総合和解評議会を名乗る団体が、正式な法的手続きと司法機関による対応が必要な住民間の紛争に関与

 

シリア人権監視団は、首都ダマスカスで総合和解評議会を名乗る団体が活動を活発化させていることが物議を呼んでいると発表した。

同評議会は、市民間の紛争を仲介、解決すると表明し、軽微な社会紛争の解決に対処する組織と目されてきたが、不動産問題や大規模な金銭紛争、さらには殺人事件など、本来は正式な法的手続きと司法機関による対応が必要な問題にまで介入するようになっているという。

なお、同様の評議会はダマスカス郊外県、アレッポ県、ダルアー県、そしてジャズィーラ地方(ユーフラテス川東岸)などにも出現しており、その多くが正式な司法構造に属さない独立した社会仲裁機関として活動している。

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