シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、ドイツのノイスで開催されたアラウィー派ジェノサイド犠牲者追悼会議とフランクフルトで開催された第1回アラウィー派ディアスポラ会議で公開されたガザール・ガザール師の統一声明を発表した。
統一声明は、昨年3月7日に発生したアラウィー派虐殺から1年が経ったのを受けたもので、その内容は以下の通り。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。アッラーがその清らかで純潔なる御家族、そして高潔なる教友たちに祝福を与え給うよう祈る。皆さんに平安とアッラーの慈悲、そして祝福があるように。
この重大なる日、3月7日にあたり、我々は深い敬意と畏敬の念をもって、殉教した子どもたちの魂の前に立つ。我々は彼らの記憶を、単に年に一度思い起こされる一過性の出来事として呼び起こしているのではない。それは今なお続く苦難の一幕であり、組織的な標的化による血塗られた連鎖の一部として想起している。
その標的とされたのはアラウィー派の共同体であり、まさにこの日、ダイル・バイタ村でその惨劇は頂点に達した。その痕跡と影響は、今この瞬間に至るまで続いている。
あれから1年が過ぎた。重く、暗い1年だった。その間、最も残虐な形の人権侵害が繰り返され、民族浄化とも言うべき様相が最も凄惨な形で現れた。それは組織的なテロであり、野蛮な暴力であった。日々、無防備な民間人に対する犯罪が行われてきた。それは国全体の運命を支配しながらも、包括的な正統性も国家建設の構想も持たない現実の権力のもとで起きている。権利も自由も守られていない。
アラウィー派の共同体は依然として、メディアの沈黙と国際社会の完全な無関心のもと、不安定と恐怖の中で生き続けている。まるでこの痛みが見えないかのように、まるで流された血が存在しないかのように。
この場を借りて、我々はこの取り組みに携わったすべての人々に感謝を表する。また、正義のために声を上げ続けてきた人権団体や市民団体の努力を高く評価する。特に、アラウィー派の団体、そして国外に住む我々の同胞、さらにバグダードにいるアラウィー派の人々に心からの謝意を表する。
彼らは犯罪の記録と真実の暴露のために不断の努力を続け、世界に向けて兄弟たちの声を届ける模範となった。
またここで、シリアの他のすべての共同体の兄弟姉妹にも敬意を表する。我々は同じ問題を共有し、同じ痛みを分かち合ってきた。
この日を記憶するとき、我々は共に流された彼らの血もまた思い起こす。
なぜなら、痛みは一つであり、血も一つであり、原因も一つだからだ。
この場で我々は、世界各地にいるすべてのアラウィー派の人々に呼びかける。シリアにおいても世界においても、互いに団結し、互いに支え合い、互いに力を与え合うべきだ。この試練の時にふさわしい高さへと共に立ち上がり、一つの列となり、一つの声となるべきだ。距離が我々を分断することはなく、困難が我々を弱めることもない。我々の団結こそが守りであり、我々の連帯こそが力である。
そして我々の声が一つになったとき、それは世界に真実を伝える、より強く、より雄弁な声となる。
ご列席の皆さん。
1年以上にわたり続く悲劇の中で、もはや一時的な解決やその場しのぎの対処を受け入れる余地はない。人民の要求は明確である。人々は一つの列となって立ち上がり、決意と原則を掲げて声を上げた。どのような状況も彼らを揺るがすことはなく、流された血さえも彼らを恐れさせることはなかった。むしろそれは、彼らをさらに強くし、さらに権利への執着へと導いた。そして彼らはその言葉を発した。それはシリアの多くの共同体が共有する言葉である。すなわち、この国は法と制度に基づく国家でなければならない。
合意に基づく憲法の上に築かれ、分権的で、すべてのシリアの構成要素が真に参加する包括的な政治体制を持つ国家でなければならない。それこそが祖国を終わりのない紛争から救い出し、安定と正義の道へ導くからである。
さらに我々は、行方不明のままの数千人の拘束者の解放、そして失踪した人々の運命の解明を強く求める。
また強調する。我々の地域、そしてすべての共同体の地域の安全は、その地域の住民自身の手によって守られなければならない。我々の地域に強制的に持ち込まれたすべての武装勢力は撤退しなければならない。なぜなら、正義なき安定はなく、正義なき和解も存在しないからである。
この清らかな血に忠実であり続けようではないか。そしてこの要求を守り続ける。この誓いを堅く守りながら。
殉教者を思い起こすとき、我々は確信を新たにする。清らかな血は決して無駄にはならない。正義は決して死なない。尊厳と正義へ向かう我々の歩みは、アッラーの御許において必ず続いていく。
皆さまに平安とアッラーの慈悲、そして祝福があるように。
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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)(フェイスブック)によると、フランクフルトでの会議において、アムジャド・バドラーン議長もビデオ演説を行った。
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米アラウィー派協会も、フェイスブックを通じて声明を発表し、米議会によるアフマド・シャルア移行期政権への監視強化を要請した。
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