ陣地を砲撃。

午後3時15分、ジャル・アラーム陣地をロケット弾と迫撃砲で攻撃。

午後4時30分、ビラニット軍事キャンプのスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時30分、マルキヤ入植地を砲撃。

午後11時10分、マルキヤ入植地に入ろうとした軍用車輛1台に向かって砲撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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NNA(5月17日付)によると、イスラエル軍がナッジャーリーヤ村とアッドゥースィーヤ村を爆撃し、ヒズブッラーの戦闘員2人とシリア人児童2人が死亡した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後2時1分、イスラエル空軍が数時間前、ナッジャリーヤ村地域にある多連装ミサイルが配備されていた軍事複合施設などのヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

午後3時4分、レバノンから約75回の砲撃があり、イスラエル軍が一部を撃破。一方、イスラエル軍は本日早く、ヤールーン村地域にあるヒズブッラーの砲台1ヵ所を攻撃、直後にジェット戦闘機1機がこの砲台を破壊。

午後7時25分、イスラエル軍戦闘機複数機が本日早く、ゴラン攻撃に砲撃を行っていたダイル・スィルヤーン村地域の砲台1ヵ所を攻撃。またカフルハマーム村、ウダイサ村にある軍事複合施設1ヵ所と作戦インフラを攻撃。

午後9時48分、イスラエル軍航空機が本日早く、シリア国境に近いマジュダル・アンジャル村(ベカーア県)に対する攻撃を行い、イスラーム集団の上級司令官のシュルハビール・アリー・サイイドを殺害。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、NNA, May 17, 2024、Qanat al-Manar, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方を自爆型ドローン3機で攻撃(2024年5月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のシャンナーン村とサルジャ村の一帯を自爆型無人航空機(ドローン)3機で攻撃した。

シリア軍はまた同地の貯水槽、通信塔などを砲撃した。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村に展開するシリア民主軍と、ユーフラテス川西岸に展開するシリア軍が砲撃戦(2024年5月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のシュハイル村に展開する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と、対岸に展開するシリア軍部隊が砲撃戦を行った。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県ブサイラ市で強襲作戦を実施し、ダーイシュのイラク人幹部1人を殺害(2024年5月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が16日深夜から17日未明にかけて、米主導の有志連合の航空支援を受けて、ダイル・ザイル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブサイラ市で強襲作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のイラク人幹部1人を殺害した。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構による治安体制強化と弾圧にもかかわらず、イドリブ県とアレッポ県の各所で抗議デモが発生(2024年5月17日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、イナブ・バラディー(5月17日付)、シリア人権監視団などによると、シャーム解放機構がイドリブ市中心部に至る街道を封鎖し、住民の出入りを禁止するとともに、市内に戦闘員やメンバー、総合治安機関の要員多数を展開させ、治安体制を強化した。

またイドリブ市郊外各所で、重火器、機銃、装甲車などの配備を強化した。

治安体制の強化は、シャーム解放機構の支配地各所で続く抗議デモに対処するため。

しかし、イドリブ市では、午後の礼拝後に、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

同様の抗議デモはまた、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のハザーヌー町、バーリーシャー村、アウラム・ジャウズ村、ビンニシュ市、ルージュ平原、カフルルーマー村、アルマナーズ市、カフルタハーリーム町、ジスル・シュグール市、アティマ村、バラカート・キャンプなどの国内避難民(IDPs)キャンプ、マアッラトミスリーン市、カフルルースィーン村、ダイル・ハッサーン村、アリーハー市、サルキーン市、アレッポ県のアターリブ市、ダーラト・イッザ市、アビーン・サムアーン町でも発生した。

 















これに対して、シャーム解放機構の総合治安機関は、市内のデモ会場に向かおうとしていたメディア活動家1人に暴行を加えた。

また、イドリブ市に向かってデモ行進を行っていたビンニシュ市の住民の進行をシャーム解放機構の装甲車が進行を阻止し、もみ合いとなった。



さらに、ジスル・シュグール市で治安要員が強制排除を試み、実弾を発砲した。



一方、デモ参加者の一部が、イドリブ市の東に設置されているシャーム解放機構の武装部隊の検問所に対して手りゅう弾での攻撃を試みたが、検問所の要員によって取り押さえられ、逮捕された。

ビンニシュ市では、抗議デモ参加の呼びかけに応じなかったとされる説教師が、金曜日の集団礼拝での説教中に、ミンバル(演壇)から引きずり降ろされ、説教を中断させられた。

抗議デモは日没後も、タフタナーズ市、ビンニシュ市、イドリブ市、カフルタハーリーム町、サルジャ村で行われた。





AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴える(2024年5月17日)

スワイダー県では、スワイダー24(5月17日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

デモには数百人が参加した。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024、Suwayda 24, May 15, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊、タッル・リフアト市近郊を砲撃(2024年5月17日)

アレッポ県では、ANHA(5月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北西のサイヤーダ村、シャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村を砲撃した。

AFP, May 17, 2024、ANHA, May 17, 2024、‘Inab Baladi, May 17, 2024、Reuters, May 17, 2024、SANA, May 17, 2024、SOHR, May 17, 2024などをもとに作成。

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